2009年12月
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twitterとタイプライターといえば、私は、いわゆる「親指シフト方式」(あるいは「ニコラ配列」=ご興味のある方はWikipedia参照のこと)のユーザーです。10日ほど前、twitterで「勝間和代親指シフト説があるんですが…」というようなことをつぶやいたのですが、「 はい、親指シフトです。親指ひゅん愛用。」と本人から返ってきまた。やはり、親指シフトでしたか(というかtwitterならではのスピード感)。 |
「typewriter」という名前は、タイプライターの一番上の列だけで打てる名前にしたのだという説がありますね。つまり、誰でもすぐに打てる文字の組み合わせを名前にした。『Crazy English』(Richard Lederer著、DELL刊)によると、「タイプライター語」(typewriter words)と呼ぶそうです。で、「twitter」という名前は、タイプライター語なのですね。
・・・・t・・・・・
・w・・・・・・・・
・・・・・・・i・・
・・・・t・・・・・
・・・・t・・・・・
・・e・・・・・・・
・・・r・・・・・・
日本人でキーボードを見ないで打てる人は、6人に1人というデータが以前ありました。実は、米国にでかけてコンピュータのショウ会場などで見かけるのが人差し指だけの2本指打ち。つまり、みんなタイプライターがそんなに得意だというのではない。という意味では、twitterが、世界中にガンガン広がっているのに一役かっているかもれません、この名前。
『Crazy English』では、タイプライター語の長めの奴として以下のようなものをあげています。
proprietor(所有者、経営者)
perpetuity(永続、永久所有権)
repertoire(レパートリー、上演目録)
システムエンジニアの方々がよく使かう「proprietary」(プロプライエタリ=意味はWikiをご覧あれ)は、「proprietor」の関連語ですね。しかし、10文字とかになると「打ちやすい」とか、「覚えやすい」とか、そんな話ではなくなってきます。この話が出たのは、先週、twitterに関して仕事であれこれ話をしていたからでした(アスキー総研で、「「Twitter」のご利用状況についてのアンケート」というのを実施しています)。
『Twitter利用実態調査』結果のお知らせ
ユーザーの3割は東京在住、平均年齢35.7 歳
好きなテレビ番組は 『タモリ倶楽部』
古書の専門誌で『彷書月刊』という雑誌があります。本好きにはちょっと憧れのような近づきがたいような印象の雑誌(最近見たのは神保町のダイバーでだったか=坪内祐三さんが編集長をされたりしておりましたね)。それの12月号に原稿を書かせていただきました。そのむかし、東中野のアパートで『東京おとなクラブ』という雑誌を一人で創刊したのですが、その頃のお話(いままで東販の『新刊ニュース』に1回書いたことがあるかなくらいの話ですが)。
当時は、サブカルのバリバリの最右翼のポジションを取るつもりでやっていたのですが、いま見るとまるでサブカルではありません。骨のあるマイナー勢力のつもりが、軟弱なメジャー路線にすら見えます(言い過ぎ)。25年の間に、「サブカル」が「カルチャー」にすり替わってしまったのですね(これは少し言えると思います)。
『anan』に取材されたときのやつが残っているのですが、創刊を手伝ってくれた4人ほどが一緒に映っています。その後、3人はゲーム誌、語学誌、パソコン誌の編集長、1人が映画会社の宣伝、1人が物書き。というわけで、サブカルもカルチャーも、実はもともとなかったのかもしれません。いわゆる軽オフ印刷の製版材料代がいきなり何十円とかになった「メディア革命」にのって遊んでいたんですね(これは絶対そう)。
彷書月刊 2009年12月号 南陀楼綾繁さんが特集をプロデュースされてます。
http://www3.tky.3web.ne.jp/~honnoumi/framemagazine09.html
12月7日の日記で触れた「軍平ナイト」というイベントに出かけてきました。『横井軍平ゲーム館』(アスペクト刊)という本があるのですが、その著者の牧野武文さん、編集者の榎本統太さんが出てくるとのこと。この本、私の編集部で作った本で、一応奥付に「編集人」として私の名前が入っているらしい。
アスペクト刊になっていて、私は、アスペクトの取締役を兼任していた時期もあります。しかし、この本は、当時の『月刊アスキー』編集部で作ったものなのです。取次の口座だけアスペクトを使ったんですね。なぜ、パソコンの編集部でこの本を突然出したのかというと、その頃の私は、スタッフの企画は、雑誌の記事企画に限らず、
「いいんじゃないの?」
とよほどのことがない限り通していました。誰かに「通してもらった企画」ではないほうが、本人の責任も重くなるのです。やったからには、仕上がった製品も言い訳できない。失敗したときの学習効果も大きい(余裕があったのですね)。そういう好循環が生まれるからです。
なので、実は、著者の牧野さんとお会いするのも今回が初めてでした。本も、途中経過はほとんど見ておらず、本になる直前に読んだ記憶があります。本の題名だけ、榎本さんとやり取りしました。彼が、今夜言っていたように『ゲームボーイを~した~』というまともな書名で企画は出てきたのですが、話をしているうちに「そんなに凄い人なら横井軍平と入れよう」となったのですね。「軍平」という名前もいい。
彼が、「この人が凄いんです」というのをまんま信じていた。今日聞いたら、当時は、横井軍平の名前はゲームが好きな人たちの間でもそれほど知られていなかった……いまさらそんな(笑)。彼が、私の編集部で作った最初の本なのですが、どうしてそんなふうに信じていたのかというと理由があります。うちにくるときの面接だったか、宮武外骨についての話で盛り上がったことがあった。
彼は、宮武外骨について(たぶん専門的に)研究していて、『宮武外骨全集』(ゆまに書房)を読んだ直後だった私は、「おーっ」と思ったのを覚えています。と、ここまで書いて。宮武外骨と横井軍平って、ちょっと通ずるものがあるなと思いました(宮武外骨 Wikipedia)。やったことは、全然違うんだけど、日本のこの気候風土の中でときどき突出して出てくるある才能の1つの形かもしれません。
ところで、私も、「ラブテスター」を見せびらかすべく持っていったのですが、参加されたZENER WORKSの方が、途中から代表的な横井軍平作品をドカドカと持ちこんでこられました(川野忠仁社長のコレクションとか=こういう製品に囲まれて仕事したらさぞかしインスパイアされるものがあるでしょうね)。ということで、ツブヤ大学の横井マインドの講義の効果もあり、それら横井作品を実地で遊ぶ半狂乱の大パーティーみたいになったのでした。U-streamとニコ生のPVも半端ではなかったとのこと。ホント、凄かった。こんな感じということで私も動画あげてみます。
ウルトラハンド(肝心のメカニズムが分からないかも)
光線銃(標的の人形が自分で復活するところが凄い!)
いまでも遊んで楽しいものばかり。この本に感銘を受けて講師を務められた VJ TAKUMA さんも、関係の方々も楽しいイベントお疲れさまでした。
12月5日の日記の続き。つまり、先週、A-mail.yomの#600で書いた「電脳網路三千里」の話。昔やっていた連載を読み返しているうちに1時間とかがあっという間に過ぎた。本当に、電脳網路(ネットワーク)を三千里ほど来てしまった気分ともいえる。A-mail.yomの配信を受けられている方には、先週お届けしたお話とダブるネタになってしまいますが、そこで紹介した過去原稿についてのお話を改めてしてみます。
【A-Mail.yom #6】1997年11月28日発行
1年前、アップルの前には次期OSの3つの扉が用意されていた。自社製OSのCopland、BeOS、NeXT。そこへ、ジョブズが帰ってきて、NeXTを買収して、アップルの次期は、NeXTの技術をもとにしたRhapsodyに決まった。マイクロソフトが、CHRP版のWindowsNTの開発を中止すると発表したのは2月。CHRPは、その後も生き続け、モトローラが高機能マッキントッシュ互換機なんて話も出てきた。ところが、9月には、ジョブズが、事実上それを認めないという方針を明らかにする。
1997年、アップルの最大のニュースといえば、8月6日のマイクロソフトとの提携だ。提携の内容は、マイクロソフトが、マッキントッシュ用のOfficeをちゃんと出すこと、IEをマッキントッシュにバンドルすること、著作権上のトラブルをちゃらにすること、マイクロソフトがアップルにお金を入れることの4つばかりだったと思うが、本当は、もっとあったのではないか? と勘ぐりたくなってくる。しかも、その話は8月6日の朝、ジョブズが携帯電話でビルと話したのではなくて、1996年の12月にはもう決まっていたんではないか?
ビル・ゲイツは、CHRPに世の中のパワーが向かうのを嫌ったと思う。だから、自分はまずCHRP用のWindowsNTをやめる。次に、独禁法なんかも横目で見ながらアップルに支援を持ちかける。その準備段階でマッキントッシュ互換機もやめて欲しいと言ったんではないか? かくして、これで、Windowsもいままでどおり、アップルも、かつての単独ハード、単独OSという業界図式に戻せた。このあたりのことって、きちんと書かれているのかもしれないけど、全然違う? 私は、当時そんなふうに読んだんだとA-mail.yomの当該号にあるんだけど、誰か教えてください。
しかし、この経過で重要なのは、1997年にはすでにネットやホームエンターテインメントのほうに時代はシフトしはじめていたということだ。CHRPに、日本メーカーが何社も参加していたことも関係していたかもしれない。マイクロソフトの敵は、アップルではなくソニーと理解されていた時代である。1990年代のお尻のほうのCESの基調講演の顔ぶれを思い返してみるとそのことが分かる。「WindowsとMacOSで勢力争いをしている場合ではない」ということだ。アップルは、いまもこの道を走っている。
長くなったので、今回は、このヘンにしますね。
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某社のPCをネタに杏野はるなちゃんにインタビューしました。PCのためのインタビューだったんだけど、半分以上ゲームの話になってしまいました。「いちばん好きなゲームは?」という質問に対する彼女の答えは「グーニーズ」。私も、やりました。パチンコ(ゴムで石飛ばす奴)がいいですよねー。シンディ・ローパーの曲がそのままというのもグレードの高さに繋がっていますか。「海腹川背」というタイトルにも反応してました。さすが、本物が分かってる。写真は、プラティーヌ新宿新都心の17階(?)での撮影での風景。
インタビュー記事は、近くASCII.JPに掲載されるもよう。窓の外はこんな感じの風景が広がっていました。
杏野はるなちゃんのおかげで、私のゲーム心が、400年ぶりに呼び起こされました。などと思っていたら、ほぼ同時に、ツブヤ大学で行われるイベント「軍平ナイト」のお誘いをいただいた。軍平というのは、もちろん横井軍平さんのことですね。かつて、私の編集部で出した『横井軍平ゲーム館』の著者・編集者の2人も登場するとのこと。横井軍平といえば、「ラブテスター」でしょう。
2週間ほど前の話。広報担当Oさんから「A-mail.yomが、12/4(金)の配信分で600号なので、スペシャルコラムを書かいてくれ」というメール。A-mail.yomというのは、弊社の出版案内メルマガで、1997年の配信開始からしばらく、私は、「遠藤諭の電脳網路三千里」という連載をやっていた。現在も、気合いの入ったメールが毎週金曜に配信されるのだが、たしか前に原稿を書いたのは、500号記念のときだった。500号のときもそうしたのだが、昔のメールボックスをひっくり返して、内容を振り返ってみることにした。
1997年10月24日配信の#1では、「マイクロソフトが自動車を売り始めてブッたまげただよ」という話を書いている。マイクロソフトが、「Carpoint」というサービスを立ち上げて自動車の販売をしていたのをご存じだろうか? 当時のMSNは、アマゾン的なモノ売りの路線もねらっていたというわけだ。ついでながら、当時のアスキーも車を売っていたのをご存じの方は、少ないかもしれない。いきなり、1週間でベンツが7台ほど売れて、「アスキーは自動車屋になるか?」と殺気だったのは記憶に新しい。
なぜ、アスキーが自動車をネットで売ったのかというと、私が、たまたまネットで自動車を買ったのがキッカケになっている。その後、『マネーの虎』(日本テレビ)で、すっかり全国的に有名になる南原竜樹氏のお店から、私は、フォード「Ka」というレアな車を並行輸入で買ったのだった。海外での評価は高かったが、2年後、日本で売られたときも全然売れなかった車。本当にレアで、登録1台目。自動車雑誌に掲載された試乗風景は、ほとんどすべて私のKaである。この買い物がきっかけとなり当時ネット部門にいたT氏が、「じゃ、自動車売りましょうか?」ということになったのだった。
同じ号のA-mail.yom #1の中では、新刊で『私がマイクロソフトで学んだこと』が売れているとか、アスキー・エキスプレスの「COMDEX Fallツアー」のお知らせ、先般、会津の若松通称で不良在庫を見せられた「見えマウス」が、マウスの球2個!プレゼントキャンペーンなんてことをやっている。さて、なぜベンツが売れたのか? 「ベンツに乗っている人は、次に乗るのはベンツしかない」のだと、説明されたのを覚えている。けだし名言。つまり、試乗なんか必要ない。というか、乗った人しか分からないでしょうね。南原氏が、為替やなにやらのワザを駆使して(もちろん合法に)安く持ってきたからだ。
長くなったので、今回は、このヘンにしますね。
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LEGOデジカメと一緒に買ったのが、写真のLEGO音楽プレイヤー。MP3とWMAに対応していて、本体メモリは2GBと実用的な容量を確保しています。ほとんど使い物になりませんが写真の閲覧機能もついています。
ちなみに四輪は、私が勝手に付けてしまいました。なにしろLEGOなので、下の写真のようなこともできます。
東京カレーニュース
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