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3月8日。有楽町マリオンでニューヨークのジャパン・ソサエティ創立100周年記念のシンポジウム(朝日新聞共催)。第一部は、ジュリー・テイモアさん(『ライオンキング』の演出家)と宮本亜門さんで、第二部の水口哲哉氏、土屋敏男氏との討論(司会は朝日新聞の松葉一清氏)。第一部でもYoutubeなどネットの影響の話が出る。ビクビクして隠すよりもさらけ出していきたいというようなニュアンスの発言をした宮本亜門氏。懇親会では「今度は、我々と第二部の方々でディベートをやりたい」とジュリー・テイモアさん。そのテイモアさんの映画『アクロス・ザ・ユニバース/Across The Universe』は面白そうだ。ビートルズの曲がたっぷり入ってお得なミュージカル映画と思いきや、とってもシュールな映像がドコドコ入ってくるらしい。日本でも、音楽タップリ妄想映画ってどうでしょう。
ジャパン・ソサエティだが、日露戦争後に開かれた日米名士を集めた午餐会で設立の宣言がされたそうだ。この日、私は、たまたま電子メディアの話でグラハム・ベルの話をしたのだが、偶然だがそれと無関係というのではない。日露戦争は、米国から多額のお金を借りてはじめて戦えた戦争である。そして、それを強く支持した一人が電話の発明者のグラハム・ベルだったとC&C財団の方にお聞きしたことがある。ベルが、なぜ日本に協力的だったかといえば、事業化に苦労していたベルを支援したのが日本人だったからだという。日露戦争はまた、国産三六式無線電信機というハイテクの力が試された戦争でもある。「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」の電文は、日本のテクノロジーが自信を付けるきっかけともなったのだ。日米の交流は、テクノロジーの交流ともいえる。コンピュータにおいてはいうまでもない(『新装版 計算機屋かく戦えり』参照)。
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