2009年08月
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 うちにも1台「オートマタ」(Automata=からくり人形)がいたのを思い出ししました。1991年9月に、ネス湖に出かける途中でロンドンに立ち寄ったNくんに、キャバレー・メカニカル・シアターで買って送ってもらったものです。ホコリだらけになっていたのですが、ひっぱり出すとちゃんと動きました。針金はサビついてしまってキコキコと音をたてますが、プーリーに渡されたゴム紐が切れずに回ってくれたのはうれしいです。


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 日本風にいえば「畳の水練」。足は、三角形のカムで上下するようになっているので、ベルトによる腕の部分の減速とあわせて、だいたい8ビートくらいしている勘定になるところがなかなか。当時、いくらしたのか覚えていませんが、「138」とシリアルナンバーが刻まれていました。


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 写真だけあげようとしたのですが、首を、いちおう息継ぎをする感じでヨコにあげる動作をしているところを見ていただきたい。やっぱり、動きがあってメカニカル・シアターというものではないでしょうか?


 ちょっと思い出したのは、Nくんが見せてくれたネス湖の博物館(?)のパンフレット。日本語が全般におかしいのですが、ストットランド地方の湖の広がりだかで、「爪の伸びるスピードで」という喩えがありました。地学的現象を、生命現象で喩えているのがおかしい。私の中では、Cabaret Mechanical Theatreのオートマタたちのイメージと結びついた記憶になっています。


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 ひさしぶりにビデオカメラを買いました。キヤノンの「iVIS HF21」です。主に静止画のためにワイコンを付けて、内蔵フラッシュが使えなくなった代わりに、外付けのビデオライト兼フラッシュを付けました。ちょっと潜水艦みたいなユーモラスな形になってしまうんだけど、これでバシバシ撮れるようになりました。キヤノンのビデオカメラは、桑田佳祐がテレビコマーシャルやっていた「VIDEO-i」以来です。前回の日記「ロンドン時代のロンドンからくり博物館」の銀座の店内写真は、こいつで撮影いたしました。


 銀座のみゆき通りを歩いていたら「ロンドンからくり博物館」というのに出くわしました。これって、ロンドンにあった「キャバレー・メカニカル・シアター」(Cabaret Mechanical Theatre)で展示されていた人形を持ってきたもんですよね。それで、ロンドンに出かけたときのビデオを探してみたら出てきました。1990年(19年前!)のメカニカル・シアターの中の風景なんだけど、よく見るとまったく同じオートマタが動いています。上の動画はロンドン時代のやつ。下の写真は、銀座。


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 動画に出てくるのは、とくに気に入っているものばかりなんですが、やっぱり上のお風呂でパスタを食べているやつがいいですよね。何かの語呂合わせになっているのか? 英国的な不条理感が、このシアターの魅力です。映像の最後のほうは、ビデオのお尻に続いていた部分をそのまま。当時のコベントガーデンは、地上(メカニカル・シアターは地下にあったのですね)でも、いろんなパフォーマンスをする人たちで溢れていたのですよ。下の写真は、お馴染みのマリオネットするネコくん(銀座)。


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 ところで、銀座でメカニカル・シアターに遭遇した前日、スカパーのBBCで「CLICK」を見てたら偶然にもメカニカル・シアターの初期メンバーの1人ティム・ハンキンのサイトを紹介していたのでした(http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/click_online/8197159.stm)。いやほんと、偶然。ティム・ハンキンの著書の翻訳(抄訳)の解説を書かせてもらったことがあります。『イギリス式いたずらの天才』(太田出版刊)という本で、原著「ALmost Everything There Is To Know」を100分の1くらいにした本。「ロンドンからくり博物館」の関係者の方々はご存じですかね?


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 裏神保町。というか、駿河台下。『東京人』のKさんに教えてもらった。富士見坂にある「HINATA-YA」というカフェである。「カレーもあるので行ってみてください」と言われたのだが、問題はエレベーターだった。

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 どうなっているかというと、トビラは手動の引き戸になっている。自動でないので「到着」のランプが点くのを待つ。めでたくランプが点いたらお腹に力を入れて開けましょう。カーゴ側は、XXXが並んだ折りたたみ式の格子戸になっている。ちょうど身の丈以上もあるウルトラハンドを扱う感覚で、斜めについたハンドルをグイっとやって開けて入る。

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 もっとも、この手のエレベーターは、香港では割りとよく見かけるタイプのものである。XX式の格子戸は、『Mr.BOO!』とかで見た人もいるでしょう。香港で私が体験したことがあるのは、ドアを開けたらカーゴが来てなくて奈落の底まで繋がっているという奴。

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 そんなちょっとした冒険をして店内に入ると、HINATA-YAという名前のとおりの日当たりのよさそうな空間。こんな映画『ぼくの伯父さん』の自宅みたいな、いい感じのカフェがあるのを知らなかったとは、なんたる不覚! で、カレーのほうは、まだ食べてないので近々またせめないといけません。

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 窓の下には駿河台下の風景。この界隈、むかしからちょっと不思議なところだと思っていました。1980年代にもなって、手回し式の「タイガー計算機」の店舗がやっていたり(戦前から永久保証を売りにしていからでしょうか)。その向かいあたりには、「兵林館」が“ワルサー代理店”という看板をかげていました(ちなみに、ワルサーは銃だけでなく手回し式計算機でも有名。 銃と機械式計算機は同じような合金で作られているためでしょう=日本の計算機屋さんと向かいあっていたのは偶然ですね)。


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