« 中国について知っていること | メイン | 北京ダックの焼き加減 »
職業病というのか、どこに旅行しても行くのが本屋さんと電脳街である。
今回、はじめから行こうと思っていた北京の本屋さんは、中関村図書大廈である。中関村というのは、北京の北西にタクシーで40分ほどとばした東京でいえば豊島区みたいな位置にある学園&ハイテク地区。中関村図書大廈は、『本とコンピュータ』で、日本人デザイナーが設計した「長城家具」というのが使われていると読んで気になっていた。なんでも、「万里の長城」よろしく世界一長い家具なのだそうで、もちろん本棚になっていてその上に座れるとも書かれていたと思う。
地図で確認すると、私が滞在中2回訪れた同じ中関村の電脳街からほど近いように見える。しかし、そこは大陸で注意しなければならないところ、1ブロックが何百メートルもあってさんざん歩くことになりかねない。
そんなわけで、中関村図書大廈、結局いけずじまい。長城家具をご覧になった方は、どんなものかご存知の方はお教えいただけると有難い。
※『漫友』というマンガ雑誌のコスプレ特集号もありました。
5年前には出来たばかりだった王府井書店には出かけた。天安門からもほど近い繁華街の王府井ある感じは、さながら新宿紀伊国屋本店のような大型総合書店。写真では、建物の概観がシンプルなので実際の大きさが分からないかもしれない。
※北京図書大廈の西単店。
大きいといえば、ほとんど駅ごとにあるとさえ思えるのが北京図書大廈。
巨大な山かロボットのような雰囲気の建物で、いまにも四本の足が出てきてガメラと戦いでも繰り広げそうである。日本人の感覚だと、だいたい書店というのは駅前書店か、何かのビルの1階に入っているとか、たまにビル一棟を占めていても縦長のビルがほとんどだ。
その点、北京図書大廈は威風堂々というのか、本を読む人々を飲み込んでしまう怪物のような感じがある。
北京市内からこれまたタクシーで40分くらい空港に戻る方向に行くと、大山子の「798芸術工廠」がある。かつての工場団地みたいなところを芸術村にしたところで、ちょうど「Pinting for Joy/New Japanese Painting in 1990s」という日本のアートイベントもやっていた。北京東京藝術工程でお話を聞いたら、ギャラリーのほかにガンプラの講座とかメイドカフェなんかもやったらしい。
今回、ちょっと楽しいと思った本屋さんが、東単の路地を入ったところにあった「暇閑時光」という書店。
まあ、日本でいえば「COW BOOKS」みたいなものなのか、古書も新刊書も置かれたセレクト書店で、カフェも併設されている。なんといっても「ひまなとき本屋さん」という意味の書店名がとってもいい感じだと思う。
さっとのぞいただけで、こんな書店が出てくるのだから、北京にはカッコいい本屋さんが結構たくさん出来ているのではないかと思う。
カッコいいといえば、JTB出版のKさんが「ぜひ行ってください」と教えてくれたレストランがある。北海道新聞のSさんにつれていってもらったのだが、工人体育館の敷地内の池のほとりにある「有璟閣」である。
昼間だったのでライトアップもされておらず、池も“ただの池”という感じだったが、お客は、すでにこの時間でもカルチャーとセレブな雰囲気でいっぱい。Sさんも「一度、来てみたかったんですよ」とのことで、昼間でこの雰囲気なんだから夜はどうなるのか。北京は、カルチャーがよく似合う。だから本屋さんもシックリくる。チャン・イーモウ監督の『キープ・クール』という映画が好きなんだけど、北京の空気は、どんどん変わっているのか……。
東京カレーニュース
個人サイト(http://www.8-p.net)個人Twitter(http://twitter.com