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ちょっとヤボ用があってiPhone4Sのサイトに行ったんだけど、その宣伝コピーに目を奪われました。画面をキャプチャらせていただくと次のようなことなのですね。すでに指摘されていて、いまころiPhone4Sネタ? とか言われそうですが、業界長い私としては、ちょっと楽しい感じなので並べてみました。 |
カレー激戦区といわれる神保町でカレーといえば、共栄堂のスマトラカレーが元祖だろう。『辛ミシュラン 東京うまい店・からい店』(辛ミシュラン編集委員会著、アスペクト刊)という本で、二代目の石原芳雄さんの奥さん淑子さんにお話を伺ったことがあった。そのときから、なんとなく気づいていたのは、
「共栄堂は日本のエスニック系カレーの草分けではないか?」
ということだった。共栄堂といえば、私が知ったのは1970年代の終わり頃だが、当時は一階にあって「元祖スマトラカレー」という看板も目立っていたが、いまよりも辛かったと思う。店内には大学野球のペナントが貼られ、いかにも学生街のカレー店という雰囲気があった(島岡監督で有名な明大野球部の方々が来ていたのですね・・・たしか)。
ところが、創業が大正13年となると、日本でも最初期にエスニック系のカレーを出したお店の1つの可能性があると思う。明治時代に入ってきたカレーは、英国を経由してきた欧風のカレーが中心だった。昭和2年に中村屋が、初めて「純インド式カリーライス」を出したとされているからだ。
南方系のカレーも、夏目漱石が、ヨーロッパへの行き来の途中にコロンボでスリランカのカレーを食したなどの記録もある。ロンドンでは漱石はインド料理を食べたといわれてもいる。しかし、S&Bの創業者である山崎峯次郎氏も、カレーの材料がインド産であることを知って籐の家具を輸入する人物から香辛料を手に入れるが、めざすのはあくまで英国式のカレー粉だった。
共栄堂の歴史は、お店の案内に詳しく書かれている(同店ホームページにもある)。以下、引用させていただく。
明治の末、行き詰まった日本から脱出して南方雄飛を志した長野県伊那の伊藤友治郎は、広く東南アジアに遊び知見を広めて、南洋年鑑を著わす等、南方の風俗 を紹介、通商貿易に大いに貢献しました。彼の地の風物を愛した氏は、大正の末、京橋南槇町今の東京駅近くに 「カフェ南国」という、当時としては斬新なカレー、コーヒーの店を開きましたが、関東大震災のため瓦解しました。氏よりスマトラ島のカレーの作り方を教わり、私共の口に 合う様アレンジしたものが、共栄堂のカレーでございます。
メニューには、スマトラカレーを伝えた伊藤雄二郎画になる大正初年のスマトラ島風景。同店には、氏による風景画など由来の品が何点かあるという。関東大震災が大正12年なので、創業者の石原真治は、伊藤の意志を引き継ぐように共栄堂をオープンしたわけだ。この時代、台湾バナナに代表されるフルーツは南方から来ていたかもしれない。しかし、エスニック系料理店としては、神田神保町の共栄堂が早いのではないか(このあたり詳しい方がいらっしゃればお知らせあれ)。
ところで、1つだけ共栄堂さんにお願いがある。15年ほど前に取材させていただいたときにも、開店当初はいまよりずっと辛かったと言われた。当時ほどではないかもしれないが、1970年代の後半もいまより辛かった。ということで、図々しいお願いかもしれないが、共栄堂のカレーを辛くしてほしいのである。
「東京カレーニュース」というFacebookページを作って、お勧めのカレーのアンケートなんかをやっているのだが、共栄堂は、あまたある東京のカレーの中で堂々の5位に入っている。ランキングを見ると歴史があり、人々を引きつけるその店固有の味とインパクトを持つお店が上位を占めている。共栄堂にもほかのどの店にも似ていない味がある。
共栄堂がスマトラカレーを出しはじめた頃の神保町のことを想像するのも楽しい。誰かの本で、昔、チンピラにからまれた学生が三省堂書店に逃げ込んだら、あまりのアカデミックな雰囲気にチンピラが気圧されて退散したという話を読んだことがある。本の中身に刺激を受けて、辛いカレーでまた刺激されて、というのが神田神保町ならではなのである。
※共栄堂のもう1つの人気メニューの焼きリンゴ(10月~4月の季節限定)。
共栄堂
http://www.kyoueidoo.com/menu/menu07.html
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ニューヨーク在住の古いお友達の@DariaAraoさんから教えてもらったrishi(リシ)のマサラチャイが届いた。送料がもったいないので、3.5OZ缶を6つも注文してしていたのを忘れて「米国からなんだ?」と思ったらお茶だった。
教えてくれた彼女は、『BIGSHOT』(http://newsflash.bigshotmag.com/)というDJの雑誌を作ってるんだけど、私のTwitterのタイムラインにいして、ニューヨークの有益な情報を教えてくれるのだ。
rishiのマサラチャイの特徴は、お茶と一緒にあらかじめスパイスが混じっているところ。こんな感じで私の好きなカルダモンがホール状態で入っていたりする。こうやって匂いを嗅ぐだけで少し天国に近づける気がします。
ミルクパンを使って文字どおり牛乳とあわせていれるわけだけど、私の場合は、牛乳をかなり少なめがスパイスを堪能できていいと思っている。カップは、ベルリンで買ってきた旧東ドイツの鉄道で使われていた(?)というシッカリしていて底が広くてひっくり返しにくいカップ。
カレーには、どうしてもマサラチャイか、インドコーヒー。お茶は、本当に好みが別れると思うけど、私のベストは少なくともいまのところこれのようです。
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東京カレーニュース
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昨年末の12月28日に「東京カレーニュース」というこのブログの姉妹サイトともいえるFacebookページを立ち上げたのですが、そのついでに「東京のお奨めカレーはどの店のどのカレーですか?」というアンケートを実施したのですね。2012年1月31日未明現在、397票をお寄せいただいているのですが、ちょうどはじめてから1カ月を経過しましたので現在の集票状況を発表したいと思います。以下2票以上集めているお店とカレー。
1月8日と20日に、途中経過を東京カレーニュース上で発表していますが、以降も順調に投票をいただいています。以下が、その上位10店のグラフで、アジャンタのマトンカレーがトップを独走しているもののデリーのカシミールカレー、そしてエチオピアが猛追しているのが分かります。実は、デリーとエチオピアは、途中で順位が交錯するというデッドヒートを繰り返していたんですが、この途中経過では、エチオピアがデリーを追走している感じですね。なんとなく、エチオピアというと東京オリンピックのアベベ選手の気分。
どのカレーも旨いのであまり順位というのはどうかという意見もあるかもしれませんが、このアンケートについたみなさんのコメントを見ると、やっぱり旨いカレーを人にも勧めたいということなんですよね。ということで、あくまで自分の知っているカレーという範囲で付けたのだということでこれが絶対的な「旨さ」を示す意味ではないとういことでグラフにしてみました。
アジャンタ、デリー、エチオピア、中村屋、共栄堂、メーヤウ・・・個人的にはなるほどなーという気もするのですがいかがでしょうか? 共栄堂とナイルレストランの老舗勢も魅力たっぷりのお店ですよね。少し偏っているとは思うのですが、このページに「いいね!」してくれている人のリストを見ると、意外にも私の友達の比率はかならずしも高くないのですね。もっともこのまま行くと、トップも含めて順位が変わってくる可能性はありますが。
ということで、「東京で最もお奨めされているカレー」、2012年1月末時点では、アジャンタのマトンカレーが1位という結果となりました。たぶん、もっと食べられているカレーは他にもたくさんあるんだけど、ここにあがってお店は、「東京でいちばん人を引き寄せるカレー」とういことかもしれません。なぜ、アジャンタになったのか? それについては、東京カレーニュースの中で論じたいと思います。
また、投票いただける方は、下記の「東京カレーニュース」からアクセスしてください!!
東京カレーニュース
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「東京カレーニュース」というFacebookページを作って、カレーの情報をポストしているんですけどね。なにしろ、
「情報というのは愛情と同じで、たくさん注いだ人にだけたくさん帰ってくる」。
というわけで、カレーの情報を流していれば、カレーの情報が帰ってくるという理論にもとづいてやっているわけです。カレーのニュースを見ているだけで気分がよくなるし、よさげなお店も発見できる。そんな活動をしていて、昨日、軽いショックを覚えたのが「カレー or ラーメン or Die」というFacebookアプリです。以下が、その画面。
このアプリを自分のFacebookアカウントにインストールしてやると、いま自分が「カレー」を食べたいのか、「ラーメン」を食べたいのか、「どちらでもない」のかを選んでやるだけで、自動的にその気分をFacebookにポストできる。アピールできる。
「これだけ?」
と思われるかもしれないけど、Facebookの「いいね!」と同じような発想ですよね。だって、「いいね!」ボタンを押されただけなのに、“○○さんがあなたの近況について「いいね!」と言っています"なんで出してきますからね。Facebookは構文ジェネレータだったのですよ。
最近のFacebookの動きをみると、Open Graphのアクティビティなんかまったくその方向に向かっているようにも見えます(参考:FacebookがOpen Graphのアクティビティ機能に次いで『タイムラインアプリ』を公開=http://takao.asaya.ma/article_3753.html)。「読む」、「聞く」、「鑑賞する」、「欲しがる」、「所有する」、「ポーズを取る」、「名乗る」、「切望する」、「行く」、「見る」、「ピンを止める」などのアクティビティが追加されたほか、新たに定義することもきるそうです。
「カレー or ラーメン or Die」で、当然ということで「カレー」を食べたいを選ぶと、私のウォールには以下のような可愛いメッセージが出てるのでありました。作者の白坂しょうさんのブログによると、イラストは、実妹さんの描かれたものとか。ほほえましいです。
「カレー or ラーメン or Die」、「東京カレーニュース」のページは、以下のようになっています。「いいね!」と言いましょうね。
カレー or ラーメン or Die
http://ja-jp.facebook.com/shoshirasaka.official?sk=app_291089937615473
東京カレーニュース
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『電卓のデザイン』(大崎眞一郎著、太田出版刊)という本が届きました。タイトルのとおり、電卓のデザインについて全編ほぼ写真で構成されたとてもいい感じの本です。著者の大崎眞一郎は、私が知る限り日本でもっとも充実した電卓コレクションをされている方でネット上でも「電卓博物館」というサイトを立ち上げています。つまり、見るだけでなく資料的な価値も高い。
表紙もいい。
2011年6月、私は、NHK BSプレミアムの「らいじんぐ産 ~追跡!にっぽん産業史~」の電卓の回にコメンテータとして出演させてもらいました( “電卓”限界への挑戦が“計算”を変えた)。その番組でも、大崎さんが電卓で番組協力されたときいています。そうしたご自身のコレクションの電卓を中心に、5つのカテゴリーにわけて紹介されています。パラパラとめくるだけでも、私の世代の人たちは「あったあった!」とか、若い人たちは「なんてキュートなんだ!」と発見が多いはず。
プログラム電卓の金字塔。HP 35です。
これはご存じカシオミニ。
「らいじんぐ産」で、お声がけいただいたのは、電卓に関するまとまった資料がなかなかなく、私の『計算機屋かく戦えり』(アスキー刊)が参考になったからだそうです。カシオやシャープ、ビジコンの電卓開発の話が出てきます。ところが、私としては、この初版で積み残した話があり、それが、シャープで電卓に関わられた佐々木正さんの業績でした。それを加えたのが『新装版 計算機屋かく戦えり』(アスキー刊)。また、この本から実際に動くコンピュータを作った人のインタビューだけを集めた『日本人がコンピュータを作った!』(アスキー・メディアワークス)という新書があります。こちらには、電卓ではなく同時代のマイコンについてNECの「TK-80」を作られた渡辺和也さんのインタビューが入っています(すいません自分の本の宣伝になってしまいました)。
いまのPCの世界に通ずるマイクロプロセッサを生み出すことになったビジコンの141-PFも出てきます。
『電卓のデザイン』ですが、「機械式計算機の会」の渡辺祐三さんから大崎さんをご案内いただいたことで、私も1ミリくらい関係しています。そういえば、渡辺さんは、タイガー計算器に勤められていたときに同社が世界最初の電卓(ANITA Mk 8)を作った会社と提携していて、それらのメンテナンスを担当されていたそうです。
それにしても、こうやって手にとってみると、デザイン的なこともさることながら、その時代の空気や作り手の気持ちまで伝わってきます。海外ではとてもたくさん出ているこうしたテクノロジー系の写真集は、産業分野の活性化にとって意味があるのではないでしょうか? そして、電源をいれればポッと数値が浮かび上がる感じは、いまや「かわいい」という言葉を使いたくなる。エレクトロニクスと人の関係についても考えさせられます。
『電卓のデザイン』
http://www.ohtabooks.com/publish/2012/01/26000000.html
電卓博物館
http://www.dentaku-museum.com/
機械式計算機の会
http://keisanki.on.coocan.jp/index.html
「らいじんぐ産 ~追跡!にっぽん産業史~」“電卓”限界への挑戦が“計算”を変えた
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200091106170030210/
新装版 計算機屋かく戦えり
http://ascii.asciimw.jp/books/books/detail/4-7561-4678-3.shtml
日本人がコンピュータを作った!
http://ascii.asciimw.jp/books/books/detail/978-4-04-868673-0.shtml
人間よりも計算時間のかかる電卓
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2007/11/post_71.html
カラシニコフ「AK-47」が最強の自動小銃である理由
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2007/11/ak47.html
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Facebook
http://www.facebook.com/profile.php?id=1275921672
2012年1月28~31日の間、フランクフルトで世界規模の文房具見本市「Paperworld」が開かれます。公式サイト(http://paperworld.messefrankfurt.com/)によると、世界中から2,000以上の出展者が参加して、紙製品、オフィスサプライ、文具を展示するとありますね。
これのコンセプトブックに、私の個人的なプロジェクトの「アニメーション・フローティングペン」(Animation Floating Pen)が掲載されたのです。私も、去年いきなり掲載されますよと言われて驚いたんだけど、どんなペンかについては、ココ(http://www.8-p.net)をご覧あれ。本当に、ほんのはしっこにちょこんとなんですけどね。
ネットを探していたらPDFファイルが公開されていました(http://leokoenig.com/static/dyn-files/4/4314.pdf)。これの21ページ。
文具のデザインについて集められている冊子なのですが、一緒に掲載されているものでデジタルガジェット系では以下のようなものが出ていたりします。
Alexander Hulmeの電卓は、本体と同色の表示部分がカッコよすぎる! ウェブを見にいくと本当に美しい電卓です。
IT業界では「出るのか?」と問い沙汰されているNote Slateですが、確かに評価されていたのはデザインの部分が大きい。
Art.Lebedev Studioのプチプチ折って使えるUSBメモリ。
Brigada Creativaのアイコンみたいな封筒とレター用紙のセットだそうです。
最後は、私とさとうたく氏で作ったAnimation Floating Penの「A Man in a Pen, Walking」と「A Man in a Pen, Swimming」。
このペン、最近だと東京都現代美術館のミュージアムショップなど数店、海外は、本当にほんの少ししか出ていないんですけど、ドイツデザイン会議(Rat fürFormgebung/German Design Council)が、「Asia Design - Excellence」というものにも選んでくれました。ドイツといえば、シマシマアニメ・デジタル時計もドイツ製でした(http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2011/05/3.html)。
Animation Floating Pen
http://www.8-p.net
図工芸術(さとうたく)
http://taku-s.com/
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雪が降っていてなんとなく紹介したい気分になったのが、私の好きな野崎家の鮭の味噌漬け。鮭というとどうしても塩鮭となりそうだが、一度、食べたらこちらに鞍替えする人も少なくないのではないか? 「なんで新潟で鮭?」と思われる方は、鮭についての歴史を調べてみるべし。青砥武平治が三面川にサケの産卵所を設置したのは、1763年(宝暦13年)。彼の生まれた村上には、100種類以上にも及ぶ鮭料理が伝わっている(Wikipedia参照)。
鮭の味噌漬けは、ほかにも旨いお店や家庭のものもあるだろうが、いくつも食べてきて私はこれなのだ。私の従兄弟が実家にお歳暮として送ってきたのを食べたのがきっかけで、とても上品で鮭の味が生かされていて驚いた。田舎の料理といえばそうなのだと思うが、なにしろ材料は鮭と越後味噌と酒粕だけである(10日しかもたない)。
そのフンワリな感触は、フランスで友人の実家に近い専門店で食べたフォアグラである。買って帰ろうとして「どう調理するか?」と聞いたら、「フライパンで焼くだけで旨い」と言われたのを思い出した。従兄弟は、仲間と一緒に米から作って明和2年(1765年)から続く造り酒屋に自分たちのお酒を造っもらったりもする。日本酒がとてもあうのだ。
文字どおりただ焼いてお皿にのせただけの写真だが、本人的には独特の香りが匂ってくる。野崎家は、料理屋なのでお店で作ったものを電話注文で売っていただけなのだが、先日、注文したら手書きの請求書と一緒に「インターネット通販はじめました」と書いてありました。URLは、http://www.office-web.jp/shop/nozakiya/ 。私は、このお店とまったく関係する者ではないので念のため。
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カレーは日本人の国民食ということで、テレビ番組で取り上げられることも本当に多い。その中で、カレーが食べられるお店が紹介されることもあるわけなんだけど、その場ではメモするのは面倒。「旨そうだった」と思ってあとでググろうにも名前も忘れてしまっているということもよくある。
そんなときに便利なのが、「テレビ de み~た」(http://www.mapfan.com/tv/index.html)。インクリメント・ピー株式会社のMapFunWebの関連サービスで、関東キー局の番組内で紹介された地理状のスポットを過去1年分にさかのぼって調べられるというサービス。キーワードや放送時期や時間帯、チャンネルでも検索できる。当然のことながら「カレー」で検索することもできるわけだ。
テレビで紹介されるからには、そのカレーは、「旨い」、「辛い」、「何か変わっている」などの訴求ポイントがあるはず。ということで、過去1年分の818件のテレビ番組に登場したカレーのお店を、番組登場頻度順に集計してみた。その結果は、以下のとおり(テレビ局のイベントで登場した仮設店、再放送分などをのぞく)。
1.赤犬子(沖縄)13回
沖縄ソバのお店ですがカレーが旨いらしい
2.上野グリーンサロン(上野)13回
パンダカレーが楽しめる上野恩賜公園内にあるカフェレストラン
3.くんかれ(日本橋)11回
特許出願中だという燻製したカレー
4.欧風カレー・ボンディ・神保町本店(神保町)8回
ご存じ創業26年の欧風カレー店ですね。
5.五島軒・本店(北海道)7回
明治12年の洋食屋
6.ニューキャッスル(銀座)7回
昭和21年創業のカレーライスの老舗中の老舗
7.トプカ・神田本店(神田須田町)6回
神保町からアキバに抜ける途中のインドと欧風が楽しめるお店
8.カフェ・ラティーノ(浅草)
メニューは約100種類。スパイスを石臼を使って超粗挽きとか
9.エチオピア(駿河台下)6回
ご存じ神保町の人気店
10.Ginza・Cafe・Bistro(銀座)6回
美容皮膚科がロデュースしている健康系のカレー
11.銀座古川(銀座)5回
カレーとシチューの専門店
12.マンモスカレー・AKIBA店(秋葉原)5回
1キロカレーのお店
13.イエローカンパニー・恵比寿店(恵比寿)5回
スープカレー専門店
14.アフリカ・100円フード(愛媛県)5回
格安メニューの洋食店
15.Gourmet・Doctor(銀座)5回
栄養士とドクターとシェフが考案したヘルシー料理
16.野菜を食べるカレー・camp(代々木)4回
新鮮な野菜をたっぷり使ったカレー専門店
17.南青山・野菜・基地(青山)4回
青果店が併設されているレストラン
18.東京らっきょブラザーズ(早稲田)4回
スープカレー専門店
19.青山カレー工房(熊谷)4回
農家直送野菜を使うカレー専門店
20.香食楽~Ka・Ku・Ra~(中目黒)4回
薬膳カレー
21.海光庵(神奈川)4回
由比ヶ浜のパノラマを眺められるお食事処
22.ラッキーピエロ・ベイエリア本店(北海道)4回
当地ハンバーガーや自家製カレー&ピザ
23.しょうがの香り(六本木)4回
しょうが料理専門店
24.ゴーゴーカレー・秋葉原中央通店(秋葉原)4回
「金沢カレー」のお店
25.クリシュナ・北見本店(北海道)4回
インド人のシェフが作る本格的なインド料理
26.アンティロミィ(中目黒)4回
ダイニングカフェ
27.Backstube・Zopf(千葉)4回
毎日300種類の焼きたてパンが並ぶお店
28.AJANTA(麹町)
1957年創業の純インド料理店
以上、この1年で4回以上テレビ番組に登場したお店。個人的に気になったのは、「上野グリーンサロン」(これは散歩のついでに行きたい)、「くんかれ」(どんな味なんだろう?)、「カフェ・ラティーノ」(主張がある)、「しょうがの香り」(しょうがはカレーに欠かせません)というあたりでしょうか?
テレビ番組で取り上げられるカレーとしては、健康志向の機能性のあるカレーや万民向けだけど古くさくないスープカレーが多い傾向があるようです。「アジャンタ」の場合、「漱石の犬」(日本テレビ 2011/02/19 )、「シロウト名鑑」(テレビ東京 2011/04/02)、「チューボーですよ!」(TBS 2011/08/06)、「嵐にしやがれ」(日本テレビ 2011/11/26)に登場。「チューボーですよ!」に出てくるお店は割と私の口にあう。
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東京カレーニュース
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上海は電動自行車ばっかだった
「音がしないので危ないよ」と、ちょっと前に言われたのだがここまで電動スクーター(電動自行車というんですか?)だらけとは知らなかった。たまたま、昨日、15年前に車を買ってからおつきあいのあるオートトレーディングの南原竜樹社長とお会いしたら、市内は電動スクーターしか走っちゃいけないのだそうな。さすが、中国、決めるとなったらやることが早い。
車格的に見ても自転車とバイクのちょうど中間的な感じのものが多いようです。
もはや、ふつうのスクーター。よく見るとペダルあり。ペイントなのかシールなのかにも注目してくださいね。製品のクォリティにはかなりの開きがあり、海外向け製品を作っているであろうメーカー品のシッカリしたものから自転車に溶接加工を施して化けたみたいなものまであり。
シート部分の構造が電動アシスト自転車のバッテリを大きくしてったらここなったという雰囲気。サスペンションの位置が面白い。
後部座席のシーシーバーがイカス! 盗難防止用のクリプトナイトにも注目。我がモノ顔で電動スクーターが停まっているあたりは、ひょっとしたら自転車通路かもしれません。
いちばん手前と一番向こう(端っこしか見えていない)が日本でいうスクーターなみ、手前が中間、その向こうは電動モーター付き自転車という感じですね。バッテリが盗まれるケースが多いのでしょうか?
サランラップで補強してある。それでいて、なんでも鍵。それと、チェーン外れてますね。念のため。
ガンダムショップ前に停まっている。
ちなみに、上海市内でも見かけるのがこんな三輪車。後ろはどうみても客席のようです。
もちろんこういう輪タクみたいな奴もあるんですが。これはこれでカッコいい。むしろ、優雅で美しいという言葉のほうが適切かもしれません。
よく見るとこれもペダル付きだったりします。電動?
世界一の問屋都市「義烏」で経験したこと
今回の上海旅行、その中の1日を、上海から高速鉄道で義烏(イーウー)という問屋都市の訪問についやしたのですね。高速鉄道の駅からタクシーに乗って15分くらい行くと、忽然と問屋都市があらわれます。私のイメージは、ラスベガスそっくり。つまり、人工的に作られた6万軒のあらゆる雑貨を扱う問屋群の入ったビルと、そこを訪れる人たちのためのホテルや盛り場なんかからなる街・・・。
で、そこでは、こんな感じの三輪タクシーが問屋都市の中をチョコマカと走りまわっているのでした。未来都市におけるエアカーみたいな役割というか。コミューターというか。「これ、なんかカッコよくないですか?」 などと、私も余裕で笑って言っていたのですけどね。
なにしろ問屋都市なので人やモノが行き交っています。話さえつけばこんな感じで移動する人もいます。背後は、グーグルアースで見たところ端から端まで3キロほどある巨大問屋雑居ビルの義烏福田市場。
ところが、1日たっぷり問屋都市を視察(?)して表に出るとすでに夕まぐれ。駅に向かうタクシーは長蛇の列で、買ってあったチケットの高速鉄道の時間に間に合いそうもありません。とういことで、私を含めた3人を引率してくれた上海在住の某日系銀行のHさん(女性)が、さっさと手配してしまったのが、さっきの鉄板を組み合わせて作った三輪タクシーでした。つまり、私が「なんかカッコよくないですか?」と言った奴。これが、運転手も入れると5人も乗れてしまうのです。
駅までの道路は、猛スピードでとばすトラックやタクシーなんかがビュンビュン行くなか、我々5人をのせた三輪車だけが「ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ」ともの凄いメカノイズをあげて、半分くらいのスピードで行きます。いや~怖かった。ギアチェンジというものが一応あるのですが、私の知識からすると確実にギアの歯の3つに1つは大きく欠けていると思います。エンストは1回しかありませんでしたけど。
途中、曲がってくる大型バスと衝突しそうになったり(マジ=相手はこっちがもう少しすばやくよけると思ったのですね)。4人とも押し黙って乗っています。なにしろ尻の下から道路のコンクリートのデコボコがそのままダイレクトにやってくる。かかった時間は、20分なのか30分以上なのか、ほとんど記憶にありません。鉄板を組み合わせたというのは本当で、裏側に元々その鉄板が使われていた看板の痕跡なんかが残っています。転んだら確実に全員大けがか下手すると命も危ぶまれます。すいません、この写真、タテ判でした。転倒だけは避けられました。
ひ~。やっと、高速鉄道の駅につきました。
ふだん生意気が売りといってもよいNくんの表情がここまでこわばって青くなったのは見たことがありませんっ。本当にお疲れさまでした。こんな乗り物で命を落としてもだれも驚かないので新聞ネタにもならないでしょう。ああ、無事でよかった。よく頑張った! おれたち。いや、オレのお尻。「命からがら」というのはまさにこういうことを言うに違いありません。
そして、なんとか間に合った高速鉄道。えっ、半年前に大事故があった奴だろうって? そんなの全然平気ですよ。さっきの三輪車5人乗りの地獄ロードを経験した我々としては。ちなみに、上海までの帰路では、我々の席のヨコで、イタリア人と中国人の混成チームみないな親父たちが、ずっとレアメタルとかの話をしておりました。
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気軽に楽しめるチャイをさがしたりしている私ですが、この季節になると絶対に手放せないのが、Celestial(セレッシャル)の「Gingerbread Spice」(ジンジャーブレッド・スパイスティー)というお茶。
秋葉原の「FOOD SHOP WATABE」(http://www.watabe-shouten.co.jp/)とかで買ってますが、これのジンジャーの香りがどこまでも深い。ほとんど、箱の残り香だけでも3時間くらいるジンジャー天国に浸っていれそうというお買い得の商品。ジンジャブレッドのアロマなんだけど、ウィルキンソンのジンジャエールが好きという人にも答えられることうけあい。
しかも、ご覧のようにTOTAL FATが0グラム! このブランド、「Decaf India Spice Chai Tea」、「Decaf Sweet Coconut Thai Chai Tea」、「Honey Vanilla White Tea Chai Tea」、「India Spice Chai Tea」と、チャイのラインナップも充実しています(http://www.celestialseasonings.com/products/chai-teas/india-spice)。
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新婚旅行にケニアに出かけたTくんから、ご当地の「カレー粉」をおみやげにいただきました(いつも有り難う!)。下が、その200グラム入りの「CURRY POWDER / BIZARI」のパッケージで、「BIZARI」というのは、スワヒリ語で「カレー」とか「スパイス」とか、「シーズ」の意味になるらしい。スワヒリ語ときたところで、グッと気分が出てくるでしょう。
私も、「ケニアにもカレーがあるんですか?」と、素朴に疑問をもったのですが、ググったら出てきました。ケニアでは、伝統的な食材や料理に加えて、インド料理のカレーやサモサ、チャパティが食されているらしい(e-Food世界料理マップ「ケニア料理」
http://e-food.jp/map/nation/kenya.html)。
当然のことろがら、いきなりカレーが発生はずもなく、インド人がこの地にやってきて広まった。Wikipediaの「ケニア」の項目を見ると、「鉄道建設時に労働力を補いのちに商人としてやってきたインド系(印僑)も、政治経済に大きな影響力を保っている」などと書かれている。このカレー粉の「Deepa Industries」という会社は、ケニアの会社で1973年に設立と歴史のある会社である(http://www.tropicalheat.co.ke/about.asp)。
さて、このたぶんアメ横のむら珍でも売ってない感じのカレー粉で、どんなカレーを作ろうか? と思ったら、「ケニア風チキンカレーの作り方」の情報がありました(http://cookalmostanything.blogspot.com/2006/10/kenyan-chicken-curry.html)。
香辛料や野菜に加えて、6皿分で、つぶしたトマトの缶詰(400グラム×2)、レモンジュース(1/4カップ)、はちみつ(大さじ1)なんかを加えるとあります。作り方は、タマネギや香辛料に火を通した後、トマトやシナモンスティックやレモンジュースを追加、はちみつを加えて、最後に鶏肉を入れろとのこと。たぶん酸っぱさの引き立つ、それなりにユニークなカレーになるのではないかと思います。
ちなみに、駐日ケニア共和国大使館のサイトにも、カレー粉を使った「スクマウィキと牛肉のシチュー」という料理のレシピが掲載されていました(http://www.kenyarep-jp.com/newsletter/070611_letter.html)。「スクマウィキ」というケニアの野菜が、そもそも入手大変かもしれないと思うのですが。ということで、ここ数年、スリランカ風カレーばっかり作っている私ですが、今年は、ケニア風チキンカレーからですか?
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カレーアンケート
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ひさしぶりに「超極辛カシミールカレー」を注文してみた。はじめてデリーを知ったのは、30年近くも前、大友克洋さんのインタビューのおまけで訪ねたときに、銀座デリーの「カシミール・ホット」を教えてもらった。私は、ふだんインドカレー(辛さの★3つ)なのだが、カレーアンケートで、みんなが「カシミール」(辛さの★5つ)だというので、久しぶりに食べることにしたのだ。
今日も入店を待つ人々の列の中で看板を撮る。
デリーは、お店のマークやパッケージのデザインがよいですよね。
脳ミソのシワシワに汗をかきたい向きは、カシミールカレーお勧め間違いなしです。
食べてみると、やはりというか、みんなが正しいというか、辛いけど、旨い。人々は、カレーにケジメを求めているのかもしれない。主張があるけれど、キッパリ、サッパリ、面倒なことは言わない。なんだか、そういうふうに頭を回転させる、カレーは思考する食べ物でもあり、高揚させて、結果的におだやかにする食べ物ではないかと思う。
「パンとぶどう酒があれば戦争は起きない」と誰かが言ったらしいけど、それは西洋的解釈で、アジアではカレーではないかと思う。カレーによる世界平和、難しくはないのかもしれない。次回、インドカレーなのか、カシミールなのか? 迷います。
東京カレーニュース
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カレーアンケート
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前々回の日記でお伝えしたとおり「東京カレーニュース」というFacebookページをはじめましたわけですが、これの大きな目的の1つが、“結果として「旨い」カレーにありつける”だったわけです(詳しくは2つ前の日記参照)。それに関連して、「東京カレー地図プロジェクト」というのを開始してみました。 東京カレー地図に“簡単"に情報を追加する方法
1.東京カレーニュースの左袖から「東京カレー地図」を選ぶと以下のような画面が出ますよね。いまの場合、「東京カレー地図(食材・そのほか=追加・編集可能) 」を選んで見ましょう。
旨いお店の情報というのは、Evernoteにメモっておくとか、つぶやいておくとか、自分宛にメールを書いておく人もいるでしょう。ところが、よほど執念深い人でもないと、なかなか「いいな」と思った店にまでは行けないケースが多いのではないかと思います。その理由を、冷静に考えてみると「カレー情報が一元的に管理されていない」ことではないかとなりました。
ということで、グーグルの「マイマップ」で「東京カレー地図」というシリーズを作り、これを「東京カレーニュース」から呼んでいるわけなんですけどね。私が、毎週のように出かけているお店、カレー仲間から教えてもらったり、何かで読んで絶対に行くと決めたお店など、いろいろなお店を初期状態で81軒ほど登録してみたわけです。ちなみに、マップは、現在のところ以下の5つがあります。
東京カレー地図(インド・南アジア系=追加・編集可能)
東京カレー地図(タイ・東南アジア系=追加・編集可能)
東京カレー地図(カフェ・そのほか=追加・編集可能)
東京カレー地図(食材・そのほか=追加・編集可能)
->
東京カレー地図(全体=閲覧のみ)
インドなどの南アジアや、タイなどの東南アジアといった地図は、誰でもがお店を追加・編集できるようになっています。これらは、1日1回、または状況をみてときどきバッチ的な処理によって「東京カレー地図」(全体)に統合されるようにしました。具体的には、各地図のデータをKMLにはき出したやつをプログラムでマージして、「東京カレー地図」(全体)にインポートするんですね。
といことで、こんな原稿を読んでしまっているあなたは、ぜひともお勧めカレーを「東京カレー地図」にあげていただけると嬉しいのです。ま、自分で使うだけでもいいんだけど、そこは、ソーシャルパワーでカレーを盛り上げていこうじゃありませんか!! ちなみに、「東京カレーニュース」で行ったアンケート結果も、すでに一部分ですが地図に反映してあります。以下は、地図追加のTIPSです。登録は、意外に簡単であることが分かります。
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2.「東京カレー地図(食材そのほか)」がポップアップするので、「編集」と書かれた赤いボタンをクリックします。「編集」のボタンが表示されない場合はGoogleにログインしてから(アカウントがない場合はサインアップしてから)やりなおしてください。
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3.検索窓からお店などの名前(いまの場合「むら珍」と入れました)を入れて検索。自分が登録したいお店の情報をさがします。自分が登録したいお店の情報をさがします。ここで、お店が地図に登録されていれば4に進みます。ここで出てこない場合はGoogleのマイマップの使い方を参考に場所を登録してから次のステップに進みます。
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4.お店を選ぶと以下のような画面になるので「保存」のボタンを押します。
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5.「どの地図に保存しますか?」の下のプルダウンから「東京カレー地図(食材そのほか)」を選らんで「保存」ボタンを押します。
![]()
6.東京カレーニュースの画面に戻り、ふたたび左側のメニューから「東京カレー地図」を選び、「東京カレー地図(食材・そのほか=追加・編集可能) 」をクリックして、「編集」と書かれた赤いボタンをクリックします。
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7.スポットのリストから「むら珍」を探しだしクリックすると地図上にお店の場所を示す窓が表示されるので、説明などを書き込みます。
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8.「完了」をクリックするとできあがりです。
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東京カレーニュース
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東京カレー地図
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よく「神保町はカレー激戦区」と言われる。私も、神保町を中心にして、西へは飯田橋、麹町、東へは秋葉原、御徒町あたりまでが生活圏なので、このあたりのカレー店でよく食べることになる。そこで、ちょっとだけ気になっていたのが「本当に神保町はカレー激戦区なのか?」ということだ。今回、「東京カレーニュース」というFacebookページを始めたのを機会に、東京カレー地図というものを作ってみた(クリックすると大きくなる)。
実は、何年か前にもこれを検証しようとして「タウンページ」のサイトで調べたりしていた。いまやってみても、東京都だけで「カレーハウス」が807件、「インド料理店」が594件も出てくる。そこで、東京都のカレー店のデータをここからすべてダウンロード、専用のソフトを書いてデータを変換、Google Fusion Tableでマッピングという作戦を考えた(マニアックな話ですいません)。
ところが、それをやりかけて気が付いたのが、「スリランカ料理店」というのが、全国で23件あると出るのだが、東京都では1件も出てこない。タウンページは申告制なので、現地度の高いお店ほど登録されていない可能性があるとも考えられる。それなら、グーグルマップで「カレー」と検索して出てきたマッピングもあまり変わらないかもしれない。ということで、テレビを見ながらポチポチ検索、画像ソフトで繋いでみたのが冒頭の画像というわけだ。
これを見ると当然のことながら新宿や渋谷など乗降客の多い駅周辺は、「カレー」に関連するスポット(ほとんどが料理店と考えられる)が多いのは一目瞭然。しかし、スポットが重なり合うほど密集している地域を1つずつ見ていくと、かならずしも乗降客数とは比例しないように見える。たとえば、中央線の中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺に「カレー」スポットが多い。興味深いのは、店の位置にそぞれの町の構造があわられていたりする。
かつて「三寺革命」といわれた、高円寺、吉祥寺、国分寺の中央線沿線の若者カルチャー健在といってもよいだろう。「JR中央線カレー途中下車の旅」という企画とかどうですかね? ほかに密集が確認できるのが、小田急線と井の頭線がクロスするやはり下北沢、高田馬場をあげることができるでしょう。この密集度を駅の乗降客数で割ったら、その町の「若者度」というのが求められそうである(若者度=年齢だけでなく70~80年代を引きずっている人が街にいついているかも含む)。
ちなみに、私は横浜方面は不案内で、山下町(中華街)にピンポイントで出かけるお店がいくつかある程度なのだが、この地図を見ると、横浜駅周辺よりも関内を中心にカレースポットの集中が見られる。横濱カレーミュージアムは、こうしたマーケティング調査の結果作られたのだろうか? で、問題の神保町だが、以下の地図の黄色い楕円は東京メトロと都営地下鉄の神保町駅を中心に描いたものだ。こうやってみると、この地域が、新宿や渋谷、池袋あたりに匹敵するくらいのカレーパワーを持っていることが分かる。
やはり、神保町はカレー激戦区なのではないでしょうか?
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このブログ、「東京カレー日記つっても、カレーのことあんまり書いてないじゃないですか!」というお叱りを受けたりしておりました。気持ちとしては、「結構、カレーな日々なんだけどなー」(3食はさすがにごくたまにしかやらなくなったもののほぼ毎日カレーを食べている)ということで、「東京カレーニュース」というFacebookページを作ってみました。
いま流行のFacebookマーケティングとでも申せましょうか? ねらいは、一応、「カレーによる世界平和」とかうたっていますが、実際は、次のようなことになりますね。
(1)気軽にカレー情報をあげられる
(2)自分以外の人からもカレー情報を教えてほしい
(3)結果として「旨い」カレーにありつける
という作戦。なにしろ、丸亀製麺のページでは、食べたお客さんが写真撮って同社のFacebookページにアップロードしているそうですからね。というか、食べ物の情報って「クチコミ」がサイコーなんですよね。人と人のソーシャルだけでなく、人とカレーのソーシャルってあるんじゃないか?
ところで、Facebookページでウェルカムページを作ろうとしたら、アプリとサーバーを用意しないとできないんですね。こりゃ面倒と思って探していたら「ウェルカムページメーカー」という神っぽいサービスがあるのを発見しました(http://d.hatena.ne.jp/amachang/20110905/1315191553)。よく見たら制作者の1人は、今年のInteropの講演、というかパネルディスカッションでご一緒させていただいた天野仁史さんでした。ということで、最初の写真は、ウェルカムページに来た人が「いいね!」をしてくれたときに出る画像、下が、その前に出ている画像です。
これをユーザーに見せたいときは、「基本データを編集」から「権限の管理」をクリックして、「デフォルトで表示するタブ」という項目を「ウェルカムページ」に設定しておくのですよね。ということで、とりあえず「東京のお奨めカレーはどの店のどのカレーですか?」というアンケートを実施中ですので、カレー好きの方はぜひご参加あれ(http://www.facebook.com/questions/205616546193856/?qa_ref=qd)。現在のところ以下のようなあんばい。
ということで、「東京カレーニュース通信社」というバーチャル組織を作っちゃった気分なんだけど、それでは、この「東京カレー日記」はどうなるのか? ということですが、こちらはブログとしていまの形のまま(つまりカレーのお話も含みつつ継続していく予定)。ところで、ウェルカムページの画像に表示されているカレー(下が文字を取り払った写真)、いったいどこのお店の何カレーかすべて分かりますかね?
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出た、“電子の細胞”! 学研『大人の科学マガジン』Vol,32「電子ブロックmini」。どうしてもやはり買ってしまいました。『大人の科学マガジン with KIDS』の「音の万華鏡」はガマン出来たのですが…(実は、この音が作る図形=グラドニー図形の世界も個人的にはむかしから好きなんですが)、電子ブロックとなると買わざるを得ません。「これで50種類もの回路ができる」などと、自らを説得している自分がいたりするわけです。
私もえらい古い電子ブロック製造株式会社(?)製の奴を持っていたりするのですが、電子ブロックは、なんといってもコンセプトが命といえませんかね? だって、並べて解が出るなんて、制約プログラミング的というか、エクセル的というか、いわゆるビジュアルプログラミングの元祖的存在といってもよいでしょう。これが、日本の昭和のモノ作りに与えた影響は、本当に計り知れないものがあると思います。
普通に配線していたらつまらないと思う子もいる電子キットの世界を、ダイヤブロックみたいなオモチャにすげ替えちゃった。1980年代の電卓から何からなんでもカードサイズにしちゃった発想とか、ノンプログラミング言語のPipsを、世界最初の表計算ソフトVisiCalcなんかと、ほぼ同時期に生み出した文化なんかも近いと思います。どこか漢字の部首を並べるような、マンガの1ページをコマで構成するような、そんな感覚に通ずるような気もしてきます。非常に二次元的に、静的にダイナミズムを表現している。
それに対して、こういう発想は日本人には難しいなと思ったのが、Apple II用のソフト「ROBOT ODYSSEY」です。これは、画面の中でバーチャルに回路を組んでロボットをコントロールするという教育色の濃いソフトです。この種のアプリの趣向としては、近頃のiPhoneアプリのコンセプトなんか足下にも及ばない。Apple II爛熟期のゲームの凄みというのを感じさせます。
潜水艇みたいな形の自律型ロボットには、いくつかのセンサーや噴射機構がついています。センサーと噴射を配線でつなげれば、たとえば壁にぶつかったときに横に移動するといった回路が組めます(下の画面はロボットの内部)。そうした回路を、どんどん積み上げていって、最後はIC化までして超複雑な迷路をクリアするものです(詳しく説明したいところなんだけど記憶であやふやな部分があります。より詳しく知りたい人はググって調べてみていただけると)。
たぶん、このミニマルな原理を積み重ねて、大局的な戦略をプログラミングするというスケーラビリティというのは、どうも日本人は苦手なのではないかと思うのです。非常に小さな回路がどんどん積み重なって、下のレイヤーは見えないくらいになって、ついには複雑なことまでできてしまう。個人的には、いままで触れたソフトの中でベスト5には入るんですけど。しかし、それは自分がこんな発想では作れないだろうなという前提で考えている。日本人には、どうも電子ブロック的なフラットな発想が似合っているような気がしてならないのです。
などと思いつつ、電子ブロック、いまあけてしまうと明日の仕事に支障がありそうなのでここまでにします。
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私は、眼鏡が好きだ。いちばん好きなイリュージョン遊びの1つは、片目はサングラス、片目はガラスのメガネをかけて、テレビの砂嵐を見るというものだった。サングラス側の認識が遅れるので、うまい具合にいくと砂嵐が回って見えてくるわけなんだけど(「テレビの砂嵐」を知らない世代はググってください)。
ネットに広告バナーなんかも出ているのでご存じの方も多いと思うのだが、「アドレンズ」という液体レンズを使った眼鏡が発売されたので使ってみている。この眼鏡、レンズの左右にツマミがついていて、それを回すと-4.5 から+3.5 D(ディオプター)まで、近視から遠視向けに調整できる。 たぶん、人間が日常的に使う道具の中で、カサとメガネだけは、まるで進化していないように思うのだが、ついに眼鏡が進化したって凄い。
『日経サイエンス』(“The Scientific American”日本語版)の巻頭ニュースコーナーで、この技術を知ったのはかなり前だと思う。1年くらい前(?)にNHK衛星で山瀬まみが試しているのを見て「出たのかー!」と思っていた。その頃には、すでに日本語サイトが出来ていたが、発売まで結構時間がかかったことになる。
アドレンズには、液体レンズ式の「adlense P.O.V.」と2枚のレンズを左右に動かして度数を調整する「adlense emergensee」の2種類があるのだが、私が、買ったのは前者。こんな感じでまるで水泳用のゴーグルのような案配の入れ物に入って売られている。ちみなに、フレームの色は、ブルー、レッド、グリーン、ダークグレー、クリアーの5色。液体レンズということでブルーがイメージカラーらしいのだが、私のはクリアー。都内某店で、7,980円でした。
この眼鏡の最大の特徴はレンズ自体なのだが、それを調整するのが左右についたツマミ。これを上から前に回すと遠視側になっていて、反対は近視側になります。これがポンプの役割をしていて2枚の幕からなる液体レンズの凹凸を調整しているのだと思います(技術の実際的な部分はサイトをご覧アレ=あまり詳しくは書いてないが)。プラスチックメカトロニクス・マニアの私には、たまらないギミックといえましょう。しかも、液体が入って物体として萌えますよね。
私は、左右0.1程度の近視(正確にはガチャ目)に老眼が入ってきている感じなんだけど、ほとんど違和感なく使えている。度数の調整も、ダイヤルをいちばん前にやっておいて片目ずつ他方の目を隠しながら戻していくのだが、カメラのフォーカスを合わせる感じが気持ちよい。慣れれば、たぶん左右あわせても10秒以内でできるようになると思う。それで、かけた感じは以下のようになる。
なぜかとても思い詰めた雰囲気になるのは、レンズが小さめで昔の人のように見えるからか? 左右のツマミは取れるようになっていて、そうなると、かなり実用的なメガネに近づいてくるようだ。ただし、左右のツマミを取るとそれで度数が固定されてしまうという注意点あり。
どや顔ですいません。きっと仕事でこんな眼鏡をした人が出てきたら、その会社と取引する気はなくなってしまうでしょう。ということで、私もどこかでツマミを取るつもりでいるんだけど、まだできていない。で、それやったらしばらくはこれを日常的に使ってみたいとも思っている。
モノ自体も軽いし、おそらくレンズ部分に含まれる液体も少量なので重力的な影響なんかは、ほとんどないんではないかと思う。しいて気になる部分といえば、手入れでしょうか? 「レンズは傷がつきにくいコーティングが施されていますが、クリーニング時等は取り扱いに注意してください」と書いてある。クリーニングは、石けんなどで湿らせたレンズ拭きを使い、柔らかい布やレンズ拭きでふきとるようにと書いてある(ティッシュペーパーはお奨めしないとのこと)。ほかに注意書きとして「リスクの高い作業(例:車の運転)には使用しないでください」と書いてある(モノがデリケートだからか)。
この眼鏡、「ビジョン・フォー・ア・ネーション」ということをうたっているところも大いに注目されるところ。サイトによると、「眼科医にかかれなかったり、眼鏡を買う余裕のない地域の人々が、誰でも眼鏡を利用できるように創設された、革新的なプログラムです。(中略)目標は、推定約750万人いる、ルワンダの8歳以上の国民全員の視力を検査し、必要とする全ての人に眼鏡を提供することです」などとある(詳しくはサイト)。
たぶん、この技術の限界は、いまのところ円形のレンズしか作れないことではないかと思う(私の誤解でなければ)。それを、このように度数調整可能な眼鏡を必要としている人たちにきちんとフォーカスしたところが興味深い(これも順序は逆なのかもしれませんが)。サイトでは、そのような言葉は使っていないけど、「BOPビジネス」(BOP:ベース・オブ・ピラミッド=低所得者層を対象にした生活水準向上のためのビジネス)のとてもよい例といえる。
私の好きな「TreeHugger」というサイトなんかを見ていると、海外では、こういう性格の商品はいろいろと見つけることができる。環境をはじめとした問題って、モノとかアイデアとかに対する姿勢がモチベーションになって動くというのがよく分かるのだ。それが、こんな形で日本でも買えて遠回しにはプロジェクトを応援していることになるかもしれないというのは、よい感じではないですかね? 個人的に、この技術を応用して、オートフォーカス眼鏡とか、1ボタンで遠近切り替えできる遠近両用メガネがほしい。
adlense
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みなさま、「パラパラまんが」というものをご存じだと思います。中学2年くらいのときに授業がつまらなくて、国語の教科書のハシっことか描きはじめる……それを、同級生に見せて「キャハハ」と笑われて怒られたり。それが、アニメ業界に入るきっかけだったという人もなかにはいるかもしれません。
で、これをマスプロダクト化した製品が、結構、世界的にありますよね。私も、いくつか自慢の品を所有しているのですが最大の強敵は国内にいたことにあるとき気が付きました。青幻舎という私がもっとも憧れる出版社が「パラパラブックス」というシリーズを出しているのです。
先日、京都精華大学でゲスト講義をさせていただいたのですが、その帰りにCOCON KARASUMA(古今烏丸)というビルにある「Kara-S」というお店に立ち寄りました。このお店、京都精華大学が運営しているショップ&イベントスペースなのですが、ここが「Animation Floating Pen」を扱っていてくれるのですね。
お店の中は、大学の関係者と思われる作品や商品を中心に楽しいアート関連グッズがところせましと置かれているのですが、「パラパラブックス」も売っている。そして、パッケージをよく見たら、この青幻舎って京都にある出版社なのだというのを再認識したのでした(そうかぁ、それで「都こんぶ」と同じくらいの大きさだったのか…と思ったら都こんぶは大阪でしたw)。
私が、このパラパラブックスで「すんげ~」と思っていたのは、なんといっても『めからかいこうせん』という「もうひとつの研究所」さんの作品。これが、どう凄いのかというとパラパラまんがの限界といえるめくれる絵の残像を、作品表現にいかしているところ。
実物を見ないと分からないと思うのですが、黒い形の怪物(?)の目が光っていて、パラパラめくると本当に怪光線が出てくる感じになる。スタジオジブリもユーリ・ノルシュティンも、ここまではやっていないでしょう。もうひとつの研究所凄い。ところが、その日、私がKara-Sで買ったのは、『クリスマスの足音』というパラパラブックスの新製品。
ひとたび、これをパラパラやると一体なにが起こるのか? これは、ネットでネタ探しなんかしないで実物を体験する人がしあわせになるのだと思います。今年のクリスマスのプレゼントとしてサイコー。高級フランス料理+都内のホテル一泊つき(すいませんバブル世代発想で)とともに手渡すなんてのはどうでしょう?
東芝のレグザタブレット(AT700/35D)が手元に届きました。10.1型( 1,280×800)の液晶を搭載して、世界最薄、最軽量をうたって発表された製品です(http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/059/59657/)。
さっそく普段使っているiPad2と比較してみました。まずは重量。iPad2。

カタログ値601グラム(WiFiモデル)となっていますが、保護シートを貼っているからでしょうか? 実測で、603グラムでした。それでは、レグザタブレットAT700/35D。
これが、513グラムという実測でした(出荷時の背面保護シート貼ったまま)。発表時の「予定値」が約558gとあったので、45グラム以上軽くなったことになります。続いてiPad2の厚さ。
実測では8.9ミリという感じでしょうか? カタログ値は8.8ミリのようです(これも液晶保護シートのせいですかね)。それでは、レグザタブレットのほうも測ってみると。
実測で7.8ミリという感じでしょうか? カタログ値は7.7ミリでこれも保護シート分厚く出てしまっているかもしれません。とりあえず、世界最薄、最軽量というあたりはピシッと実現されたようですね。
画面サイズはiPad2が9.7インチに対して、レグザタブレットAT700/35Dは10.1インチ。タテヨコの比率の関係かもしれませんが、むしろiPad2のほうが広いような錯覚も覚えます。念のため測ってみると画面タテヨコのサイズは、iPad2が196×148(mm)、レグザタブレットAT700/35Dが217×136(mm)と出ました(プラスチック定規による実測)。iPad2の面積ウェイトレシオは48.27mm^2/g、AT700/35Dは57.5348.27mm^2/gということになりますね(こういう基準が定着しているわけじゃないけど)。
最近、タブレットを使って布団の中でビデオを見ることを覚えた私としては、これからじっくり触ってみたいと思います。気になるとするとバッテリ駆動時間とかですかね? iPad2が10時間、こいつが7時間とかありますが実測どんな感じになるか・・・。
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雑誌や本の仕事をしてきて、そこにデジタルがやってきたのを目の当たりにしたというより、私の身の回りでいろいろなことが起きた。アスキーという会社がパソコン通信なり、MPEGにも深く関わっていたり、月刊アスキーの編集部では、CD-ROMの『辞典盤』はNさんが、最初の本格的な小説の電子配信だと思う『ボヘミアンガラスストリート』はHさんが、「どうしてもやりたい」と言ってきた。
そんな形でメディアの変化を見てきた私が、いまのネットをどう見ているか? みたいなことをまとめて書いたり、喋ったりすることはあまりなかったのですが、楽天SocialNewsさんに取材していただき特設ページに記事が掲載されています。『月刊アスキー』元編集長が語る 「おたく誕生からソーシャルまでメディアはいまどうなっているか?」。ちなみに、Facebookにも関連コンテンツがあり、私のテクニカル系情報収集の方法なんかが紹介されいます。ご興味のある方は、ぜひご覧あれ。
昔のことといえば、先週、2011年11月20日は秋葉原で行われたアスキーフェスで、「帰ってきた! 月刊アスキー編集会議、懐パソで分かる明日のデジタル」なんていうトークイベントに参加。かつて机が3人並んでいたジャーナリストの塩田紳二氏、週刊アスキーの宮野編集長で、めちゃめちゃ古くてオタな話をしてしまいました。上の写真は、同じイベントで展示された「私が愛したモバイルたち」の風景。この内容は、Ustもされたのですが、何らかの形で動画かテキストで紹介されるそうなので、濃いめの人たちにはぜひ触れていただきたい。
お知らせっぽくなったついでにもう1つ。来週の月曜(2011年11月28日)、日経新聞主催のビジネスセミナーに参加させていただくことになりました。「ビジネス力を高めるモバイルワーク術 ~トップランナーに学ぶ情報携帯端末を仕事で使いこなすノウハウ~」というもので、藤田明久さん(電通デジタル・ホールディングス)、美崎栄一郎さん(『iPadバカ』著者)、園田崇さん(ウフル代表取締役)にまじって、私は「情報携帯端末による調査データ利用で会議・プレゼンが変わる」というお話をさせていただきます。パネルディスカッションもあって、美崎さんとは、たまたま今日お会いしてとても話が盛り上がったこともあり楽しみ。
冬もカレーですよね。『散歩の達人MOOK/東京カレーさんぽ』、この本、買いです。世界36カ国のカレーが集結!! 五感を刺激する104軒!とあるとおり、取り上げている店舗がとてもよく練れています。聞いたこともないお店や、名前は知っていたが行ってなかったお店がたくさん載っていて、カレー愛がムクムクと沸いてくる内容。どうしても、東京でカレー本を作ると北インド系が多くなるのですが、いつの間にか南インド系がこんなに増えたんだなということも教えられます。インドのITの本場がムイバイなど南インドでたくさんのプログラマが来日しているというのも関係しているのかもしれません。
これは行かなきゃと思ったのを自分メモ的に書いておきます。スパイスマジック(上野)、アールティ(秋葉原/インドスナック食べられる)、ダクシン(馬喰町/南インドミールスの写真がそそる)、ムーナ(下北沢)、PEPE(新橋)、ヴェジハーブサーガ(御徒町/南インドベジタブル系)、セイロン・イン(中目黒)、タップロボーン(青山一丁目/スリランカ)、ソルティーモード(恵比須/ネパール)、マルハバ(池袋/パキスタン)、ノング インレイ(西日暮里/ミャンマー)、からかうあ(牛込神楽坂/ハワイ)、葡萄舎(神田/南インド)……もっとあるんだけどこの辺にしておきます。どんなお店かは、『東京カレーさんぽ』を買って読んでみてくださいね。これは、あくまで私の好みのテイストだけですので……。
とびらには、「世界一のカレータウン/東京を食べ歩こう」という書いてある! まったく、そのとおり。そのむかし、私の米国に住んでいた知人が世界中を食べ歩いている味の達人みたいな人物に「世界一旨いカレーは日本の六本木にある」と言われたそうな。それが、どの店かは忘れたそうだが、我々は、カレータウンに住んでいるんですね。というか、インド人といえばシリコンバレーにも大勢住んでいて数百のインド料理店があると聞いたのは15年くらい前、いまも少なくないんではないですかね? 同じ頃、南インドのIT視察ツアーというのを企画して(当時COMDEX INDIAというイベントがあったのだ)、カレー食いまくり作戦を立てたものの1人しか申し込みがなく中止になったのを思い出しました。
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肉骨茶(バクテー)という料理をご存知だろうか? シンガポールとマレーシアが本場の料理で、独特な味の薬膳スープに骨付きの豚のリブがたっぷり入っている。
これの味を説明するのがなかなか難しい。漢方スープに豚のリブがドンと入っているという料理。ニンニクや香辛料も効いていることもあり、油條(中華風揚げ)や油揚げなんかと一緒に食べる。ごはんにぶっかけてもよい。そうなのだ、「ぶっかけ飯」が好きな人は、間違いなくバクテー試してみる価値がある。
私が、バクテーを覚えたのは西荻窪の「夢飯」(Mu-han)で日曜だけメニューに出たからだ(現在はメニューにないようだ=写真は当時のもの)。その後、バクテーをもとめて東京中をさまよい歩いた時期もある。壁に陳健一の色紙も貼られている銀座の「ラサマレーシア」にも、もちろん、肉骨茶はある。
有楽町のコカレストラン跡で期間限定でやっていたその名も「新嘉坡式肉骨茶餐」(シンガポール式バクテー屋)。コカレストランの建物自体が、どこか日本ではない異国情緒をたたえていて大好きだったのだが、肉骨茶の専門店になった。シンガポールでは有名なチェーン店なんだそうな。胡椒の強いサラリとしたバクテー(これも写真は当時)。
ここ数年、よく食べているのが、水道橋の「海南鶏飯」のバクテー。ほどよいスパイシーさかげんとたっぷりのお肉で満足感が高い。海南鶏飯も、シンガポールの名物料理で、私は香港がまだ啓徳空港(1998年に閉港した九龍城の近くにあった空港ですね)だった時代に空港内のレストランで食べたのが印象的だった。
しかし、最近、いちばん食べているのが今年6月に神楽坂にオープンした「新東記・神楽坂店」のバクテー。同じバクテーといってもお店によってまるで別の料理といってもよいほどの違いがある。オーナーのパトリシアさんによると、バクテーには「白バクテー」と「黒バクテー」があるそうな。白バクテーというのは、コショウやニンニクが中心の透明スープ系のバクテーで、黒バクテーは漢方を十数種類も使った濃いめの味のものである。
「はいはい、バクテーね。あの味ね」といっても別のイメージを思いうかべている可能性があるというわけだ。「新嘉坡式肉骨茶餐」は白バクテーだったし、水道橋の海南鶏飯も白バクテーといってよいだろう。実は、夢飯のは黒バクテーだった。黒でも具だくさんの野菜鍋みたいなのは私の好みではない。バクテーは肉骨茶で鍋ではないと思う。もともと、港で働く人たちのレッドブルみたいなもんだったというお話もあるくらいですからね。もちろん、白バクテーも旨い。しかし、2~3週間に1度は、腹の減ってきた午前中などに突然席を立って「バクテー~」と叫んでしまいたくなるのは、断然、黒なのだ。バクテーを語る人は黒バクテーを食してからにしてほしい。そして、6月以降、私は、ちょっと食べ物にうるさい連中と新東記で黒バクテーを食べているが、全員が、感動にうちふるえながら「旨いだよ」ということになる。
ところで、最近、肉を食べると幸せな気分になるという話がネット上で話題となっている。肉類、とくに豚肉にはアラキドン酸という脂肪酸が多く含まれる。このアラキドン酸が、体内に入ると1992年にイスラエルで発見された脳が幸せを感じる「アナンダマイド」という物質が生じるのだそうだ。どうりで、ヨコ穴式住居に暮らしていた時代の記憶が、いま頭の中を横切った。
ちなみに、「薬膳スープ」と書いたけど、これが個人的にはドクターペッパーの世界に通ずるものがある。つまり、コンピュータマニアの好きな味というか……。ということで、この年末のプログラマの忘年会は、バクテーパーティで決まりではないでしょうか?
ちなみに、お店の前にはこんな看板が……。でも、個人的には、ラクサもチキンライス(海南鶏飯)もいいんだけど、やっぱりバクテーなんだけどなー。要予約の「漢方皇帝鶏」(ハーバーチキン)も気になるのではありますが。
新東記・神楽坂店
http://kagurazaka-sintongkee.jp/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13127384/
私もやや大きなお仕事でお世話になったこともある博報堂ケトルさんが作っている『ケトル』という雑誌。津田大介氏の連載があったり、仲俣暁生氏が書いていたり、今号は昔わたしの遠い部下(アルバイト)だったという説もある森永こへださんが登場したりしてる注目の雑誌です。その最新号(2011年10月号Vol.3)の特集が「文房具が大好き!」というものなのですね。
これが、いわゆる巻頭特集どころか52ページにもよおぶちょっとした単行本くらいの情報量と、ふんだんなインタビューなども盛り込んだ贅沢なものなのです。その中にさりげなく、フローティングペンを集めた見開きのページがあるのです。「文具王×東急ハンズ×日本文具新聞 文具フェチ頂上決戦!」=高畑正幸さん、村上恵美さん、森井賢二さんの熱ーい鼎談記事に続いて、ほんとうに本文記事もなくその見開きはあるわけです。
おー、やはりフローティングペンって、最近のイロブン(イロモノ文具)の元祖的存在でありながら、どこまでもさりげなくひかえめなのだよね。けっして、デンマーク製で60年におよぶ歴史なんかをひけらかしたりせず、私的な思い出などもあえて入れたりせず、このように掲載されるのが正しいのかもしれません。
これの中にわれらがアニメーションフローティングペン(http://www.8-p.net)が掲載されております。おしむらくは写真がアニメーションを伝えてくれていないということなのですが……そもそも泳いでいる形が見えない。とはいえ、クレジットも正しく「A Project for Making a Floating Pen at Least Once in my Life」と長ったらしいのをそのまま入れてくれています。今月号の『ケトル』、文房具好きはゲットです。
やっぱり、オレジンといえば「CROSS POLO」でしょう。ということで、こんな感じはどーかなーということなんですけどね。
CROSS POPLOのイメージカラーということで、公式サイトも当然なことながら、こんな具合にオレンジの一点張り(http://crosspolo.jp/)。一説には、フォルクスワーゲンが傘下におさめたランボルギーニの塗料を使っているのだそうな(MXのKさん情報)。車においてはカラーが最大のテーマであると言っても過言ではないんだそうです。はぁ、深いお言葉。
『すごい文具リターンズ』(CIRCUS MAX 11月号増刊、ベストセラーズ刊)が出ました。経産省にクールジャパン室というものが設置されているそうですが、文具という領域も日本ならではの物質文化爛熟期的な楽しい世界が繰り広げられておることを忘れてはなりませんね。日本のアイデア、チョコマカパワー、真面目気質なモノ作り、私の好きなプラスチックメカトロニクス系商品はじめ満載です。
その『すごい文具リターンズ』に、「アニメーションフローティングペン」(A Man in a Pen, Swimming)が紹介されているのでありました。「アニメの原点をペンの中に再現!」とうれしいことも書かれています。パイロットや三菱鉛筆、トンボ鉛筆、ステッドラーなど大手文具メーカーにまじって信頼文具舗の取り扱いで紹介。アニメーションフローティングペンに関しては公式サイトをご覧あれ(http://www.8-p.net)。
ところで、2011年10月22日、雑司ヶ谷でThinking Power Notebook 企画展『Thinking Power Factory』なるイベントが開催されます。2007年に、富山大学の竹村譲氏とツバメノート謹製の大学ノートを作ろうという話になったのですね。その後、リュウドさんから発売されることになった「Thinking Power Notebook」です(私は、最初の自腹バージョンしか意見も出せてないのですが)。
万年筆マニアなら必聴のツバメノート渡邊専務のお話も聞けたり、新製品の発表があったり、イラストレーターYOUCHAN(ユーチャン)のトークもあったり、なんとどら焼きも出てきたり盛りだくさんの内容となっております。私は、竹村先生と対談の予定(http://thinkingpower.jp/tpfactory/)。
大阪の「日本橋商店会」というのをご存じだろうか? あの電気の街で知られる「日本橋でんでんタウン」の大型の電気店やらパソコンショップやらが並ぶ堺筋そのものをさしているのではない。その西側の一角、グーグルマップで確認してみると100×120メートルのエリアに、小さなお店が密集している。
表通りの明るさや一本入ったあたりに拡大を続ける萌えを中心としたアキバ系(?)の店とも違う雰囲気を漂わせていてホッとさせられる。どこか懐かしさがあって、私は、大阪に来ると時間さえあればココに寄るようにしている。
日本橋という場所がら電気製品や工具を扱うお店が多いのだが、なぜか着物や骨董などのお店もまじっている。「日本橋商店会…ねぇ、なんで、こんなに安いの? それはね、昔からリサイクル品やメーカー処分品などの金融商品を取り扱っているお店が多いからだよ。珍しい物もいっぱいあるね? そう、いろんなお店がたくさん並んでいるから、掘り出しものもいっぱいあるよ!」(日本橋商店会看板より)。
どこか懐かしい感じがするのは骨董屋もまじっているからだろうが、こんなものがひょこんとお店の奥にあったりする(写真下)。
このミゼットで洗濯機なんかを売りまくっていたのだろう。そういえば、昔、部下に大阪の電気屋の息子がいて注文がくると日本橋まで軽トラで買いに行って売っていたと言っていた。このあたりで格安品を仕入れていたのかもしれない(マルナカ商店)。
日本橋商店会を北側から入る通りの1つ。右が工具屋、左にインスターントラーメン専門店がある。写真では見えないが左手前は、ちょっとオシャレな画廊になっていた。これって、このエリアの新しいムーブメントになると楽しいのだが。いまの日本橋にあって萌え色ゼロなのでアートの人たちの生息する地になりうると思うのだ。
いま急速に市場から姿を消しつつあるVHSデッキなんかは、ここらで買うのがよいのではないでしょうか? つい先日までVHS+DVDの複合機が1万円くらいであったのに、いまやVHSデッキはネットで探しても数万円の高級機しか売っていませんからね。
テレビの修理店がいくつもあって、店内いっぱいにうずたかくブラウン管テレビを積み上げていたりしたのですが、さすがにそんな風景は見かけませんでした。それでも、テレビ修理店は健在(?)。地デジへの移行は、ここ日本橋商店会のエリアだけはまだ実施されていないかのような雰囲気です。
真空管や古いラジオをぎっしり集めたお店の名前は「スーパービデオ」(?)。真空管オーディオマニアというのもあるんでしょうけど、何か古いものに対するアプローチが、関東とは違うものがあると思います。
いちばん有名なのは、「五階百貨店」という雑居ビル(?)で、この商店会を知ったのも関西の取引先から教えてもらったのが最初だった。「五階」といってもご覧のような建物で、すでに語り尽くされているかもしれないが、「五階」というのは地名。明治21年に作られた、本当に5階建ての「眺望閣」というものに由来するらしい(詳しくはWikipediaなどご覧あれ)。
ちなみに日本橋商店会の南側には「日本橋五階百貨店」という名前の建物もある。こちらも百貨店といっても、大きなビルではなく手前のトタン張りの建物。これの味わいは、前述の五階百貨店の比ではない。
この中だけで数軒のお店(主として電気店)が営まれており、半畳ほどの領域で、店主が1日中座っている。とても静かでゆるやかな悠久の時間とでもいうべきものが流れている。これだけのスペースもなくトンネルのような領域に、ほとんど横になっている店主もいたが、「撮影させてください」という勇気がなかった。私は、とてもこの哲学を理解するところまで来ていないからだ。
日本橋商店会の南西側のあたりは、定休日の木曜でもないのにシャッターが降りていて、ちょっと心配な感じでありました。テナント募集中と書いてあるところもあり。リタイヤした電脳マニアの方は、ここでお店を開いちゃうのはちょっと楽しくないですかね?
ところで、このエリアで比較的大きな店舗をかまえているのがナカイデンキ。一見、ただの電気店に見えるのですが、やられてしまいました。数年前、私は松下のES367というシェーバーを使っていたのですが、その充電器を引っ越しかなにかのときになくしてしまったのですね。だいぶ古い機種なので補修部品の保有期間(6年)も過ぎてしまって困っていました。ところが、当時、このお店に来たら普通のお店の店頭ではとっくに姿を消している商品が堂々とショウウィンドウに飾って売っているではありませんか。そこで、ES3001という同じ充電器が使える製品を買ったのがはや4~5年前。
実は、その後、このES3001で使っていた充電器も大掃除なんかのときに、なんと再び無くしてしまったのでした(その後は会社で置きっぱの髭剃りだけですませていた)。ところが、今回、再びナカイデンキに出かけると、なんと前回買ったときと同じ感じで同じシェーバーが、いまも店頭のかなりよい位置に展示販売されているではないですか!! つまり、このショウウィンドウのこの部分、4~5年間も時間が止まっていたことになります。10年以上前のモデルが新機種であるかのように売られている不思議。実は、つい先日1年以上もヤフーオークションでアラート設定していて、この充電器、手に入ったのですがここは1台買い物求めてしまったしだい。
ちなみに、「いい買い物をしたぁ~」という気分で、お店を出て横のほうにあるショウウィンドウをのぞいたら、なんと2009年3月に放送サービスを終了したモバイル放送の「モバHO!」の端末が、これまた堂々と売られていました。これ買っても、何も見れないはずなのですが……。地デジは終了したのにアナログテレビの修理屋さんはやっているは、10年以上前のシェーバーがここでは新品扱い、モバHO!はあるは、私はタイムスリップしていたのかもしれないと本気で思いそうになりました。
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「Let's talk iphone」と書かれたインビテーションが話題になっています。アップルのiPhone5の発表会が、10月4日(火)午前10時(現地時間)から行われるとのことです。気になるのはアップルらしい意味ありげな4個のアイコンと「Let's talk iphone」という一言ですよね。
「Let's talk iphone」、いくらなんでも「iPhoneを語ろう」ではシンプル過ぎるというものではないでしょうか? これの意味ですが、次のような感じですかね?
1.Voice Control
iPhoneを音声でよりスムーズに操作できるようになる。iOS5のフィーチャーで、GoogleのVoice Searchみたいな感じでなんでも気軽にiPhoneに向かって喋って使う。なんとなく、スタートレックに登場した「Communicator」な感じですかね?
2.iCloudと連動する音声サービス
Google Voiceより凝った使い方ができる音声サービスが使えるようになる。やはり、iPhoneの最大の敵はAndroidなので、クラウド系の機能を強化していくことが求められます。
3.世界電話になる
いま電話で不便なのは海外に出かけたときにローミングになって、音声通話は高額になるしデータ通信もバカ高になってしまいがちなことですよね。iPhoneが地球上どこでも同じように使える電話になる(アマゾンKindle的にユーザーからはSIMが見えなくなる)。
4.さまざまな物体とiPhoneがお喋りする
いまもiPhoneには3G、GSM、無線、Bluetoothといった通信インターフェイスがついています。LTEやWiMAXなど3G回線パンク対策もあるのですが、「モノ」(Thing)との通信も注目です。低消費電力でスポーツ器具なんかには入りはじめた「ANT+」搭載はどうでしょう?
個人的には、最後の「モノ」との通信もとても興味があって、DCエキスポでは、パーソナル・ファブリケーションのキーマンに登場してお話をいただく予定(http://dcexpo.jp/program/contex/detail.php?lang=jp&code=CT201115&category=13)。しかし、本命は、たぶん1番目にあげた音声認識・操作の話ではないでしょうか? もうとっくに、「iPhone5はSTAR TREKのCommunicatorを超えている」ともいえるのですが、アメリカ人の憧れですからね。
国内では、auからiPhone5が出るということで注目されています(「au × iPhone5で生ずる5つの可能性)、個人的には7インチタブレットも期待していて(「スティーブ、そのことだけは間違っている! ~iPhone以上、iPad未満の需要)、アップルは前言撤回フツーにあるよという意見もある。しかし、まずはiPhone5本体がどうなるかですよね? 1週間もたたないうちに分かっちゃうことなんですが、もっと驚くようなものが出てくると楽しいのですが。
DCエキスポ ConTEXシンポジウム「ソーシャルコンテンツ大爆発」
http://dcexpo.jp/program/contex/detail.php?lang=jp&code=CT201115&category=13
au × iPhone5で生ずる5つの可能性
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/058/58344/
スティーブ、そのことだけは間違っている! ~iPhone以上、iPad未満の需要
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/056/56647/
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みなさんiPhoneにはどんなケースを使っていますかね? 私は、iPhoneの魅力って、ほとんど数えられないほどあるケースが半分くらいという気がするんですよね。だって、ほとんど人間が着る「服」くらいのペースで販売されていますよね。これって、本当に凄いことだと思ってるんですが。で、私が、過去いちばんいいなと思ったのは、iPhone3G、3GS用のこのケース。私自身はこのタイプは使わないんだけど、袋状になっていて、上から本体を入れるようになっています。
iPhoneケースについては前にも紹介しましたけど、要するに意匠的にやや問題のあるものが面白かったり。それから、こんな「たぶん最もオシャレなiPhone入れ」なんて話もあり(これらすべてiPhoneというものが形が特定できているからなのですね)。先日、COMMUNICATION MANIAで買ったのはコレです。要するに裏側が電卓ふうのデザインになっているんだけど、電卓とiPhoneというのがなんとなくシックリくる。電卓くらいの気持ちでiPhone使うのがカッコいいですよね(すでにそうなっていると思いますが)。
ところで、東京都写真美術館ミュージアッムショップ(NADiff ×10)で、アニメーションフローティングペン(http://www.8-p.net)の取り扱いが始まりました。京都、烏丸四条にあるCOCON KARASUMA3F「kara-S」にもあり(by ZUURICHさん)。
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大きくて重いのであまり使わなくなった「単一乾電池」。家には1個もないと思うのだが、ひさびさに進化していたので買ってきた。下の写真なのだがデザインもなかなかカッコいい。一見、ただの単一電池で、実際これは単一電池として使えるのだか、+のボッチのヨコに小さなスイッチがついている。
このスイッチを押すと、なんとボッチの反対側についているLEDが点灯してしまうのだった。「Lighting Battery」というベタな名前が付いているのだが、日本ではケイ・コーポレイション(http://www.kc-styling.com/index.html)が、「でんちでライト」という商品名で販売している(お値段は399円)。1個のLEDだがさすが単一乾電池(てなことはないか)、結構、明るい。防災グッズとしてもアピールしていきたいということらしい。
専用ケースに入れて、こんなふうにスマートに使うこともできる(上からぶら下げることも想定)。製造元は、広州市虎頭電池集団有限公司となっていて、中国のメーカーが作ったものだ。合体商品といえば、「ラジカセ」(ラジオ付きカセットテープレコーダー)という金字塔があるが、実用とイマジネーションの産物。受験戦争->深夜放送->ラジカセとなったのだ。はたして、この電池が世間に広く受け入れられるかは不明だが、こういう合体商品が、中国から出てきた点には注目したいところではないでしょうか?
実は、個人的には、「単一乾電池」の大きさと重さ、握ったときの感触や郷愁的丸みとかが物質主義的な満足を満たすのでありますが。
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どうも午後3時にアジンャタに行くと何かがあるようだ。今年1月には、「Google Store(お店の中) Viewの中でカレーを食べたい」というふうに書いたんだけど、グーグルさまが始めるという新サービスの取材現場に居合わせた。それで、今日はどうなったのかというと、イラストレーターの安西水丸さんが、雑誌かなにかのインタビューに応じているじゃありませんか!
安西さんといえば、アジャンタの公式ページで、私も一緒に掲載さしていただいている「アジャンタ通」。そんな安西さんとアジャンタでお会いできるなんてラッキーじゃありませんか!
ということで、インタビューが終わったかなというところで声をかけさせていただきました。25年以上も前(!)にイラストをお願いするのにお会いしたことがあったのですが、「思い出した! 見たことのある顔だと思った」と覚えていてくれました。
お仕事をお願いするのと前後して、夜中に電話でプッシュピンスタジオのこと、イラストレーターのシーモア・クワストのどこがいいのかとか長電話になってしまったのも思い出します。20代そこそこの私にとってはとても刺激になりました。
安西水丸ファンは、いろいろな作品を好きな人がいると思いまますが。私の場合は、『東京エレジー』や『青の時代』など、自分はまだ若いというシチュエーションで、大人の女性とか大人の世界がチラとだけ垣間見れる感覚の作品、それから、『普通の人』みたいな日本人の生活を極限まで記号化してみたような作品がとくに好きです。
ところで、ここの日記でシマシマアニメの話を描きましたけど、私は、フローティングペンとかスノードームとか「液体モノ」か基本的に好きなのですね。フローティングペンも作ったけど、月刊アスキーのノベルティで0と1が降ってくるスノードームを作ったこともあります。実は、「スノードーム」という言葉を覚えたのも、安西さんからかもしれません。日本スノードーム協会会長という肩書きもお持ちなのでした。
「Google Store(お店の中) Viewの中でカレーを食べたい」
アジャンタの公式ページ
東京おとなクラブ
シマシマアニメ集まれ!
日本スノードーム協会
Blogmag , 秋葉原・Hong Kong・神保町 , 近代プログラマの夕4
2011/09/11 22:00:01 by hortense
今年の「中秋節」(日本の十五夜)は、明日(2011年9月12日)だそうですね。そんな中、待ってましたという感じで登場していたのが、アングリー・バードの「中秋節」(Moon cake Festival)のためのスペシャル・シーズン版です(すでにご存知の方もおられるかとは思いますが)。アジア圏での人気が半端ではないですからね「憤怒的小鳥」(アングリー・バード)。
さすがアングリー・バード、ぬいぐるみで稼ぐことも重要なビジネスモデルということもあって、このお月見さんバージョンのグラフィックがなんともいい感じで練れている。グラフィックの中国風の茶器や提灯など……本当に細かい。サウンドもいかにも中国な感じながらどことなくモダンな要素も入って、面クリのときの音がなんともうれしい。これが、例によってAndroid版は無料、iPhone版は有料なのでありますが。
上のような画面なのだが、ソーシャルゲームのおかげで、ゲームが友だちとの冗談関係の道具になり下がろうとしていたところに、彗星のように現れただけのことはあります。アングリー・バードは、ときどきこうした「シーズン・エディション」を出すというあたりも本当に旨いですね。これが、ラスボスが巨大月餅ということだったりすると、もう中国の人たちは絶対に最後までプレイしてしまうなんてことになりかねないですからね。学ぶところの多いソフトウェアです。
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絵本や雑貨のお店などで、ここ1~2年目立っているのがシマシマアニメの本。『Gallop!』や『Swing!』といったタイトルがついていて、本を開く動作にあわせて丸の中のシマシマアニメが動く。これが、思いのほかスムーズで、とてもよく出来ている。 ※米国からやってきたシマシマアニメの絵本。スターウォーズをテーマにしたバリエーションなんかも出ている。 この本のシリーズでは、シマシマアニメのことを「スキャニメーション」と呼んでいる。しかし、このアニメーションの仕組みの歴史は古く、数百年昔からあるといわれているのだ。私も、ずっと名前を知らなかったのだが、米国では「ピケットフェンス・アニメーション」(Picket Fence Animation)とか、「グリッドバリア・アニメーション」(Grid Bariier Animation)とかいうものらしい。 ※『懸崖下的小道』(?友柏著、行人文化實驗室刊)という台湾の本はプラスチック製のカバーがシマシマアニメ。 日本でもシマシマアニメ好きは一定数いて、アスキーから本も出していただいている博報堂の須田和博さんから教えていただいたのは、2008年に朝日新聞の大阪本社版がつけた「動く広告」。これは、シマシマシートが新聞についてきて広告部分にあてると爆笑問題の太田光氏の顔がアニメーションしたりするというもの。この広告は、カンヌ広告祭でGoldという賞に輝いたそうだ。 ※コピーライター:張間純一、AD:市野護・烏野亮一による「動く広告」。シマシマアニメをそのまま使った広告。http://www.01-radio.com/archives/tag/%E5%BC%B5%E9%96%93%E7%B4%94%E4%B8%80 それから個人的にかなり好きなのが、アニメーションフローティングペンのプロジェクト関係者の湯浅さんが教えてくれたのが、シマシマアニメ式テーブル。オーストラリアのClarkeHopkinsというところが考えた、ガラステーブルの表面がシマシマになっていて、近くを歩くとカーペットの絵が動いて見えるという趣向。これ実物あったらかなり驚くと思います。 ※現物の絵ではないのでシミュレーションなのだが、ちゃんと魚が泳いでいる感じになる。シマシマアニメは角度が斜めになるとうまく動かなくなるのだが、魚というのがなんともそのあたりに比較的影響されない形であるところがポイントかもしれない。「Magic Carp pet」という名前もいい。 しかし、シマシマアニメの技術を使ったもので、私が「これはまいった」と思ったのは、「The Digital Sundial」という日時計だ。日時計といっても、太陽のほうに翳されている特殊なパネル(この中にシマシマアニメと同じ原理の光学パーツが組み込まれているものと思われる)を通して、鏡の上にデジタル時計が映し出されるというものだ。 ※シマシマアニメ関連商品では最高峰といってよいんではないかと思う「The Digital Sundial」。写真では「時」しか見えない感じだが右側に「分」が10分単位で表示されれている。さすがドイツ人。原宿「AssistOn」にて購入。 ということで、シマシマアニメ好きは世界中にいるということなのだが、私も、いまからちょうど1年ほど前シマシマアニメで試行錯誤を繰り返していた。フローティングペン(Floating Pen=Floaty Penとも呼びます)のペン軸の液体の中を、人が歩く、泳ぐという趣向。一般的なシマシマアニメはその場でアニメーションしているが、これの場合、動画自体がヨコに移動していくのがちょっと新しいつもりなんですけどね。 ※私が個人的なプロジェクトとして立ち上げ図工芸術さとうたく氏やさきほどの湯浅さんたちと協力しながら展開中のアニメーション・フローティングペン。「A Man in a Pen, Walking」と「A Man in a Pen, Swimming」。 ご興味のある方は、ぜひ以下のサイトなどご覧アレ。シマシマアニメが三度の飯より好きとかフローティングペンを何十本も集めているなんて人がいたら教えてくださいね。シマシマアニメ原理主義による、シマシマ大集会とかできたらいいですね。シマシマ生中継というのをやりましょう。

要するに、垣根の板の隙間から見える感じのアニメーション。半年ほど前の日記で「シマシマアニメがここ数年盛り上がっていた」ということを書いたのだが、これは、私の観測であって実はいままでもずっと世界中で誰かがシマシマアニメを試し続けていたというのが本当なのかもしれない。たとえば、同じ本でもカバーがシマシマアニメになっている。

A Project for Making a Floating Pen at least Once in my Life
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本日、2011年9月9日(金)に台湾Ustreamやるんですが、ちょっと準備をしようかなと思ったら、『本の雑誌』(2006年4月号)で、青木さんの本を紹介した原稿が出てきた。
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台湾で日本人女子の書いた本がベストセラーになっている
遠藤諭
「ずっとばかで、良かった。と思ってる今日この頃」という便りが届いたのは、昨年の一二月下旬のことだった。
その一週間くらい前、『奇怪ね/一個日本女生眼中的台湾』(布克文化刊)という本を台湾で出した青木由香さんからのメールである。彼女の本を紹介した台湾の新聞記事が添付されていて、誠品書店という台湾中に四○店もある書店で売上げ一位になったとある。毎日のように新聞、雑誌やラジオ、テレビの取材が入っていて、ウンコをする暇もないとも書いてある。
海外で日本人の書き下ろした本が売れることはめずらしいと思う。
台湾の本屋さんに行けば、日本の作家の翻訳本がたくさん並んでいる。いま推理小説の人気があって、東野圭吾や土屋隆夫など日本の作家が目立っている。夢枕獏の『陰陽師』が一○万部以上売れているかと思えば、幾米(ジミー)を生んだ国だけあって、『こげぱん』(たかはしみき)や『150cmライフ』(たかぎなおこ)など、ハートフルな本も人気がある。しかし、台湾に住んでいる日本人の書いた本が、これだけ売れたことはないらしい。ちなみに、『奇怪ね』が、いきなりベストワンになった誠品書店は、この一月、地上六階・地下二階の「信義旗艦店」をオープンして、アジアの活字マニアのニュースになっている。その誠品書店が、ちょっと変わった日本人の書き下ろし本を面白がって、プッシュしてくれているようにも見える。
年が明けて一月初旬、ふたたび青木さんからのメールが届く。「今週は、三位。ネット書店で四位。鼻くその本が出て来たら負けた」とある。鼻くその本? このメールと前後して、『奇怪ね』が、私の手元に届いた。
パラリとめくると、「朝晩の公園や運動場が大好きだ」とある。
場所はいくらでもあるのに、わざわざ公衆便所の前に場所をかまえ、至近距離でバトミントンをする老人二人。
毎晩決まった時間に、スーツ姿で皮の鞄を持ち、後ろ歩きで学校のグランドに登場し、後ろ歩きのままトラックに入り、後ろ歩きでトラックをグルグル回り、後ろ歩きで退場していくサラリーマン。
気功でもヨガでも太極拳でもない、不思議なクニャクニャの動きをするクラゲ体操(仮名)をする軍団。
公園で、道路に向かってずっと気を送ってる集団。
買い物袋片手にミュール姿でグランドをグルグル歩く明らかにショッピング帰りのギャル。
チュウをしながらグランドをグルグル歩くカップル。
痴話げんかをしながらグランドをグルグル歩くカップル。
夜中なのに走る三、四歳の子供。
……(以下略)
私が、いちばん気に入ったのは、ゴミ収集車が音楽を鳴らしながらやってくるという話である。
その音楽にあわて、家々からゴミの袋を持った人たちが、ぞろぞろと出てくる。ドカンと戦車のようにデカイ(ただし黄色い)ゴミ収集車と、ゴミ袋をぶら下げて出てきた人たちの写真がちりばめられている。それぞれの普段着で、それぞれの見えない吹き出し(だってかなり面倒なはずである)または、ゾンビ状態で、大小のゴミ収集袋をぶら下げている。これには、
ゴミの音楽を聴くと「みんな踊ればいいのに」と私は思う。
などと書いてある。この際、ゴミ収集音楽ダンスコンテストとかやったら? というのだ(たぶんあり得ないと思うが)。
「大同電鍋」という電気炊飯器の話は、台湾の面目躍如(?)と言うべきなのだろうか? 日本の昔の電気釜みたいなデザインで、なぜか赤バージョンと緑バージョンがある(著者は赤バージョンが好きだとか)。この大同電鍋の使用説明があまりにいいかげんなので、心配になる。まずは炊飯ということで、台湾人に水の量を質問するが、口を揃えて「テキトー」と答えるだけ。ところが、たしかに出来上がりには大差なかった。それからは、テキトーに使うことを覚えたそうだ。面倒くさい大豆も柔らかく煮え、ポトフも焦げずにできる、
「ビバ・テキトー台湾! 大同電鍋!」
とか。
一月下旬、またまた青木さんからのメールが届く。『奇怪ね』をネタに、テレビの一時間番組をやって、本人も出演したとある。つまり、台湾の世論をちょっぴり騒がせている。「台湾をバカにしている」という意見もあるが、「外国しか見ない若者を台湾に振り向かせた」など、好意的な反応のほうが断然多い。別のテレビ番組には、私に青木さんを紹介してくれたLさんも一緒に出演したと書いてある。
Lさんは、私が、仕事で台湾に行くと通訳をお願いする人で、ナイジェリアにも工場があるトイレットペーパー会社の社長の娘。通訳の仕事もどこまで本気なのか、N製粉の会長さんや日本を代表する作曲家のH氏が台湾に来るとアテンドする。そんなLさんに、二年くらい前、“ヘンタイ同士で気が合うのでは?”(たぶん)と語学留学生の青木さんを紹介されたのだ。そのLさんが、テレビ局に付き添って行ったら、一緒にトーク番組に出ることになった。話が、トイレットペーパーにおよんだら、めちゃくちゃ詳しい話をしてくれて楽しかったそうだ。
さて、私は知らなかったのだが、こんな台湾が好きで、台湾留学する日本人は、結構、たくさんいるらしい。台湾観光協会やJAAがいうように、台湾は、食べ物は旨いしめちゃ楽しいところである。まだまだ、まるで魅力が伝わっていないとも言える。しかし、そのちょっと先にある誰もが知っていて、台湾人自身もあまり語らない“魅力の核心”に触れたところに、この本のヒミツがあると思う。サイコーの台湾ラブコール本なのではないか。そして、著者は、こうも書いている。「日本人たちよ。もしも人生つらいなら、台湾へおいでなさい。私たちに笑顔をもたらす素敵な島、台湾へ」と。
{欄外?}
(注:鼻くその本=『Nosepicking for Pleasure』“鼻ほじの快楽”Roland Flicket著、Time Warner Books UKの翻訳)
{写真/表紙}
『奇怪ね』(奇怪=中国語で「おかしい」とか「変わった」の意味らしい)。「ろへー」は、台湾独自の発音記号(ボポモフォ)で「ね」。アジア一帯で定着した平仮名「の」に続いて、台湾では「ね」が使われている。
{写真/108ページ}
尿、血、尿、血……と書かれたイラストは、病院の待合室のど真ん中に、尿検査と採血された血液が一緒に並べられているという話。ちなみに、著者は、付き添いの知人(一般人)に「チュゥーッ」と採血されることに。
{写真/136~137ページ}
これが「大同電鍋」。イラスト、写真、装丁とも著者。本文は、中国語と日本語で書かれている。
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本文の{写真}とかは入校テキストのまま。
写真のところにある~ページというのは本のこのページを図版として使用の意味。
2011年9月9日(金) 夜22時~
9月9日午後10時、緊急生放送!ASCII.jp×Ustream 台湾スペシャル
業界人なら絶対知っておくべき、ここでしか聞けない話
http://ascii.jp/elem/000/000/632/632544/
日本からとても近くて、食べ物がおいしくて、デジタル系の人たちにもたまらなくて、街の雰囲気も住んでいる人たちもいい感じなのが台湾ですね。でもこれは結局、実際に行ってみないとその魅力は分からない。ということで、その練習問題として、台湾に関して青木由香さんとUstreamをやっちゃいます。
Q1.なぜ台湾なのか?
Q2.台湾の人たち(若人から老人まで)と友だちになるには?
Q3.「奇怪ね」な理由
Q4.いまおオススメの絶対「旨い」スポット
Q5.仕事として会社の金で台湾に行く方法
Q6.いままで書いてなかった秘密の話
Q7.台湾はなにがすばらしいのか?
彼女は、私が台湾に出かけたときにいろいろお世話になったり、弊社の媒体でも書いてくれたりしてきたんだけど、いまじゃ台湾の有名人。台湾で書いた本が人気で、日本でも台湾について本やラジオで活躍している。そして、2005年に台湾人の生態をクールな目で語り物議をかもしながらも超人気となった本『奇怪ね』が、ついに日本版として登場したのだった。そんな彼女に聞くサイコーの台湾攻略法。
2011年9月9日(金) 夜22時~
9月9日午後10時、緊急生放送!ASCII.jp×Ustream 台湾スペシャル
業界人なら絶対知っておくべき、ここでしか聞けない話
http://ascii.jp/elem/000/000/632/632544/
台湾一人観光局
http://www.aokiyuka.com/
『奇怪ね 台湾』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4809676471?ie=UTF8&tag=ascii-trend-22
在台湾旅遊的一百個理由
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/post_173.html
「萌え」を最も吸収している台湾
http://research.ascii.jp/elem/000/000/010/10572/
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グーグルが、「Google Lab」をやめてしまうというニュースが流れて心配している人もいると思う(米国では「wind down」と表現されているんだけど要するにやめちゃうということですよね)。私が大好きな「グーグル・ゴーグル」(Google Goggles)も、Google Labによるもののはずだと思うのだが、いまのところAndroidマーケットにアプリがあがっている。
これがどんなアプリかというと、スマートフォンのカメラで撮影した画像を認識してくれて認識するだけでなく関係ウェブ情報にリンクしてくれる。観光地などのランドマークやワインやビールなどの飲み物、本や広告、バーコードやQRコードなどを、バシバシ認識してしまうというシロモノだ。たとえば、浅草の雷門の写真を撮影した結果が上の画面である。
要するに、物体のデザインでQRコード的な効果を出そうというもので、日本にも「マジックルーペ」があったし、米アマゾンも同じような技術を持つ会社を買収していた。特定の商品というところに収束しないところがグーグルの検索会社らしいところなのだが、商品のロゴなんかはかなり幅広く認識するようになっている。私の好きなスリランカの「LION STOUT」もバッチリ認識されました。
「SPAM」の缶詰が表紙になっている本を撮影したら上のような結果になりました。つまり、本としても製品ロゴとしても認識。画面の下のほうは、本として、画像上の文字として、ロゴとして(半分欠けて見えない状態ですが)。このまま検索結果にとんで、本も缶詰も買えてしまうところがおそろしい。
さらにグーグルらしいのが、「数独」と認識したら解いてしまえたりすることだ。たとえば、これはある新聞に掲載されていた「数独」を、グーグル・ゴーグルで認識したところ。なんと、「ナンプレを解きますか?」というボタンが出てくる。おそるおそるタップしてみると、パラリパラリと数独を解いてしまうのでした。これって表示中に計算しているのかなぁと、試しに「ナンプレを解きますか?」というボタンが出たところでネットワークを切ってみたのですが、それでも答えは同じように表示されたのでした。つまり、「解きますか?」といったときには、結果は求まっていたわけです。
ということで、一時期、「グーグル・ゴーグル・マニア」と化していた私ですが、上の画面は、「秋葉原エリアブログ」さんのページに貼ってあった写真をグーグル・ゴーグルしたら「Similar Image」としてでてきた画像。実は、オリジナルではこれ真ん中にメイドさんがいないだけで、どうもまったく同じ写真のようなのですよ。こんなところまで覗けてしまうのがグーグル・ゴーグルなのでした。
というようなわけで、先日、日本テレビのデジタル番組「iCon」で「2011年度下半期のおススメアプリ」と聞かれたときにもこのアプリをプッシュさせてもらいました。これってとくに海外旅行のときに便利なんじゃないですかね。スマートフォン向けの海外パケット定額なんかが出てきたいまこそ、今年のシルバーウィークなんかでフル活用してほしいアプリ。ここはなんとか、Google Labから抜き出してサービスとして継続してほしいものです。ただし、「数独」を解いちゃう機能などここまでやらなくてという意見もあるかもしれません。
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実は、香港のマクドナルドに貼られていたビジュアルでした。
マクドナルドとか米国流のファストフードってどこか大国的人民マニュアル主義みたいなところがありますよねとういことで妙にシックリ。よく見るとジグソーになっていたり、どんなメッセージの広告なのでしょう? それにしても、笑顔がいい。
7月下旬から8月の頭まで香港に出かけたという話を前々回書きました。街に出かけてすぐに気が付いたのがiPhoneのiPadの人気が高いこと。写真は、トラムの駅(バス停留所みたいな感じなんですが)の上の「iPad2」の看板が、2階席から見えたことろ。
2階席の客向けには駅の表示もこんな形で出ています。いい感じだなぁ。
香港のiPhone事情を見ようということで、香港の渋谷ともいわれる旺角(モンコック)までやってきました。写真は、携帯ショップがたくさん入った「先達広場」というビル。世界中のケータイが堪能できるといっても大げさではない楽しいビルなのですが……。
ビルの中はこな感じで、アジアの雑居ビルらしく小さなお店がたくさん入っています。やはり、iPhone、iPad関連、そのケースなんかがたくさんありました。
ちょっと気に入ったのは、こんなカメラっぽく見せるiPhone4ケースたち。個人的には、Instagramのアイコンにもなっていてボクも何台か持っているポラロイド「One Step」の奴(このあたり日本に入ってきていますかね?)。
これはデザイン的には問題なんだけど、なにしろこれで育った人たちがいまスマートフォン買ってるということですね。ゲームボーイ型は、他にもネット系のメディアで紹介されていますが、これの場合はカラバリが凄い。オリジナルのほか、赤、青、黄、緑、黒、パープル、ピンク、茶、オレンジと10色!
旺角といえば、ラオックスを買収した中国の大手家電量販の「蘇寧」のお店がありました。歩いていると「あ、ここにも」というのが何回もという感じで中型店舗をこのあたりだけで複数展開しているようです。すでに中国から進出済みの「国美電器」、香港に昔からある「豊澤電器」、「BROADWAY」が、日本の3カメな感じでしょうか?
ところで、夜の香港といえば繁華街に夕方から深夜にかけて立つ夜市ですよね。女人街とか廟街とか有名ですが、おかしな日本語のTシャツが昔からの名物というようなところ。こんな感じのところです。で、今回、香港で物色しようかなと思って先達広場や電脳ビルなんかで見つけられなかったものが、なんとここにありました!!
おもちゃやら、骨董やら、LED懐中電灯やら、衣類やカバンなんかにまじって、ご覧のように「中華Pad」が、夜市の屋台で売られている! いまどきの香港の人たちは中華Padなんか相手にしないんですね。買うのは、何かの間違いで勢いで買ってしまう観光客ということでしょうか?(それはお前のことだと突っ込まれそうですがw)。
これは屋台なのにガラスケースで展示しているお店(やはり屋台の中ではケータイはハイテク機器なんですね)。こんな車型などのヘンタイケータイも、あるはずの先達広場では見なかったのですが、ここには生きておりました! iPhoneを中心にすごい勢いで広がっているスマートフォン攻勢にあって絶滅寸前種といえるかもしれません。
※お気づきのことなどあればコチラ……。
http://twitter.com/hortense667
世界最大のPCメーカーであるHP=ヒューレット・パッカードが、タブレットやスマートフォンの開発を打ち切り、PC部門さえ事業分離などが検討されているというニュースが流れている。かわりに、英国のAutonomyという巨大データ解析を得意とするソフトウェアメーカーを買収するという。
いまではPCメーカーのイメージも強くなったHPだが、実は、業界ではむしろ「PCから遠い」と見られてきた会社である。パソコンやその根幹となるマイクロプロセッサの技術は1970~1980年代にかけて生まれたものだが、その時代に、HPは、エレクトロニクスの盟主といえる企業だった。ところが、パソコンを作らなかった。
同社は、1960年代末に「HP 9100A/B」というプログラミング可能な電卓を作っている。コンピュータというものが机の上にのった、パーソナルコンピューティングに最も近い企業だったといってもよい。ところが、1970年代の後半にIMSAIやAltairが出て、AppleやAtariが出てもこの世界には入ってこなかった。1980年代にPCを作らなかったわけではないが、そのことを知らない人がほとんどだろう。
私にとって、HPは、とても好きなブランドだしその動向も少しは注目してきたつもりだ。同社は、シリコンバレーの発祥となった企業ともいわれるが、その創業のガレージを見にいったこともある。同社が、1978年に発売した「HP-01」という電卓付き腕時計なんて、何個も所有している。
※HP社創業のガレージが左奥に見える(庭の掃除しているのは1996年に撮影当時のこの家のオーナーらしい)。石碑はカリフォルニア州が設置したもの。
仕事でHPのコンピュータを触ったのは、1980年代前半のことだ。HPには、3000や9000といったシリーズがあり、当時は、IBMとの間で、RISC型CPUに関する特許を争っていた。私が使ったマシンでは、米国から流れてきたあるファイルを端末にロードすると、文字だけで本物ソックリのインベーダーゲームが遊べたりしたのを覚えている。つまり、プログラマの遊び心に触れさせてくれたマシンだった。
2007年に、私は、HPがニューヨークで主催した「The Computer is personal again」というキャンペーンのイベントに参加させてもらった。前年から展開されているこのキャンペーンは、「結局、コンピュータというのは個人のためになければいけないんだよ」というニュアンスのもので、とてもすばらしいと思った。私にとっては、コンピュータと個人の関係をちょっと振り返らせてくれた出来事で、《こんな日記》もここで書いている。
ところが、イベントの前日、私の古くからの知り合いでニューヨーク在住のDさんに会うと「えっ、HPってプリンタの会社でしょ?」と言ったのだった。Macユーザーで、Blackberryも知っていて、当時からネットもがんがん使っていた彼女なのだが、HPのことをまるで知らない。私は、HPがいかに凄い会社であるかとか、最高級の聴診器はHP製だったのだよなんて話までしたのだが(ゴムの肌に当てる部分=マウスから2本のホースが直接出ているのがHP製だったのだが医療関連部門はとっくに売却されている)。
実際のところHPが、パソコンの世界でがんがんやり出したのは、それほど古い話ではない。2002年にコンパックを買収して、その後、ゲートウェイの国際部門を担当していたTodd Bradleyがパソコン部門を担当してからだといってもよい。そのたかだか10年くらいの間に、サーバーの会社から個人向けPCの世界にグッと出てきたといえる。
今回のニュースの中では、昨年、Palmを買収するとともにはじめた「WebOS」の事業を打ち切るという内容が含まれているのが1つのポイントとなっている。iOSやAndroid、マイクロソフトまでからんだスマートフォンやタブレットという新市場で、ダークホース的な存在ではあるが、「HPがやるからには」という期待感があった。
HPは、パソコンはあまりやってこなかったが、モバイルではむしろいろいろなアプローチをしてきた会社なのだ。91年に電卓の頂点として「HP 95LX」というスモールコンピュータを発売。 大きさは電卓でも中身は立派なコンピュータという代物で、Lotus 1-2-3という表計算ソフトまで使える。その後も、この分野には、断続的ではあるがやってきて、コンパックの買収で「iPaq」を手に入れた。
しかし、そのiPaqをせっせと作っていた台湾HTCが、いまや世界を代表するスマートフォンメーカーとして独り立ちしているのだ。IBMのパソコン事業が中国Lenovoに身売りされ、Gatewayは台湾のAcerに買われた。HPのPC部門も、中国企業に売却されることになるのではないかという見方をする人もいるようだ。
※私が愛でていまもときどき使っている「HP-29C」は1975年製のLED表示の関数電卓。
HPは、もともとテクノロジーと品質の会社というのが本来のイメージである。質実剛健がモットーで、あるときHPの電卓をバラしてみたところ本体裏側のゴム足(通常粘着式でついている)が、本体内部に貫通して絶対に取れない構造になっていた。1980年代に知る人ぞ知るという存在だった同社のパソコンは、昔のIBMのパソコンと同じく本物の金属製のカギを回さないと動作しないようになっていた。
ニューヨークで行われイベントも、そうした完成度を「パーソナル」では少し違った形で蘇らせるというコンセプトだった。最近のノートPCのデザインフィロソフィーとして掲げられている「HP MUSE」 (materials, usability, sensory appeal & experience)というのは、まさにそういうことなのだが。
とはいえ、HPのパソコンの歴史は、実際にはそんなに長くはないのである。インターネットによって、パソコンへのニーズが高まったことの受け皿としてPCを売りまくった。個人も企業もひっくるめて作れば安くなるというのもあったろう。ところが、その高みから「PCの次」を見てはいたが、うまくリーチできなかったというのが本当だろう。
HPのパーソナル部門の担当者で、同社のPC躍進の立役者といわれるBradley氏は、PalmのCEOをつとめたという経歴の持ち主だ。そのことと、昨年のHPによるPalmの買収とがどう関係するかは私は知らない。しかし、ノキアのCEOが、元マイクロソフトのStephen Elop氏になったとたんに、Windows Phone 7を採用することになった。世界のハイテク企業といえど、「人」というのが戦略を左右するということか。
コンピュータの歴史を見てくると、米国式の企業システムというのが、どうもIT産業に向いているのかどうかあやしいように感じることがある。誰彼がというのではなく、四半期ごとの業績を問われ、フォーチュン500に入るような企業でもトップが数年おきにすげ替えられていく。ITを育ててきたはずの金融資本主義というべきものと、ITというのは必ずしもいつでもマッチするわけではない部分があると思う。
今回のHPのアクションも「正しい」というのがおおかたの評価のようだし、私もそのように思っている。いまは世界最大のパソコンメーカーでも、たかだか10年間がんばっただけではないかという気もする。それよりは、これからのはずのスマートフォンやタブレットの可能世界が1つ減ったのが気になる。これからこの分野はアプリからHTML5に向かうという意見もある(ソフトの動作環境としてはiOSもAndroidも関係なくなる)。HP(Palm)ならではの洗練された端末の進化を見たかったという人も少なくないはずである。
なお、まだこれを書いている段階ではPC部門に対して具体的なアクションがあったのではなく検討されているという情報の範囲なので誤解のないよう。
「香港動漫電玩節」(Ani-com=ACGHK 2011)に出かけてきました。「動漫」というのは「アニメ」のこと(ここではアニメやマンガですかね)で、「電玩」というのは「コンピュータゲーム」のことなのですね。私は、2003年から何度か来てるんだけど、どんどんエスカレートしてきていて、13回を数える今年は、5日間で65万人以上を動員したそうな。会場は、1997年の返還式典も行われた香港会議展覧中心ということで、左に曲がればつくというところで目撃したのがコレ。
たぶん動漫節とは関係ないと思うんだけど、西九龍中心というショッピングセンターにあるというAKB48のオフィシャルショップのラッピングバスでした(2階建てバスにバシッと決まってますよね。これがAKB48の子たちが移動するバスとかいうんじゃなくてただの路線バスというのがいいでしょう)。シャンシュイポという香港系電脳マニアで知らない人は「モグリ」といわれるところがあるのですが、そこから近いところに西九龍中心はあります。
香港ではバスの模型が人気ジャンルで「80M」という有名店もあるんだけど、さすがにこのバスはないか? ところで、香港でショッピングセンターといえば、こんな話があるのを思い出した。『本の雑誌』(2005年4月号)に書いたんだけど、香港にはスポーツ新聞みたいな新聞しかないという話の最後の部分で紹介しているエピソード。その部分を引用しておこう。
ある人物のところに一通のメールが舞い込んだそうだ。それは、「香港でちょっとした仕事をしてくれないか?」というオファーだった。彼は、ホームページ上で自分の“太さ”をネタにしていたらしい。20万円のギャラを目あてに香港まで行くと、大きなショッピングセンターのオープニングイベントで「日本から相撲取りが来た!」という催しだった。フンドシ姿でシコを踏んだり、地元のチビっ子と相撲を取ったりのパフォーマンスが終わると、新聞記者たちがやってきて「あなたは相撲取りなのになぜチョンマゲを結ってないのか?」と鋭い質問をしてくる(さすが新聞記者)。すると、隣に座っていた関係者が「彼は、日本で唯ひとりサラリーマンでありながら相撲取りでもある。だからチョンマゲを結わないことが許されている」と真顔でサラリと言ってのけたのだそうだ。これはそのまま某有名新聞のトップ記事として掲載されたという噂である。
ちょっと話戻ると、香港はトラムもバスもラッピングが実に決まっているんですよね。これは、何の映画の広告か分かりますかね? よくみると、窓まで塗ってありますが大丈夫ですかね?
話がヨコ道にそれでしまいました。香港動漫電玩節で、おさえてきたスナップをいくつか紹介したいと思います。
入り口すぐのところに控えているのは、毎回なのですがマイクロソフトと香港でいちばん売れてるマンガ誌『Co-Co』を出している正文社出版です。マイクロソフトは、もちろんXbox360でキネクトをデモ中。
このイベントの名物、ガンプラのコンテンストのノミネート作品がずらりと展示されています。たしか、『電撃HOBBY』の編集部も表彰式のために来ているはずなのですが……。
日本の会社もバンダイなどオモチャ系から角川など出版社系、ワコムの展示も常連化しています。変わったところでは「豆しば」の展示ブース。今年、香港進出をはたしたヤマト運輸もコミケみたいに「買ったもの送ります」とブースを出していました。
仮面ライダーと右は中国のTwitterといわれるweibo.comのブース(3~4年前からマンガ系の出版社を中心に中国企業の出展が目立ってきています)。
イベントは、企業ブースでも買い物ができますが、この「女僕書房」はメイドさんが店員をしている本の販売コーナー。
なかなかいい感じでしょう。
世界の三大モデルメーカー「ドラゴンモデルズ」の関連企業UMLのブースでは、香港のリカちゃん(?)こと「mimo」が、絶好調な感じです。実在する高校の制服を着たモデルから、町の屋台の看板娘、日系の某有名レストランチェーンの店員まで再現度のほどよく高い膨大なファッションのコレクションが用意されているので、ご興味のある方はご覧あれ。
今回いちばん気になった展示。台湾のオンラインゲーム企業Gamaniaがマンガの配信事業を準備中。アジアの主要国とスペインの6カ国向けとのことでした。
やはり香港フィギュアの展示もありました。
香港独立系作家のブースといっても三聯書店などから出ている単行本です。若者向けの情報誌が結構こういうアートっぽいマンガを載せてますよね。手前の『PANDAMAN』は私の好きな作品。
いい感じではないですかね。
撮影中。ちょっとやる気ない?
いいでしょう。
楽しそう。
なかなか決まってます。
なぜかスポンジタワシを販売中。
物々しそう。
会場の外は折からの台風ですがこんな風景。
美人時計香港もデモ中でした。モデルさんとツーショット!!
麹町アジャンタから郵送物! というので開けてみたらお手紙が入っていて、「いつもアジャンタのカレーを食べて頂きありがとうございます。既に、ご存知かと思いますが、新、レトルトカレー、以前にもまして味に深みがだせたと思います(チキンカレーは大辛口)。暑い夏、アジャンタのカレーで乗り切ってください。」などとうれしいことが書いてある。

そうなのですね。このシーズンは出版の世界も「カレー」のオンパレードになる季節。たぶん来週から再来週にかけて書店に一斉に並ぶと思います(もう出ていますかね? 本の問屋さんである取次が同じ種類のムックは同じ日付に書店に並ぶようにしたらと出版社にアドバイスすることがあるんですね。うちの出版物だと年賀状ムックがそうですが、たぶん「カレームック協定」もあんじゃないかな?)。
去年もそうだったわけで、こんな日記を書いていますが、エイ出版の『カレーの心得』で私もアジャンタを推薦して登場しておりました(新レトルトを送っていただいたのは、これのお礼もあるかもしれません)。そこで、さっそくアジャンタの新レトルトカレーを作ってみました。

たしかにチキンはレトルトとしては大辛口で、社長のJ・ムールティ氏の「深みがだせたとおもいます。(チキンは大辛口)」という言葉に納得。キーマのほうは、アジャンタの「キーママタール」というパサパサのひき肉+グリーンピース(マタール)のカレーとは異なり、汁っ気のあるタイプなのですが、香辛料がふんだんに使われていて「このままお店で出せるじゃん」という仕上がりになっています。

会社が引っ越して、アジャンタが近くなりました。それでも、「結構あるかなー」と思っていたのですが、グーグルマップの経路探索によると麹町アジャンタまで1.8キロ、22分の所要時間と出てきました(奇跡ともいえる斜めパスぶりをご覧あれ)。このような環境ではない方々で、「アジャ切れ」が怖いという方は、常備されてはいかがでしょうか? アジャンタの「贅沢・極上」シリーズ。でも、やっぱりお店で食べるのが旨いですけどねー。最近、チキンブリアニやパラータ、ノンアルコールビールなど、少し食べる傾向が変わってきた私ではありますが……。
WWDC 2011では、iOS5の発表がありいろいろな部分がブラッシュアップされました。Twitterとの連動やカメラ機能の使い勝手のよさは、いままでAndroidや個別のソフトでは出来きていたことですが、全体としての完成度がとても上がった印象があります。
で、これと前後して先週、iPad2を導入しました。初代iPadのときは米国で買ってきてもらって、国内販売より1カ月早くあれこれ盛り上がっていましたが。今回は、純粋にプレゼンの道具として導入しました。iPad2でふうつにVGA出力ができるようになったことが、なかにとても胸騒ぎがしてしまうのです。
写真は、アスキー総研の調査『MCS 2011』のウェブ版を表示しているところですが、まったくストレスがない。ほとんどの画面がミラーリングされる感じですが、YouTubeでは手元のiPadは再生中と分かる画面になるだけで、映像は、ディスプレイ側に出るようになっています。
これで何がやりたいかというと、上記のMCS 2011のデモや商品説明がシームレスに出来てしまう。昨年9月に発売されてApp Storeのセールスランキングで半月ほどトップだった『MCS Elements』のデモもできてしまいます。しかし、私の胸騒ぎはこのiPadで“新しいスタイルのプレゼン”ができると感じたからです。
もちろん、動画や写真や地図をサッサと切り替えてプレゼンするのもあるでしょう。しかし、どうしてもやってみたいのが「手」を使ったプレゼン。どんな公演でもセミナーでも小学校の先生でも、やはり生の人間の表情や声があってメッセージが人に伝わるというのがありますよね。それにしては、従来のPowerPointやKEYNOTEの画面の動きは機械的だったと思うのです。女性でいえばマネキン人形。
なんか手で触れることのできるiPadの画面が100インチ大のプロジェクタに出るなら、もっと生々しいプレゼンができるはずなのです。スライドを掴んで手の動きのまま次のスクリーンにパンするとか、画面上のオブジェクトをその場で手で動かしてみたりとか……。
しかし、いまのところちょっぴりこれに近づけるかなーというのが手書きノートソフトです。ということでふだん使っている23インチノモニタでやって見たのが上の写真です。アプリは、黒地に白と赤、しかも同じ太さしか使えない手書きノートの「Draft」です。なんとこれだけ機能が少ないのに1200円もしてしまうのですが、ちょっと個性的なプレゼンができそうでしょう。
これって「ただの黒板だろう」って……そうかもしれません。というか、そういうダイナミックな手で触ってその場の雰囲気で臨機応変にプレゼンしていける実演型プレゼンテーションソフトともいうべきアプリ、誰か作ってくれないかと思うのでありますが。
WWDC 2011の発表の背景について、アスキー総研の所長コラム「0〈ゼロ〉グラムへようこそ」で「WWDCで加速する怪獣大戦争のゆくえ」で書きました。
それから、今日から幕張メッセで開かれている『Interop』に参加させてもらいます。「Webアプリの未来」というテーマで、オーマ株式会社の天野仁史さん、株式会社J-WAVE iの小向国靖さん、セミトランスペアレント・デザインの田中良治さん、菅井俊之さんにご登場いただきます。
ニューヨークの知り合いが日本に帰ってきて、お土産に『GOOD』誌を持ってきてくれた。私が、一時期とても気にしていた雑誌で「取り寄せて読みたい」と以前相談したことがあるので覚えていてくれたのだ。どんな内容かというと、誌名のとおり「良きこと」がテーマともいうべき雑誌。人間社会が抱えるさまざまな問題に目を向けたものなので、次の号では東日本大震災や東京電力の福島第一原子力発電所のことが出てくると思います。その切り口がどんなふうになるのかちょっと注目でもあり。

※上になっているのが最新号でありますね(Issue 23=Spring 2011)。
最新号では、『L.A.TIMES』の休刊をあつかった記事があって、旧来型メディアの棲家ともいうべき立派な石造りの建物やその内部がとても印象的です。この雑誌についてはいろいろ書きたいことがあるのですが、「Geekなぺーじ」でいろいろと書かれていますね。それから、greenz.jpが提携(?)関係にあるようで、編集部訪問記事をやっていて楽しい感じでありました。

この雑誌、定期購読するときに自分の選んだ環境団体に全額寄付してしまうというキャンペーンが話題となりましたが(最初意味が分からなくて本当に驚いた)、サイトと紙の雑誌のバランスをうまくとっているのも特徴といえると思います。この号では閉じ込み広告企画(紙のサイズの違う部分を雑誌内雑誌にしてある=当然目立つしその分お金がかかる=クライアントはHYUNDAI)として、「GUIDE TO VOLUNTEERING」という8ページものが入っていました。この雑誌はその理念が受け入れられているんだと思いますが、実は、個人的に注目している理由は、彼らの主張をビデオにして配信していること、もう1つは数値をとても重要視していてInfographicsをサラリとやっている感じがいいとも思っています。

※数値ということで、グーグルトレンドで「GOOD」と「BAD」を比較してみた。ここんところ「GOOD」がキーワードになってきているのか優勢なようです。
要するに、あつかっていることも表現の仕方も、いまどきのカッコよさはこうであるべきということを示そうとしている。実は、この雑誌はそういう心とやり方のスタイルマガジンなのだ。というか、雑誌というのはそういう方向性をもったものであるべきなのだろう。そして、たぶんこの「GOOD」と「BAD」のグラフは全然関係ないんだけど、ムーブメントとして世の中が「GOOD」に向かうんだとしたらとてもすばらしいしカッコいい。もっというと、これともまた少し違う日本的なカッコよさのアプローチもありますよね。
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1年前のいま頃、私は、1つの秘密のプロジェクトをスタートした。計画自体は、かなり前からあって何かと忙しくしているうちに時間だけが経過していた。「このままではやらずに終わってしまう」という思いから、協力者のサトー氏に「ビデオを撮影してほしい」とメールしたのが、ちょうど1年前くらいなのだ。 ※私が個人的に作ってあくまで趣味的にだが販売をしている「アニメーションフローティングペン」。@awabowさんがこんなカッコいいビデオを作ってくれました。 フローティングペンというのは、よく観光地のお土産屋なんかに売られているペン軸の中に液体が入っているボールペンのことだ。これには大きく分けて2種類あり、1つは、女性の服が脱げちゃうヌードペン、もう1つは、中で動物や乗り物や人物などの小さな絵が動くものだ。私は、これが昔から好きで、いつか自分のオリジナルを作りたいと思っていた。 ※私の机の中から出てきた東京タワーのフローティングペン。ヌードペンの要領で中で白いパイプ状の物体が動き、昼と夜の東京タワーが表現されている。 アニメーションフローティングペンとして、「A Man in a Pen, Walking」、「A Man in a Pen, Swimming」の2種類を作ったのだが、このうち「Walking」の歩く人の画像が、私自身をビデオキャプチャしたものなのだ(それでサトー氏に撮影を頼んだのですね)。一方、「Swimming」の方は、その頃、私は毎週泳いでいたのだが、ビデオ撮影はむつかしそうなので、これはサトー氏にお願いして描き起こしてもらった。 ※図工芸術さとうたく氏が撮影してくれた私が歩くようすのビデオキャプチャ画像の一部。神田小川町のBRENZのあたりの裏通り。 こうして作られた各コマをシマシマの裏側を通ることを想定して、そのコマでシマシマの隙間から見える部分だけを切り出していきます。 ※これが1コマ目。なんとなく私のシルエットが分かるでしょう。 こうやって切り出した画像を1枚に重ねてやれば、シマシマアニメは出来たようなもの。いまどきフラッュがあるのでコンピュータ上でシミュレーションできてしまいます(私はFlash使いなのだ)。 ※1~6コマを重ねて1枚の絵にしたもの。 データはできたとしてフローティングペンをどうやって作るのかというと、デンマークのエスケセン(ESKESEN)社に依頼する。メールしてみると、日本の代理店レトロバンクを通してくれと言われた。指定されたフォーマットでグラフィックデータを作り、先方が試作、それを確認して量産という手順となる。 ※世界一のペンのコレクターによる「THE PEN COLLECTOR」。フローティングペンに関しても非常に勉強になる情報がありました(デンマーク語と英語)。 ソレンセン氏は、私のペンを2セット購入。私のペンも彼のコレクションに加わったらしい。ところが、日本からデンマークにボールペンを販売するのに、通関手数料が約4,000円もかかるそうな! 日本や米国が良心的なので忘れがちだが、EUは、こういう国が多いらしい。これは、湯浅さんの旦那さんがスペインに帰るついでにハンドキャリーしてEU内で発送して関税ゼロとなりました。お世話になりました。勉強にもなる。 ※米国のフローティングペンサイト「FloatAbout」。新着が、NYTIMES.COMとは! 本当に米国人てフローティングペン好きなんですね。MoMAとかもいまでも作っています。 当初の予定では私の知り合いにあげたりするということだったのだが、文房具仲間の五十音さんや信頼文具舗さんに、なにから何まで相談して販売することになったのですね(一応趣味的とはいえ元が取れる値づけをして次をねらう作戦)。ところが、昨年暮れから最近まで、私は、仕事がめちゃ忙しかったために知り合いルートのご紹介のお店がほとんどなのでありますが。取り扱っていただいているお店をご紹介します。
計画というのは、この日記でも完成時には書いた「アニメーションフローティングペン」を作ること。ビデオというのは、その中のグラフィックの元画像を作るためのものだった。その後、6ヵ月間におよぶ試行錯誤をへて完成したのが「アニメーションフローティングペン」の2本である。
※キャプチャした画像からいいところを取り出して、私が歩く6コマのアニーション画像が作られた。
※2コマ目。
※3コマ目。3本の線になってしまった私。
※4コマ目。私は1本の線とヨゴレくらいの存在になっています。これ見るとかなり苦しいところでアニメーションしているのが分かると思います。
※5コマ目。これでも人ですからね。
※6コマ目。これで全部です。
※ペンを下のほうから見るとこのシマシマ画像が見えますね。シマシマと絵の間に隙間があるので視差が生じてしまいます。ということで、チマチマなんですが30センチくらい離して見ていただけると助かります。
ところが、最初に作った試作は、まるでアニメーションしなかった。印刷精度の問題などがあり、コンピュータ上のシミュレーションどおりには全然再現されないのだ。これはダメか? と思ったが、エスケセン社は「こんなペンは見たことがなく大変に驚いている」とのこと。ということで、ちょうどよいシマシマの位置など思考錯誤の末、都合6本の試作をへて完成させることができたのだった。
ボールペンの完成告知、宣伝活動後は、いくつかのサイトや雑誌で紹介していただきました。この場を借りて感謝の気持ち伝えたいと思います。そんな中でも圧倒的に驚いたのは、年明け早々、「世界一のペンのコレクター」と称する人物からメールが届いたことだ。前後して、さとうたく氏と湯浅陽子さんのおかげでプロジェクトの公式サイト(英語)ができたのもあるのだが、なにしろググってもほとんど出てこないような段階である。本当に「マニアというものの恐ろしさ」を思い知らせれた感じ。
日本人からも問い合わせが数えるほどしかなかった段階で、いきなり海の向こうから匂いを嗅ぎつけて、いち早く連絡をしてくるとは! デンマーク在住のフィン・ソレンセン(Finn Sørensen)という人物で、35万本(!)のコレクションを、その名も「THE PEN COLLECTOR」というサイトで見せている。
その後も、米国のフローティングペンのファンサイト「FloatAbout」さんが、Youtubeの映像を見て記事を書いてくれたり(ここも本当に濃いすばらしいサイトなのだがその後ペンの販売もしてくれた)、デザイン・建築系の有力サイト「Designboom」が紹介してくれたりなど、いろいろな問い合わせがありました。インターネットって、本当すごいですね。
※さすがに世界的なデザイン・建築系サイト「Designboom」。ここに掲載されたことで、欧米アジア各国、ロシア語、ポルトガル語やアラビア語まで、文字どおり世界中でこのペンのことが紹介されたのは驚き。
五十音(銀座)
信頼文具舗
MISDIRECTION
アマゾン(WalkingとSwimmingの2本セットのみの販売:密林舎)
BEAMS(BEAMS Online Shop、ZOZOTOWNでも扱っています)
丸善(丸の内本店4階セレクション売り場)
文房堂(神保町)
黒松:PHYSICAL TEMPO(渋谷パルコPART1ロゴスギャリラリー)2011年5月12~24日の期間限定
ところで、シマシマアニメですが、『GALLOP!』や『SWING!』といった動く絵本(スキャニメーション)が、日本でも販売されて話題になっている。実は、シマシマアニメ(これは私が勝手に呼んでいる名前でちゃんとした名前は別にあるのですが)って、ここ数年、世界中でジワジワと盛り上がってきたものなのですよ。これについては、「シマシマアニメ集まれ!」と題して書きたいと思っています。
A Project for Making a Floating Pen at least Once in my Life
(一生に一度くらいはフローティングペンを作るだろう!」公式サイト
http://twitter.com/hortense667/
黒松といっても台湾で売っているドクターペッパーそっくりの飲み物の名前ではありません。いわゆるアートなネットショップ、ウェブデパートみたい感じなのですが、これの実店舗版「PHYSICAL TEMPO」というのを、2011年5月12日~24日までやっているのですね(ちなみにTEMPOといっても香港で売っているティッシュではありません)。場所は、渋谷パルコ・パート1のロゴスギャラリー(B1)。 ※天才編み師203gowさんの石灯籠とか獅子脅しとかの作品群。 昨年12月から個人的に販売している「アニメーションフローティングペン」というのがありまして、これの黒松での販売というのが懸案だったのですが、このPHYSICAL TEMPOで実現していただきました。なにしろ、ペンを作った直後からめちゃ忙しくなっちゃって営業してない。販売店は、人づてに紹介などで6社しかないですからね。あくまで商売ではなくて芸術活動のつもりなので、これくらいがちょうどよいのかもしれないですけど。そういえば、昨年の冬コミでも売らせてもらいました。 ※手前がAppleIIで楽しく遊んだ記憶がよみがえる「ROBOTRON」、奥が寺田克也さんのヘルメットです(もちろん手描き)。 個人的に惹かれたのが203gow(にいまるさんごう)さんの作品群。なんでも編んであるんですが、要するにこれってコードでなんでも作ってしまうプログラマの世界じゃんという気分に少しなりました。羊毛フェルト作家のそ子さんの作品群も気になります。とくに骨やタコの足とかが、なんともいえない味わいの仕上がりになっているのがたまりません。 ※のそ子さんの作品。 こんな中で、私のアニメーションフローティングペンも展示・販売させていただいています。ペンの中のチマチマなアニメーションなんですが、サンプルも置かれているので30センチくらい離してご覧アレ。今回、これに際して、図工芸術さとうたく氏にデザインしてもらったフライヤーがコレです。
ということで、12日の夕方、PHYSICAL TEMPOのオープニングパーティというのに出かけてきました。なんというか、女子ナード力(りょく)というもんがここまで盛り上がっているとは知りませんでした。ということで、男の子系は、金築浩史さんの「ROBOTRON」アップライト型ゲーム筐体とか、綱島慶さんのオーディオ系とか、寺田克也さんのヘルメットとか数えるほど。で、ボクのようなステーショナリー系は、なんか浮いてるなーという感じもしないではないのですが……。
ちょっとこのフライヤーの裏側にも書いたんだけど、フローティングペン発売後に起きたいろんな出来事については改めて書きたいと思っています。マニアの本当の恐ろしさとか、EUの関税があまりにもムチャクチャであるとか、アラビアやロシアのサイトでも紹介されちゃったとか、本当にいろんなことがありました。
PHYSICAL TEMPOでは、たくさんの作家の作品を見れて買えてしまうので5月24日までに渋谷パルコのロゴスギャラリーに足を運んでみてはいかがでしょうか? 期間中、イベントなんかも予定されています。なお、渋谷まで来れない人でボクのペンにご興味を持ってくれた方は、公式ページをご覧ください。
PHYSICAL TEMPO
アニメーションフローティングペン公式ページ
神保町からほど近い米沢嘉博記念図書館で、「吾妻ひでおマニアックス」という特別展示が行われています。とういことで、ちょっと前ですけど昼ごはんにパンチマハルに出かけた帰りに寄ってきました。記念図書館の1階奥を使った比較的コンパクトな展示ですが、有名なウロン文学選集の『へろ』や『ふるむまかおめら』、実験的な作品の展示があり見ごたえ十分です。
コミケ代表を長くつとめた故米沢嘉博氏ですが、その記念図書館の最初の企画展が「吾妻ひでお」をテーマとするのには意味があります。この2人には親交があり伝説となっている『吾妻ひでおに花束を!』(1979年)の編集人の阿島俊こそ、米沢嘉博氏なのです。
『吾妻ひでおCD-ROM WORLD』は、月刊アスキーの編集長をしていた時代に友人のM氏らが企画を持ち込んで作ったCD-ROMタイトル。この日は流れていませんでしたが、ビデオでその内容が紹介されることになっています。当時、ある取材でお会いした坂本龍一氏にこのCD-ROMを差し上げて喜ばれた記憶があります。
1982年のある日、私は、東中野のアパートで夜中に1人で『東京おとなクラブ』という雑誌を創刊しました。この本自体が、吾妻ひでお先生にマンガを描いてもらうことが刊行目的の1つだったのですね。ということで、その下に展示されている4枚の原稿は、創刊号に描いていただいた「陽はまた昇る」。大泉学園の仕事場に出かけてこの輪唱マンガを受け取ったときは驚きました。
受付には「のた魚」のぬいぐるみ。正しい色は右の薄汚れた黄色のはずです。「吾妻ひでおマニアックス」は、5月29日までにかけて展示内容を4回に分けて切り替えていくそうで、現在展示されているのは「吾妻ひでおのシュールな世界」と題したもの。ということで、「のた魚」の出てくる「るなてっく」の原画も展示されています。昭和のマンガ史上、最も記憶に残る1ページといってもよいと思います。
見ているうちに、赤田裕一氏と遭遇。吾妻作品や80年マンガシーンの話をいろいろとしたりして、私にはオマケ付きで楽しめたのでした。ちなみに、米沢嘉博記念図書館では、「吾妻ひでおマニアックス」と半分重なるスケジュールで「吾妻ひでお美少女実験室」という企画展示も開催予定とのこと。いまのマンガシーンに、ある角度では最も大きなインパクトを与えた作家の作品はいまでも刺激に満ちています。
吾妻ひでお展
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-azuma.html
http://twitter/hortense667
新聞、雑誌、テレビ、ラジオといったマスコミ4媒体といわれてきたメディアが崩壊していく……といった議論がある。人々がふだん暮らしていて、社会や経済が回っていて、国や世界の情勢といったものがあるときに、我々の目耳としてのメディアの役割はとても一言では説明できない。しかし、旧来型のメディアが稼げなくなってきている理由は、単純に「ネットのほうが便利だから」ということに尽きるのではないか?
そのように考えている私からすると、同じように旧来型メディアといえる「書籍」が、書籍の形のまま電子化するというのは、ちょっと頭がこんがらがりそうになるテーマである(電子雑誌もだが)。
1つは、すでにネットがあって、その上で自由に文字も写真も、映像すらやりとりされているところに、「本」というフォーマットを押しつけられている気がするというのがある。しかし、もう1つまったく逆の気持ちとして、出版というのは人の知恵や情報を文字どおり「版」として固定することに意味があるのであって、ネットの時代になっても本は別の価値があるという気もするからだ。
というように、電子書籍ってどうなるのかパズルのようにとらえていたところで、『電子書籍は「楽園」か「荒野」か?』(歌田明弘著)を読んでみた。著者の歌田氏は、『ユリイカ』の元編集長ということなので「紙寄り?」疑惑をもたれそうだが、『週刊アスキー』の連載「仮想報道」を読まれている方はご存じのとおり、冷静かつフラットにその状況を見ている(たぶん数少ない人物の一人である)。『月刊アスキー』でも、まだ「電子書籍」の「電」の字もない頃から、このあたりのテーマでお世話になっていた。
この本自体が、電子書籍として、角川書店の電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」と「VOYAGER STORE」で提供されるのだが(価格は350円)、いまの状況を伝える絶好のドキュメンタリーになっている。というのは、いま日本の電子書籍に直接関わっている“当事者”の12人に取材して、歌田氏が、コメントする構成になっているからだ。登場している方々は、次のとおり(敬称略でよろしいでしょうか)。
・グーグル株式会社 佐藤陽一
・イースト株式会社 下川和男
・株式会社イーブックイニシアティブジャパン 鈴木雄介
・国立国会図書館 長尾真
・総務省情報流通行政局 松田昇剛
・株式会社NTTドコモ 船本道子
・大日本印刷株式会社 岡素裕、川崎誠一
・株式会社電通 照井真一、金澤唯
・株式会社産経デジタル 近藤哲司
・シャープ株式会社 松本融
(※掲載順・敬称略)
歌田氏のあとがき「熾烈な〈電子書籍戦争〉で有利なのは誰か」が、いまの状況をとてもうまく伝えている。
まず、出版社とIT企業の間に深い亀裂が横たわっているとういこと。それは、どちらが既得権益を守るのに必死でどちらが悪者だとかそういう議論ではない。IT企業は「利用者目線」ということをふた言めには口にする。それを、最優先してその反応を見ながら、しばしば利益度外視でやる企業が成功するネット企業の意識が、その亀裂を生んでいる。
次に、日本の出版社とアメリカ企業の溝の深さというものもあるという。契約社会のアメリカと信頼関係の日本の商習慣との間に、これまた意識の差がある。IT企業で、アメリカ企業のアマゾンやアップルは、2つの溝を前にしていることになる。また、「マーケティングに使えるデータを教えてくれない」ということも問題のようだ。より広くとえられば、ルールを一方的に握られているということかもしれない。
この2つを示して、歌田氏は、「このように見てくると、電子書籍について期待している人々は、とりあえず日本の企業の動きに注目したほうがよさそうだ」と書いているのだ。なんと、アマゾンやアップルが、日本でどんどん電子書籍を出すようになる日は、まだ先だと明言しているのである! そして、携帯電話事業者が、電子書籍の世界に入ってきたことで、次のラウンドに入っていおり、彼らが「電子書籍フィーバー」(!)の行方を握っていると締めているのだ。
グーグル、アップル、アマゾン(これは当然だが)、NTTドコモやauなど、なだたるIT企業がいずも「電子書籍」に一生懸命になっているのはなぜか?
彼らは、文字でも絵でも音でも、あらゆる情報をバクバクと食べて大きくなる「情報の怪物」なのである。そろそろ、ウェブ上にある玉石混淆な情報ではなくて、うまい情報にありつきたいと、怪物は申しておるというわけだ。「情報を食べてそれからどうするか」は、歌田氏が利益度外視とか利用者目線と指摘しているとおり、それで世界を変え人々に恩恵をもたらしている。
そうした世界の中で、電子書籍は、最初にふれた「ネットのほうが便利」というのを超えないとけいない。いまでも、誰かが本を書いたり、ブログや論文やニュースを書いて、それがソーシャルメディアで、ざわめきのように議論され、新しい知見や意識が生み出される。そうしたことが波のように繰り返されることが、すなわち創造性なのだ。そのループにうまく入り込んで、ネット時代に「これは有益」とならないといけないと思う。
人々が議論に明け暮れてるあいだに、さっさと台湾や中国で電子出版に取り組んでいるイーブックイニシアティブの鈴木氏や、文字とコンピュータに関して早くから深く関わってきたイーストの下川氏も登場しているのも貴重である。そのあたりも含めて、電子書籍に直接かかわる12人のキーマンの言葉、読んで比べておく価値は十分にある。
p.s.
『ソーシャルネイティブの時代』(アスキー新書)という本を書きました。いまの20代を中心に、ネット上の行動やコンテンツの消費、ソーシャルメディアやiPhoneの利用状況から、次の時代の日本人が少し見えるのではないかという本です。
Blogmag , カレー中心主義の食生活 , 近代プログラマの夕4
2011/01/28 18:16:07 by hortense
この年齢でほぼ2日の徹夜はこたえました。新書を書いていて今週の月曜朝に印刷会社にギリギリ入れたのですね。その間、私の体力を支えてくれたのが麹町アジャンタのマトンカレーとマトンブリアニ、ラッサムスープでした。その疲れもとれて、本日、出かけた帰りに寄って「午後のアジャンタ」と洒落ました。いつものチキンカレー+インドコーヒー。とても、平和な気分。
ところが、食べ終わって1階のレジのところまで来ると、なにやらお店の外に三脚を立てて写真を撮影している人がいます。見ていると水準器でレンズを水平に保ったり、アンドロイドで何かを確認しながら、クルリクルリと4方向に角度を変えながら撮影しているようです!
で、数メートルずつ瞬間移動する感じで三脚を立て直して、また撮影しています。広角レンズを装着した一眼レフで、バシャバシャバシャと連射していきます。レジで会計を終えた私も撮影されてしまいました。
なんともテキパキと手際よく撮影していきますが、ショウウィンドウの中や自動販売機(アジャンタ名物の麹町弁当)の前面の値段の書かれたボタンの並んだところとかも、撮影しています。かなり細かく撮影している感じなんですねー。
で、これが何をやっているのかというと、どうも「Google Store View」の撮影らしいのです。要するに、Google Street Viewのお店版ですね。すでに日本で撮影が始まっていることは、ギズモード・ジャパンなどで伝えられています。なんでも今春には、日本でサービスが開始されるという情報もあるようです。
Google Street Viewが始まったばかりの頃、それをずっと見ていたら自分の家が出てきて、家の中に入れて、自分の部屋のドアを開けると……というビデオが、YouTubeで話題になりましたが。あの世界が間もなく訪れようとしているわけです。しかし、あれだけキッチリ写真を押さえているとなると、本当にバーチャルでお店に出かける感覚も味わえそうで、かなり楽しみなサービスになりそうです。
Google Streat Viewは、プリウスの上に特殊な撮影装置を付けて、タラーっと道路を走るだけと言われていましたよね。それに対して、このGoogle Store Viewは、かなり大変な仕事だと思いました。
この手の360度もんといえば、「Photo Bubble」というソフトがあり、フランク・ロイド・ライトの落水荘の中のCD-ROMなんてのが発売されていました。Photo Bubbleの場合には、ニコンの180度もある魚眼レンズを使って2回撮りをしていたと記憶していますが、4方向をバシャバシャでソフトウェアで処理したほうがそれでもラクなんでしょうね。
私は、レジが終わってお店を出てしまいましたが、どうせなら2階で、テーブルに座ってカレーを食べているところを撮影して欲しかった気がします。アジャンタ好きとしては……。しかし、Google Street Viewと同じく顔はモヤモヤになっちゃうんでしょうね。でもまあ、いつでもアジンャタにいる人になってしまったのかも。
ところで、カレーまみれになって書いた新書は、『ソーシャルネイティブの時代』(アスキー新書)です。2011年2月10日発売なので、ご興味のある方はぜひ手に取ってご覧あれ。
So-netさんから年末のご挨拶のグッズ(?)が届いたと思ったら「アドキューブ・カレンダー」というものでした。これが、ちょっと楽しい。
中から出てきたのはこんなキューブ。ボクはたしか香港の郵便局のオリジナル品を持っていた気がします(探さないと出てこない)。それが、カレンダーになっているのですね。
全体は、立方体。これが実は8個の立方体が集まってできているのですね。こんなふうにカッタンコとくる。
6月、7月は、こんなふうにタテに置くみたい。
8月、9月はこんなふうにヨコに置くみたい。
10月~12月はこうですかね。
磁石でうまくつくっくところもあるようなんですが、こんなことにもなってしまいます。
私の予想ですが、キューブ全体がモモの頭で、それがカパンと割れて中から楽しいカレンダーが出てくるって案もあったんじゃないですかね? どでしょ。
@hortense667
アニメーション・フローティングペン作りました!
http://www.8-p.net
台湾観光局から120ページもある小冊子『部落客看台湾』(ブロガーから見た台湾)というのが出ています。たぶん旅行関係のところに置いてあるんだと思うんだけど、それに私のこの夏のブログが収録されているのです!!
前半は、日本と韓国の9人のブロガーのネタをほぼそのまま収録。後半は、フェルンハイという人気グループのメンバーをフィーチャした台湾の紹介記事になっています。私のブログでは、渾身の「魯肉飯を極める」が収録されてんだけど、これがなぜか前半だけなんですよねー。後半のつもりで書いた「鬍鬚張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)に会いに台北に行く」が入っていなーい。
以下の4本が収録、台湾に行かれる方どこかで探してみてくだされ。
魯肉飯(るうろうはん)を極める
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/post_177.html
「台湾人は文具好き」
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/post_175.html
「本の未来を考えるには」
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/post_180.html
NHK「世界ふれあい街歩き」ふう122度でナイトマーケット!
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/122.html
フローティングペン(フロートペン)といえば、透明な液体の中を小さな絵が静かに動いていくようすが、なんとも心にやすらぎを与えてくれます。これには、絵を黒いマスクで覆ってそれによって女性が服を脱いだり着たりする趣向のものもあって、個人的にはそっちも気になるんだけど一応ここでは前者のお話です。
私もコレクターでもないのに机の中に、いつのまにか何本もフローティングペンがたまっていたというクチです。そして、私の中でだいぶ前から盛り上がっていたのが「一生に一度くらいはフローティングペンを作るだろう!」という気持ちでした。というこわけで、1年くらい前から「やるぞ!」ということを周囲の一部の人たちに言い始めて、スタートしたのが以下のプロジェクトです。
A Project for Making a Floating Pen at least Once in my Life
一生に一度くらいはフローティングペンを作るだろう!:実行計画
というのもその頃までにいくつかのアイデアがたまってきて、この夏、デザイナーのサトー氏(図工芸術 http://taku-s.com/)の協力を得てその中の1つを形にしました。そして完成したのが、「A Man in a Pen, Walking」と「A Man in a Pen, Swimming」2本のフローティングペンなのです。以下のビデオを見てもらえば説明は不用でしょう。
いやー、自分のフローティングペンが出来るって嬉しいなー。よく動いているでしょう! しかし、ここまで来るのは大変だったのです。最初の頃のはまったく話にならない出来で、実に、都合6本もの試作サンプルでトライ&エラーを繰り返してできたものなのですね。アニメーションするのは、ペンを製造してくれるデンマークの会社も驚いていて、最後の試作は、通常2週間かかる試作サンプルをほとんど瞬時にあげてくれました。
※ここまで来る途中で作られた試作サンプルのペンたち
さて、このペンって1本だけ作るというわけにはいかないのですよね。ということで、自動的に大量のペンができてしまいました。これを、コミケ感覚で手渡しで売ってもいいんだけどとても手に負える数ではない。そこで、どうせならみんなに使ってもらいたいというわけで、お店などにお願いして販売してもらおうかとも思っています。準備が出来たら続報いたします。
A Project for Making a Floating Pen at least Once in my Life
(一生に一度くらいはフローティングペンを作るだろう!」公式サイト
http://twitter.com/hortense667/
★一度書いたものに不備がありましたので訂正です。すいません。★
みなさん自分のTwitterのログがほしい思いませんか? 私も、ある理由で自分がつぶやいた記録が欲しいと思って、Twilogという便利なサービスがあるのを思い出しました。ところが、これが3200件しかダウンロードしてくれません。
Twilogにアクセスすると、私が、Twitterを使いはじめたのは2007年5月なんて出てくるのですが、ログが見れるのは途中まで。私の場合、1万件近くつぶやいているらしいので3分の1しか落とせないわけです。
それで、Twitterで聞いたりウェブで調べていたりしたのですが、米国にもTwilogを超えるようなサービスはないようです。ところが、その中で「おやっ」と思ったのが、次の記事です。
All The Old Tweets Are Found: Google Launches Twitter Archive Search
古いつぶやきが見つかった:グーグルがTwitterの過去ログサーチを始めた。
要するにグーグルが、Twitterサーチを始めて、検索すると時系列的にTwitterの過去ログが出てくる。しかも、Twitter本体のAPIを使ったサービスでは、最近の3200件に制限されるのが、今年2月くらいからのつぶやきなら件数にかかわらず表示されるというのです!
★ここから訂正なんだけどちょっと情報がいいかげんなところがありました(失礼しました)。ツフーに「hortense667」と検索してやればいいなんて書いたけど、以下、訂正しつつ少し丁寧に書いてみたいと思います。★
■1.Web検索から「site:twitter.com/hortense667/」で検索
■2.左ペインのGoogleロゴの下の「すべて」の下の「もっと見る」をクリック。さらに「アップデート」をクリック。

■3.ここでTwitter検索の結果になるので結果のいちばん上に出ている「2010年」をクリックしよう。1年間のつぶやきグラフが出てきます。
■4.次に四角いカーソルが出てくるので「2月」のあたりをクリック。これで2月のグラフが出てきます。
■5.さらグラフの最初のあたりでクリック。私の場合は「2010年2月9日」となりました。
■6.これだけでは1ページ10件づつしか出てこないので検索アオプションのページから1ページの表示件数を「100」にする。
こうやって表示されたらあとは「》」を日数分押していけばいいというわけです。見ても分かるとおり1日100件以上のつぶやきをした場合にはあふれ出てしまいます。1日100件を超えるなーというとき時間に分けて見ていくことになりますが。
いまのところ2010年2月以降しか出てきませんが、さっきの記事によると「間もなく2006年3月にツイッターがスタートして以降のすべてのつぶやきが対象になる」(However soon it will be available for all tweets, from March, 2006 when Twitter first launched.)なんて書いてある。
この記事が書かれたのが4月なので何かの都合で手間取っているのかもしれないのですが(TwitterがGoogleにもっとお金をよこせと言った?)、とにかく全つぶやきがTwitterには保管されているということでしょう。
ということで、Twilogで、直近3200件のつぶやきしかバックアップできなかったのが、グーグルを使って2010年2月以降のログを落とすことができました(簡単なプログラムを書いて自動運転)。約6000件の過去ログがダウンロードできたのでした。メデタシメデタシ。あとは、グーグルさんが頑張って2006年3月以降のログも見れるようになることを待ちましょう。
こんなの知ってたという人もやっでみると発見あり。Twitterの過去ログって、なんだかその遡った時点の自分と出会うみたいで、ちょっと楽しいし脳みそマサッージ感もあります。
http://twitter.com/hortense667/
1カ月ほど前、「SMASH」を観戦してきた。実は、プロレスを生で観戦するのは2回目。1回目が今年の5月で、いま頃になって出かけているのは、私の友人の韓国のプロレスラーが日本デビューを飾ったからだ。彼の名は「キム・ナムプン」、今年5月のSMASH 3に参戦して会場の雰囲気を一瞬にして独り占めしてしまった。
私が、キムさんと知り合ったのは、2000年頃、仕事の関係でだったが彼がやっているインターネット・コンテンツ「猟奇日本語」(音声+静止画)に衝撃を受けた。その後、単行本化もされてさらに話題になるのだが、その一部を紹介するとこんな具合だ。
このやろう
そのやろう
あのやろう
どのやろう
(「こそあど」の用例)
ぶっちする
ぶっちされる
ぶっちされましたね。
(「ぶっち」の用例)
高い本です。
大きいむねです。
あれが小さいですね。
(「高い」「大きい」「小さい」の用例)
何を買いますか?
どこへ行きますか?
誰を殺しますか?
バラバラにしますか?
海に捨てますか?
(「~しますか?」の用例)
食事の後、コーヒーを飲みました。
セックスの後、一服しました。
映画の後、いっぱい飲みませんか?
お風呂の後、タオルでふきました。
卒業の後、なにもしませんでした。
(「~の後、~しました」の用例)
などなど。長文も素晴らしいのだが、著作権の問題もあるかもしれないのでこのあたりにしましょう。いま日本語訳を出しても十分に韓国語のテキストとして通用するかもしれません。
キムさんは、当時、アスキーが提携していたストリーミング会社に勤めていたのだが、駅から会社に行く途中にプロレスのジムがあった。そこで、ジムに通うようになる。
仕事をしながらジムに通うようになったキムさんだったが、その後、独立してモバイル系ジャーナリストとして活躍。やがて、携帯コンテンツ会社を起業。ラジオ番組に出演などしていたと思ったら、ある日、私のところに1通のメールが届いた。
「プロレスラーとしてデビューすることになりました」
ほとんど映画『反則王』(サラリーマンがプロレスラーとして活躍するストーリーで、なんとなく長島一茂出演の『ミスター・ルーキー』みたいな感じだがこっち先なんですよね)を地でいく感じで頑張っていた。ところが、あるとき大けがをして一線から退いていたのだった。
それがなんと、今年5月に、突如として夢だった日本ビデューを果たしたのだった。SMASHが、日本の格闘技の世界に新風を吹き込んでいるというのも素晴らしい。実際、AKIRA、TAJIRI、朱里といった選手のリングを見ると、あらためてプロレスってこういうことだったのかぁという感動が伝わってくる。その中で、ナムプン選手、「猟奇日本語」のセンスをそのままプロレスのリングで爆発させている。
『冬のソナタ』のテーマ曲とともに登場。「いま何分?」「キム・ナムプン!」は、SMASHのファンには、すっかりお馴染み。もちろん、試合のほうも十分に楽しませてくれます。正直、プロレスというものの醍醐味をいまさら教えてもらいました。次回は、「SMASH.9」。新宿FACEにて10月30日に行われるとのこと。キムさんは、第一試合に登場。
最後に、『猟奇日本語』から用例をもう少し引用しておくことにしましょう。こうやって眺めてみると、日本語がとても新鮮な印象を持って受け止められる気がしてきます。
これは教科書です。
これはビニ本です。
これはビニ本ですか?
それはビデオです。
それはエッチビデオです。
それはエッチビデオですか?
あれはほんものです。
あれはバッタモンです。
あれはバッタモンですか?
(「です」「ですか?」の用例)
つまらない。
でかい。
のってる。
しょもない。
やすい。
ちいさい。
ちっちゃい。
おいしい。
まずい。
ふとい。
かっこいい。
くさい。
うまい。
(形容詞の例)
ぬぎます。
ぬぎましょう。
ぬぎませんか?
みます。
みましょう。
みませんか?
します。
しましょう。
しませんか?
(「ます」「ましょう」「ませんか?」の用例)
初体験はいつでしたか?
ええ、私は中学校の時でした。年上の人でした。
どうでしたか?
ええ、甘くてやさしくて…とてもよかったです。
少し痛かったですがその人がとても上手でした。
うらやましいですね。
ところで、その人はOLさんでしたか?
いいえ、違います。
その人は今プロレスラーです。
プロレスラーですか?
じゃあ、ひょっとして男?
ええ、とても痛かったです。
(「痛かったです」の用例)
SMASH.9
SMASH.10
キムさんの単行本
キム・ナムプン選手ツイッター
「擬人化ジャパン」というシンポジウムに参加させてもらいました(デジタルコンテンツEXPO 2010の主催者企画)。実は、「パネリストとして参加しませんか?」と言われたとき、いったい何を喋ろうか? と思ったのでした。ところが、これが興味深い内容でとても勉強にもなりました。
※ステージ背後での「はやぶさ」こと秋の『』さん。本物と同じくイオンエンジンは2個しか稼働しておりません(ブレていて申し訳ない)。
まずは、私が登壇者控え室に入ったとたんに感じた「空気」です。「はやぶさ」のコスプレをされている秋の『』さんが、イオンエンジンをランドセル状に背負って椅子に座っています。ここで、内容の事前打ち合わせとなるのですが、要するにシンポジウムの開始前から出演者たちは軽いパニック状態になっていたことを報告せざるをえません(すいません->関係者の方々)。
その擬人化に対する登壇者のピュアな態度がそのままステージに出たのか、真面目にしかしエキサイティングに、「擬人化って?」というテーマでお話ができたと思います。研究者(倉本さん)、擬人化作家(しきしまさん)、政策側(境さん)、コスプレイヤー(秋の『』さん)という立場の異なる方々とお話をできたのがよかった。
私のプレゼンは10分ほどだったと思いますが、アスキー総研の調査を下にしたデータの紹介が中心です。この日のお話のベースにした『「萌え」の構造と「擬人化」』でも、グラフを3つくらい掲載していますが、この日のプレゼンでは20個以上のグラフを使わせてもらいました。ニコ生やUstreamでご覧あれ(私の話は47分くらいから)。
時間が限られているせいで、いくつか言い間違えてしまっている部分があります。iモードの開始は、1995年ではなく1999年です。それから、擬人化に関するOくんのコメント「自分の好きなものが女の子だったらうれしい」のついでに出てきた、「ASCIIを擬人化したら頭のこの辺に“A”という文字とかくっついているとか」は、Oくんではなくて私の友人の息子さんのセリフでした(彼には「鴨川の法則」の現在状況の観測をはじめお世話になっているのに申し訳ない)。
※私は「擬人化」の前提となる「萌え」について語らせてもらった。写真は秋葉原の三月兎の店頭にならぶ「萌え」系入門書の数々。分子生物学から統計学、シーケンス制御という文字も見える。
さて、シンポジウムの最後に聞かれた感想でもそんなこと答えたのですが、擬人化というプロトコルはとても優れている。チェスや囲碁をする名人たちの脳の中では、人の顔を認識している部分が活性化しているという説がありますよね。人間は、人の顔や動作や雰囲気を読み取ることにたけている。
だから擬人化があふれてきても、それを吸収する側の処理能力もとても高かったりする。これは、「DNAコンピュータ」とか「粘菌コンピューティング」を超えた、「擬人化コンピューティング」なんではないかと妄想したくなる。
実は、Twitterのアイコンなんかはそうしたものの1つかもしれません、つまり、Twitter全体がコンピューティングなのだとするとあながちデタラメな話とも言い切れない(「Twitterはコミュニケーション革命なんかじゃない」参照)。
ヒトは、他の個体の気持ちを瞬時にして読み取れる能力を持ったからこそ、人間になりえたわけなのですよね。つまり、1人のヒトという制限されたスペックを超えたコンピューティングができたからさまざまなことが可能になった。言葉によってさらに加速されることになるけれど、言葉をこえたところにそれはある。人間は、ネットワークド・システムというわけなのだ。
ところで、Twitterのタイムラインを見ていたら、私が「今後は物作りの人に萌えを理解する属性が必要になるんじゃないか」と言ったのに対して、@Koedaさんが、「これはコミュニケーション、というか広告もそうだよなあ」書かれていたのが印象的でした。これは、「擬人化コンピューティング論」とは違ってすぐにやってくる話です(プレゼンで使ったシートを2枚ほど紹介しておきます)。
※いま「萌え」をリードしているのが「けいおん!」。お茶の水の楽器屋さんにいくと「けいおん!」な感じの女の子たちが楽器や楽譜を物色していていい感じです(グラフはMCS Elementsの出力より)。
※「萌え」系の人たちのメディア活用には独特のものがある。コンテンツ消費は積極的で早稲田のカラオケお店はアニソンばかりが利用されると聞きました(グラフはMCS Elementsの出力より)。
これくらいいまの20代を中心にした人たちは、新しいコンテンツ生活を送っている。
さて、私的には、楽しくいろいろ刺激もされたシンポジウムでした。企画・準備された方々には、本当にお世話になりました。登壇者の方々もお疲れさまです。
「擬人化ジャパン ~日本発・擬人化キャラクタがモノづくりを語る~」
ニコニコ生放送「擬人化ジャパン@DC EXPO 2010」
Ustream「擬人化ジャパン」
「萌え」の構造と「擬人化」
MCS 2010(アスキー総研のメディア&コンテンツ調査)
MCS Elements(同iPadアプリ=株式会社ユビキタス・エンターテインメント発売)
「Twitterはコミュニケーション革命なんかじゃない」
※少々冗長になったので少し短くさせてもらいました(2010/10/18)。
秋葉原からほど近い「アーツ千代田3331」で行われている「パックマン展-80's to 10's ゲーム&カルチャー」のプレスデーに出かけてきました(催し自体は今日(10月2日)から11日まで)。ディレクションを担当した伊藤ガビン氏からTwitterで「岩谷徹氏も来られますよ」と誘われて出かけたのだが、これが想像を超える充実した展示だった。
オープニングパーティ&プレス向け説明会(?)と前後して、私がパックマン好きだと知っている人たちから、岩谷徹さんを紹介されました。パックマンについてはいまさら説明するまでもないでしょう。岩谷徹さんは、その作者なのですよね。いやー、うれしいなー。1980年代、もう貧乏するくらいやったゲームの作者といま頃になって対面できるなんて感動ものです(私のパックマン好き度については文末のリンクをご覧あれ)。
パックマン自体については、会場に並べられたアーケード筐体や古いゲーム機の展示を見ていただくのが楽しいでしょう。dotimpact氏による顕微鏡を覗いてプレイするパックマン(!)。ほかパックマンの周辺しか見えずにプレイするパックマンなんてプレイヤブルな展示もあり(1980年代マップが真っ暗で見えなくなるパックマンのパチもん台なんてのもありましたが)。
ところで、パックマンのあのピザをひと欠け食べた形がもとという形(米国流にいえば初期のミッキーマウスなんかの目のハスの葉みたいな形を「パイカットアイ」といいますが)を見て回っていると、
「オレはなんでパックマンにあんなにハマったのだろう?」
という思いにかられてきます。もちろん、当時もいろいろな楽しいゲームがあったが、私にとってパックマンだけが別格だった。それは、岩谷氏のこの日の挨拶にもあったように、画面がめちゃめちゃデザイン的に洗練されていたことがあると思う。「パックマンを機会に女性たちがゲームをやるようになった」と当時の新聞か雑誌で指摘されたこともあった。つまり、ビデオゲームでグラフィックなまったく新しいしかも純粋にデジタルな世界に連れ出してくれたというのがあると思う。
なにしろ、それまでのビデオゲームは画面の表示性能からグラフィック的なというよりどこか記号的なデザインがほとんどだった。「何かを模した表現」としてのドットグラフィックスがほとんどで(それはそれで味があるのだが)、車だったり宇宙人だったり、ガンマンだったり。ブレイクアウト(グロック崩し)という例外はありますが、これは、テニスゲームとピンボールのドロップターゲットをイメージするものがありました。
その点、パックマンは純粋に抽象世界だけからなる「それ自身が本物」のビデオゲーム生粋の世界。その証拠に、パックマン宇宙は画面に表示されているものがすべて。240個のドットと4個のパワーエサに、4匹の個性的なモンスターのいる世界が、森羅万象八百万のすべてなのだ。ご存知のように、唯一画面に表示ささていないところは、左右に通ずるワープトンネルだけ。
そこで、なぜ自分がパックマンにはまったのかというと純粋にプログラムによって規定される世界と、たった1人でコンタクトできたからではないかと思う。パックマンは、ほかのほとんどすべてのゲームと同じでノイマン型のふつうのコンピュータ(ゲーム筐体)の上で動いている。
ある時点で、4匹のモンスターがどの位置でどっちに向かって動いていたとしたら、何秒後、何分後に彼らがどこにいるかは完全に決まっている。パックマンが、スタートからじっと動かないでいたら、実際に4匹のモンスターは毎回必ず同じ動きでやってきて同じモンスターがパックマンが食べてしまう。何回でもサルのようにデジャヴできる。
その状態においてパックマンというゲームは、コンウェイの「ライフゲーム」みたいなものだと思うのだ。「ライフゲーム」というのは文字どおり生物を極限までプリミティブにみたてたシミュレーション。それに、自分が関われる、自分でそれの動きに影響を与えられる。自分も、バーチャルなモンスターたちと戯れて彼らをコントロールできると知ったとたんに、私は、このゲームの虜になっていたのだと思う。
それは、自分をケーム基板のROMに書き込まれたプログラムのアルゴリズムと同じレベルにしてみるみたいな感覚でもある。
つまり、パックマンが単純化しているだけで世界はパックマンのゲームフィールドみたいなものではないかと思えてくる。たぶんパックマンというゲームが、誕生して30年もたってこういう楽しい展示が行われるのも、ひとりひとりが、パックマンをプレイするように世界を変えてきたからなのだ。画面上の4匹のモンスターやフルーツを意識しながらどうふるまうか? そんな生きる(食べる?)ことのドキドキ感に、パックマンの秘密があるのではないでしょうか?
「パックマン展-80's to 10's ゲーム&カルチャー」
http://www.3331.jp/schedule/000638.html
パックマン世界選手権
http://ascii.jp/elem/000/000/050/50790/
パックマン追伸
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2007/07/post_54.html
あまりうるさいほうではなくて、割とフラットにそのときに気に入ったデジタルカメラを普段使いしている。ここのところパナソニック「LUMIX DMC-GF1」、ソニーの「DSC WX-1」の2台のデジタルカメラでとても満足していた。GF1には、オリンパスの9-18ミリと、パナソニックの20ミリを使い分けて、仕事とごはん撮りにフル活用。WX-1は、暗いところに強いのとスイングパノラマがなかなか凄い。
作例としては、GF1が「余りポジ的一頁台北」(http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/post_182.html)で、「NHK<世界ふれあい街歩き>ふう122度でナイトマーケット!」(http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/122.html)は、WX-1の作例でありますね。
ところが、富士フイルムの「F300EXR」がちょっと楽しいのだ。気がつかなかったのだが旅行友だちのデザイナーのサトーくんが使っているのが、これの前のモデルの「FinePix F70EXR」。で、何が楽しいのかというと「ぼかしコントロール」と、360度パノラマである。
察するに、富士フイルムの社内で「ぼかしコントロールはどうもオヤジどもに受けている」ということが報告されて、会議で出すことが決まったのではないか? 急遽ママカメラ的デザインの「FinePix F70EXR」を黒くしてバージョンアップした匂いがプンプンするF300EX。オヤジカメラの基本は、ASCII.JPの小林Qくんによると、
1.色は黒
2.両吊
3.ホットシュー
4.オプョンレンズ
5.広角
ということなのだが、F300EXR、これの1と5しか満たしていない。しかし、専用レザーケースが、なんとも昭和な感じでいい味出している。
最近、GF1の9-18ミリには角形フードをつけて気分を出していたが、より「オヤジ感」が出ている。いざというときは、もちろんGF1の出動で18-36ミリのイベント取材なんかに1本ですんでしまうレンズもあり。
さて、F300EXRの「ぼかしコントロール」だが、ダイヤルでアドバンスド撮影にまわして、さらに「ぼかしコントロール」、「パノラマ」、「連射重ね撮り」から選らんでやる。商品紹介のサイトにあるように、モノが背景と完全に離れているときには、これは威力を発揮する。
上が「ぼかし前」、下が「ぼかしコントロール後」。実に、背景をぼかしてくれて一眼レフっぽい写真になります。要するに、ポストプロセスでちょうどフォトショップとかで、魔法のバトン選択して選択範囲を「ぼかす」処理をやってしまっている。しかも、2~3回自動的にシャッターを切って適切にやってくれる。
これで、ぐっと被写体のほうに寄っていく感じになりますよね。しかし、私が「ぼかしコントロール」に期待していたのは、もっぱら料理の写真。ごはん撮りなのだ。こもまた、被写体だけをグッとクローズアップして見せたい。その寄りが、食欲を昇華して料理に萌えている気分にもなる(結局食べるのではありますが)。
ところが、お皿の距離感でいくと、これがなかなかうまくいかない。「!背景をぼかせません」というメッセージが出て、そのままシャッターを押すと普通に撮影するだけになってしまう。背景と中心となる被写体をうまくカメラが判断できないとういことなんですね。
しかも、料理の距離でやるとぼかしの具合がなんとも中途半端になってしまうこともあります。しかし、そこは「運用でカバー」の言葉のとおり、いろいろやってノウハウを積んできました。ポイントは、以下のとおり。
1.お皿に対してできるだけ水平にカメラをかまえる(背景と料理との間に適切な距離を作る)。
2.フォーカスの中心を料理の皿の中心くらいにもってくるようにしてシャッター半押し。
3.そのままカメラを自分が撮影したい画角まで移動させる(距離は変わらないように)。
こういうふうにカメラをだまして(?)やると、お皿のエッジとかがきちんと見えていればうまく撮れることが多いようです。以下は、そのサンプル。
これが次のようにぼける。たまにぼける境界線がおかしくなるのだが、元画像も残す設定にしておけば大丈夫。やっぱり、レンズでぼけるのとはワケが違うのでこれ以上を求めてはいけないのかもしれません(神保町のパンチマハル)。
次のようなケースはもう少しラクですね。
背後の椅子やなんかは、ぜひともぼかしたいところ。で、上の写真がぼかしコントロールで次のようになる(茗荷谷の萬成園)。
次は失敗例。独自ノウハウで撮影しようとしたが、お皿のフチをうまく入れなかったからなのでしょうか?
ご飯の山の境目のほうがハッキリしていたのでしょうか、その先をぼかしてくれてしまった(秋葉原のスターケバブ)。
次もあまりうまくいっていない例。
ぼけの具合がちょっと変。たぶんテーブルクロスの縞模様がいたずらしているのでしょう(麹町アジャンタ)。
失敗例も紹介してしまったけど、こんなに気軽に背景をぼかせることができるのは楽しい。さすがに、GF1の「ごはん撮り最強レンズ」といわれる20ミリには遠くおよばないのではありますが。これはこれでゲーム感覚、実験感覚で撮れてしまうところもよい。
ついでながらデジイチの標準ズームとかでは真似できない寄りの撮影も可能です。写真は、「G空間EXPO」のアイサンテクノロジーさんのブースでもらったMMS(モービルマッピングシステム)携帯ストラップを撮ってるところ。
これで撮った写真が次のような感じになる。
さて、「ごはん撮り」のための「ぼかしコントロール」のために買ったF300EXRだが、もう1つの魅力が、360度パノラマ撮影。ソニーのWX-1でフル活用していたパノラマだが、WX-1が256度までだったのに対して、まるまる1周360度パノラマが撮れてしまう。これも、考現学的オヤジにはどうてしもそそられる機能。こんな感じになります。
ただし、WX-1のように暗いところでも割りとサっと振るだけでパノラマになるというほどではありません。回転させるスピードが速いと撮影が中断されてしまいます。パノラマに関してはWX-1のほうが使いやすいというのが正直なところ(水平に振るための補助線が液晶画面に出るのはうれしいのだが)。
最後に1つ、買ってみてから驚いたのが望遠機能。パンフとかをよく見ると世界最小の15倍ズームとかなんとか書いてあります。実際、デジタルズームと組み合わせると、結構、すごい絵が撮れてしまいます。以下の上が、フツーに24ミリの広角側で撮れる写真で、中が望遠(暗くてブレ気味ですが)、下が、望遠+デジタルズームで撮影したものです。
望遠+デジタルズームで撮れた部分が、上の広角写真のどのあたりにあるか分かりますかね?
ということで、硬派なオヤジデジカメはいくつか存在しますが、F300EXRは、オールマイティな実用優先主義やや軟弱系オヤジ系デジタルカメラとしては、なかなかなの出来ではないかと思います。
コインを投げあげたら「表」と「裏」が出る確率は、だいたい同じことになっている。しかし、よく考えるとコインの表と裏には、それぞれ国の表記や金額や植物や人物や建物なんかの絵が浮き彫りされている。
※米国の1セント硬貨。この硬貨には2人のリンカーン像が浮き彫りされているのをご存じだろうか? 表の横顔はすぐに分かるが、裏のリンカーン記念館の建物の中央に、1ミリ以下のあの椅子に座ったマイクロ文字(偽造防止のために紙幣に印刷されている非常に細かな文字)ならぬマイクロ・リンカーン像がちゃんと作られている! 浮き彫りになっている以上、コインが幾何学的に面対称であるわけはなく、表と裏のどちらかに重量が偏っているはずである。コインを投げ上げた場合は「コイントス」という言葉があるとおり、表と裏が出る確立は、まあ無視していいくらい同じなのだろう。
しかし、それって本当はどのくらいの微妙さなのだろうか?
『カオスとアクシデントを操る数学』(エドワード ・B・バーガー、 マイケル・スターバード著、熊谷玲美、松井信彦訳、早川書房刊)は、「難解なテーマがサラリとわかるガイドブック」副題されているとおり、誰でも読める感じで身の回りの(数学用語としての)カオスについて解説したものだ。この本の中で私がとても気になったのが、「統計学を考えるためのコイン」と題されたエピソードである。
それによると、テーブルの上に100枚の1セント硬貨をそっと立てる。全部並べると非常に不安定な状態になるが、ここでテーブルをトンと叩く。すべての1セント硬貨が倒れたら、どちらを表にして倒れたか数える。どうなるか?
「この実験をしてみれば分かるとおり、半分よりもかなり多くのコインで表が上になるではないか」(同書より)
これは、つまりリンカーンの横顔の肖像の表のほうが、リンカーン記念館の裏よりも軽いということに違いない。ところが、さらに読んでいくとこのようなことも書かれている。1セント硬貨をテーブルの上でスピンさせてしまうのだ。すると、回転した1セント硬貨はやがて勢いを失ってテーブルの上でとまるはずである。この場合、
「回転する一セントコインは、表よりも裏が上になって倒れるほうが多いのだ」(同書より)
コインを投げ上げて表と裏が出る確率は、だいたい同じであると我々は思っている(それでもケチがつかないようにコイントス専用のコインも世の中にはあるそうだが)。だから、テーブルの上に立ててトンとやったときも、ましてやテーブルの上で指ではじいてスピンさせたときも、表と裏は同じくらいの出現率になると考えそうになる。それが違うというのだ。
立てたリンカーンが上向きに倒れたがるってのは本当だろうか?
統計学の教授である著者がウソを書くとも思えないが、追試したくなるのが人情というものである。海外に旅行したときの残りのコインとかが机の中にたまっていて、なんとかそれをかき回したら20枚の1セント硬貨が出てきた(2010年に新しい裏面の1セント硬貨などが発行されているが、出てきたのはすべて1959年~2008年に発行されたリンカーン記念館のやつである)。しかし、コインを立てるのは大変なので、1枚だけ割とキレイな奴を取り出してスピンの実験だけしてみた。
ご覧のとおりわずか10回しかやってないのだが、表と裏が3:7という出現比率となった。この話をネタにして、新宿のパキスタン料理店のガラスのテーブルの上でやったときも、2回やったら2回とも裏が上。これを見ていたNくんは「これをブログで書く前に使うでしょう」などと言い出す(なぜ「トス」でなくて「スピン」なのかと突っ込まれるのは確実だと思うが……)。どうも、本に書かれているとおりスピンすると1セント硬貨は裏が上になる「気配」がある。
当然のことながら気になるのは、「日本の硬貨ではどうなのか?」ということだ。ところが、日本には1セントのような大きさと柄の硬貨というものがない。それでも、いまの100円硬貨に関しては「100」という数字と発行年だけの表に対して、裏側の桜の花のボリューム感がずいぶんあると思う。ということで、100円玉をスピンしたみました。
よく動画を見ていただいた方は分かるとおり、失敗スピンをのぞくと、表と裏で8:12という出現比率となった。1セント硬貨の場合にくらべると拮抗しているし、たった20回しか試していないので、実験としてははなはだ心もとないが、それでも、どうも差が生じている「匂い」というものがする。
はたして、私の実験ってかなりいい加減なので、実は、もっとたくさんやるとまったく逆の結果になる可能性もあると思う。しかし、カオスの本の著者が書いているとおり、まったく表と裏の出る確率が同じということはないのだ。
自由研究「回転した100円玉はどっちを上にとまるか?」だが、すでにこのような研究をされている人はいるのだろうか? あるいは専門の学問分野があって、すでに方程式で解かれているのだろうか? それとも、これって地球の自転とか気温とか心理的なものも影響して、とても深い分野になっているのか? というか、表と裏の重さだけで違いが出るものなのか? それとも、世の中の小学生はみんな知っていたりしてなんてことがないといいのだが……。
実験できなかったが、テーブルの上に立ててトンとやると1セント硬貨ではリンカーン(エイブ=リンカーンの愛称ですね)は表になる。だとすると100円玉を100個立ててトントンとやっていったら、100という数字が並ぶのか? ほかの硬貨をスピンしたらどんな結果になるのか? ほとんど『怪しい伝説』の領域に入ってきたけど、なにか心あたりなどある方は、@hortense667 あてお知らせあれ。
台北から一歩でも出ようという作戦も立てたんだけど、どうしても台北から離れられなかった。この台北駅(写真はMRTですけど)から電車に乗って池上弁当(台湾で有名な駅弁?)くらい食べる気持ちはあったつもりなのだが。友だちと会う時間の都合もあったけど、本当は、ゴチャゴチャした台北という都市が好きだからなのだ。しかし、無理するのもよくないのではないかと勝手に言い訳しつつ「在台湾旅遊的一百個理由」というつもりの一連のブログはここまでにする。そのかわり、私のフォルダの中の「余りポジ」っぽい気になる写真を紹介させてもらいますね。
なんとなく漢字だけで意味が分かる!
アジア的オープンワールドで、屋台の準備中。
ご存じ台湾名物の信号。赤が近づくと走り出す。
南門市場、こないだNHKにも出てきた徳長御坊のオザバンだ。
なにしろこういう迫力。レンコンの中にはご飯とかが入っているのだとか…。
この手の瓶詰めもんがまた旨いんだ。私のお薦めは「樹子粒」と「豆豉小魚辣椒」。
しかし、台湾は亜熱帯なのですよ。岩波新書『バナナと日本人』参照。
どっからでも台湾映画が始まりそう、士東市場。
世界入れ墨博覧会みたいなのがあるみたいです。
この種のTシャツ、もはやねらっている感じです。
いろいろ具だくさんの豆漿も外せません。永和豆漿大王では、ほかの料理もお試しアレ。
本当にどの料理も旨い。日本でかなり旨い中国料理の得点を80とすると台北のごく普通のお店を入れたアベレージが85なのだ。写真は上海小吃。
ちょっと甘い感じの台湾ビール。これがでも台湾の料理に合う。
すっかり台北のシンボルになってしまったのが「TAIPEI 101」。2004年に世界一の建物として完成したビルなんだけど(現在は世界2位)、私が台北で好きなものの1つ。
不覚にも知らなかったんだけどTAIPEI 101のキャラクタというのが出来てたんですね(2007年に誕生とか=そういえばしばらく登ってなかった)。「DAMPER BABY」という名前のようですが、ビルの上部に内蔵されている有名な振動防止のダンパーをキャラ化してあるのはあきらか。なんだけど、私がTAIPEI101を好きな理由は、なんといってもその中華な外観デザインである。
四角い器を積み重ねたような独特の外観に、四方に丸い出っ張りがついている。この唐突さ、鳥山明先生の『ドラゴンボール』に出てきてもおかしくないって感じだ。実は、この丸い出っ張りというのは、TAIPEI 101の正式名が「臺北國際金融大樓」ということで「お金」をデザインしているのですね。
いくら金融センターだからといって、世界のどこに「お金」の形を模した出っ張りを四方に付けたビルがあるのだ! たぶん、これだけ気分をなごませてくれる高層建築物は、TAIPEI 101くらいじゃないかとも思える。そして、TAIPEI 101をさらにチャーミングにしているのは、なんといってもビルのあちこちにこびりついた「雲」。
こんな感じでビルのポイントとなる部分に、マンガチックな(これはドラゴンボールではなくて昔の絵巻物とかでそれが俯瞰図であることを示すためにちりばめられていたような)雲がついている。展望台のすぐ目の前にもこんなふうに雲がついていて、ちょっと視界をさえぎってくれていたりしています。
この雲ですが、TAIPEI 101の建物の中でもあちこちに貼り付いている。シンガポール系のオシャレな書店「PAGEONE」TAIPEI 101店の入り口ヨコにも、なにげなく雲くんが立って(?)いて驚かされます。
今回、TAIPEI 101に寄ったのは、実は、ちょうど「台北電脳応用展」というイベントを、すぐ隣の世界貿易中心でやっていたからなのだ。とにかく人、人、人だったんだけど、HPのブースにはアイドル(たぶん)が来ていて写真撮影とサインに追われてまいした。なお、この台北世界貿易中心では、電脳関係だけでなく「台北国際サイクルショー」という自転車の見本市なんかもやるんですよね(毎年3月)。
電脳応用展の見物に疲れてTAIPEI 101の地下にあるフードコートへ。「夏の台北でマンゴーにありつかない手はないだろう!」と誰かに言われていたのを思い出して、マンゴースムージーでなごむ。地上が金融センターやブランドショップなんかが多いのに、このフードコートは、結構、エスニックっぽかったりするんですね。「香料達人」という台湾では珍しい本格インド料理店もあり。
※台北のコンテンツシティといえば西門町。写真の「KT動漫精品」はマンガ・アニメ専門店(萬華區武昌街2段50巷10號2樓)。
いまや世界的に広がる日本のコンテンツ文化ですが、台湾は、それをいちばん受け入れている国のひとつ。しかも、「ドラゴンボール」や「NARUTO」などのボーイズアクションが中心といった国が多い中で、台北は地下で秋葉原に繋がっているのではないかと思ってしまいそうになる。
音羽・一ツ橋(赤胴鈴之助・オバQ的由緒正しきマンガ文化)だけでなく、角川グループ(ゼロ年代的ケロロ軍曹・ハルヒ文化)の傾向が強い。
ということで、「女僕喫茶に行こう!」ということになった。
女僕というのは、中国語で「メイド」のことらしい。グーグルマップで「女僕」で検索すると、「MoePoint萌點女僕咖啡廳」と「台北女僕喫茶fatimaid」の2つが出てきた。ボクらは、台北地下街のほうにある「Fatimaid」というお店に行くことに(鄭州路21巷4號2樓)。西門町からほど近いと知って同行者3人とタクシーで行くことになったが、運転手さんが迷ってかなり遠回りをして、秋葉原に到着(笑)。

階段を上がってドアを開けるとメイドさんがやってきて、
「おかえりなさいませ、ご主人さまっ」
という例の挨拶をしてくれました。写真撮影・ウェブ掲載の許可が大変そうなので、こんな遠方コッソリ写真になってしまいました(店内風景撮影は自由とのことなので……)。




ところで、お店にあった『台湾観光月刊』(2010年7月号)という雑誌に、このメイドカフェの取材記事が掲載されていて、そのグレードを物語ることが書かれています。それによると、台北に4軒あるメイドカフェのうち最も早く2006年に開店。メイドの制服は3種類。赤いミニスカートは研修生で、正式なメイドは赤いロングスカートと青いミニスカート。正式なメイドには、2カ月間にわたるさまざまな訓練をへてはじめてなるのだとか。

日本語を勉強している学生のメイドさんもいて、対応もとても丁寧で関心。ゆったりした贅沢っぽい時間が過ぎていきます。店内には3枚の額縁があり、「礼儀」、「従順」、「用心」と書かれていました。

ということで、私は、結構オタな台湾が好きです。
旅に出ると一人前にその地について語りたくなる。しょせんは旅行者。知ったかぶりをしても、実際は、ウロチョロ見てまわりちょっとしたことで心配になったり。旅行本で読んだり知り合いから聞いたことを、自分が専門家のよにカッコよく書きたくなる。
しかし、旅行ってそれがいいのだ。知らないことを、毎時間、毎分、小学生のように吸収している。それを、学習帳のように書きたくなる。脳のエンタメ。なんていいわけっぽく書こうとしたけど、ここだけは見るだけで十分に楽しい。台北の夜市(イエスー)。
※画像をクリックすると1680×656の解像度になります。
「饒河街夜市」にやってきました。「饒河」が読めないのでずっと「ぎんがよいち」と勝手に呼んでいましたが「ラオハーイエスー」(ハーは前の方でなくて奥で発声だそうです)が正しい(もうしわけない)。右側の電動遊具に注目。
台湾の夜市では子供たちが遅くまでコリントゲームとかやってんだ。どんな台湾男になる?これはどうも連れてきた姉ちゃんたちのせいだ。右奥にもすごく小さい女の子姉妹連れ。
「阿媽燒酒螺」は、酒で煮込んだ巻貝。
この地域、もともと服飾系に強いということらしい。ミーハー度では台北の夜の原宿「士林夜市」(スーリンイエスー)にはかなわないが、屋台の裏は若者向けのファッション系のお店がたくさんある。
最初はみんな「何のお店?」と質問するうぶ毛取り屋さんです。2本の糸を肌の表面に走らせてからめさせて取るんですよね。男の人は客? それともうぶ毛取ってくれる人?
屋台名物の臭豆腐のお店。ほかにも大腸包小腸やら鶏排やら胡椒餅やら蚵仔麵やら……たべものも実にバリエーションに富んでいる。ところで、秋葉原に鶏排と魯肉飯を食べさせるお店ができたそうです。茶葉蛋のお店はもっと前からある。
名物(?)の変わり種ライター。禁煙が広がって商売厳しいのではないでしょうか? ちょっと心配してしまいます。
中国の人の好きな風水魚。闘魚なんかも売ってたりします。
夜市を抜けるとちょっと寂しい感じになります。
この日は、一瞬、夜市の裏のお店に入って出てくると雨になっていました。暑い台北に雨がちょうどいい。どんなに時間が遅くなってもタクシーが走っていて、200元(約600円)もあれば、たいていどこでも帰れるところが台北のいいところ。台湾啤酒(ビール)をコンビニで買ってホテルに帰るか。
※ホテルを「台北商旅 大安館」にしたのは、近くに24時間営業の「誠品書店」の敦南店があったからだ。写真は、夜遅くその店前でアクセサリやTシャツを売る私設のマーケット(ときどき警察に注意されちゃんですけどね)。
だいぶ前になるが雑誌で「世界の書店」の特集をやったときに、台北の誠品書店が入っていなかった。いまではアジア圏から台湾に来る旅行者が「いちばん行きたいところ」にあげるという誠品書店である。しかし、台湾にこんな凄い書店があるとは、当時は、誰も想像できなかったのだと思う。
日本ではいま電子教科書を推進するという話があって、関係しそうな企業が、いまの日本の教育はダメなので電子教科書が必要なんて声高に語っている(それにケチをつける気はないが)。誠品書店は、「台湾にもっと良い書店があるべき」と一念発起した他業種参入の経営者が作ったが、14年間も赤字経営が続いた。その間、台湾のコンピュータや建設関係の企業人が黙って出資し続けて支えた。
誠品敦南店で驚くのは、すべてバリアフリーのスロープで設計された板張りの床で、自由に座り込んで本を読んでいるお客たち。本が読める書店は海外ではめずらしくないかもしれないが、今回出かけてみたら立派なテーブルの図書館みたいな感じの読書コーナーまでできていた。
1年半ぶりに出かけてみてほかにも風景が変わっていて気づいたことがある。敦南店といえば、7000冊あるといわれた世界の雑誌を集めたコーナーが有名だった。雑誌『東京人』編集者のKさんに聞いたら、海外で正式に同誌をバンバン売っているのは誠品書店だけだそうだ。海外の情報をいち早くという意味ではインターネットが出てきたからだろう、あの雑誌売り場ではなくなっていたのはちょっと残念。
『東京人』だけの話ではなく、中国文化を中心にアジアに関係する本の売り場は充実している。台北に関するガイド本のコーナーには、私の香港の友人が経営する会社の台北攻略本が売っていてちょっとうれしくなった。香港人が薦める台北の楽しみ方は、日本のガイド本とは違う視点で書かれていて、ちょっと参考になるかもしれない。
この本屋さんの価値は、しかし、販売している本の点数とかではなくて、その棚作りにある。たとえば、誠品書店 信儀旗艦店には、日本の出版物をあつかうコーナーがあるが、その本のピックアップの良さには驚かされる。事実、私は、何度も「こんな本があったのか!」と日本の出版社の日本の本をそこで買っている(今年は寄れなかったのでたったいまの状況は知らないが)。
誠品書店は、いまでは本を売る以外の商売もずいぶんと拡大している。おそらく事業としても赤字経営からは脱しているのだろう。店舗数も、ネットで調べると台北から台中にかけて40店以上もある。しかし、あくまで誠品書店は本屋さんなのだ。出版社がいい本を作って、それを読者が買いにこなければ意味がない。書店というのは、いわば「本のポンプ」なのだ。そのことを、いまもとても意識してあの手この手で工夫してくれていると思う。
台湾は、独特の文字文化が息づいているということを感じることができるのもこの書店ならではだ。カッコいい文芸誌、紙の手触りを生かしたちょっとロハスな台湾についての本。翻訳も想像よりもずっと積極的に行われている(日本の推理小説やラノベも多いのだが=写真は私の敬愛する料理人アンソニー・ボーデインの本コーナー)。もっとも、中国語がバンバン読めない人には、カードや文具や小物も充実していることも楽しめる。
誠品書店といえば、一時期、香港に進出するという噂もあり、日本進出も視野に入れているという説もあった。本の未来がだいぶボヤけているいま、誠品書店の中で半日くらい過ごすのは、なにかヒントを教えてくれるかもしれない。最後に、とても重要な情報1つ。誠品書店は海外旅行者にはどの本も5%引きで売ってくれる。「ツーリストですか?」と聞かれるだけのこともあるが、パスポート持参がよいでしょう。
本の未来って? 私は、20年ほど前にこの本屋さんができていなかったら台湾のいまは少し違っていたと思っている。
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「私が台北に行く理由」: http://www.nttdata.co.jp/diary/diary2003/09/20030929.html
※誠品書店・西門店の中空フロアはカフェで、放課後の宿題とおしゃべりの集団が帰る気配なし。鏡をみているおだんご女子とダレてる友達、右には男子の三人さま。飲んでいるのはビールではなくクリームチーズののったティー。無線LANのWEPキー「1234567890」。
「文房四宝」(ぶんぽうしほう)という言葉がありますよね。百科事典によると「中国文人の文房趣味のひとつで筆墨硯紙の四つをさす」とある。ちょっとこじつけっぽく感じられるかもしれないが、私の知る限り、中国人は、日本人やドイツ人にも増して文房具が大好きだ。
それは、町の割とフツーっぽい文具店でもノートや筆記具類の充実ぶりに驚かさされるし、誠品書局みたいな書店にもオシャレな台湾製の文具が置かれている。アジアで文具といえば、最近、韓国製のカワイイ文具も出てきているが(日本のコンビニなんかにも入ってきています)、個人的には台湾文具がデザイン的に好きなのだ。ということで、台湾デザインものを紹介。
「飄零記事・旅遊筆記書」
250togo&Friends
丁寧に糸で綴じられた旅行用のノート。プチレトロな素材を生かしたチャイナシックな紙製品は基本。もっとこっちの世界に行きたい人は、『漢聲雑誌』(私も15年ほど前になにげなく買っていたら有名なものだった紙フェチご用達出版物)を探して買いましょう。作りも凝っていて、各ページが上下折り返され片面ポケットになっていて(破いてひろげてもよし)、3回もデザインの賞をもらっている商品。250togoは、フォルダのアイコン形のソフトケースで日本でも話題になった。580元。
「姿態 省力針書機」
urban prefer
一般的な製品に比べて60%の力で閉じられるステープラー。デザインコンセプトがブランド名になっているところがいい。コンピュータなどで培われたいまどきの台湾の工業デザインが生きているわけだけど、1年前に出たASUSTEKのネットブックはヒンジのところにスワロフスキーがはめ込まれていました。280元。
「BONE LINK II」「USB LINK」
Bone
コンピュータといえば、独特の質感とデザインで周辺アクセサリ業界に新風を吹き込んでいるのが台湾のBoneというブランド。なんでもないコネクタをこんなふうにオシャレにしてあるわけだけど、実はケーブルも屈曲式という感じで、独自の使い勝手を提案している。それぞれ、299元、199元。
「太宰治筆袋/ 人間失格版」
ultrahard
太宰治をテーマにした布製の筆入れ。ペンをゾロゾロポケット状のところに差し込んでグルリと紐でまいて止める。帆布地を使った文具系の製品はかなり好きみたいです。ちなみに、「文字失格的年代」などと書いてある……。315元。
「無扣素面帆布書包」
書包大王
ということで、台湾の定番帆布製品を1つ。これは今回買ったものではないんだけど、中学生や高校生が使う帆布製のカバン(「ど根性ガエル」のひろしが使ってたようなズダ袋状のやつですね)。赤や生ナリもありますが、黒が締まっている。めくると出てくるラベルもよい。牛乳や豆漿だけでなくカバンにも「大王」とは……。高雄市鹽埕區大仁路33號。
「CARD BAG」「CAMERA BAG」
STUDIO BRIO
この手の小さな袋モノは台湾特産のバイク用マスクとともにどこでも売っているわけなんだけど、これは色がどこまでもミント系のデジタル系のための小物入れシリーズ。パッケージもカジュアルウェアみたいで女子向けが得意っぽい台湾らしい商品。280元。
ところで、文具売り場が台湾デザインものがメインになっているわけではない。日本製品が、大手メーカー品からキャラものまでずらりと並んでいたりもするが、見どころは台湾製品のほかヨーロッパや米国からの輸入モノ。輸入文具は、高級品から日本ではあまり見ないちょっとふざけた企画モノまであり、文具好きも満足できるはず。個人的には、日本で700円はするPost-itの660(A6判100枚)が90枚(660S)で56元(会員価格だと53元=久大文具連鎖館)と3分の1のお値段で、カラスミ感覚でお土産にしてもいいと思いました。
「台湾でこんな動画が話題になっているんだって」と教えてもらった。YouTubeの動画で、さっそく開いてみると「red army & MJ【紅軍】BEAT IT..f4v」とあり、荘厳な銅鑼の音から軽快なスネアドラムの音に変化したと思うと……。マイケル・ジャクソンの「BEAT IT」が流れてくる。これがなんともうまい具合に編集されている(リンクで恐縮)。
YouTube : red army & MJ【紅軍】BEAT IT..f4v
http://www.youtube.com/watch?v=uapyJU_XRM8
ここで気になったのが、画面左上の「土豆網」という文字。これは、中国の動画共有サービスの名前。とういことで、この動画のオリジナルが中国サイトにあるんだと思って探したらありました。
土豆網 :「紅軍 beat it」
http://www.tudou.com/programs/view/Xf4Ta-b1luc/
このエントリを書いている段階で、476万6905回も再生されていて、外部サイトに貼られて114万5654回も再生、コメントも1062個もついている! アップロードされたのは、今年の7月2日ということで、マイケル・ジャクソンの命日(6月29日)に合わせて作られたというのももっともらしい。
動画サイトということで、関連映像が芋づる式に出てくるわけなんだけど、この映像をいじって曲をのせるのがちょっとしたブームになっている。YouTubeに入って「紅軍」で検索してみてほしい。「紅軍版Good Knows」「紅軍版We will rock you」「紅軍版Bad romance」「紅軍版Waving Flag」などと、ずらりと出てくるはずだ。いわゆるMAD(別の映像と音楽を組み合わせちゃう)というやつで、「ちびまる子ちゃん」なんかもあるのだが、「ウルトラマン」とかは映像と音楽がピッタリ来すぎていて面白くなかったりする。
さすがにこれはまずいですよねと見ていたわけだが、もとの曲は1976年の映画「長征組歌」の中の「四渡赤水出奇兵」、歌っている男性は馬国光という人らしい。ちなみに、オリジナルの映像は以下から見れますが、このテンポの曲想が「BEAT IT」になったと思うと、現代中国の想像力はホントに凄いところまできている。
土豆網:四渡赤水出奇兵 馬国光
http://www.tudou.com/programs/view/YiURyQYKaz8/
土豆網といえば、最近、スカパーで台湾の芸能ニュースを見ていたら、芸能人に向けられたマイクの1つに「土豆網」と書いてある。つまり、中国の動画サイトが、台湾で芸能人の記者会見を取材しているようなのだ。はたしてこの動画もどういう解釈が可能なのか、いろんなことが同時に凄いスピードで起きている。
でも、この映像、ボクはちょっと「愛」のようなものを感じるのですよね。ちょっとしたオスタルジーのようなものかもしれません。
一時期、新宿や渋谷に黄色い看板にヒゲ面マークのドンブリ屋さんがあったし、六本木ヒルズの中にもテイクアウト専門のお弁当やさんがあったので、「知っている」という人も少なくないはず。漢字で書くのがとても大変なのだが「鬍鬚張魯肉飯」(ひげちょうるうろうはん)である。
あのお店、実は台湾の「魯肉飯」(るうろうはん)のお店の看板を背負っていたのだ。
魯肉飯は、夜市や街角の屋台でもごくふつうに食べられる台湾のソウルフード。その魯肉飯を、いま同社のサイトで調べてみると32店もチェーン展開している。私も、鬍鬚張魯肉飯はめちゃ好きだし、私のまわりにも大好きだという人はとても多い。ところが、この鬍鬚張魯肉飯の日本の店舗というのが、2009年秋に渋谷店が閉店、いまや石川県の金沢工大前店のみとなってしまったのだ。
その後、半年ほどの間に「魯肉飯が食べたくていてもたってもいられなくなる」という禁断症状が10回はあったと思う。台湾の知り合いに頼んでちょうど台湾出張した元同僚など3~4人の手を介して魯肉飯の材料を運んでもらったり、国内で売られている缶詰やレトルトを注文してみたり……しかし、すこしばかり違うのだ。しかも、東京近郊で魯肉飯を出すというところにも3店ほど出かけたが、これがどうも納得がいかない。材料のせいか? とくに、豚肉の角煮とかをドンとのせて魯肉飯というのはやめてほしい。ご飯とトロトロの豚肉が融合するところがすなわち魯肉飯の本質だと思うのである。
ということで、今回、台湾にでかけたら「絶対に鬍鬚張に行かねば」と思っていた私である。鬍鬚張の魯肉飯と対面するために台北まで出かけてきたといってもあながち違っているわけでもない。
ところが、台湾に住んでいる知り合いや仕事のお付き合いのある人に聞くと、
「鬍鬚張? あれはファーストフードだよ」
とか、
「あれが魯肉飯の代表だと思われては困るね」
といった意見が返ってくる。
そこで、今回、そんなにいうならというので「サイコーに旨い魯肉飯」というのはどんなものか追求してみたいと思った(なんて大げさに書いたけど好きな魯肉をいろいろ食べ比べるだけなんですけどね)。
そこでやってきました。
魯肉飯を食べる旅の最後に、夜市でも有名な寧夏路にある鬍鬚張魯肉飯の1号店、その名も「鬍鬚張 美食文化館」を攻める。
そして、「魯肉飯」と「四神湯」を注文する。
これが、鬍鬚張の魯肉飯(小)30元。ほとんど肉が原型をとどめていないところが最大の特徴ではないでしょうか? 他店では細かく刻んだ肉で作っているところがありますが、鬍鬚張は、ここまで煮込んである。脂は今回食べた中では最も甘く漬物がそえられています。
魯肉飯には、やはりトウガラシが必須ですよね。日本の店舗と比べてフレッシュで鮮やかな色のが出てきました。
四神湯は、いわゆる薬膳スープ。薬膳といっても香りが独特なだけ、私の好きなハスの実も入っていて、スープを口に含んだとたん舌や歯の裏側にやさしく当たる具合がよい。
店内には創業者たちが夜市で一生けんめい働いている写真が貼られています(日本の店舗にもありました)。なんでも、あまりに仕事に専念して髭だらけになって、「ひげちょう」の店名になったのだとか。このご飯盛るのがつらそうなのがいいんですよね。
お店の入り口にはこんな巨大な魯肉飯の模型が……。説明書きを読むと2007年に「台北魯肉飯節」なる催しがあったのだそうな(さすがやっぱ台湾に来たら魯肉飯ですよね!!)。そこで、鬍鬚張が出したのが150人分のボリュームのある「巨無覇魯肉飯」。これは、その模型だというのですねーぇ。さすがに喰えん(当たり前か)。
そしてお店で見つけたのが、『鬍鬚張大學』という立派な本。ちゃんとしたビジネス系のジャーナリストの書いた鬍鬚張研究本である。315元。なんでも、いまや鬍鬚張はアメリカに進出して、超オシャレなお店を開いているのだそうな!! さらにこの本の帯をよく読むと、同魯肉飯50周年を記念して「鬍鬚張魯肉飯」を題材にしたエッセイのコンテストが行われている。賞品は6万元! 締め切りは9月。オレも鬍鬚張を語るゾ!!!
ところで、サイコーに旨い魯肉飯についてだが……。
鬍鬚張は、たしかにファーストフードである。お店に入れば、ダレた感じの我々3人でも、店員がすぐにやってきて座る前に椅子を1つ1つ引いてくれる。マニュアルができているのだ。インテリアや店内デザインにも凝っていて清潔でもある。甘ったるく、頬ばるもので、匂いをつければ、なんでもファーストフードになるという意見もある。
ここまでに食べ歩いた4店が、旨い魯肉飯なのは間違いない(私の信用できる知人や台湾でいちばん偉い総統やグルメレストランの主人がそっと教えるお店などだからだ)。私のここまでの評価では、料理としては「丸林魯肉飯」>「梁家嘉義鶏肉飯」>「金峰魯肉飯」>「阿財虱目魚肚」となるのだと思う。しかし、魯肉飯としてはまったく違うオーダーとなるのではないかと思った。「阿財虱目魚肚」やタクシー運転手が旨そうに食べていた「梁家嘉義鶏肉飯」を、魯肉飯というんではないか?
そういうことを思いながら、私は、食べ終わって心底思ったのだ。「やっぱり、鬍鬚張魯肉飯に来てよかった」。
これが正直な気持ちだ(これで鬍鬚張エッセイコンテストは私のいただきですね)。
TBS系「女神(ヴィーナス)サーチ」という番組で「台湾人が日本人に教えたいものベスト20」という企画で、なんとトップに輝いたのが魯肉飯。「やっぱり鼎泰豊(ディンタイフォン)でも、足裏マッサーでもなく、魯肉飯かぁ」と、魯肉飯マニアの私としてはわが意を得たりの気分になった。
ところが、よく考えると2009年まで東京にもあった鬍鬚張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)のほか、私は、台湾で2~3店と、あとは缶詰もんしか知らない。これで、「魯肉飯マニア」といってよいのか? というわけで、今回、「サイコーに旨い魯肉飯」を求めて台北を歩くというミッションを自らに課してみたのだった。
説明が前後したが、魯肉飯というのはにトロトロになるまで煮た豚肉を甘いタレと一緒にご飯にかけて食べるというものである。
さて、どの店の魯肉飯がサイコーに旨いの栄誉を獲得することになるか?
金峰魯肉飯
台北市羅斯福路一段10號之2
まず、中正記念堂の前にドッカとかまえた「金峰魯肉飯」というお店。地図にも出ている有名店だが、これが訪れてみるといかにも「小腹系」のベタに地元っぽいお店である。
この匂いこの色。魯肉飯とあいそうな、煮玉子、タケノコの炒め物(魯肉飯にはなぜかメンマやタケノコが合うのだよ)を注文して何も考えずに一気にかき込む。これは魯肉飯だ。一緒に野菜系の具が入っているのは、南門市場が近く材料豊富だからか?
丸林魯肉飯
台北市民族東路32号
「女神サーチ」で、台湾を代表する魯肉飯として紹介されたのがこのお店。なんとなれば、馬英九総統もここの魯肉飯が大好きなのだとか。台湾でいちばん偉い人が好きだというのだから、これがまずいはずがない。
丸林の魯肉飯は、ぜひともスープと一緒に食していただきたい。「筍排骨湯」(排骨の肉がコロモをパクリとやったとたん口の中でパラリとほどける具合が絶妙)も旨かったが、アスパラと百合根のスープもちょっともらったら旨かった。
梁家嘉義鶏肉飯
台北市松江路90巷19号
ツイッターで「台湾情報・魯肉情報を求む!」とやっていたら台北在住経験者のKさんから教えてもらったお店。店名にある「鶏肉飯」というのは、名前のとおり鶏肉を割いて味付けしてご飯にのせて食べるというこれまた別のものである。しかし、このお店、魯肉飯でも有名なのだそうだ。
テーブルの上には漬物とトウガラシ。スープが8種類と充実しているのもうれしい。本体と合わせてこの4つで魯肉飯の宇宙が形成される気がします。
タクシーの運転手さんが旨そうに食べている。
阿財虱目魚肚
台北市內江街52號
知る人ぞ知る隠れ家グルメ中国料理店のオーナーに「台北には台湾人でも本当においしいと思える魯肉飯は少ないのだよ」なんて言われながら教えてもらったお店。営業時間は、夜の10時から朝6時までとか。夜中の1時頃にでかけたのだが、この時間に店の前に行列ができている。
お店の名前の「虱目魚」は、サバヒーとかタイワンミルクフィッシュなどといったりする魚。それをサッと揚げた料理が名物なのだがスナックぽくて旨い。ほかにも三杯花枝なんかを食す(私は三杯鶏丁が好きでよく東高円寺のリトルアジアとかで食べてんだけどこれはイカですね)。しかし、まわりを見回すと魯肉飯を食べる客が目立つ。かなり甘めのタレでいかにもペロリと食べてしまいそう。お菓子みたいな感覚で食べれちゃうのがここの魯肉飯かもしれません。
さて、サイコーに旨い魯肉飯とは……それは、残る1店を食べてから決めることにする。
iPod、iPhone、iPadが生みだした周辺アクセサリは、1つの産業を作り出していますが、台北でこんなオシャレなiPhone入れを見つけました。
私のiPhone3Gが、木製なのにピッタリ吸い込まれるように心地よく入るのです。
これからは、このiPhone入れにおさまった状態で手に持って使ってもよいでしょう。それでいて落とす心配もないくらい相性がいい。
この木製の小さな入れ物、中国茶を楽しむときには、「茶托」(ちゃたく)という名前になります。小さな「茶杯」(ちゃはい)と細長い「聞香杯」(もんこうはい)という2つの器を並べて置くのですね。
多くのiPhoneケースが、その本体を窮屈にガッチリくるんでしまうのに対して、そっとiPhoneを置くだけの自由さは、お茶の心に通ずるかもしれません。
逆に、iPhone3Gは、この茶托とほぼ同じ大きさで作られているので、このようにiPhoneを数台かさねてしまっておくことも可能です。
商品名:黒壇杯托組
価格:500元
対応機種:iPhone3G、iPhone3G S
販売元:新純香茶業有限公司(台北市中山北路一段105巷13−1号)
※巡礼の地「光華数位新天地」の入り口で同ビルのキャラクタと一緒にタブレットを見る。
台湾観光協会はあまり前面に出さないかもしれないけど、台湾の魅力の1つが「電脳」。秋葉原に「あきばお~」というお店があるのをご存じの方もいると思う。台湾直輸入の電脳モノをたくさんあつかっているのだが、なんだかとっても楽しいグッズが多い。つまり、コンピュータマニアでなくても楽しくなる「ある種の雑貨カルチャー」がそこにある!
いまや世界のパソコンの7割、任天堂のWiiやソニーのPS3、アップルのiPhoneなんかも、すべて台湾メーカーが製造しているといわれる。毎年6月の見本市には世界中からコンピュータ関係者があつまってくる。これだけ世界から人がやってくるのは、台湾の電脳ワールド自体がアイデアとトレンドを提供しているからにほかならない。
ということで、秋葉原がとなえている「産業観光」というような魅力を持っているわけで、町全体があきばお~的魅力にみちている(ちょっと大げさ)。そんな、松江路と八徳路の交差点を中心に広がる電脳街に出かけてみよう。その中心的存在となっているのが、「光華数位新天地」(光華商場)という7階建てのビルだ。
まあ店内はこんな感じだったり。
こんな感じだったり(ほとんど秋葉原の某店店頭と同じ)。
やはりこういう楽しそうな企画をやっていたり。もちろんキレイなお姉さんがキャンペーンやっていたり。いま台湾は電子書籍端末ブームとういことで、さりげなく韓国iRiver製の電子書籍端末なんかも売っていました。
ほかにもアンドロイド携帯の群れがあったり、SIMアンロックのiPhoneやMicroSIM変換セットが売っていたり、いろいろあるんですが、収穫はコレでした。
「大同電鍋」のミニチュア鍋を2タイプほど買ったのだ。大同電鍋についてご存じのない方は、『奇怪ね』(青木由香著、告布文化)をご覧あれ。台湾人の生活の中に浸透しきっているなんでも国民的便利鍋なのである。
たとえば、桃園国際空港のカフェでもこんな風に「茶葉蛋」のために利用。
たとえば、台北市内の外国から仕事に来た人向けのスーパーでも、こんなふうにさりげなく利用。
「大同電鍋を自分でも欲しい」と思っていた日本の台湾マニアの方も少なくないと思いますが、このミニチュア大同電鍋なら気軽に買えますよね。私の見たところ3タイプあって、1つが目覚まし時計、1つがオルゴール、1つはただのミニチュア(料理には使えない)。
大同は、日本でコンピュータを売ってたこともある大企業なのだが、箱を見ると大同が創立90周年に自ら作ったオフィシャルの鍋というのがいいでしょう。
黄色とか赤とかあってなかなかカワイイ。店員さんによるとオルゴールの音楽はテレビで使われたコマーシャルソングなのだそうな。
ネットで調べたらもちろん、このミニチュア鍋(灰皿なのだそうだ=だから金属製?)、ちょっと前に出たもので紹介している人もいるんだけど、オルゴールバージョンに触れている人は見かけない。どこか、ショ、ショ、ショジョジ~を思わせる旋律が、なんともこころがなごむんですけどねぇ。
※巨大な球体で中身がクリ抜かれさらに中に球体があるの京華城の地下に映画館がある(写真で白く見えるのは人工的な霧ですね)。
旅行で目的地に到着したその日か、2日目あたり、映画館に足を運んでみるのはいかが? 移動の疲れもあるだろうし、旅の後半戦にそなえて体力を温存できる。ホテルのチェックイン時間が遅くなるとそうもいかないと思われるでしょうが、台北なら大丈夫! 夜中まで映画館がやっているからだ。
実は、台湾の映画館では、中国語と英語の字幕がスクリーンの下に流れることが多いのだ。私の場合、中国語は「多少銭」(いくら?)と「好吃」(おいしい)くらいしか知らず英語もかなりいいかげんなのだが、2重字幕でなんとか乗り切ろうというわけだ。
ということで、今回も映画を見てきました。日本台湾合作の『愛你一萬年』という映画、これがなかなかよかった。
さて、映画の見方だが、私もいつも同行者に連れてってもらうだけなのだが、以下のような手順となる。
(1)新聞で見たい映画をどの映画館でやっているか確認
(2)映画館に行ったらチケット売り場で座席を選ぶ
(3)時間になったらスクリーンの入り口に行ってチケットをモギってもらって入る
あとはもう見るだけである。
画面を指さして席を選ぼう。コカコーラ付きとかを薦められるのでお好みでどうぞ。
『愛你一萬年』だが、日本人の北村豊晴監督。F4という超人気グループの周渝民(ヴィック・チョウ)主演ということで、台湾では、非常に話題になってたもよう。相手役は、日本人の加藤侑紀だが、これの組み合わせがなんともいい感じで、ひょっとしたら台湾より日本でのほうがヒットするかもしれません。
ところで、『愛你一萬年』が、アジアン音楽ファンの方なら沢田研二の「時の過ぎ行くままに」の中国語バージョンであるのをご存じのはず。香港なら往年の人気グループ「ウィナーズ」出身の鐘鎭濤 (ケニー・ビー)が歌っているし、台湾なら超大物ミュージシャンの伍佰(ウーバイ)など、いろんな人が歌っている。
どうもあのこぶしの効いた旋律がアジアのDNAを掴んではなさないようだ。
伍佰といえば、初めてこの歌手の存在をスカパーの中国語チャンネルで知ったときにはショックを受けた。橋幸夫の曲で「炎のように 燃えようよ」と歌っていたのだ(ただし彼をパロった二佰伍十という人が真似ていた)。その後の私の研究では、彼は、三橋三智也の「達者でな」も歌っているし、ディープ・パープルばりのヘビメタもやっている。そして、伍佰&チャイナブルーのオリジナル曲で、台湾のアルバム販売トップなどを記録したりしているのだ。
そういえば、同じように彼の曲を題名にした台湾映画『ラブ・ゴーゴー』(愛情来了)も台湾好きには必見の映画ですね。
閑話休題。
台湾で映画を見たあとは坦仔麺ですよね。今回は、台湾角川のT総経理のお薦めの「台南大胖担仔麺」に行きました(ネットでもここを推薦してくれる人あり)。これが、たぶん日本でみんなが知っている台南坦仔麺とはちょっと違って、ちょっとばかりアクが強くてスパイシーで旨い。映画館の多い林森北路(林森北路133巷3号・八條通)にあるので、お試しあれ。
日本では食べれないこの味! 滷肉飯もお勧めのようです。
※時間が早くて人が少ないけど渋谷駅前みたいな若さの西門町のMRT駅前。
夏のさなかに台北に行ってきた。
ホテルにおかれたカードによると、摂氏27~35度、華氏81~95度といった気温らしい。まあ、春から秋にかけての台北は、日本人の感覚からすれば「ぜんぶ夏」みたいなもんなのだが、これが結構いい感じなのだ。
なぜ、私は台湾に行くのか? 以下に理由をあげてみる。
1.青い空に白い雲、町の雰囲気がいい
2.ときどきスコールのような雨がくるけどサッとあがる
3.歩く人たちも着ているものからオープン
4.緑が多く通りの1階はアーケード
5.アートとチャイナシックと癒しの文化
6.生活パターンが朝遅く、夜型
7.ひげちょう魯肉飯が好き
8.誠品書店は世界一の書店
9.新光華商場と電脳天国台湾
10.比較文化的お気楽日常生活グッズの楽しみ
台湾といえば、一時期、仕事で毎年のようにでかけていた。最初は、「暑いなー」とか「たまらん」とかばかり思っていたのが、何度も行っているうちに気持ちよくなってきたのだ。その気持を代弁してくれているような気がしたのが、2000年くらいに出た『在台北生存的一百個理由』(台北で暮らす100の理由)という本。本当に、ちょっとした日常的なことやモノにほっとさせられたりする。都市生活者の共感軸みたいなもんがある。
ということで、ひさしぶりの台湾について「在台湾旅遊的一百個理由」(たぶん中国語的におかしい=しかも100個は無理)のつもりで、いくつか書いてみたいと思います。まずは、さらっと目立つところから。
たとえば、台湾ではお店の作りが窓を大きく開いていることが多い。エアコンのなかった時代の建築様式なのかひたすらオープンなのが好みなのか、ガラスに書いたメニューの文字も達筆。福州乾拌麺。
街路樹が充実していて、その間にはベンチが置かれていて休んでいる人も多い。だからなのか、日差しが強いのに日傘をさして歩いている人はあまり見ない。写真は、敦化南路一段・仁愛路四段のロータリー付近。
大きい通りに面したビルは1階の一部をアーケードのように歩道として提供している。立派なビルは立派なビルなりに、ボロいビルはボロいなりに日陰を作ってくれている。聞けば、法律で決められているそうでアーケードが私道であるために、ビルとビルの境目で段差ができてしまうのだそうな。
段差!
段差。
段差…。
ダンサ!
とくに雨のときは気をつけて!
横断歩道がこんな状態になっていることも。
しかし、台湾の人はこれくらいの路上障害物はまったく気がつかないような調子でなんなくクリアしていきました。
台北は、歩くときだけは注意してくださいね。ずっと「ガイドブックに書いてほしいなぁ」と思っていたことを忘れないうちに書いておきます。それ以外はすべてラッキー、ハッピー、オッケーな台湾を堪能しよう。
パソコンとテレビは似ている。画面が中心の装置という点も同じだしそれを人間が見て使うからだ。いまやネットのフロントエンド(出入り口ですね)と化したパソコンだが、要するに、テレビと同じようにネットの売上げの中心は「広告」である。
検索エンジンやコミュケニーションサイトの主要な売上げは広告で、「日本最大級の通信販売ショッピング」とうたう楽天ですら、その売上げ構成でいちばん大きいのは30%を占める広告である。検索ポータル(ヤフーファイナンスをみると「通信業」となっているが)のヤフー株式会社も、その半分以上が、広告売上げである。つまり、
ネット=広告ビジネス
といってもあながち文句もつかない。ネットで商売をするのなら、広告、ショッピング以外のたとえば、「有料コンテンツ」の販売なんかは、いまのところ簡単ではないということだ(もちろん簡単ではないというだけでこれをやることには価値があるのだと思うが)
今回のヤフー株式会社(YAHOO! JAPAN)がグーグルの検索エンジンを使うとうい提携の話は、たぶん次のような整理だろう。
1.米ヤフーが自社の検索技術を捨ててマイクロソフトのBingを採用した。
2.日本のヤフーも検索技術を乗り換えなければならない。
3.検索精度だけならBingが悪くないのは分かっている。
4.しかし、「広告」のことを考えるとグーグルが「最良」の選択と判断した。
ヤフーが見ているのは、ユーザーや株主もさることながら、「広告主」なのだ。なにしろ、お金の半分以上をもたらしてくれるのは彼らである。「総合的に判断して」という井上社長の発言というのはそういうことだと思う。
実は、ヤフーは、検索広告のしくみとしてグーグルの「アドワーズ」に乗り換えたかったからではないかとも思える。今回、検索の部分でグーグルを使うようにすると同時に、アドワーズのシステムの提供も受けると発表された。ただし、アドワーズに関しては、システムは使うが、データも客もグーグルとは別のものになる。
これの理由は、本屋さんにいけば分かることだ。グーグルの検索広告のための参考書が、ちょっと大きめの書店にいけば30センチくらいの幅で棚をとっている。要するに、広告を出す側としては、いままでのヤフーのしくみと同じくらいにグーグルのアドセンスにも慣れている。アドワーズは、いまのネット広告の中では、とても優れた広告代理店なのだということだ。
もし、アドワーズを使いたいというのでなかったら、マイクロソフトのBingを採用するのでもよかった。
それでも、「米ヤフーがマイクロソフトと提携したのに、なぜ日本のヤフーはグーグルとなのだ?」という疑問は残るだろう。『朝日新聞』2010年7月27日夕刊によると、日本のヤフーは今年3月末時点でソフトバンクが38.6%、米ヤフーが34.8%の株を所有しているという。米ヤフーとしては、当然、同じ路線でいってほしかったと思われるが、要するに「日本語検索が」が、ヤフーの世界戦略からはずれたというふうにも見える(単に時間的な問題で準備ができれば2年後にBingに乗り換える可能性もないではないが)。
しかし、私には、日本のヤフーというサイトの画面を見ていると「積み木」を連想してしまうのだ。そのトップページの「ヤフーニュース」は、それのために多くの人が訪れる、もはや国民的メディアといってもよいだろう。ヤフーオーシクョンは、いまやヤフーそれ自身よりもPVを稼いでいるという噂もあるほど、日本人の生活に根をおろしている。それぞれのサービスが、絶妙なバランスとノウハウでつみあげられてヤフーがある。この息のぬけない作業をやっていくには、米ヤフーの戦略なんか知ったこっちゃない。
しかも、ネットの世界はここ2~3年で、また大きく雲行きがおかしくなっている。梅田望夫さんの『ウェブ進化論』が書かれた時代までは、グーグルが発電所のように機能して、情報を精錬して価値を生み出して届けていた。第2章の「グーグルの本質は新時代のコンピュータ・メーカー」という見出しは、いま見ても素晴らしいと思う。ところが、1994年頃から15年以上にわたってネットの世界を支配してきた「検索」というサービスの足下を、将来的にはゆるがしかねないニュースがここのところ目立つ。
※ヤフー株式会社のグーグルとの提携を伝える記事(Yahoo!ニュース)。
昨年、グーグルとマイクロソフトが競ってTwitterのリアルタイムデータを買ったのはご存じのとおり(その結果Twitterは操業以来の黒字となった)。Twitterのように「いま」がテーマのサイトでは、1週間に1回しかクローリングしていような、いままでの検索エンジンの発想ではやっていけない(ニュースサイトの情報など一部はほぼリアルタイムに更新されるが)。
Twitterに引っ張られるように盛り上がってきている「Ustream」や、目下ネット業界の最も注目されるビジネスモデルともいえる「Groupon」なんかもそうだ。Grouponは、毎日1地域1企業で共同購買をつのる。一定時間内に申し込みが集まる必要があり、そのためにユーザーもそのことをTwitterなどで宣伝する。リアルタイム性が深く関与している。
ネットのリアルタイム性が増しているということだ。
その意味で、今回のヤフーとグーグルの提携の目玉は、「ヤフー!オークション」、「ヤフーショッピング」、そして「ヤフー知恵袋」のデータを、グーグルに提供するということかもしれない。いままで、グーグルから何か欲しいものを探していて、ヤフーオークションで見つかったとしても「このオークションは終了しています」と出ることが多かった。これが解消されるようになれば、両社は、得難いメリットを手に入れるはずである。
ついでに、もう1つ検索エンジンにとって嫌なのは「iPhone」である。
電源を入れるとヤフーのトップページが自動的に立ち上がるiPhoneはないからだ。ポータルサイトというビジネスは、iPhoneやAndroidやiPadと、はなはだ相性が悪いのである。そもそも、検索とスマートフォンというのも相性がけしてよいというわけではない(ポータルよりはマシだが)。たとえば、宴会場所を探すときに、ケータイですら「渋谷 焼き鳥」と検索していたのが、iPhoneでは、ぐるなびアプリを叩くことが多いといわれる。というようなことなのだが、せめて検索から自社サイトへの流入を考えようというものである。つまり、スマートフォン時代がくるのは確実なので、早めに背水の陣をしいておきましょうというようなことだ。改めて整理すると、
1.検索エンジンは、Bingでもグーグルでもよかった(もちろん米ヤフーがBingなのでBingのほうが妥当性はあるように見えるが)。
2.「広告主」のことを考えるとアドセンスがほしかった。
3.「ヤフーオークション」「ヤフーショッピング」「ヤフー知恵袋」のデータをグーグルからもフレッシュな状態で検索できるようにしたかった。
4.「リアルタイム」と「スマートフォン」の時代に、敵(グーグル)と組んででも戦わなきゃいけないのがいまだろう。
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iPhone、iPadについて、アスキー総研では、その利用実体調査をおこなった。3年後の販売予測数字やアンケート結果をもとにした利用ないようにについても分析を行っている。それをまとめたセミナーを、2010年7月29日に行うことになった。詳しくは、以下参照のこと。
『SIMロック解除、iPad/iPhone4の衝撃と業界展望』(http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10267.html)
2カ月ほど前に買ったばかりのケータイを洗濯してしまった。脱水したズボンのポケットがゴロンとしていると思ったら、白い「PRISMOID」(au=iida)が出てきた。なんだか、サッパリした感じだったが、電源ボタンを押してみても液晶がチラチラするだけで起動しない。
「みんな今日の天気が悪いのさ。暑くて汗をかいたからズボンを洗ったのだ」
などといっても、いまさら取り返しがつくわけでもない。携帯電話事業者に持っていくと、いわゆる「水没あつかい」と言われてしまうパターンである。ところが、「ケータイを洗濯してしもた」とTwitter上でつぶやいたところ、あっという間にたくさんのRTをいただいたのだ。
「まあ、あれですよ。「iPhone 4を洗濯しちゃった!」とかじゃなくてよかったと思いましょう(w」(toshi_koさん)
というわけなのだが、同業者や携帯電話を設計していた方をはじめとして、どんどんアドバイスも集まってきた。ポイントは、「電源を入れないこと」(実は、これはすでに1回やってしまった)、次に「電池を抜くこと」(これはやりました)、そして内部がサビないうちに「乾燥させること」である。乾燥の仕方としては、以下のような意見が集まった。
1.タオルにくるんでグルングルン回す。
2.冷蔵庫に入れる。
3.ドライヤーで乾かす(後で分かったのは冷風のこと)。
4.天日で3日ほど干す。
5.乾燥剤(シリカゲル)で乾かす。
6.無水アルコールに浸して乾かす。
1の遠心力法は、一見、消極的にみえるかもしれないが、脱水機がそれでやっていることを考えるとあながち悪いアイデアではないのだろう(NACLSINさん)。とりあえず、元携帯電話設計者の@oz_yamadaさんの指示にしたがって冷蔵庫をあけてアロエヨーグルトの上に置いてみる。その間も私のTLの上にはさまざまな意見が飛び交ってきて、より積極的なドライヤー作戦をやってみることにする。
しばしドライヤーをかけていると液晶ディスプレイの周辺が白くなってきたので「ヤバイ!」と思い中断。よく見ると上級者の方々が、アドバイスしてくれたのが無水アルコールだった。アルコールという液体に再度浸すというのが、なんとなく抵抗があり、ケータイの内部で使われている接着剤などに悪影響があるんではないかととどまっていたのだ。
ケータイの内部はシールアンテナが接着剤で貼ってあるのを見たことがあったり、PRISMOIDの背面のプラスチック部材の一部が接着剤で貼ってあることが分かっていたので、アルコールという言葉に抵抗があったのだ。しかし、今回、みんながすすめているのは無水アルコール(エタノール)なのである。
そこで、千石にある24時までやっている薬局の「ぱぱす」まで車をとばしてみた。閉店10分前、ところが、なぜか無水アルコール(エタノール)のあったところだけがガランとあいていて値札だけが残っている。失意のあまり乾燥剤を買うというセカンドチョイスを思いつかないまま自宅に戻ってしまった。家にあるのは、買い置きしてある越後製菓『大柿(ピー入り)』(味の追求シリーズ)の小さなシリカゲルなんかをかきあつめても10個くらいである。
やむをえず、パソコンの上部やコクーンの上など、室内で暖かくなるところに一昼夜置いてみて、ふたたび電源を入れてみる。ところが、またしても液晶がチラチラするだけで、本体が起動するまでいかない。実は、乾燥途中で残った水分の溶けた成分の濃度が高い状態でスイッチを入れるのが、いちばんよくないらしい。ダメかな~。
「このハイテク時代に、洗濯機に異物混入警告機能がついていないのはなぜだろう?」
などという発想も、こういう時にはグングン沸いてくる。洗濯を開始する前に、グルン、グルンと空回りして、水量を自動調整、投入する粉石けんの量を指定してくるくらいなんだから、異物混入くらい教えてくれよ。何か、洗濯物のプライバシー侵害になるとかの決まりでもあるのか?
そこで思い出したのは、『月刊アスキー』にかつて連載していただいたスタジオ・ゲンの宮沢丈夫さんから聞いたお話だ。1980年代後半、宮沢さんはニューラル・ネットワークとか、遺伝的アルゴリズムとか、ファジー理論なんかの記事を書いていただいた。その宮沢氏が、あるとき何かのショウに出かけたときのことだ。ある家電メーカーの方が、宮沢さんの名札を見つけて歩み寄ってくると、「うちの洗濯機のニューロ・ファジーは、宮沢さんの記事のプログラムを使っています」と言ったとか。
宮沢さんの記事は、フラクタル圧縮かなにかの企画を進行中に、お仕事が忙しくなり中断したままだったと思う。もし、「マルコフ過程を応用した洗濯槽の異物混入発見アルゴリズム」とかいった記事をやってもらっていたら、私のケータイも水没処理になることもなかったのではないか?
ところで、この話、たまたまアメリカ人女性にすることになった。するとやはり、ケータイを洗濯したことがあるという。そこで、米国でポピュラーな洗濯ケータイの救出法というのを聞いてみた。それと、ネットでザッと洗ってみた結果、米国でポピュラーな洗濯ケータイの救出法は、以下のとおり(最初の2個が直接教えてもらったもの=日本の対処法に続けて連番してみましょう)。
7.靴下に入れて乾燥機で乾かす。
8.米と一緒にジップロックに入れて乾燥。
9.専用乾燥剤と一緒にジップロックに入れて乾燥。
10.掃除機で乾燥する(ドライヤーはダメ)。
11.業者に出す。
なんとなく、国民性が出ているような気もするが(ドライヤー->乾燥機とか)、やはり、「米」というのが気になるでしょう。「米国では、米で乾かすというのはポピュラーなんですか?」と聞くと、「日本と違って米国は米が安いのですよ」という意外な返事が返ってきた。「お米を大切に一粒も残さず食べましょう」と教えられてきた日本人としては、なんだか気になる方法だが、これが集約農業というものか? 日本ではあまり知られていないし効果も疑問を持たれる方が多いと思うが、彼女によると誰でも知っているような方法らしい。ちなみに、私は、米国のワイルドライス系の料理は大好きだ。
「靴下に入れて」というのも、なんだか米国らしい。「乾燥機」(clothes dryer)というのが、日本みたいにガランゴロンやるものなのか、浴室乾燥みたいな感じなのかは聞き忘れたのだが……。たぶん、ショックがある方法はやめたほうがよいでしょうね。
米国は、映画なんかを見ていても服を着たまま湖やプールに飛びこんでしまうシーンが多いということで、ケータイの水没というネタはポピュラーらしい。そのため専用の乾燥剤や業者というものが存在する(日本にもある?)。業者の場合、濡れてから2日を目処にジップロックに入れて郵送すれば、数十ドルでケータイを復旧してくれるなんて広告を出していたりする(もちろん送るのは早いほうがよいが一刻を争うという意見が多い日本に比べてどこかおおらか)。
結論。
洗濯してしまったケータイの救出法。どこまでもマシンにやさしくマイルドに行きたい場合は、米国式の「掃除機法」+「米乾燥法」がよいのではないかと思う。そして、積極的にやりたい方は「無水アルコール法」である。以下に、ベスト手順を検討した結果をまとめます。
▼マイルド法
1.電池をはずす(SIMやメモリカードも)。
2.本体や電池をよく拭く。
3.掃除機で吸い込むようにして乾燥。
4.米や乾燥剤とジップロックに入れて乾燥。
5.1日以上経過したところで取り出す。
▼積極法
1.電池を外す(SIMやメモリカードも)。
2.本体や電池をよく拭く。
3.本体を無水アルコール(エタノール99%以上)に浸す。
4.乾燥させる。
5.1日以上経過したところで電源を入れる。
私の場合、冷蔵庫とドライヤーをやってパソコン上で1日干した後、天日干し1日で、おかげさまでなんとか復活することができました。本当にみなさまのおかげです。ところで、天日干し法でうまくいった気分からすると、1つだけ発見というか、これが“真理”なんではないかというものに思い当たる。つまり、米国でポピュラーだという靴下に入れて乾燥機で乾かすって、なんのことはない、
「洗ったものは干す」
ということではないのか? そんなわけで、オマケとしてもう1つの方法を紹介しておきましょう。
▼なりゆき方法
1.電池を外す(SIMやメモリカードも)。
2.本体や電池をよく拭く。
3.ほかの洗濯ものと一緒に乾燥機にかける。
4.1日以上経過したところで電源を入れる。
実は、ケータイもそれを望んでいるのかもしれません。そんなことはないですかね? ゴロンゴロン式の乾燥機はダメですね。いずれの方法も、試される方は自己責任で行ってください。
※洗濯機の中でグルングルンと洗われてから苦節3日、私のPRISMOIDは復活した。本人しか感動しない写真ですが、一応あげておきます。
ところで、「洗濯ボタンを押すと異物混入を調べてくれる」機能、日本の洗濯機のメーカーは対応してくれませんかね? それともう1つ、洗濯機に欲しい機能があることに気が付きました。それは、「脱水が終了したあとフタを開けると、自宅付近のピンポイント天気予報を教えてくれる」機能です。もちろん、最初に教えてくれてもいいのだが、乾いた服が欲しいというのが目的なので、乾燥機付きならこのほうが人間っぽいんではないか?
どですかね?
※復活後の私のPRISMOIDにはこんなシールを貼ってしまいました(ラクーアのコミュニケーションマニアにて購入)。似合うでしょう!
なお、もっといい「洗濯ケータイ」の救出法をご存じの方は、@hortense667 宛てお知らせあれ。
関連togetter:http://togetter.com/li/36573
ハードディスクの中で探しものをしていたら「オヤ、こんな原稿が?」というのがあった。自分でも忘れていたのだが、ネットが普及しはじめた1997年頃に『月刊アスキー』に書いたものである。説明するよりも、そのまま引用してしまったほうが早い。Twitterのコミュニケーションが凄く興味深いと思うけどメールでもすでにいろいろあるなと思った。こういうものがからみあって、いまのネット社会を作り上げているのかもしれません。
便利で,役に立つ,知って得する,誰かに教えたくなる!
インターネット
ちょbitいい話
volume2
失敗しないラブラブ電子メール
今月と来月,2回にわたって電子メールの困ったちゃんについてお届けする。あるときはビジネスの必須兵器として,あるときは同級会のお知らせの手段として,そして,またあるときはラブラブな愛のキューピッドの役目もおおせつかる電子メールの落とし穴。
オフィスのボタン戦争
Z氏は,あるとき次のようなメールをもらった。
>いやです
このたった1行のメールを見てドキッとしたのだが,送り主を見ると同僚のQからのものだった。
そういえば,少し前,同じようなシュチエーションの富士通のFMVのテレビコマーシャルがあった。
高倉の健さんがインターネットを始めてメールが届いている。開くと,
>ヨワムシ
とだけ書いてある。そこを肩越しに倍賞千恵子に見られてしまうのである。
ZとQの間に健さんと倍賞さんの(コマーシャルの中での)関係のようなものはないようだ。それじゃ,そのメールの意味はというと,どうもこういうことだったらしい。つまり,ほんのちょっと前に別の同僚VとZの口頭での会話にQの名前が出てきて,Qが電子メールで反対意見を言ってきたものらしい(ホントにややこしいというか,普通こんなことしませんよネ)。
電子メールが,コミュニケーションの道具である以上,その用途は無限に広がる。用途が無限に広がるからには,それがもたらす可能性もはかり知れないものがある。「いやです」とか「ヨワムシ」とかそういうメールのなんと味わい深いことか! しかし,そんな場合にも十分に注意しなければならないことがある。
たとえば,あるときある会社のオフィスで次のようなことが起こった。
つまり,庶務のX子が,突然,その部署の全員に同じ内容の電子メールを送り付けてきたのだ。
>こんにちは、こんどの月曜日は空いています。
>それでは、バイビ~~。
とだいたい,こんな感じだったらしい(実は,正確に記録されていないので,もらった人の記憶をもとに再現してもらったのだが,本人に申し訳ないし,著作権の問題もあるのでこれで勘弁していただきたい)。
こういう電子メールをもらうと,誰でもちょっと幸せな気分になるものだ。しかし,多くの人は,すぐにそれは自分宛てのものではないと理解した。
なにかの間違いでは? そのとおり。ほとんど絶対に間違いであることがいろいろな状況から明らかだった。X子が自分にそんな電子メールを送ってくるはずはない。
オフィス内のLAN環境で電子メールを使ったことのある人なら,だいたいの想像はできるだろう。電話帳というものがあって,その中にズラリと社員の名前が並んでいて,その同じ並びの中に「~部全員」というボタンもあるのだ。
誰かさん宛てに送るつもりのラブラブ電子メールが,マウスの操作を1.5cmほど誤っただけで,オフィスの全員に送られてしまうことはままあることなのである。たった1.5cmのことで,結果に重大な差が生じてしまうのである! これは,もう「オフィスのボタン戦争」と言わずしてどうしよう(ルイ・ペルゴーの『ボタン戦争』ではなくて,米ソ冷戦下,大陸間弾道弾のボタンだけが戦争と言われた「ボタン戦争」)。
どこの誰が,いつもまったく正しく,数ミリの誤差もなくマウスカーソルを合わせてクリックできると保証できるだろう。事実,これに似た事件のお話は,少しネットワークにかかわっている人に聞けばすぐに1つや2つは出てくるし,新聞や週刊誌で取り上げられるほどのちょっとややこしいほどの話もあった。
さて,事件があってから数日ほどして,今度は,X子からオフィスの全員に,今度は正しく全員に向けて書かれたと思われる電子メールが届いた。
>こないだのメールはXXくんに書いたもので~す。
なるほど,なんともはや現代っ子(死語ですな)。あのラブラブの電子メールがXXくんへのものだったとは。はいはい。よかったねー。ちゃんと皆にも迷惑をお詫びしている感じだし。大変結構。
これで,オフィスのほとんどの人は納得したわけである。
ところが,一部,オフィスの事情通によると,実は,X子はXXに頼んで名前を貸してもらったのだというのだ。これはあくまで事情通たちによるもので真相は定かではないが,だとすると,X子は1度は間違ってラブラブ電子メールを全員に送るという失敗をしたが,数日後には,すぐさま立ち直り,その電子メールの全員向けボタンを使って,ちゃっかり逆宣伝をしてしまったというわけなのだ。
なんともあなどりがたしゲッペルスX。ここまでバラしてゴメンね。
『dancyu』2010年8月号「今日はカレーだっ!」。紹介店の数の割には「ここ行きたいなぁ」というお店がいくつも。ナイルレストランの三代目ナイル善己さんが、カレーの作り方を8ページにわたって伝授。未来のナイルレストランは、いまとはまた違った魅力の世界に広がるかもしれません。最近、気に入っている「タピ」(大久保)や「コチニヴァース」(西新宿)が入っていたのもうれしいところ。以下、自分メモ。
▼ザカリ 新橋/香辛料卸業の店主。
▼想いの木 神楽坂/インド料理の高級店とな。
▼CURRY UP 原宿・北参道/サラサラ系。コンビネーションもよさげ。
▼KORMA 浅草/下町テイストのインドカレーとか。
▼奥芝商店 八王子/札幌奥芝商店が東京に。
▼スプーン 西荻窪/フレンチのカレー。
※以上『dancyu』から行ってみたいお店。
『dancyu』のカレー特集のほかに、『大人の定番カレー』、『カレーの心得』と出ていますが、前者は、欧風・和風もしっかり入っていてタイトルのとおりカレー・クレイジー向けというわけではありません。「この季節、カレーかな」というオヤジの雰囲気。後者は、同じエイ出版の『カレー東京』で62皿だったのを100皿まで強引に改訂・拡大した内容で、「ひたすらもうカレー」というなりふり構わない感じになってる(私も麹町アジャンタをおススメしています)。
▼ダクシン 馬喰町/南インド・バンガロール料理。
▼ゴーヴィンダス 中野/ベジタリアン。
▼Curry草枕 新宿三丁目/野菜系増えてますね。
▼Yellow Company 恵比寿/豚角煮&ベジタブル旨そう。
▼SHANTi 原宿・神宮前/スープがオリジナルとサイゴン。
▼ペチコートレーン 団子坂下/タイカレー、キーマカレー。
▼農民カフェ 下北沢/農民カレー。
▼Banda 代々木公園/健康有機野菜栄養バランスカレー。
※以上『大人の定番カレー』で行ってみたい店。
▼マジックスパイス 下北沢/健康野菜系。
▼ナーガルジュナ 若松河田/ムガール宮廷+フレンチ+イタリアンとな。
▼ヴェジハーブサーガ 御徒町/南インド野菜系。
▼BlueSkyTHAILAND 末広町/ソフトシェルクラブと玉子カレー炒め食べたい。
▼おまかせ亭 渋谷・宮益坂付近/冷やし野菜カレー。
▼カレー屋Nagafuchi 新橋/ドライカレーにシャーベットが。
▼ホーカーズ 田町/カレー炒飯。店主は元アジア旅行雑誌編集者とか。
※以上『カレーの心得』で行ってみたい店。
なんというか、野菜・健康・無農薬を、日本のいまのファッションみたいな感じで、自由にカレーにして作って出しているお店が増えているのも楽しいです。それって、ひょっとしたらカレーというカテゴリーでは括りきれない、いまの日本の精神文化みたいなもんになっている気がします。個人的にいま気になっている「東Tokyo」とか、そういうお店が、これから集中的に増えてくるような予感もします。ときに、『大人の定番~』には、その元祖的存在といっていい中野のカルマが堂々掲載されていて、ちょっとうれしくなりました。丸山さん、元気かなー。
@hoetense667
#currytokyo
1970年代に少しでもコンピュータに触れたことのある人なら、「NOVA」というコンピュータのことをご存じだろう。いま「NOVA」といっても「英会話学校?」と返されそうだが、1969年に米データゼネラルが発売したコンピュータで、1970年代に市場を席巻した。いまiPhone4やiPadが人々をわくわくさせている以上のインパクトを、当時のコンピュータ業界の人たちに与えた可能性がある。なぜならアップルの製品は、いままでのコンピュータ技術の積み重ねの上に絶妙なバランスとタイミングで立っているようなものだ。NOVAもまた、時代とタイミングの申し子だが、現在に通ずるコンピュータ独特の現象を最初に強烈に示したものの1つだからだ。
1960年代終わり、「IBMと七人の小人」といわれた米国のコンピュータ業界に、突如としてミニコンピュータの波がやってくる。それまで大企業や大学・政府機関(とりわけ米国では政府機関の導入がコンピュータ産業の育てた)などで使われてきた由緒正しきコンピュータと異なり、自分でメンテできるほどの知識を持つ新しいが潜在的には存在したユーザー層が、この新しいコンピュータを受け入れた。
それは、いわば情報民主主義とでもいうべきものを最初に体現したのだと、大げさに言い切ってみてもあながち反論はないと思われる。ムーアの法則によって、半導体技術は、毎年のようにチップの価格性能比を上げ、ついにはベンチャーや小さな研究室でも使えるものにしたということなのだ。いうまでもなく、これが、その後のマイコン革命に繋がることになる。
もっとも、最初にコンピュータの世界で、ミニコンピュータの有用性を示したのは、データゼネラルではなかった。米国で商業的に成功した最初のミニコンメーカーは、間違いなくDEC(ディジタル・イクイップメント・コーポレーション)だ。事実、DECのPDPシリーズは、大学や研究室で画期的なソフトウェアが動いたときにそれを走らせたコンピュータとしてしばしば名前がでてくる。たとえば、世界最初のコンピュータゲームとされるものは、DECが無償で大学に提供したミニコンの上で動き、米国中の大学に広がっていったのだ。
このDECの屋台骨を築いたのは、「PDP-8」というコンピュータで、当時20代だったエドソン・デ・カストロという人物がその開発チームを率いたといわれる。データゼネラルは、このデ・カストロと、2人の若いエンジニアが設立した会社なのだった。少し違ったのは、DECが、純粋に技術から出てきた会社に見えるのに対して、データゼネラルは、70年代に巻き起こった、半導体技術によるゴールドラッシュの渦中で生まれた会社だということだ。
同社は、当時「過去、こんなに急成長をした会社はない」と称され、わずか10年で『フォーチュン500』に名前を連ねる。日本でも、「日本ミニ・コンピュータ」という会社名で(Wikipediaにはこのあたりのことが記されていないのだが)、この“超新星”と名づけられたマシンを売りまくっていた。
ところが、1970年代後半まで破竹の勢いだったデータゼネラルも、カストロの古巣DECが発売した新型コンピュータによって状況は一変する。1978年に、DECが32ビットの“スーパーミニ”と当時呼ばれた「VAX-11/780」を発売したからだ。
VAX-11/780が、どれだけのインパクトを持っていたかは、私自身、1980年頃にある高速データベースのプロジェクトでそれを目の当たりにした。マシンのどのシステムコールを見ても、どのマニュアルを開いても、それまでのミニコンピュータとは違っていた。凝りに凝ったプログラムを、サラリと計算して、VT-52端末にダーッと表示して見せる。当時の国産ミニコンと異なる32ビットアドレッシングによる巨大なメモリ空間は、まるで新しい宇宙のように見えた。実は、いまのPCはこのマシンの圧縮版のように見える(DIRでファイルを表示したのはDOSの世界と似ているが)。
つまり、コンピュータ業界に映画『スターウォーズ』のようなことが起こったのだ。このたとえが適切かどうかは大変にあやしいが、デ・カストロは、突如として市場にあらわれたダースベーダーの振り回すライトサーベルの前に、いいようにやられ始めたのだ。苦しい戦いの中で、彼らは、これを超える32ビットコンピュータの開発をしようと試みることになる。
このようすを克明に伝えたのが『超マシン誕生』という、1982年にピューリッツァー賞を受賞したドキュメンタリーである。コンピュータ書としては絶対に外せない1冊なのだが、なんと、まったく有難いことに新訳・新装版というものが出来した。『超マシン誕生』(トレイシー・キダー著、糸川洋訳、日経BP社刊)である。
「1980年頃の話をなぜいま?」と思われる人も多いだろう。「ミニコンピュータ」という製品カテゴリそのものが、いまの人たちには理解されない可能性もある。しかし、この時代に米国で起こったこの出来事は、記憶に残しておくべきなのだ。『超マシン誕生』によれば、データゼネラルが操業した当時には、米国では3日1社の割合で、ミニコンピュータを製造する企業が生まれていた。そんな中で、データゼネラルはまたたく間に勝ち残り、やがてダースベーダーと宿命の対決をすることになる。
それはネットやクラウドやソーシャルメディアというような言葉が使われるようになったいまの時代になっても、たえず繰り返されている「神話」の原型というべきものである。原著のタイトルは“The Soul of A New Machine”だというとおり、それは、人がコンピュータの開発にかかわるときの魂の葛藤なのである。
たまたま、私は、『日本人がコンピュータを作った!』(アスキー新書)を出したばかりで、日本のコンピュータの黎明期に活躍したエンジニアたちへのインタビューをまとめていた(これは『計算機屋かく戦えり』という書名で96年に出版したものを再編集したものなのだが)。『超マシン誕生』は、私の本の中には出てこない米国で少し遅れて起きたできごとについてのものだ。
私の本では、国産コンピュータのスピリットが、80年代の日本の民生品や産業機器のエレクトロニクスの中に無意識下に受け継がれたというようなイメージを持たれた人も多いと思う。それに対して、米国では、マイクロエレクトロニクスの結実が、“スーパーミニ”と当時いわれたコンピュータや、パーソナルコンピュータとしてより顕著にあらわれる。そして、その開発ストーリーは、いまのネットやシステムへと通低する何かを持ちえているのである。
『超マシン誕生』は、『日本人がコンピュータを作った!』と合わせて読んでいただくとより多くのものが見える本なのである。
『超マシン誕生』
『日本人がコンピュータを作った!』
NHK教育の『ITホワイトボックスⅡ』に出演させていただきました。お題は「ここまできた! 最新デジタルテレビ」で、6月17日の放送でしたが、NHKオンデマンドで見ることができます。番組紹介のページにあるとおり紹介したキーワードは「テレビ液晶」、「DSP」、「3Dテレビ」の3つ。
液晶については、「むかしの液晶機器お持ちでしょう?」と言われて、私が持ち込んだのが、セイコーが80年代のはじめに発売した「TV-WATCH」(DXA002)とオリベッティの「M10」。TV-WATCHのほうは1.2インチのブルーの液晶ではあるんですが、当時としては超ハイテク。いま見てもちょっとした感動があります。
1982年に初代(DXA001)が出たのはちょうど『モノマガジン』が創刊になった頃。創刊号の表紙が万能ハイテク腕時計といったイラストだったのが、それ以上のものが出てきて驚いたと誌面にありました。しかも、セイコーの人は「カラーもすぐできる」と言ったそうで、人のイマジネーションを技術が追いぬいていた感じがします。一方、オリベッティのM10のほうは、ご存じのように、NECのPC-8201やTRS-80 model 100の兄弟機です。
※NHKの技研公開で展示されていた「アイコノスコープ」式のテレビカメラ。どこかジャグルパークな面構え。番組収録をNHK技研で行ったんですね。
さて、今週もITホワイトボックスⅡがありまして、お題は「家電からネットまで 影の主役 OS リナックス」。私の場合、リナックスというと、99年に歌舞伎町のロフト・プラス・ワンで『東京Linuxサミット』なんてのを主催。入場希望者が地下2階から地上まで列になって「オタクアミーゴ以来の集客」なんてことがあったんだけど、その後はクライアントで使っているわけでもありません。
しかし、今回は、リナックスの広がりからみたITということで、本当にベーシックなところだけお話させていただきました。収録時にデジカメを作っているメーカーの方も来られていてお話をうかがったり、さまざまなジャンルで使われることによりる技術の交流が面白いといった点など勉強になりました。基本的に、リーナス・トーバル氏のインタビューを中心にした構成なのですが、インタビューでもそのあたりの話が出てきます。
※同じく技研公開で展示されていたスーパーハイビジョン用のカメラ。とにかく映像が凄すぎる。なぜか大きさはアイコノスコープと同じくらい。
80年頃、マイコンチップというものが出てきて、マイコンブームというものがあって、やがてパソコン産業ができあがります。しかし、マイクロコンピュータの特に日本での広がりは、家電製品や電子機器に組み込まれたことが大きい。まさに、『日本人がコンピュータを作った!』でインタビューさせていただいたTK-80の生みの親こと渡邊和也さんが活躍された分野です。
要するに、炊飯器でお焦げがなくなったとか、エアコンで風邪をひかなくなったとか、テレビがリモコンになったとか、そういう形でマイコンが生活の中にヒタヒタと入って行った時代。
ちょうど、それと同じようなことがリナックスで、ソフトウェアのレベルで起きている。ソニーは、現在のデジカメのライナップのほぼすべてをリナックスで動かしているとのこと。私の場合は、レコーダーやアンドロイド端末とか持っているけど、しかし、外からはシールも貼ってないので見えないのですよね。身の回りのリナックスで動作している製品を数えてみると、とんでもないことになっているかもしれません。
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ITホワイトボックス 2 「ここまできた!最新デジタルテレビ」
0グラムへようこそ『日本人がコンピュータを作った』
愛読誌『IT&家電ビジネス』(量販店の方々が読まれる業界誌ですね)の最新号によると、この春の携帯電話の販売に異変が起こっているそうだ。Gfk Japanのデータをもとに言っているのだが、携帯電話の売り上げに占めるスマートフォンの割合が、台数ベースで3割、金額ベースで4割にも達しているというのだ。
いくら携帯電話が売れていないとか、ソフトバンクの携帯売り上げの7~8割がiPhoneだと噂されていたりもするが、これは極端ではないか? しかし、今日も、裏神保町で3人の女子大生ふうが1人の手元を囲んで見ていると思ったら、それはiPhoneだった。
そこに、ドコモのXperiaの売れ行きも順調だそうだ。北米では、Android携帯の売れ行きがiPhoneに迫ってきているという指摘もある。iPhone×Androidの図式が、いよいよ際だってきているというわけだが、たまたまAndroidの先祖にあたる「Sidekick」のことを話題にしていたらあることに気が付いた。
それは、世界中を巻き込んで動いている「iPhone×Android」の図式を作り出した遠因は、孫さんのソフトバンクにありかもしれないのだ。
「Sidekick」というのは、02年に、デインジャー(危険)という名前の会社が発売したスマートフォンの“走り”といえる端末である。当時、「ブラックベリー」が、背広族向けにメッセージング端末として定着しつつあったところに、“18歳から34歳”までをターゲットに売り出された。メール、ウェブ、AOLを使ったチャット、新聞(ニューヨークタイムズ)、オプションで撮影、ゲームができる。折しも、アップルがiPodを発売した翌年である。
私は、ニューヨークに住んでいた @spike55tyo さんに教えてもらって、さっそく買って送ってもらい記事にしたのだった。デインジャー社は、創設者の顔ぶれも話題だった。元アップルの3人(うち2人は後にWebTV、1名はPowerBook150の設計者でフィリップスでVero 1を開発)という顔ぶれに、アップルの創業者のウォズニアックも取締役に名前を連ねていた。
ところが、先日、その後のデインジャー社とSidekickについて、改めて @spike55tyo さんに教えてもらったことがあった(Twitterの私のTL上で)。
それによると、Sidekick発売後の03年に、ソフトバンク系のVCが、デインジャー社に出資している。創業者のアンディ・ルービンが独立してAndroid社を設立したのはこのタイミングらしいのだ。05年にグーグルが同社を買収して、現在のオープン・ハンドセット・アライアンスとAndroidとなるわけなのである。
いまさらのようにSidekickを引っ張り出してみると、物理的なボタンが、Androidと酷似していることに気づく(ホームボタンやバックボタンが特徴的)。孫さんが、1兆7000億円も出して日本のボーダフォンを買収したのは4年後の06年である。孫さんって、03年には、もう携帯電話に興味があったんだということも分かる。08年には、マイクロソフトがデインジャー社を買収。
はたして、ソフトバンクがデインジャー社にお金を入れなかった場合、Andoridが、どんな道をたどったかは不明である。このようなプラットフォームを提案する会社としては、日本のアクセスなどもあった。存在しなかった歴史については何もいえないのだが、03年にアンディが独立していたことが、いまのiPhone×Androidの図式を生み出したことは間違いない。
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iPhoneとAndroid、どっちを使う?(続々々)http://research.ascii.jp/elem/000/000/029/29945/
私が外で仕事をして会社に戻るときの“ケモノ道”の上に、ヨドバシカメラ西口本店がある。JR新宿駅や、都営新宿線、大江戸線から、新宿西口に点在する住友不動産ビルを巡回するバス乗り場までの途中に、同店はあって、私は本当にその中を斜めっぽく通過する(夏場は空調でクールになりたい気分もあるが)。
そこで、いま俄然目立つのがiPad売り場。オヤジたちが群がっているのだ。来週の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)では「買うべきか、買わざるべきか」とやるそうだ。ソフトバンクのテレビコマーシャルも「使い方に、正しいも間違っているもない」ときた。この理屈っぽさは、1970年~1980年代にかけて『ポパイ』にはじまるカタログ文化の洗礼を受けた、いま40~50代をターゲットにしているとしか思えない。
※本文と関係ないけど。わずか15グラムのiPadケース「Bubble Wrapper」。紹介ページには私の利用例も掲載されています。
アスキー総研が、iPadの発売直前に行った『iPad購入意向調査』でも、購入意向者のピークは、30代、40代と高かった。『MCS 2010』から求めた「ピュアiPhoneユーザー」(iPhone購入者からMacOS利用者を差し引いた人たち)が20代がピークなのとは対象的だ。ソフトバンクの事前調査でも「買うのは年配」という分析結果が出ていたのだろう。
子供から老人まで使える端末に仕上がっているところが、iPadの素晴らしいところなのだが、けして白モノっぽくならないところがアップル。しかし、このテレビコマーシャルは「さすがソフトバンク」としか言いようがない。
なにしろ、購入前の「利用シーン」についてのアンケート結果は、めちゃくちゃだった。1月のジョブズのプレゼンがそうだったので、ソファの上とか旅行先というのが高いのだが、購入意向者(予約者+購入予定者)では「自宅の机の上」で使うがトップにくる。
なんと、「コンピュータとして使いたい」といっているのだ。
利用目的も「メール」「ウェブ」が、1位、2位とくる。アップルを取り囲んであれやこれやモノが出てくるたびに批評するだけの我々とは違う。これもアップル的には折り込みずみのことなのだろう。事実、ワープロ(Pages)、表計算(Numbers)、プレゼンテーション(Keynote)の「パソコンの三種の神器」もきっちりだしているからだ。
「なぜiPadは、ここまで日本のオヤジたちを引きつけるのか? これでは“オヤジPad”ではないか? その理由を述べよ」という話がある(つまり、私のまわりでその話になりがち)。これは、富士通がTVコマーシャルに高倉健を起用したらショップに「健さんのパソコンをくれ」と言ってやってきたオヤジがいたという時代に匹敵する、当業界にとっての「オヤジの春」だからだ。オヤジはiPadに何を期待しているのか?
1.女性にモテる(見せびらかせる)
※iPhoneのときもその目的で無理して買ってビールを飲むアプリなんかを女性に見せびらかしていた愛すべきオヤジがいたでしょう。
2.iPhoneには出遅れたがiPadでいきなりキャッチアップ
※アスキー総研の調査ではiPad購入意向者に占めるiPhoneユーザーの割合は25%しかいない。iPhoneとiPadは別の層が食いついている。
3.老眼でiPhoneは断念したがこの画面なら……
※これはあまり人のことは言えないのだが実際ラクでオススメだ。
4.ビジネス誌がやりまくるので
※iPad購入意向者は経済紙やビジネス誌、経済紙系サイトの利用者。『週刊ダイヤモンド』や『クーリエジャポン』、WBSの功績も大。
5.なんだかよさそうだ
※iPhoneのこともなんとなくは理解している。簡単そうではないか、みんながいいというしオヤジの心理的な家庭内のテリトリー確保にもなる。
6.電子出版の関係なので
※iPadの売りの一つが電子書籍や電子雑誌が読めること。自分の仕事に関係ありと出版関係者が買った。
iPadの出荷がはじまって、いろいろな使い方が明らかになってきて、実際、Twitterの適切なクライアントが整備されてきたのも最近である(Osfoora HDオススメ)。利用目的もまだ明確でないのに、ポンと買えちゃうのは、ある程度お金に余裕のあるオヤジ層という見方もできるだろう。
1~6と並べたが、6の理由で買う人たちはまともな人たちだ。というよりも、iPadは、電子書籍や電子雑誌だけで使うものではない。むしろ、グーグルTV的な「動画とネット」の共存する世界(テレビ受信はないわけだが)、ソファに座って使う以上「ネット通販」の世界のほうが経済的インパクトが大きいはずなのだ。
さて、ここで言いたいのは5の「なんだかよさそうだ」である。これが、実はとても当たっていると思う。「iPhoneのラクチンさが、iPadのサイズになったときに何ができるのか?」という壮大な実験に、いま我々は付き合わされているのだ。しかし、そこで得られる果実は実に大きい。それは、
「運用」をしなくていい
ということだ。「運用って何のこと?」と言われる人も多いだろう。要するに、コンピュータを使うときに、目的とするアプリケーションやウェブアクセス以外に、自分のパソコンを管理することだ。ファイルを整理したり、なにか周辺機器をつなぐのに設定をしたり。「環境」を整備する。ハウスキーピングというものが、いままでのコンピュータには必要だった。
それが大幅におさえられているのがiPhoneやiPadなのだ(設定が1カ所にまとめられているのもそのためだろう)。そんなスマーフォンみたいな感覚でいける感じになっているのは、クラウド系サービスがふえているという部分もある。とはいっても、MacやWindowsに比べて、いまのところできることも限られるので、過大評価はできないので誤解なきよう。いまのところオヤジのおもちゃに丁度いいなんて悪口も聞こえてきそうだ。
とはいえ、これだけできるならiPadみたいな内容のネットブックやモバイルノートがあったらサイコーという気分になってくる。オヤジたちは、なにしろ「自宅の机の上」でiPadを使いたいと答えているのだ。
※本文話題と関係ないけどiPadに続いて導入したのがVAIO type P。私の場合、仕事の関係で持ち歩きはいまのところコッチになってしまう(電池駆動時間も1.5倍になった)。
おそらく出荷がはじまって、これからiPadの利用層もオヤジ中心という印象からもっと広くなるだろう。いまの若い層はカシコイので使えると分かってからなら手を出すはずである(それでも彼らはiPhoneのほうになるか? iPhone4で、Bluetoothキーボードがつくようになったので、iPhone+キーボード+12インチフレネルレンズなんてユーザーも出てくる可能性もある)。いずれにしろ、iPadで、新しい世界が広がりはじめているのだけは間違いない。
その世界をオヤジがリードしているというのは(理由は邪推できるにしろ)結構な図式ではないか?
p.s.
オヤジといえば、『日本人がコンピュータを作った!』(アスキー新書)を出しました。日本のオヤジたちのパワーの痛快さかげんが読める内容になっているので、オヤジの方はご覧アレ。
『iPad購入意向調査』(http://asciimw.jp/info/release/pdf/20100527.pdf)
『MCS 2010』(http://research.ascii.jp/consumer/contentsconsumer/)
リュウド「Bubble Wrapper」発売元(http://www.reudo.co.jp/bubble_wrapper/index.html)
『日本人がコンピュータを作った!』(http://research.ascii.jp/elem/000/000/047/47697/)
『日本人がコンピュータを作った!』(AMAZON)
遠藤諭 on Twitter(http://twitter.com/hortense667)
今週のGoogle I/O(5月19、20日)から、来月早々のComputex台北(6月1~5日)、アップルWWDC(6月7~11日)、E3(6月15~17日)の約1カ月で、“パソコンの歴史が終わる月間”かなと半分冗談で言ったりしていた。いままで慣れ親しんできたデスクトップパソコンや二枚貝のような形をしたノートPCというものが、えらい古い感じのものになる。
かわって、iPadに象徴されるタッチ式のタブレットや3Dメガネの世界やジェスチャーとかが、コンピューティングの主流になるというのが示されている雰囲気がある。
グーグルI/Oでは、ソニーのアドロイドを搭載したテレビの発表があるいう下馬評があった(私の机のヨコのホワイトボードには、Google I/O 5/19~ Androidテレビと書いて貼ってあった)。ところが、どうもこれがイメージしていたものとは少し違っていた。
5月20日発表されたグーグルTVの内容については、ニュースを見てもらうのがいいと思う。しかし、これって、グーグルのナード的楽観主義が、いくらなんでも行き過ぎた結果ではないかと思うのだがどうだろう。
グーグルがやろうとしていることは、テレビをAndroid端末にして、その上でテレビもネット動画も見ればいいじゃないの? ということだ。実際、私のような人間にはグーグルTVは便利そうである。なぜ使いもしない前から、そんなことが言えるかというと、私が、「SPIDER」のユーザーだからだ。
SPIDERは、PTP(http://www.ptp.co.jp/)が発売している8チャンネル1週間録画できる地上派テレビのレコーダーである。私の場合は、衛星チューナーを2個買ってきてNHK第一、第二も入れている。ハードウェアとしては立派なパソコンなのだがネット動画が見れるわけではない。しかし、とにかくいつでも大量のテレビ番組がストックされている状態になっている。
ソニーもVAIO type Xなどで、1週間「まる録」できるシステムを提供していた。しかし、SPIDERが評価されているのは、その使い勝手なのだ。検索語はあらかじめ設定しておかなければならず、その場でEPGから探せないなど、「え?」と思う部分があるが、これが使ってみるとたしかにいらない。
それよりも、この大量の録画番組を扱うためのユーザーインターフェイスがよくこなれているのだ。全チャンネル1週間まる録において大切なのは、チューナーの数、ハードディスクの容量、直感的な操作のしやすさがそろってはじめて実現するのである。
実は、SPIDERを使っているとレコーダーを使っているというよりも、番組ポータルを使っているような気分になるのだった。
だからグーグルが、テレビ番組でもネット上の動画でも自由にあつかえるテレビを作ろうというのは、十分に理解できる。米国の場合は、地上波の字幕が義務づけられているらしいから(一説には戦争を続けている米国の成人男子の10人に一人は耳が悪いのだとか)、将来的にもいろいろな可能性がある。
すでにAndroidのほうがiPhoneより売れているという説があるとおり、デジタルの世界においてはオープンの力は凄いものがある。しかし、グーグルTVを完全にオープンなものにして、誰でも自由にビジネスできる場にするというのは、ちょっとグーグルさんやり過ぎではありませんかと思うのだ。
グーグルは、最強の検索エンジンである。世界に数十から百数十億もあるウェブページを圧縮して、すべて自社のサーバーの中にため込んでいる。それはとても効率よくデータを引き出すことができる索引になっていて、ノロマでいつ切れているか分からないオリジナルのインターネットよりも便利に使える。
その基本原理は、「ページランク」といわれる仕組みで成り立っている。あまりにも有名な「あるウェブページは、そのページのリンク情報が多いほど価値が高い」というものだ。グーグルである検索をかけると、このページランク順をもとにして表示結果がきまるという。しかし、このアルゴリズムを一気に無効化するような仕組みが、先日、アナウンスされたばかりだ。世界中に5億人のユーザーを有するFacebookが始めた「Like」ボタンである。
5億人というのは、たぶん世界中のネット人口の4分の1くらいである。米国では、全人口の2人に1人が、Facebookを使っていて、しかも実名性が高く、会員の半数が毎日アクセスするという怪物サイトである。すでに米国のトラフィックにおいて、グーグルとFacebookは、ほぼ同じ程度(7%程度)といわれている。Google Fightでも2社はかなり接近している。
▼カーン! 試合開始。
▼この膝蹴りがLikeボタン?
▼しかし、さすがにしぶとい。
▼勝利を手にしたのは、
▼グーグルなのでありますが。
http://www.googlefight.com/index.php?lang=en_GB&word1=facebook&word2=google#
そのFacebookの「Like」ボタンでは、グーグルが「ページランク」の計算に必要とするリンク情報が生成されないらしいのだ。このサービスが、5月のリリースから1週間で5万サイトが対応するなど急速に浸透しつつある。つまり、グーグルは、すでに強者ではないのではないかと思うのだ。強者であるうちは、システムをオープンにすればするだけ、最終的には自社にお金が落ちるというような仕組みになるだろう。しかし、仮に強者でないのだとすると、グーグルTVの「オープンぶり」は、ちょっとあぶなっかしい。
私の個人的な予想では、グーグル+ソニー+インテル連合によるアンドロイドTVは、いくらなんでもここまでオープンなものではかった。アップルほど、クローズかつワガママでないとしても、自社に有利なストーリーが組まれているものと思っていた。それが、いくらなんでもこれは他社もなんでもできちゃう。
世の中はウェブ2.0の時代を終わりをつげて、ソーシャルの時代になりつつあるのである。グーグルには我々凡人には想像もしえない深い読みでもあるのだろうか? なりゆきでそうなることもありうるのが、この会社ではあるのだが……。「グーグルTV」のつもりでブチ上げたものが、「フェイスブックTV」になってしまいかねないのではないか?
http://twitter.com/hortense667/
3.5インチ型フロッピーを製品化したソニーが、23日、来年3月末でその国内販売を終了すると発表した。ニュースを読まれた人も多いと思うが、2010年4月24日の『朝日新聞』の経済面には、「さよならフロッピー」と題された記事が掲載されている。電子書籍やその端末についての議論がかまびすしいこの時期に、ソニーがこの発表をしたのを見て気が付いたことかある。
フロッピーディスクは、電子書籍のための媒体ではないが、コンピュータという狭い業界の中においては、世の中全般における「本」に匹敵する存在感を持っていた時期もあった。その自由度や合理性、中学生でも使える大衆性、ポケットにも入る機動力、そして互換性が半端ではない。
エレクトロニクスの歴史を眺めてみると、これに近い属性の記録媒体は、ラジカセにおけるコンパクトカセットテープくらいではなかろうか?
ラジカセ:コンパクトカセット
パソコン:フロッピーディスク
フロッピーディスクには、8インチ、5.25インチ、3.5インチなどがあり、5.25インチは「ミニフロッピー」、3.5インチは「マイクロフロッピー」などとも呼ばれた。8インチ型のフロッピーは大型コンピュータの時代からあったもので、紙のパンチカードに代わるものとして使われはじめた(IBMのホレリス式カードはドル紙幣のサイズに合わせて作られたもので穿孔された穴の有無で80バイトのデータを記録できる)。
最も普及したフロッピーは3.5インチで、その直径は文字通り3.5インチ。マクドナルドのハンバーガーのバンズとちょっきり同じサイズだったのも偶然ではないだろう。手で持って扱うのに適切な大きさということだ。
朝日新聞記事によると、ソニーの出荷ピークは、2000年で4700万枚を世に送り出したそうだ。世界中でフロッピーの中に込めれらた人間の所業のことを思うと、クラッと気が遠くなる思いがする。それが販売終了というのだから、まさに時代は変わったということだ。
新聞では生産終了となる理由として、「USBメモリや大容量の記憶媒体の普及で需要が減ったため」とあるが、フロッピーに取って代わったのは、むしろ、フロッピーより歴史の古い「電子メール」だったと思う。フロッピーの使い方を考えるとき、人から人へ手渡しする、「データを人に受け渡す」という意味が少なからずあったからだ。
そして、ネットになったことで、データを手で持つという“実在感”がなくなった。
ところが、人類の歴史を振り返ると、「手」が思考というものと凄く近い関係にあった。思考といちばん近い体の部位は、脳みそや眼球だろうが、手が果たした役割はより人間的ともいえる。手の指を折って考えるから始まって、手で文字を書くことで、ものごとの答えを導きだしたり、自分の感情を表現してきたからだ。その意味において、情報の入ったフロッピーを「手」で持って渡したりしたというのは大きい。
3.5インチで思い出したのは、日本マクドナルドの故藤田田会長が、「ハンバーガーは手に持って食べるものだから日本でもヒットする」と感じたとどこかで述べていたことだ。ひょっとしたら、iPhoneやAndroidやiPadは、「手でデータを扱いたい」という欲求を少しだけ満足させる端末なのかもしれない。
ということで、
「iPadって売れると思いますか?」
という質問をもらったら、私は、「お金のある人でこれを知ったら絶対にiPadを買う」、「お金のない人は買わないし、彼らはネットブックを買ったほうがハッピーだと思うが、欲しがる端末になる」と答える。というのも、写真を入れていじっていたのだが、スライドショウがあまりに低機能で閉口した。ところが、1枚1枚の写真を拡大したり動かしたり、これって本能的にやれるようになりそうなのだ。目の凝視とか、近づけたりとか、それを手でやれるのは新しいのではないか? 動画やライブ映像も拡縮移動できるといい。手が目の一部になる。
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by @hortense667
不忍ブックストリートの一箱古本市に出かけてきました。谷中、根津、千駄木のあたりのギャラリーとか雑貨屋さんとかの店頭を借りてやっている古本市です。下の写真は、D坂近くにある喫茶「乱歩」となりの東欧雑貨のビスケットさんの店先。
それにしても、谷中というと丸尾末広さんが住んでいたくらいの記憶しかないんだけど、これが、ちょっと楽しい町並みで驚きました。お年寄りの原宿といわれる巣鴨的要素や江戸趣味とかに加えて、なぜか若者系のやや森ガール系のカルチャーもあり。ちょっと不思議な化学変化が起きているもようです。で、とにかくお店が多い(写真からはいまひとつ伝わらないですが)。
南陀楼綾繁さん(「一箱古本市の歩き方」出ました)には、「次回はぜひ出品してください」と言われたので、ブック・ダイバー(探求者)の「古ぽん秘境めぐり」で売り上げいまいちだった私としては、次回リベンジをはかる覚悟。実際、よく売れている感じでグルリと回ってきて、自分の一箱古本の売れ行きを確認とか楽しそう。このあたり、珈琲店も多い。谷根千とか、好きになりたい人は衿沢世衣子さんの『ちずかマップ』をご覧あれ。
いや待ってました。オリンパスのマイクロフォーサーズ「M-ZUIKO DIFITAL ED 9-18mm f4.0-5.8」が手に入りました。私のように旅行好き、仕事でも写真使うとなると、9-18の広角ズーム加減ってのがとても使えるのです。店舗やオフィスのようす、人物、商品どれでもオッケー。望遠がないけど、「男と女の間には写真機」があるのアラーキーさん流にいえば、それは寄って行けばいいでしょう(というわけにはいかないこともありますが)。
それで、フォーサーズ(左)と比べるとこんなに大きさが違うんですね。どっちも軽いんだけど、よりライトでコンパクトになったのは嬉しい限りです。LUMIX DMC-GF1に装着してみると、これが大きさ的にはピタッときます。なにしろ、LUMIXのレンズキットの14-45(中)よりもコンパクト。
私の場合は、写真が目的というわけではないので、小さいカメラのほうが好ましい。Olympus E-400を英国から逆輸入して使ってたんだけど、フォーサーズの9-18を左な感じで使っていたのが、右の感じになりますからねー。いままでG1にアダプタかましてフォーサーズの9-18を付ける下のようなバランスでもありました。
以下、作例というより気軽に撮ってみたという感じではありますが。それなりに寄ってモノも撮れるし、狭い空間も全体の感じが伝わる9ミリ(35ミリ換算18ミリ)は使えます。
個人的な意見ですが、銀塩の時代は、絵を「切り取る」だった。フレームの外側の写っていないところを無意識下に想像するようなところに魅力がありました。デジタルでは撮影する瞬間よりもPCに持ち込んだ後に頭を使う比重が増えてきた。その分、広角に気持ちが動くのかもしれません。
イアン・スチュアートの『数学の秘密の本棚』(水谷淳訳、ソフトバンククリエイティブ刊)に出てくる「飛び出す正十二面体」を作ってみた。どうなっているかは、以下の動画を見てもらえれば説明の必要もないかもしれないが、正十二面体がペチャンコになっていて、手を離すとパッと立体に戻りますというものだ。
正十二面体を2つの展開図から作り、中央部分の角を1つおきに輪ゴムでひっかけてあるというもの。まるで輪ゴム万有引力みたいな感じで、ちょうど石けんの泡が固まるみたいな感じで球体になろうとする感じが、正十二面体ににつかわしい。
この本、英国の数学者イアン・スチュアートが、子供の頃からかきためてきたメモを一挙公開というもの。というわけで、こんなボール紙で実験できるものから、ソーセージ予想(数本のソーセージを一列に並べてパックするのと6角パックとどっちが密度が高くなるか?)なんて難しい問題まで入っている。ソーセージでなく球の場合、1998年には42次元以上の空間の場合まで証明されているそうだ。といってもサッパリなんですが。
2010年4月20日(火)~24日(土)まで、神保町のダイバー(探求者)で開かれる「ふるぽん秘境めぐり」に出店。不忍池の1箱古書市みたいな感じで、ダンボールを持ち込んで、おままごと的古本屋さん気分になれるというもの。古本のレンタルショウケースといってよいかもしれません。で、「東京おとなブックス」という屋号でやることにしました。先週、今週と自分の持っている本をひっくり返して、ようやく数十冊の商品(!)を選びだした。以下、リストの一部です。
■80's ものサブカルチャー天国
▼『プレイガイドジャーナル』1979~1982年頃のもの27冊
ご存じ大阪の情報誌。コラムや特集が充実してました(状態:中から下=ごく一部切り抜きあり)
▼『PERLICAN CLUB』1984年頃のもの5冊
ご存じ京都の情報誌。ひさうちみちおさんとかも登場する。80年代的サブカル色たっぷりの本を不連続5冊(状態:中)。
▼『COMIX BOX』1982年9月号
特集「長井勝一『ガロ』編集長」。
▼『漫画の手帳』1982年 7号
森康二、福山慶子、高橋葉介などの名前が表紙に。値付けが本当に難しい。誰か教えてください。
など……。
■サイエンスもニューサイエンスも
▼『科学者と数学者が頭をかかえる8つの難問』私が大好きなA・K・デュードニー本をあえて売ってみる。
▼『数術師伝説』木村俊一著
▼『宇宙の定数』ジョン・D・バロウ著
▼『世界を欺いた科学10大理論』千代島雅著
▼『超常科学謎学事典』小学館
▼『ユリイカ』臨時増刊 特集「オカルティズム」
▼『奇景の図像学』中野美代子著
■レアもの系
▼『INVENTION』Rube Goldberg著。私の大好きなゴールドバーグの1冊。これは絶対お買い得になるはず。
▼『03』1991年6月号。麻原彰晃×荒俣宏対談など収録。
▼『The Google Book』V.C.Vickers著。検索エンジンのグーグルではありません。著者は、爆撃機なんか作ってたビッカース社ゆかりのビッカース氏。
そのほかにも家に余っている自分で作った本、書いた本とかも持ってくるかもしれません。しかし、こうやって売る本を一応セレクトしてみると、いろいろと葛藤がありました。そのことは、この際『大人のおとなブックス』という新聞でも作って書くことにするか? そんな余裕あんのか? 確立50% 名前の由来は、『彷書通信』(2009年12月号)に書いた私のコラム参照のこと。
世の中「脳波」である。大がかりで高価な装置を必要とした脳波の検知がおもちゃでも可能になったということで、米国で非常に話題になっている「MindFlex」(マインドフレックス)を取り寄せてみました。一時期は、かなりの品薄状況でしたが、私のところにもやっと届きました。すでに映像などでご覧になっている方もいると思いますが、さっそく試してみたのでご紹介。
本体は、こんな感じです。穴の部分から空気が出てブルーのスポンジ製のボールが宙に浮くようになっています。ヘッドセットを付けて集中すると風力が増してボールが上に上がり、リラックスするとボールが下がる。アトラクション用の部品をベースの上に立てて、ボールを上下させてながらノブを回しアスレチック的なゲームを遊ぶようになっているんですね。
NHKのクローズアップ現代でも、脳波で運転する車椅子やら、スポーツ選手が機械を使って集中力を高めていたり。脳波マーケティングなんて話も出ていたので、アスキー総研的にも無関係ではありません。キヤノンさんが中国のテレビコマーシャルを分析してもらっているなんて話が紹介されていました。それぞれの技術的な背景までは解説されなかったのですが、このMindFlexでも十分に集中力の状態くらいならセンスできています。つまり、まったく機械に手を触れず、気分だけでボールを上下できます。
この映像、ちょっとコワイと言った人がいるんですが、なにしろ真面目な気分にならないとボールが浮かない。何人かでプレイするときには、「にらめっこ」遊び的な雰囲気で遊べるのかもしれません。ボールをどうやって上下するのかというと、マニュアルには、以下のようなヒント情報が書いてありました。
ボールを上げるには?
1.ボールをにらむ
2.ボールが浮いてる図をイメージする
3.リーチする高さに集中
4.ボールを押し上げるイメージをする
5.数学の問題を解く
6.同じ考えを繰り返しイメージする
ボールを下げるには?
1.頭を空っぽに
2.リラックス
3.深呼吸
4.目を閉じて開きなんとなくコンソールを見る
5.睡眠をイメージする
6.平和でラクチンな気分になる
最初からあっさりコントロールできたので、やや拍子抜けなくらいなんだけど、マニュアルによると個人差はかなりある模様。つまり、コンセントレーションができる人とそうでない人がいるんですね。もう少し時間を取ってあらためてやってみたいと思います。将来的にコンピュータもこんな感じで操作するようになるのかもしれません。
続き、とりあえずこちらからの予定 --> @hortense667(http://twitter.com/hortense667)
先日、夕刊フジのMさんからメールがあった。「iPad買いましたよね?」というものなのだが、「@knnkandaさんは入手していますね」と返したら、「じゃ見せてもらいに行き