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NHK教育の『ITホワイトボックスⅡ』に出演させていただきました。お題は「ここまできた! 最新デジタルテレビ」で、6月17日の放送でしたが、NHKオンデマンドで見ることができます。番組紹介のページにあるとおり紹介したキーワードは「テレビ液晶」、「DSP」、「3Dテレビ」の3つ。
液晶については、「むかしの液晶機器お持ちでしょう?」と言われて、私が持ち込んだのが、セイコーが80年代のはじめに発売した「TV-WATCH」(DXA002)とオリベッティの「M10」。TV-WATCHのほうは1.2インチのブルーの液晶ではあるんですが、当時としては超ハイテク。いま見てもちょっとした感動があります。
1982年に初代(DXA001)が出たのはちょうど『モノマガジン』が創刊になった頃。創刊号の表紙が万能ハイテク腕時計といったイラストだったのが、それ以上のものが出てきて驚いたと誌面にありました。しかも、セイコーの人は「カラーもすぐできる」と言ったそうで、人のイマジネーションを技術が追いぬいていた感じがします。一方、オリベッティのM10のほうは、ご存じのように、NECのPC-8201やTRS-80 model 100の兄弟機です。
※NHKの技研公開で展示されていた「アイコノスコープ」式のテレビカメラ。どこかジャグルパークな面構え。番組収録をNHK技研で行ったんですね。
さて、今週もITホワイトボックスⅡがありまして、お題は「家電からネットまで 影の主役 OS リナックス」。私の場合、リナックスというと、99年に歌舞伎町のロフト・プラス・ワンで『東京Linuxサミット』なんてのを主催。入場希望者が地下2階から地上まで列になって「オタクアミーゴ以来の集客」なんてことがあったんだけど、その後はクライアントで使っているわけでもありません。
しかし、今回は、リナックスの広がりからみたITということで、本当にベーシックなところだけお話させていただきました。収録時にデジカメを作っているメーカーの方も来られていてお話をうかがったり、さまざまなジャンルで使われることによりる技術の交流が面白いといった点など勉強になりました。基本的に、リーナス・トーバル氏のインタビューを中心にした構成なのですが、インタビューでもそのあたりの話が出てきます。
※同じく技研公開で展示されていたスーパーハイビジョン用のカメラ。とにかく映像が凄すぎる。なぜか大きさはアイコノスコープと同じくらい。
80年頃、マイコンチップというものが出てきて、マイコンブームというものがあって、やがてパソコン産業ができあがります。しかし、マイクロコンピュータの特に日本での広がりは、家電製品や電子機器に組み込まれたことが大きい。まさに、『日本人がコンピュータを作った!』でインタビューさせていただいたTK-80の生みの親こと渡邊和也さんが活躍された分野です。
要するに、炊飯器でお焦げがなくなったとか、エアコンで風邪をひかなくなったとか、テレビがリモコンになったとか、そういう形でマイコンが生活の中にヒタヒタと入って行った時代。
ちょうど、それと同じようなことがリナックスで、ソフトウェアのレベルで起きている。ソニーは、現在のデジカメのライナップのほぼすべてをリナックスで動かしているとのこと。私の場合は、レコーダーやアンドロイド端末とか持っているけど、しかし、外からはシールも貼ってないので見えないのですよね。身の回りのリナックスで動作している製品を数えてみると、とんでもないことになっているかもしれません。
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ITホワイトボックス 2 「ここまできた!最新デジタルテレビ」
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