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アスキー新書で『スポーツ医師が教えるヒザ寿命の延ばし方』という本が出ました。著者は、小石川にある「こやまクリニック」というビルの4階にある整形外科の院長さんです。どの町にもある小さなクリニックなのですが、ここで油断してはいけません。ビルの前に立って視線をグルリと180度回すとそこには「講道館」があります。ごちゃごちいうより、本の裏表紙にある著者プロフィールを引用するほうがよいかもしれません。
小山郁(Koyama Iku)
1960年香川県生まれ。徳島大学医学部卒業。都立府中病院整形外科、リハビリテーション科、講道館ビルクリニック院長を経て、現在、こやまクリニック院長。アテネオリンピック柔道チームドクターや、PRIDE、日本空手道佐藤塾、大道塾、極真空手などのリングドクター、プロボクシングのセコンドも務める。著書に『自分でやる体力回復トレーニング』『新版 図解スポーツ・リハビリテーション』(山海堂)など。柔道三段、空手二段(佐藤塾)。
ようするにバリバリの格闘技系のスポーツドクターというわけなのです。たまたま、私がこのクリニックにかかったのがこの本のきっかけなんですが、最初は、こんなにもパワフルな先生とは知りませんでした。印象的だったのは、自身が柔道や空手をやられているという話が出てきて、患者さんへの説明もきわめてロジカルで明快。小山さんのふだんのようすは、こやまクリニックのサイトからいける「院長日記」のブログに、たいへんにまめに書かれています。読み物としては「院長日記」のほうが確実に引き込まれると思います。
こやまクリニックのサイトには、院長の「基本コンセプト」というのが書かれています。「ケガをしてもスポーツを続けたい」という選手の気持ちに答えたいというもの。ケガをしたら止めさせたり休ませたほうが医者としては安心なはずです。そういう時に、自分にまかせろと言うには相応の技量と精神力が必要ではないでしょうか。
さて、『スポーツ医師が教えるヒザ寿命の延ばし方』の内容は、書名のとおりヒザを長持ちさせていつまでも元気に歩き続けようというものです。ヒザが痛いようだとアキバへも神保町へも足が遠のいてしまうのは本当だと思います。つまり、脳みそやハートのためにもヒザは大切にしなければならない……。ここの本が言っていることはとてもシンプルです。ヒザの筋肉を鍛えなさい。えっ、歩いている? それだけでは鍛えるどころかヒザの寿命をかえって減らしている可能性もあるのです。という本。
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