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『鑑識・米沢守の事件簿』は、邦画では久々のナード映画というわけでおススメであるわけですが。その中で、主人公の米沢守が自宅で指紋を採ろうというときに使うのが『大人の科学マガジン』。いい感じで入ってくるわけですが、Vol.2に「あなたの名探偵・探偵スパイセット」というのがあのですね(この部分シナリオもいい)。さて、その『大人の科学マガジン』Vol.24は「大人の科学マガジン初のデジタルふろく」ということで、「4ビットマイコン」であることが告知されています。それが、書籍編集部のMくんの関係で、ちょっと特別にお借りしていじっているのでありますが、これが楽しい。4ビットマイコンということでレジスタには、0~Fまでしか入らない。プログラム領域が、00h~4Fh、データ領域が50h~5Fhまでしかありません。00h~5Fhなので96バイト相当と思われた方がいるかもしれませんが、なにしろ4ビットマイコンということで48バイト分しかありません。ウェブサイトの住所入力欄より短いと思います。
表示能力は、本体に出っ張っている16進1桁のLED表示と、2進7桁のLEDしかない。2進7桁をビットマップ的に解釈すると、XGA(1024×768)もだいぶ小さい画面の部類に入っていると思いますが、そのザッと10万分の1でしょうか? 基本的に、キットでなくても本来コンピュータというものは、こうやってボタンを押すとアドレスの中身がビットの状態で見えたり、セットしたりできるものなのでした(それを覆い隠した情けない存在がパソコンなのだということをいま思い出しました)。これでプログラムを書くわけですが、たくさんのっているサンプルコードを見ると意外や「サイモン」みたいな音程当てゲームや数字記憶ゲーム、落とし穴ゲームや神経衰弱までできてしまう。ここまでプリミティブになると、ある種の哲学的機械というか、コンピュータを語る人は、1本くらいはプログラムを書いてみるといいのではないでしょうか? 米沢守の事件簿と同じぐらいヒット。
追伸
映画ついでにいうと『スラムドッグ$ミネオネラ』もフラット化する世界を見る感じの映画になっています。インドが「いかにも」な感じで映画の素材になっているだけのような気もしますが、映画の魅力もすべて入ってエマージングな感じが縁起物でヒットしているではないですかね?
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