2011年12月
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このブログ、「東京カレー日記つっても、カレーのことあんまり書いてないじゃないですか!」というお叱りを受けたりしておりました。気持ちとしては、「結構、カレーな日々なんだけどなー」(3食はさすがにごくたまにしかやらなくなったもののほぼ毎日カレーを食べている)ということで、「東京カレーニュース」というFacebookページを作ってみました。 |
出た、“電子の細胞”! 学研『大人の科学マガジン』Vol,32「電子ブロックmini」。どうしてもやはり買ってしまいました。『大人の科学マガジン with KIDS』の「音の万華鏡」はガマン出来たのですが…(実は、この音が作る図形=グラドニー図形の世界も個人的にはむかしから好きなんですが)、電子ブロックとなると買わざるを得ません。「これで50種類もの回路ができる」などと、自らを説得している自分がいたりするわけです。
私もえらい古い電子ブロック製造株式会社(?)製の奴を持っていたりするのですが、電子ブロックは、なんといってもコンセプトが命といえませんかね? だって、並べて解が出るなんて、制約プログラミング的というか、エクセル的というか、いわゆるビジュアルプログラミングの元祖的存在といってもよいでしょう。これが、日本の昭和のモノ作りに与えた影響は、本当に計り知れないものがあると思います。
普通に配線していたらつまらないと思う子もいる電子キットの世界を、ダイヤブロックみたいなオモチャにすげ替えちゃった。1980年代の電卓から何からなんでもカードサイズにしちゃった発想とか、ノンプログラミング言語のPipsを、世界最初の表計算ソフトVisiCalcなんかと、ほぼ同時期に生み出した文化なんかも近いと思います。どこか漢字の部首を並べるような、マンガの1ページをコマで構成するような、そんな感覚に通ずるような気もしてきます。非常に二次元的に、静的にダイナミズムを表現している。
それに対して、こういう発想は日本人には難しいなと思ったのが、Apple II用のソフト「ROBOT ODYSSEY」です。これは、画面の中でバーチャルに回路を組んでロボットをコントロールするという教育色の濃いソフトです。この種のアプリの趣向としては、近頃のiPhoneアプリのコンセプトなんか足下にも及ばない。Apple II爛熟期のゲームの凄みというのを感じさせます。
潜水艇みたいな形の自律型ロボットには、いくつかのセンサーや噴射機構がついています。センサーと噴射を配線でつなげれば、たとえば壁にぶつかったときに横に移動するといった回路が組めます(下の画面はロボットの内部)。そうした回路を、どんどん積み上げていって、最後はIC化までして超複雑な迷路をクリアするものです(詳しく説明したいところなんだけど記憶であやふやな部分があります。より詳しく知りたい人はググって調べてみていただけると)。
たぶん、このミニマルな原理を積み重ねて、大局的な戦略をプログラミングするというスケーラビリティというのは、どうも日本人は苦手なのではないかと思うのです。非常に小さな回路がどんどん積み重なって、下のレイヤーは見えないくらいになって、ついには複雑なことまでできてしまう。個人的には、いままで触れたソフトの中でベスト5には入るんですけど。しかし、それは自分がこんな発想では作れないだろうなという前提で考えている。日本人には、どうも電子ブロック的なフラットな発想が似合っているような気がしてならないのです。
などと思いつつ、電子ブロック、いまあけてしまうと明日の仕事に支障がありそうなのでここまでにします。
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私は、眼鏡が好きだ。いちばん好きなイリュージョン遊びの1つは、片目はサングラス、片目はガラスのメガネをかけて、テレビの砂嵐を見るというものだった。サングラス側の認識が遅れるので、うまい具合にいくと砂嵐が回って見えてくるわけなんだけど(「テレビの砂嵐」を知らない世代はググってください)。
ネットに広告バナーなんかも出ているのでご存じの方も多いと思うのだが、「アドレンズ」という液体レンズを使った眼鏡が発売されたので使ってみている。この眼鏡、レンズの左右にツマミがついていて、それを回すと-4.5 から+3.5 D(ディオプター)まで、近視から遠視向けに調整できる。 たぶん、人間が日常的に使う道具の中で、カサとメガネだけは、まるで進化していないように思うのだが、ついに眼鏡が進化したって凄い。
『日経サイエンス』(“The Scientific American”日本語版)の巻頭ニュースコーナーで、この技術を知ったのはかなり前だと思う。1年くらい前(?)にNHK衛星で山瀬まみが試しているのを見て「出たのかー!」と思っていた。その頃には、すでに日本語サイトが出来ていたが、発売まで結構時間がかかったことになる。
アドレンズには、液体レンズ式の「adlense P.O.V.」と2枚のレンズを左右に動かして度数を調整する「adlense emergensee」の2種類があるのだが、私が、買ったのは前者。こんな感じでまるで水泳用のゴーグルのような案配の入れ物に入って売られている。ちみなに、フレームの色は、ブルー、レッド、グリーン、ダークグレー、クリアーの5色。液体レンズということでブルーがイメージカラーらしいのだが、私のはクリアー。都内某店で、7,980円でした。
この眼鏡の最大の特徴はレンズ自体なのだが、それを調整するのが左右についたツマミ。これを上から前に回すと遠視側になっていて、反対は近視側になります。これがポンプの役割をしていて2枚の幕からなる液体レンズの凹凸を調整しているのだと思います(技術の実際的な部分はサイトをご覧アレ=あまり詳しくは書いてないが)。プラスチックメカトロニクス・マニアの私には、たまらないギミックといえましょう。しかも、液体が入って物体として萌えますよね。
私は、左右0.1程度の近視(正確にはガチャ目)に老眼が入ってきている感じなんだけど、ほとんど違和感なく使えている。度数の調整も、ダイヤルをいちばん前にやっておいて片目ずつ他方の目を隠しながら戻していくのだが、カメラのフォーカスを合わせる感じが気持ちよい。慣れれば、たぶん左右あわせても10秒以内でできるようになると思う。それで、かけた感じは以下のようになる。
なぜかとても思い詰めた雰囲気になるのは、レンズが小さめで昔の人のように見えるからか? 左右のツマミは取れるようになっていて、そうなると、かなり実用的なメガネに近づいてくるようだ。ただし、左右のツマミを取るとそれで度数が固定されてしまうという注意点あり。
どや顔ですいません。きっと仕事でこんな眼鏡をした人が出てきたら、その会社と取引する気はなくなってしまうでしょう。ということで、私もどこかでツマミを取るつもりでいるんだけど、まだできていない。で、それやったらしばらくはこれを日常的に使ってみたいとも思っている。
モノ自体も軽いし、おそらくレンズ部分に含まれる液体も少量なので重力的な影響なんかは、ほとんどないんではないかと思う。しいて気になる部分といえば、手入れでしょうか? 「レンズは傷がつきにくいコーティングが施されていますが、クリーニング時等は取り扱いに注意してください」と書いてある。クリーニングは、石けんなどで湿らせたレンズ拭きを使い、柔らかい布やレンズ拭きでふきとるようにと書いてある(ティッシュペーパーはお奨めしないとのこと)。ほかに注意書きとして「リスクの高い作業(例:車の運転)には使用しないでください」と書いてある(モノがデリケートだからか)。
この眼鏡、「ビジョン・フォー・ア・ネーション」ということをうたっているところも大いに注目されるところ。サイトによると、「眼科医にかかれなかったり、眼鏡を買う余裕のない地域の人々が、誰でも眼鏡を利用できるように創設された、革新的なプログラムです。(中略)目標は、推定約750万人いる、ルワンダの8歳以上の国民全員の視力を検査し、必要とする全ての人に眼鏡を提供することです」などとある(詳しくはサイト)。
たぶん、この技術の限界は、いまのところ円形のレンズしか作れないことではないかと思う(私の誤解でなければ)。それを、このように度数調整可能な眼鏡を必要としている人たちにきちんとフォーカスしたところが興味深い(これも順序は逆なのかもしれませんが)。サイトでは、そのような言葉は使っていないけど、「BOPビジネス」(BOP:ベース・オブ・ピラミッド=低所得者層を対象にした生活水準向上のためのビジネス)のとてもよい例といえる。
私の好きな「TreeHugger」というサイトなんかを見ていると、海外では、こういう性格の商品はいろいろと見つけることができる。環境をはじめとした問題って、モノとかアイデアとかに対する姿勢がモチベーションになって動くというのがよく分かるのだ。それが、こんな形で日本でも買えて遠回しにはプロジェクトを応援していることになるかもしれないというのは、よい感じではないですかね? 個人的に、この技術を応用して、オートフォーカス眼鏡とか、1ボタンで遠近切り替えできる遠近両用メガネがほしい。
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みなさま、「パラパラまんが」というものをご存じだと思います。中学2年くらいのときに授業がつまらなくて、国語の教科書のハシっことか描きはじめる……それを、同級生に見せて「キャハハ」と笑われて怒られたり。それが、アニメ業界に入るきっかけだったという人もなかにはいるかもしれません。
で、これをマスプロダクト化した製品が、結構、世界的にありますよね。私も、いくつか自慢の品を所有しているのですが最大の強敵は国内にいたことにあるとき気が付きました。青幻舎という私がもっとも憧れる出版社が「パラパラブックス」というシリーズを出しているのです。
先日、京都精華大学でゲスト講義をさせていただいたのですが、その帰りにCOCON KARASUMA(古今烏丸)というビルにある「Kara-S」というお店に立ち寄りました。このお店、京都精華大学が運営しているショップ&イベントスペースなのですが、ここが「Animation Floating Pen」を扱っていてくれるのですね。
お店の中は、大学の関係者と思われる作品や商品を中心に楽しいアート関連グッズがところせましと置かれているのですが、「パラパラブックス」も売っている。そして、パッケージをよく見たら、この青幻舎って京都にある出版社なのだというのを再認識したのでした(そうかぁ、それで「都こんぶ」と同じくらいの大きさだったのか…と思ったら都こんぶは大阪でしたw)。
私が、このパラパラブックスで「すんげ~」と思っていたのは、なんといっても『めからかいこうせん』という「もうひとつの研究所」さんの作品。これが、どう凄いのかというとパラパラまんがの限界といえるめくれる絵の残像を、作品表現にいかしているところ。
実物を見ないと分からないと思うのですが、黒い形の怪物(?)の目が光っていて、パラパラめくると本当に怪光線が出てくる感じになる。スタジオジブリもユーリ・ノルシュティンも、ここまではやっていないでしょう。もうひとつの研究所凄い。ところが、その日、私がKara-Sで買ったのは、『クリスマスの足音』というパラパラブックスの新製品。
ひとたび、これをパラパラやると一体なにが起こるのか? これは、ネットでネタ探しなんかしないで実物を体験する人がしあわせになるのだと思います。今年のクリスマスのプレゼントとしてサイコー。高級フランス料理+都内のホテル一泊つき(すいませんバブル世代発想で)とともに手渡すなんてのはどうでしょう?
東芝のレグザタブレット(AT700/35D)が手元に届きました。10.1型( 1,280×800)の液晶を搭載して、世界最薄、最軽量をうたって発表された製品です(http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/059/59657/)。
さっそく普段使っているiPad2と比較してみました。まずは重量。iPad2。

カタログ値601グラム(WiFiモデル)となっていますが、保護シートを貼っているからでしょうか? 実測で、603グラムでした。それでは、レグザタブレットAT700/35D。
これが、513グラムという実測でした(出荷時の背面保護シート貼ったまま)。発表時の「予定値」が約558gとあったので、45グラム以上軽くなったことになります。続いてiPad2の厚さ。
実測では8.9ミリという感じでしょうか? カタログ値は8.8ミリのようです(これも液晶保護シートのせいですかね)。それでは、レグザタブレットのほうも測ってみると。
実測で7.8ミリという感じでしょうか? カタログ値は7.7ミリでこれも保護シート分厚く出てしまっているかもしれません。とりあえず、世界最薄、最軽量というあたりはピシッと実現されたようですね。
画面サイズはiPad2が9.7インチに対して、レグザタブレットAT700/35Dは10.1インチ。タテヨコの比率の関係かもしれませんが、むしろiPad2のほうが広いような錯覚も覚えます。念のため測ってみると画面タテヨコのサイズは、iPad2が196×148(mm)、レグザタブレットAT700/35Dが217×136(mm)と出ました(プラスチック定規による実測)。iPad2の面積ウェイトレシオは48.27mm^2/g、AT700/35Dは57.5348.27mm^2/gということになりますね(こういう基準が定着しているわけじゃないけど)。
最近、タブレットを使って布団の中でビデオを見ることを覚えた私としては、これからじっくり触ってみたいと思います。気になるとするとバッテリ駆動時間とかですかね? iPad2が10時間、こいつが7時間とかありますが実測どんな感じになるか・・・。
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