2008年03月
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 ググッてみようと思ったらググッと来てしまった。Googleのロゴが配線になっていると思ったら「パラメトロン」なのだ。パラメトロンとは1954年に東京大学の大学院生だった後藤英一氏の発明になるコンピュータ素子。通研の喜安善市らのプッシュもあり、日本でだけ世界的に例を見ないコンピュータの世代が築かれたのだった。本日、2008年3月26日はこれを生んだ高橋秀俊研究室で作られた「PC-1」の誕生から50周年なのだ。記念のイベントも開かれます。私は、『月刊アスキー』で、後藤英一氏にインタビューしたことがあり『計算機屋かく戦えり』(拙著、アスキー刊)に収録させていただいた。今月の『UNIX magazine』(2008年4月号)には、そのインタビューを再録、さらに、PC-1のイニシャルオーダーを書かれた和田英一氏へのインタビューも収録されているので御覧アレ。


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 東銀座のナイルレストランに行ったら「今度、先代が映画になるですよ」と言われて資料を見せられた。インド独立運動で活躍したG・M・ナイルさんの先代であるA・M・ナイルさんが(私が、行き始めた70年代の終わり頃にはまだレジのところで頑張っていた)、インドで映画になるというのだ。インドと日本とモンゴルを舞台にしているが、なんと出演者にジャッキー・チェンの名前が出ている(詳しくはココ)! 写真は、一昨年ナイルさんの清元名執披露パーティーの写真なんだけど、小さくてほとんど見えないけど奥のほうに展示されているのは先代のナイルさんが大陸で使っていたパスポートみたいなものだそうです。映画、早くできないですかね!


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 3月8日。有楽町マリオンでニューヨークのジャパン・ソサエティ創立100周年記念のシンポジウム(朝日新聞共催)。第一部は、ジュリー・テイモアさん(『ライオンキング』の演出家)と宮本亜門さんで、第二部の水口哲哉氏、土屋敏男氏との討論(司会は朝日新聞の松葉一清氏)。第一部でもYoutubeなどネットの影響の話が出る。ビクビクして隠すよりもさらけ出していきたいというようなニュアンスの発言をした宮本亜門氏。懇親会では「今度は、我々と第二部の方々でディベートをやりたい」とジュリー・テイモアさん。そのテイモアさんの映画『アクロス・ザ・ユニバース/Across The Universe』は面白そうだ。ビートルズの曲がたっぷり入ってお得なミュージカル映画と思いきや、とってもシュールな映像がドコドコ入ってくるらしい。日本でも、音楽タップリ妄想映画ってどうでしょう。

 ジャパン・ソサエティだが、日露戦争後に開かれた日米名士を集めた午餐会で設立の宣言がされたそうだ。この日、私は、たまたま電子メディアの話でグラハム・ベルの話をしたのだが、偶然だがそれと無関係というのではない。日露戦争は、米国から多額のお金を借りてはじめて戦えた戦争である。そして、それを強く支持した一人が電話の発明者のグラハム・ベルだったとC&C財団の方にお聞きしたことがある。ベルが、なぜ日本に協力的だったかといえば、事業化に苦労していたベルを支援したのが日本人だったからだという。日露戦争はまた、国産三六式無線電信機というハイテクの力が試された戦争でもある。「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」の電文は、日本のテクノロジーが自信を付けるきっかけともなったのだ。日米の交流は、テクノロジーの交流ともいえる。コンピュータにおいてはいうまでもない(『新装版 計算機屋かく戦えり』参照)。


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