2011年09月
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 「Let's talk iphone」と書かれたインビテーションが話題になっています。アップルのiPhone5の発表会が、10月4日(火)午前10時(現地時間)から行われるとのことです。気になるのはアップルらしい意味ありげな4個のアイコンと「Let's talk iphone」という一言ですよね。

 「Let's talk iphone」、いくらなんでも「iPhoneを語ろう」ではシンプル過ぎるというものではないでしょうか? これの意味ですが、次のような感じですかね?

1.Voice Control

 iPhoneを音声でよりスムーズに操作できるようになる。iOS5のフィーチャーで、GoogleのVoice Searchみたいな感じでなんでも気軽にiPhoneに向かって喋って使う。なんとなく、スタートレックに登場した「Communicator」な感じですかね?

2.iCloudと連動する音声サービス

 Google Voiceより凝った使い方ができる音声サービスが使えるようになる。やはり、iPhoneの最大の敵はAndroidなので、クラウド系の機能を強化していくことが求められます。

3.世界電話になる

 いま電話で不便なのは海外に出かけたときにローミングになって、音声通話は高額になるしデータ通信もバカ高になってしまいがちなことですよね。iPhoneが地球上どこでも同じように使える電話になる(アマゾンKindle的にユーザーからはSIMが見えなくなる)。

4.さまざまな物体とiPhoneがお喋りする

 いまもiPhoneには3G、GSM、無線、Bluetoothといった通信インターフェイスがついています。LTEやWiMAXなど3G回線パンク対策もあるのですが、「モノ」(Thing)との通信も注目です。低消費電力でスポーツ器具なんかには入りはじめた「ANT+」搭載はどうでしょう?

 個人的には、最後の「モノ」との通信もとても興味があって、DCエキスポでは、パーソナル・ファブリケーションのキーマンに登場してお話をいただく予定(http://dcexpo.jp/program/contex/detail.php?lang=jp&code=CT201115&category=13)。しかし、本命は、たぶん1番目にあげた音声認識・操作の話ではないでしょうか? もうとっくに、「iPhone5はSTAR TREKのCommunicatorを超えている」ともいえるのですが、アメリカ人の憧れですからね。

star_trek_communicator.jpg

 国内では、auからiPhone5が出るということで注目されています(「au × iPhone5で生ずる5つの可能性)、個人的には7インチタブレットも期待していて(「スティーブ、そのことだけは間違っている! ~iPhone以上、iPad未満の需要)、アップルは前言撤回フツーにあるよという意見もある。しかし、まずはiPhone5本体がどうなるかですよね? 1週間もたたないうちに分かっちゃうことなんですが、もっと驚くようなものが出てくると楽しいのですが。

DCエキスポ ConTEXシンポジウム「ソーシャルコンテンツ大爆発」
http://dcexpo.jp/program/contex/detail.php?lang=jp&code=CT201115&category=13

au × iPhone5で生ずる5つの可能性
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/058/58344/

スティーブ、そのことだけは間違っている! ~iPhone以上、iPad未満の需要
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/056/56647/

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 みなさんiPhoneにはどんなケースを使っていますかね? 私は、iPhoneの魅力って、ほとんど数えられないほどあるケースが半分くらいという気がするんですよね。だって、ほとんど人間が着る「服」くらいのペースで販売されていますよね。これって、本当に凄いことだと思ってるんですが。で、私が、過去いちばんいいなと思ったのは、iPhone3G、3GS用のこのケース。私自身はこのタイプは使わないんだけど、袋状になっていて、上から本体を入れるようになっています。

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 iPhoneケースについては前にも紹介しましたけど、要するに意匠的にやや問題のあるものが面白かったり。それから、こんな「たぶん最もオシャレなiPhone入れ」なんて話もあり(これらすべてiPhoneというものが形が特定できているからなのですね)。先日、COMMUNICATION MANIAで買ったのはコレです。要するに裏側が電卓ふうのデザインになっているんだけど、電卓とiPhoneというのがなんとなくシックリくる。電卓くらいの気持ちでiPhone使うのがカッコいいですよね(すでにそうなっていると思いますが)。

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 ところで、東京都写真美術館ミュージアッムショップ(NADiff ×10)で、アニメーションフローティングペン(http://www.8-p.net)の取り扱いが始まりました。京都、烏丸四条にあるCOCON KARASUMA3F「kara-S」にもあり(by ZUURICHさん)。

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 大きくて重いのであまり使わなくなった「単一乾電池」。家には1個もないと思うのだが、ひさびさに進化していたので買ってきた。下の写真なのだがデザインもなかなかカッコいい。一見、ただの単一電池で、実際これは単一電池として使えるのだか、+のボッチのヨコに小さなスイッチがついている。

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 このスイッチを押すと、なんとボッチの反対側についているLEDが点灯してしまうのだった。「Lighting Battery」というベタな名前が付いているのだが、日本ではケイ・コーポレイション(http://www.kc-styling.com/index.html)が、「でんちでライト」という商品名で販売している(お値段は399円)。1個のLEDだがさすが単一乾電池(てなことはないか)、結構、明るい。防災グッズとしてもアピールしていきたいということらしい。

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 専用ケースに入れて、こんなふうにスマートに使うこともできる(上からぶら下げることも想定)。製造元は、広州市虎頭電池集団有限公司となっていて、中国のメーカーが作ったものだ。合体商品といえば、「ラジカセ」(ラジオ付きカセットテープレコーダー)という金字塔があるが、実用とイマジネーションの産物。受験戦争->深夜放送->ラジカセとなったのだ。はたして、この電池が世間に広く受け入れられるかは不明だが、こういう合体商品が、中国から出てきた点には注目したいところではないでしょうか?

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 実は、個人的には、「単一乾電池」の大きさと重さ、握ったときの感触や郷愁的丸みとかが物質主義的な満足を満たすのでありますが。

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 どうも午後3時にアジンャタに行くと何かがあるようだ。今年1月には、「Google Store(お店の中) Viewの中でカレーを食べたい」というふうに書いたんだけど、グーグルさまが始めるという新サービスの取材現場に居合わせた。それで、今日はどうなったのかというと、イラストレーターの安西水丸さんが、雑誌かなにかのインタビューに応じているじゃありませんか!

 安西さんといえば、アジャンタの公式ページで、私も一緒に掲載さしていただいている「アジャンタ通」。そんな安西さんとアジャンタでお会いできるなんてラッキーじゃありませんか!

 ということで、インタビューが終わったかなというところで声をかけさせていただきました。25年以上も前(!)にイラストをお願いするのにお会いしたことがあったのですが、「思い出した! 見たことのある顔だと思った」と覚えていてくれました。

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 お仕事をお願いするのと前後して、夜中に電話でプッシュピンスタジオのこと、イラストレーターのシーモア・クワストのどこがいいのかとか長電話になってしまったのも思い出します。20代そこそこの私にとってはとても刺激になりました。

 安西水丸ファンは、いろいろな作品を好きな人がいると思いまますが。私の場合は、『東京エレジー』や『青の時代』など、自分はまだ若いというシチュエーションで、大人の女性とか大人の世界がチラとだけ垣間見れる感覚の作品、それから、『普通の人』みたいな日本人の生活を極限まで記号化してみたような作品がとくに好きです。

 ところで、ここの日記でシマシマアニメの話を描きましたけど、私は、フローティングペンとかスノードームとか「液体モノ」か基本的に好きなのですね。フローティングペンも作ったけど、月刊アスキーのノベルティで0と1が降ってくるスノードームを作ったこともあります。実は、「スノードーム」という言葉を覚えたのも、安西さんからかもしれません。日本スノードーム協会会長という肩書きもお持ちなのでした。

「Google Store(お店の中) Viewの中でカレーを食べたい」
アジャンタの公式ページ
東京おとなクラブ
シマシマアニメ集まれ!
日本スノードーム協会

 今年の「中秋節」(日本の十五夜)は、明日(2011年9月12日)だそうですね。そんな中、待ってましたという感じで登場していたのが、アングリー・バードの「中秋節」(Moon cake Festival)のためのスペシャル・シーズン版です(すでにご存知の方もおられるかとは思いますが)。アジア圏での人気が半端ではないですからね「憤怒的小鳥」(アングリー・バード)。

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 さすがアングリー・バード、ぬいぐるみで稼ぐことも重要なビジネスモデルということもあって、このお月見さんバージョンのグラフィックがなんともいい感じで練れている。グラフィックの中国風の茶器や提灯など……本当に細かい。サウンドもいかにも中国な感じながらどことなくモダンな要素も入って、面クリのときの音がなんともうれしい。これが、例によってAndroid版は無料、iPhone版は有料なのでありますが。

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 上のような画面なのだが、ソーシャルゲームのおかげで、ゲームが友だちとの冗談関係の道具になり下がろうとしていたところに、彗星のように現れただけのことはあります。アングリー・バードは、ときどきこうした「シーズン・エディション」を出すというあたりも本当に旨いですね。これが、ラスボスが巨大月餅ということだったりすると、もう中国の人たちは絶対に最後までプレイしてしまうなんてことになりかねないですからね。学ぶところの多いソフトウェアです。

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 絵本や雑貨のお店などで、ここ1~2年目立っているのがシマシマアニメの本。『Gallop!』や『Swing!』といったタイトルがついていて、本を開く動作にあわせて丸の中のシマシマアニメが動く。これが、思いのほかスムーズで、とてもよく出来ている。

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※米国からやってきたシマシマアニメの絵本。スターウォーズをテーマにしたバリエーションなんかも出ている。

 この本のシリーズでは、シマシマアニメのことを「スキャニメーション」と呼んでいる。しかし、このアニメーションの仕組みの歴史は古く、数百年昔からあるといわれているのだ。私も、ずっと名前を知らなかったのだが、米国では「ピケットフェンス・アニメーション」(Picket Fence Animation)とか、「グリッドバリア・アニメーション」(Grid Bariier Animation)とかいうものらしい。

 要するに、垣根の板の隙間から見える感じのアニメーション。半年ほど前の日記で「シマシマアニメがここ数年盛り上がっていた」ということを書いたのだが、これは、私の観測であって実はいままでもずっと世界中で誰かがシマシマアニメを試し続けていたというのが本当なのかもしれない。たとえば、同じ本でもカバーがシマシマアニメになっている。



※『懸崖下的小道』(?友柏著、行人文化實驗室刊)という台湾の本はプラスチック製のカバーがシマシマアニメ。

 日本でもシマシマアニメ好きは一定数いて、アスキーから本も出していただいている博報堂の須田和博さんから教えていただいたのは、2008年に朝日新聞の大阪本社版がつけた「動く広告」。これは、シマシマシートが新聞についてきて広告部分にあてると爆笑問題の太田光氏の顔がアニメーションしたりするというもの。この広告は、カンヌ広告祭でGoldという賞に輝いたそうだ。



※コピーライター:張間純一、AD:市野護・烏野亮一による「動く広告」。シマシマアニメをそのまま使った広告。http://www.01-radio.com/archives/tag/%E5%BC%B5%E9%96%93%E7%B4%94%E4%B8%80

  それから個人的にかなり好きなのが、アニメーションフローティングペンのプロジェクト関係者の湯浅さんが教えてくれたのが、シマシマアニメ式テーブル。オーストラリアのClarkeHopkinsというところが考えた、ガラステーブルの表面がシマシマになっていて、近くを歩くとカーペットの絵が動いて見えるという趣向。これ実物あったらかなり驚くと思います。



※現物の絵ではないのでシミュレーションなのだが、ちゃんと魚が泳いでいる感じになる。シマシマアニメは角度が斜めになるとうまく動かなくなるのだが、魚というのがなんともそのあたりに比較的影響されない形であるところがポイントかもしれない。「Magic Carp pet」という名前もいい。

 しかし、シマシマアニメの技術を使ったもので、私が「これはまいった」と思ったのは、「The Digital Sundial」という日時計だ。日時計といっても、太陽のほうに翳されている特殊なパネル(この中にシマシマアニメと同じ原理の光学パーツが組み込まれているものと思われる)を通して、鏡の上にデジタル時計が映し出されるというものだ。

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※シマシマアニメ関連商品では最高峰といってよいんではないかと思う「The Digital Sundial」。写真では「時」しか見えない感じだが右側に「分」が10分単位で表示されれている。さすがドイツ人。原宿「AssistOn」にて購入。

 ということで、シマシマアニメ好きは世界中にいるということなのだが、私も、いまからちょうど1年ほど前シマシマアニメで試行錯誤を繰り返していた。フローティングペン(Floating Pen=Floaty Penとも呼びます)のペン軸の液体の中を、人が歩く、泳ぐという趣向。一般的なシマシマアニメはその場でアニメーションしているが、これの場合、動画自体がヨコに移動していくのがちょっと新しいつもりなんですけどね。



※私が個人的なプロジェクトとして立ち上げ図工芸術さとうたく氏やさきほどの湯浅さんたちと協力しながら展開中のアニメーション・フローティングペン。「A Man in a Pen, Walking」と「A Man in a Pen, Swimming」。

 ご興味のある方は、ぜひ以下のサイトなどご覧アレ。シマシマアニメが三度の飯より好きとかフローティングペンを何十本も集めているなんて人がいたら教えてくださいね。シマシマアニメ原理主義による、シマシマ大集会とかできたらいいですね。シマシマ生中継というのをやりましょう。


A Project for Making a Floating Pen at least Once in my Life

AMAZON Japan

http://twitter.com/hortense667/


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 本日、2011年9月9日(金)に台湾Ustreamやるんですが、ちょっと準備をしようかなと思ったら、『本の雑誌』(2006年4月号)で、青木さんの本を紹介した原稿が出てきた。

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台湾で日本人女子の書いた本がベストセラーになっている

遠藤諭

 「ずっとばかで、良かった。と思ってる今日この頃」という便りが届いたのは、昨年の一二月下旬のことだった。
 その一週間くらい前、『奇怪ね/一個日本女生眼中的台湾』(布克文化刊)という本を台湾で出した青木由香さんからのメールである。彼女の本を紹介した台湾の新聞記事が添付されていて、誠品書店という台湾中に四○店もある書店で売上げ一位になったとある。毎日のように新聞、雑誌やラジオ、テレビの取材が入っていて、ウンコをする暇もないとも書いてある。
 海外で日本人の書き下ろした本が売れることはめずらしいと思う。
 台湾の本屋さんに行けば、日本の作家の翻訳本がたくさん並んでいる。いま推理小説の人気があって、東野圭吾や土屋隆夫など日本の作家が目立っている。夢枕獏の『陰陽師』が一○万部以上売れているかと思えば、幾米(ジミー)を生んだ国だけあって、『こげぱん』(たかはしみき)や『150cmライフ』(たかぎなおこ)など、ハートフルな本も人気がある。しかし、台湾に住んでいる日本人の書いた本が、これだけ売れたことはないらしい。ちなみに、『奇怪ね』が、いきなりベストワンになった誠品書店は、この一月、地上六階・地下二階の「信義旗艦店」をオープンして、アジアの活字マニアのニュースになっている。その誠品書店が、ちょっと変わった日本人の書き下ろし本を面白がって、プッシュしてくれているようにも見える。
 年が明けて一月初旬、ふたたび青木さんからのメールが届く。「今週は、三位。ネット書店で四位。鼻くその本が出て来たら負けた」とある。鼻くその本? このメールと前後して、『奇怪ね』が、私の手元に届いた。
 パラリとめくると、「朝晩の公園や運動場が大好きだ」とある。

 場所はいくらでもあるのに、わざわざ公衆便所の前に場所をかまえ、至近距離でバトミントンをする老人二人。
 毎晩決まった時間に、スーツ姿で皮の鞄を持ち、後ろ歩きで学校のグランドに登場し、後ろ歩きのままトラックに入り、後ろ歩きでトラックをグルグル回り、後ろ歩きで退場していくサラリーマン。
 気功でもヨガでも太極拳でもない、不思議なクニャクニャの動きをするクラゲ体操(仮名)をする軍団。
 公園で、道路に向かってずっと気を送ってる集団。
 買い物袋片手にミュール姿でグランドをグルグル歩く明らかにショッピング帰りのギャル。
 チュウをしながらグランドをグルグル歩くカップル。
 痴話げんかをしながらグランドをグルグル歩くカップル。
 夜中なのに走る三、四歳の子供。
……(以下略)

 私が、いちばん気に入ったのは、ゴミ収集車が音楽を鳴らしながらやってくるという話である。
 その音楽にあわて、家々からゴミの袋を持った人たちが、ぞろぞろと出てくる。ドカンと戦車のようにデカイ(ただし黄色い)ゴミ収集車と、ゴミ袋をぶら下げて出てきた人たちの写真がちりばめられている。それぞれの普段着で、それぞれの見えない吹き出し(だってかなり面倒なはずである)または、ゾンビ状態で、大小のゴミ収集袋をぶら下げている。これには、

ゴミの音楽を聴くと「みんな踊ればいいのに」と私は思う。

などと書いてある。この際、ゴミ収集音楽ダンスコンテストとかやったら? というのだ(たぶんあり得ないと思うが)。
 「大同電鍋」という電気炊飯器の話は、台湾の面目躍如(?)と言うべきなのだろうか? 日本の昔の電気釜みたいなデザインで、なぜか赤バージョンと緑バージョンがある(著者は赤バージョンが好きだとか)。この大同電鍋の使用説明があまりにいいかげんなので、心配になる。まずは炊飯ということで、台湾人に水の量を質問するが、口を揃えて「テキトー」と答えるだけ。ところが、たしかに出来上がりには大差なかった。それからは、テキトーに使うことを覚えたそうだ。面倒くさい大豆も柔らかく煮え、ポトフも焦げずにできる、

「ビバ・テキトー台湾! 大同電鍋!」

とか。
 一月下旬、またまた青木さんからのメールが届く。『奇怪ね』をネタに、テレビの一時間番組をやって、本人も出演したとある。つまり、台湾の世論をちょっぴり騒がせている。「台湾をバカにしている」という意見もあるが、「外国しか見ない若者を台湾に振り向かせた」など、好意的な反応のほうが断然多い。別のテレビ番組には、私に青木さんを紹介してくれたLさんも一緒に出演したと書いてある。
 Lさんは、私が、仕事で台湾に行くと通訳をお願いする人で、ナイジェリアにも工場があるトイレットペーパー会社の社長の娘。通訳の仕事もどこまで本気なのか、N製粉の会長さんや日本を代表する作曲家のH氏が台湾に来るとアテンドする。そんなLさんに、二年くらい前、“ヘンタイ同士で気が合うのでは?”(たぶん)と語学留学生の青木さんを紹介されたのだ。そのLさんが、テレビ局に付き添って行ったら、一緒にトーク番組に出ることになった。話が、トイレットペーパーにおよんだら、めちゃくちゃ詳しい話をしてくれて楽しかったそうだ。
 さて、私は知らなかったのだが、こんな台湾が好きで、台湾留学する日本人は、結構、たくさんいるらしい。台湾観光協会やJAAがいうように、台湾は、食べ物は旨いしめちゃ楽しいところである。まだまだ、まるで魅力が伝わっていないとも言える。しかし、そのちょっと先にある誰もが知っていて、台湾人自身もあまり語らない“魅力の核心”に触れたところに、この本のヒミツがあると思う。サイコーの台湾ラブコール本なのではないか。そして、著者は、こうも書いている。「日本人たちよ。もしも人生つらいなら、台湾へおいでなさい。私たちに笑顔をもたらす素敵な島、台湾へ」と。


{欄外?}
(注:鼻くその本=『Nosepicking for Pleasure』“鼻ほじの快楽”Roland Flicket著、Time Warner Books UKの翻訳)


{写真/表紙}
『奇怪ね』(奇怪=中国語で「おかしい」とか「変わった」の意味らしい)。「ろへー」は、台湾独自の発音記号(ボポモフォ)で「ね」。アジア一帯で定着した平仮名「の」に続いて、台湾では「ね」が使われている。


{写真/108ページ}
尿、血、尿、血……と書かれたイラストは、病院の待合室のど真ん中に、尿検査と採血された血液が一緒に並べられているという話。ちなみに、著者は、付き添いの知人(一般人)に「チュゥーッ」と採血されることに。


{写真/136~137ページ}
これが「大同電鍋」。イラスト、写真、装丁とも著者。本文は、中国語と日本語で書かれている。

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 本文の{写真}とかは入校テキストのまま。
 写真のところにある~ページというのは本のこのページを図版として使用の意味。

2011年9月9日(金) 夜22時~
9月9日午後10時、緊急生放送!ASCII.jp×Ustream 台湾スペシャル
業界人なら絶対知っておくべき、ここでしか聞けない話
http://ascii.jp/elem/000/000/632/632544/

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 日本からとても近くて、食べ物がおいしくて、デジタル系の人たちにもたまらなくて、街の雰囲気も住んでいる人たちもいい感じなのが台湾ですね。でもこれは結局、実際に行ってみないとその魅力は分からない。ということで、その練習問題として、台湾に関して青木由香さんとUstreamをやっちゃいます。

Q1.なぜ台湾なのか?
Q2.台湾の人たち(若人から老人まで)と友だちになるには?
Q3.「奇怪ね」な理由
Q4.いまおオススメの絶対「旨い」スポット
Q5.仕事として会社の金で台湾に行く方法
Q6.いままで書いてなかった秘密の話
Q7.台湾はなにがすばらしいのか?

 彼女は、私が台湾に出かけたときにいろいろお世話になったり、弊社の媒体でも書いてくれたりしてきたんだけど、いまじゃ台湾の有名人。台湾で書いた本が人気で、日本でも台湾について本やラジオで活躍している。そして、2005年に台湾人の生態をクールな目で語り物議をかもしながらも超人気となった本『奇怪ね』が、ついに日本版として登場したのだった。そんな彼女に聞くサイコーの台湾攻略法。


2011年9月9日(金) 夜22時~
9月9日午後10時、緊急生放送!ASCII.jp×Ustream 台湾スペシャル
業界人なら絶対知っておくべき、ここでしか聞けない話
http://ascii.jp/elem/000/000/632/632544/


台湾一人観光局
http://www.aokiyuka.com/
『奇怪ね 台湾』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4809676471?ie=UTF8&tag=ascii-trend-22
在台湾旅遊的一百個理由
http://blogmag.ascii.jp/tokyocurrydiary/2010/08/post_173.html
「萌え」を最も吸収している台湾
http://research.ascii.jp/elem/000/000/010/10572/
@hortense667 http://twitter.com/#!/hortense667

 グーグルが、「Google Lab」をやめてしまうというニュースが流れて心配している人もいると思う(米国では「wind down」と表現されているんだけど要するにやめちゃうということですよね)。私が大好きな「グーグル・ゴーグル」(Google Goggles)も、Google Labによるもののはずだと思うのだが、いまのところAndroidマーケットにアプリがあがっている。

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 これがどんなアプリかというと、スマートフォンのカメラで撮影した画像を認識してくれて認識するだけでなく関係ウェブ情報にリンクしてくれる。観光地などのランドマークやワインやビールなどの飲み物、本や広告、バーコードやQRコードなどを、バシバシ認識してしまうというシロモノだ。たとえば、浅草の雷門の写真を撮影した結果が上の画面である。

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 要するに、物体のデザインでQRコード的な効果を出そうというもので、日本にも「マジックルーペ」があったし、米アマゾンも同じような技術を持つ会社を買収していた。特定の商品というところに収束しないところがグーグルの検索会社らしいところなのだが、商品のロゴなんかはかなり幅広く認識するようになっている。私の好きなスリランカの「LION STOUT」もバッチリ認識されました。

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 「SPAM」の缶詰が表紙になっている本を撮影したら上のような結果になりました。つまり、本としても製品ロゴとしても認識。画面の下のほうは、本として、画像上の文字として、ロゴとして(半分欠けて見えない状態ですが)。このまま検索結果にとんで、本も缶詰も買えてしまうところがおそろしい。

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 さらにグーグルらしいのが、「数独」と認識したら解いてしまえたりすることだ。たとえば、これはある新聞に掲載されていた「数独」を、グーグル・ゴーグルで認識したところ。なんと、「ナンプレを解きますか?」というボタンが出てくる。おそるおそるタップしてみると、パラリパラリと数独を解いてしまうのでした。これって表示中に計算しているのかなぁと、試しに「ナンプレを解きますか?」というボタンが出たところでネットワークを切ってみたのですが、それでも答えは同じように表示されたのでした。つまり、「解きますか?」といったときには、結果は求まっていたわけです。

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 ということで、一時期、「グーグル・ゴーグル・マニア」と化していた私ですが、上の画面は、「秋葉原エリアブログ」さんのページに貼ってあった写真をグーグル・ゴーグルしたら「Similar Image」としてでてきた画像。実は、オリジナルではこれ真ん中にメイドさんがいないだけで、どうもまったく同じ写真のようなのですよ。こんなところまで覗けてしまうのがグーグル・ゴーグルなのでした。

 というようなわけで、先日、日本テレビのデジタル番組「iCon」で「2011年度下半期のおススメアプリ」と聞かれたときにもこのアプリをプッシュさせてもらいました。これってとくに海外旅行のときに便利なんじゃないですかね。スマートフォン向けの海外パケット定額なんかが出てきたいまこそ、今年のシルバーウィークなんかでフル活用してほしいアプリ。ここはなんとか、Google Labから抜き出してサービスとして継続してほしいものです。ただし、「数独」を解いちゃう機能などここまでやらなくてという意見もあるかもしれません。

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 実は、香港のマクドナルドに貼られていたビジュアルでした。

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 マクドナルドとか米国流のファストフードってどこか大国的人民マニュアル主義みたいなところがありますよねとういことで妙にシックリ。よく見るとジグソーになっていたり、どんなメッセージの広告なのでしょう? それにしても、笑顔がいい。


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