2009年10月
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 私だけが知らないのか? というお話。分かりましたかね? 家に帰って、最近、本箱にさしたばかりの本を取り出してみたら背表紙はこのとおり。まずは、先月出かけて買ってきたばかりのチェコの本。いちばん下の大きい奴は、核兵器も構想されていなかった時代に核的な脅威を予見したといわれるカレル・チャペックの『クラカチット』のコミカライズ版です。

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 こちらは、ロシアで買ってきた本というかマンガ本ばかりなんですが、『らんま1/2』とか弊社『ガンスリンガーガール』とかの背表紙です(ロシア人は結構「萌え」とかも理解していますからねぇ)。

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 こちらも本というより雑誌と日記帳(中身がマンガだらけのマンガ好きのためのダイアリー)ですが、フランスの背表紙はこのとおり。雑誌(日本にも進出しているフランスのオンラインゲームの雄アンカマのものですね)は、タイトルロゴにも注目。

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 「こんなことはやっぱりネットでしょう」と言われて調べてみるとありました。要するに、洋書の背表紙で、書名を上から下に文字をならべてあるか、書名を下から上に文字を並べてあるかが、国によって流儀が異なっているわけなんです。日本のサイトでは、あまり議論されていないのですが、さすが海外ではお決まりネタの1つみたいです。書棚の前で、首を左にひねるか? 右にひねるか? は、たしかに大きな問題なのかもしれません。整理すると、次のようになる模様。

米国: 上から
英国: 上から
カナダ: 上から
ドイツ: 下から(一部は上から)
フランス: 下から
ロシア: 下から
スペイン: 下から
チェコ: 下から
南米諸国: 下から


など。要するに、英国とカナダ(およびドイツの一部)が上から、それ以外のアルファベット圏が下からとなっているのですね。ベトナムやタイなどのアジアの文字がどうなっているかは、まだ調べていません。しかし、なぜこうなったかは、いろいろな議論はあるけれど、決定的な理由を説明しているページは見付けていないのですよねぇ。これってどーゆーことなんでしょ? 理由を、ご存じの方お知らせあれ。

 久我山のハウススタジオで広告タイアップの撮影だったのですが、この種のスタジオは、家具調度や小物なんかが据え付けで用意されているわけですよね。というか、ちょっと洒落た一軒家をヒミツのパーティなんかにも貸してくれるわけです。で、撮影のあいまに何気なく本箱を見ていたのですが、この事実って、みんな知ってたのですかね?(ヨコにある週アスは今回の話には無関係)

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 この本箱に並んだ洋書の背表紙を見ていて気がつくことありますよね? ちょっとアップにしたのが下の写真。コレって一般的なことなのか、それとも、たまたまここにあった本がそうなのか? どうだと思いますか? あるいは、これ以外のケースはどうなっているのか、そのあたりの方がいらしたら教えてください。というか、ちょっと自分でもとりあえず家にある洋書を調べてみようと想っている。

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 9月にプラハに出かけて楽しかったお話は、ここでも書きました(ドラゴンと共生ドラゴンと共生(続))。その中で、プラハの街にある「火薬塔」(Powder Tower)が、気に入ったのに置物を買いそびれてしまったという話を書きました。しかし、なかなか買って来てきれる人もいなそうなので、目下、ちょっぴりハマっているnanoblockで作ってみました。火薬塔。頭の中で妄想で作ってしまったので、プロポーションなどもうひとつではありますが。なんだか、こいつが夜中に歩き出しそうでしょう。ゴーレムのふるさとプラハでは、そのくらいのことがあってもおかしくありません。

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 こちらは、本物の「火薬塔」の写真。光の加減で真っ黒に見えたり、茶色く見えたりします。元々は、門だったらしいのですが、名前のとおり火薬の倉庫に使われた時代があるそうです。現在は、非常に狭い螺旋階段を上ると博物館になっている。チャペックの小説にも、「火薬塔が~」というくだりが出てきたりします。ちょっとしたプラハの街のシンボルなのにフツーのお土産屋さんには置物がほとんどないのです(左の建物です)。

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 ブロック系の方なら、これだけのもの作ったら、さぞ、大きくなるでしょうと思われるかもしれません。ところが、LEGOのサンタさんの足を持ってくると、nanoblockの大きさが分かります。1山4×4ミリしかありません。つまり、完成物も高さや幅は2分の1、投影面積は4分の1、体積は8分の1という小ささになるんですね。これで、ふだんからプラハ気分になれます。ところで、すてきな町中をトラムが走り、ビールも旨いプラハですが、神保町のカフェ「Flug」がドイツからチェコに入るツアーをやるそうです。プラハとビールに詳しい店長さんと行くプラハは楽しそう。しかも、冬は綺麗らしいですねぇ。詳しくは、コチラ(http://www.cafe-flug.jp/archives/343)。

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謎の金塊

Blogmag , 近代プログラマの夕4

2009/10/24 04:37:20 by hortense

 隣のシマ(会社のですね)H氏が撮影してくれました。

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 10月22日(木)朝6時に起きて秋葉原のヨドバシへ。Windows7の発売イベントに参加させていただきました。午前8時30分からモモーイこと桃井はるこさんとトーク。「濃いめのネタでお願いします」と言われたので、Windows7のベータ版・RC1の壁紙に使われていたお魚が「ベタ」という名前であったというお話(Wikipediaで調べると「闘魚」とあるじゃないですか! 韓国語で映画の題名にもなった「シュリ」。スズキ目 キノボリウオ亜目オスフロネムス科ゴクラクギョ亜科ベタ属の淡水魚です)。イースターエッグなど余計な話ばかりのように聞こえますが、Windows7もシッカリ宣伝させていただきました(ウェブメディアはちゃんとそこを拾ってくれていなます。エライなぁ)。

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 そして、くす玉割り。スタッフからは「何でステージで写真ブラ下げてるんでしょう」と言われましたが、次期社長との呼び声も高いウィンドウズ&ウィンドウズライブ担当プレジデント スティーブン・シノフスキー氏もステージからFlip Videoで撮ってましたね。くす玉割の歴史とかも紐解きたくなりますが、なぜ次期社長が日本での発売にやってきたのか? 一説によると、日本が大好き、ホテルなんかも自分の好みのところでないとダメなのだとか(ここで関係者に聞いたのではありません。念のため)。矢口真理さんもいい感じでした。某雑誌の家電特集でインタビューがトイ面になったことがありましたと言ったんだけど、さすがに知らなかった。

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 この日は、夕方の18時30分からは、秋葉原エンタまつりのコミックシンポジウム Session 1として「デジタルを味方をつけろ! ジャパンコンテンツ」というイベントのモデレータをやらせてもらいました。上代晃久さん(マイクロソフト オンラインサービス事業部)、中村 伊知哉さん(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)、信谷和重さん(経済産業省 商務情報政策局 メディア・コンテンツ課長)、ビンセント・ショーティノさん(クランチロール代表取締役)の4方のパネラーにご登場いただき、おかげさまで、終了後に「おもしろかった」という感想をいくつもお聞きしました。私自身、いろいろ勉強になりました。

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 いまの日本のオモチャは、本当にクール。レゾリューションを上げただけなのに、別な宇宙が生まれる。こうなると、「粘土領域」、「刺繍領域」、「シミュレーション領域」に入ってくる。「.S(ドッツ)」とか、「ルミノドット」とかの流れに対する、強烈なカウンターというか、日本のオモチャの総本山こと河田からの回答が「nanoblock」。その小ささ、最少ブロックは、上から見ると4ミリ×4ミリしかない(高さは5ミリ)。「nanoblockコレクション」のラインナップもいいし(アルパカとか)、モノトーンやダークトーンカラーのセットも用意されているのも、ホントに渋い。というわけで、メガネジャケットを作ってみました。

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 使用したのは「nanoblockコレクション」のニホンアマガエルではなくて「manelog」のライトグリーンと「モノトーンのセット」。これで4時間ほど費やしました。

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 メガネ全体をグルりと囲むわけなんですが、これが意外にシッカリしている。ブロックのおもちゃをやる人はご存じのとおり安定すると分子間力的に妙にピシッとくる。

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 ブロックおもちゃでプリンタを作ってしまったのは、グーグルの創業者の1人ラリー・ページ。同社の検索アプライアンス(コンピュータです)で、ブロックおもちゃを意識したデザインの奴なんてのもありました(私は、販促用の本当にブロックで作っちゃった奴しか見たことはありませんが=写真が見つからない)。ほかにも、NECさんのかなりよくできたやはりコンピュータの模型ブロックなどもあり。コンピュータ業界と、おもちゃ、いやブロックおもちゃというのは切っても切れないのですよね。つまり、コンピュータがサイコーのバーチャルなブロックおもちゃだから……? というか、モノ作り系の方々の3Dシミュレーションとかにまじで使えそうです、nanoblock。

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 自己満足の図。香港は尖沙咀の利時商場あたりで売るとするか……。

 自分がネットで使っている単語の出現頻度を出してみた。といっても、単語切り出しはテキトーにやったのだが、対象としたテキストが、このブログ(「東京カレー日記」)の最初からこれの1つ前のエントリまでの全文と、アスキー総研の所長コラム(「0(ゼロ)グラムへようこそ)の全文。所長コラムのベスト10は、以下のとおり(言葉の左の数字は出現回数です)。

2235  、
1464  の
1312  。
634  を
631  が
516  に
472  は
328  で
262  と
205  や

 一方、この日記のベスト10は、次のようになる。

5597  、
4672  の
4269  。
1580  を
1462  に
1287  が
1251  は
1063  で
865  と
366  出

 要するに、ほとんど同じなのだが、これは私の文章でなくてもそうなるのか? それとも、文体で私というものを特定されてしまうのか? ちなみに、20位の中には、所長コラムでは「iPhone」や「テレビ」や「日本」という言葉も出てくる。そんなにiPhoneのことを書いていたのかなぁ。

 実は、自分が興味を持っている単語を探し出して、それを、twitter検索する。それで、同じ単語を使っているような人を、片っ端からフォローしてみようと思ったのだ。たとえば、

神保町 or パックマン or パスカル or 九龍王 or 土鍋飯 or 裏神保町 or メーヤウ or NIXIE or パンチマハル or 光華商場 or 人工知能 or 三等分家 or 機械式計算機 or ピタゴラス or ピンホールカメラ or 人工生命 or 戦車部長 or コミックフェア or チューリングマシン or パラメトロン or 東八郎 or 百味箪笥 or 電玩展 or 電脳街 or 電脳空間 or 光華數位新天地 or 香港動漫節 or ライフハック or 過橋米線(※このブログから抽出)

というような検索条件で、洗い出すのだが、これが思うようにうまくいかない。結局、レアな単語を1つずつ入れてやることになってしまいました。このあたりを自動化するには、もう少し気合いの入った作業が必要なようです。

 パナソニックの「LUMIX DMC-GF1」を買ってきて遊んでいます。20ミリのパンケーキレンズが、食べ物写真に最適という感じで重宝しています。しかし、一眼レフである以上、レンズをいろいろ交換してみたいもの(※すいませんDMC-GF1は一眼レフではなく「一眼」であるというご指摘をいただきました。ありがとうごさいます)。ご存じのようにGF1は、マウントアダプタをかませば、ライカをはじめとしてさまざまなレンズが装着できます。フォクトレンダー(Voigtlander)の21mmはレンズの外径が小さく、おちょぼグチみたいな格好になるのがちょっと新鮮。当然、マニュアルフォーカスになるのですが、デジカメなので露出などの心配がいらずラクラクでピント合わせられます。

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 同じライカのLマウントで導入した12mmのほうは、これまたフォクトレンダーの「ULTRA WIDE-HELIAR 12mm 5.6 Aspherical」という玉です。「前人未踏の12ミリ」と言われたレンズで、これならマイクロフォーサーズに付けても24mmとワイドな絵が撮れるという寸法。そんなわけで、いまフォクトレンダーの12mm、15mmが、Olympus E-P1ユーザーとGF1のユーザーに買いまくられて品薄(または品切れ)状態。私の場合は、米国から逆輸入してしまいました。標準で付いてくるフードは、ハンマースキンっぽくてなかなかいいテイストなのですが、小さくてレンズに触ってしまいそうになること幾度。そこで、hamaのスナップオンタイプの角形フード(ちょうど24mm用)を付けてみました。

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Panasonic LUMIX DMC-GF1 + Voigtlander COLOR SKOPAR 21mm F4

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Panasonic LUMIX DMC-GF1 + Voigtlander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm 5.6 Aspherical

 今年の春から放送されて、現在、再放送中の「ITホワイトボックス」(NHK教育放送)が『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座 「ネットに弱い」が治る本 』(講談社MOOK)という本になりました。私の登場した回も補足説明も追加された上で収録されています(2回分)。やさしいイラストも入って、たしかに「世界一やさしいネット力養成講座」といってもよいでしょう。メールはなぜ届くのかとか、検索エンジンってのがなぜあんなことが可能なのかとか、一度は、知っておきたいお話しが出てくる。ということで、ご興味ある方は、ぜひともご覧アレ。


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到着したITホワイトボックス本。森下千里さんとご一緒した収録&番組もいい感じでした。


 プラハの写真をちょっとだけ追加。

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 ちょっとだけ電車に乗ってエンジルの駅前にあるアップル専門店。

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 中二階カフェ(?)のある模型店。石嶋さんには、鉄道雑誌の編集&写真家のお友達を紹介してもらいました。

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 探したらトラムの模型が売っていました。おみやげにベストじゃないですかね?

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 戦車がメビウスの帯になったウォールアート。

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 PS3の試遊台で遊ぶ人たち(TESCO店内にて)WiiやDSやPSPも売ってます。

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 電気製品売り場は明るくてカッコいい。iPhoneはすでに発売中(写真はiPod touchですが)。

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 本屋さんにマンガコーナーが出来ていました。数は多くはないですが、日本のマンガ、バンドデシネ系、英国で発売された日本風マンガや韓国マンガのチェコ語訳もあったのですが、どっこい、チェコ製のマンガも! チャペックの『クラカチット』のコミカライズ版までありました。核爆弾が発明される前に書かれたこの作品。某国の大統領がプラハで核廃絶を訴えたのも何かの巡りあわせかもしれません。

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 ずいぶんとヨレた感じの星の王子様。バンドデシネ作家のジョアン・スファールの本。ちょっといいでしょう。

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 キュビズム博物館の上にあるカフェ。ちょっと三角マニアになりそう。

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 いいカフェやブックカフェがたくさんあるらしいんですが、私の入ったブックカフェのトイレの扉。何が書いてあるんすかねぇ?

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 プラハのデジタルサイネージ。

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 国民的人気者クルテク(Krtek=日本でも人気の兆し?)。

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 いろいろあって楽しいプラハの旧市民広場での夕暮れ。

 プラハ(チェコの首都)に行ってきました。

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※チェコの交通標識

 「なぜ、チェコ?」と言われそうですが、発端は4年前のロンドン。カフェでコーヒーを注文しようとしていると「エンドウさん!」と声をかけられた。誰かと思ったら編集長時代にいろいろとお世話になっていた「パパイアパラノイア」の石嶋由美子さんだったのだ。彼女の書いた「幕張には愛がある~♪」という曲が、いまでも思い出されます(あのカリスマ女の子バンドのお姉さんがエレショウ=現CEATECやビジショウに出かける我らのことを歌ってくれたんですよね)。その彼女というか現在2人で構成されるメンバーになったパパイアパラノイアは、プラハを拠点にヨーロッパで活動している。その日も、ロンドンでのライブのために来ていたのだった。その場で、プラハ行っていいですか? みたいな話になって、「ぜひぜひ」、「行きます行きます」となって、4年ぶりくらいで実現したのが、今回のプラハ行きだったわけです。彼女のブログにもありました(http://blog.goo.ne.jp/i/e/0f386cbd8595fcf93e6dec3627142593)。

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※旧市民広場の天文時計塔から

 チェコ観光協会というのがありましたら、私が、日本支部長やります。というか、日本には典型的なチェコ好きというのがあるのですかね? 私は、割とそう。カレル・チャペック、カレル・ゼマン、カレル橋。ユダヤカバラの呪文を書いたロール紙を胸の穴に入れると動いちゃうゴーレムなんか、私の専門のコンピュータそのものと言ってもよいしょう。ティコ・ブラーエの天体観測はむかし金子務さんの本で読みました。シュコダは、まじで輸入しようと思ったんだけど(あのケーキのコマーシャルが大好きで=下の画面参照)、一応ガマンしてフレーム共通のVWにしたりとか。ビールも旨いし、料理も旨い。ボクも使っているavast!やAVGといったセキュリティソフトはチェコ産ですね。グーグルのプラハ支社ができるのも時間の問題? ついでに、軽いと話題のESETはスロバキア製。



 なんて思って「チェコ」でググっていたら、『チェコのマッチラベル チェコで見つけた、あたたかなともしび』という本が出ているのを知りました。しかも、著者(編集)を見てみると、『本とコンピュータ』で連載していたときに担当していただいた南陀楼綾繁さんの本ではありませんか!! というわけで、四谷三丁目のいかしたチェコ料理店「だあしゑんか」で、南陀楼氏と彼の友人(居合道をやっているチェコ人)にお出ましいただいて、レクチャーを受けました。いや、いろいろと勉強になりました。お店の料理も旨い。

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※私が気に入った「火薬塔」。チェコに行く人で、私に火薬塔(Powder Tower)の模型を買ってきてくれる人はいないですかねぇ。

 チェコに行くんですがと、いろいろな人に話をしていると、「行ったことありますよ」という人は、結構いることが分かってきました。『みんなの意見は案外正しい』の小高尚子さんの結婚披露宴に出かけたら、山形浩生さんも来ていたのですが。「チェコに行ったとき、とても有名なレストランが水没して屋根しか出てなかった。あのお店が、ちゃんと復活しているか見てきてよ」と言われました。プラハ市内を半分うねって流れるヴルタヴァ川(ドイツ風にいうとモルダウ川)の中州にある「Ostroff」というレストランなんですが、大水で水没していたのだそうです。お店までは出かけなかったもののビデオの15倍ズームで観測したところ復活しているみたいでした。

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※SIMを入れてくれているT-Mobileのお兄さんです。

 「ゲーム業界はチェコ行くんですよ」と言ったのは、ドワンゴの創業者の1人にして、現在は、超すばらしいテレビ関連端末「ANOBAR」で知られる森栄樹さん。ゲーム業界の全体なのか、米国のゲーム業界なのか、日本のごく一部なのか聞き忘れたのだが、もしそうだとすると、プラハ城などの造形がゲーム内のグラフィックに影響を与えていることは必至。ということなのだが、本来の目的は、生のオーケストラの録音が必要なときにチェコに行くのだそうだ。彼自身も、わりと最近になって、20年近く前に作ったフリーソフトウェア「SuperDepth」なんかのテーマ曲をチェコで録音したそうです(http://bio100.jp/game_music/arrange/music02.html)。フリーソフトのテーマ曲を生オーケストラで……(念のため)。「お勧めは気球! 乗ってください」と言われたのですがちょっとビビって乗りにいきませんでした。

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※気球です

 元文芸誌編集長のH氏に聞いたら「プラハ、行きましたよ。」というのだが、某思想家の新婚旅行についていったのだそうな。いろいろなプラハがあるものです。そして、世の中には、プラハ好きは、結構いるんですね。出発前にも千野栄一さんの本とか読んだりしていたんですが、気持がよく分かりました。帰ってきて、たまに行く裏神保町の“旅行に行きたくなるカフェ”こと、「Flug」(フルーク)さんに行ったら、いつも気になっていたMac上のスクリーンセイバーが確実にプラハ。オーナーの高岡さんに聞くと、実は、プラハにはまっているとのこと。ここにもいましたか、プラハ好き。ところで、個人的に楽しかったのがトラム。香港好きの私としてはトラムは元々好きなんですが、香港の二階建てのトラムではなく、シュコダ製もあるドラゴンの末裔みたいな奴が、人間と共生している感じですらありました。下のビデオみたいな交差点だと1分間に4匹くらいのペースでやってきます。


 そういえば、『FIGARO Voyage』で特集が「ヨーロッパの古都を訪ねて ウィーン/プラハ/ザグレブ」というのをやっています。これの誌面に写っているプラハって、無理やり切り出したとかではなくて、いまのところそのままなんですよ。しかし、個人的に、気になったことが1つだけ。それは、TESCO(英国系)などの総合スーパーが進出したり、ショッピングアーケードに海外ブランドが揃ってきていること。プラハの中央部は、いろんな町内のお店が元気にやっているんだけど、こういうふうにスーパーが進出しだすとどうなるかというのはヨーロッパの各国が示している。つまり、地元にお金が落ちなくなり、ゆっくりと貧しくなっていき、若者のアル中が増えるなどという結果を招いています。もちろん、好きな服、好きな食料品、好きなオモチャが買えるのは楽しいことなんですが、ちょっと立ち止まって考えてみるべきことではないでしうょか? これって、単なるオスタルジーではないと思うのですよね。

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※カッコいい本屋さんもたくさんあります。


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