Chizzy Dilleyの仮想人語 -2-
2008年06月13日 07時03分
「チジーさん、こんにちは。今度、女性用高級下着のショップを開店予定ですが、これから専属モデルによる商品化予定のランンジェリーのお披露目会をやりますので、お越しください」とIM(インスタントメッセージ)が飛んできた。だが、別の取材があり、会場到着時にはすでに終了。美しいモデルたちがソファにくつろぎ、オーナーが彼女たちに「お疲れさま」と声を労っていた。まさに、バーチャルにおけるリアルな光景なのだが、仮想世界を知らなければ人生ゲームに見えてしまうだろう。
数日後、別の知人から「(リアル)クライアントの下着メーカにちょっと提案しなければいけないんですが、インワールドでの女性用下着に詳しくなくて・・・」とIMが来た。彼はSL、RLにおける実業家だ。いくつかの有名ショップを案内した後、先のオーナーにも紹介する。今後、RLxSLのビジネス商談に繋がるかも知れない。
ちなみに日本人が作る下着は繊細で高級感があって海外にも人気。ユーザ(=人)が欲しいと思う商品はそれなりの値段が付いていても、売れていく。リンデンラボ(セカンドライフ運営会社)が用意した商品はない。需要と供給はすべてユーザ間で生まれてくる。ユーザたちは、質、技術、サービス、コスト、プロモーション(ブログやキャンペーン)、サポートといったコマースで必要なノウハウを身に着けていく。そこでは学生も主婦も、参入企業の担当者たちも同じ土俵の上だ。
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月刊アスキー5月号 連載「バーチャルワールド新聞」に掲載されたものです。「バーチャルワールド新聞」では、ビジネスパーソンが押さえておくべき3D世界&3Dインターネットの話題を取り上げています。月刊アスキー最新号の情報はこちらで。
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