コデラノブログ 3

PC の記事

デジタルペン? 登場

コンセプト発表から長い間待たされたオリンパスのマイクロフォーサーズが、ついに発表された。やはりかねてから噂されていたとおり、ハーフカメラ唯一の一眼レフ、PEN Fをイメージしたカメラになっているようだ。

デザイン的には、PEN Fの形は今も決して古くさくない。前にも書いたことがあるかもしれないが、数年前、グッドデザインアワードの取材に、フィルムが余っていたPEN Fを持って行ったことがある。それをテーブルに置いて、出典品の別のカメラを触っていたら、順々に回っていた女の子が突然僕のPEN Fを手に取り、いじり始めたのである。

「すいませーん、それ私物ですーw」
「あっ、ごめんなさーいw」

的なやりとりがあったわけだが、グッドデザイン賞の候補作品に混じって置いてあっても不思議ではない、完成されたシンプルさがあるカメラなのだ。

今回の「E-P1」は、そんなPEN Fの雰囲気がある。仕事で使う買い物ではないので、さすがに10万円オーバーはすぐには買えそうにないが、価格がこなれるお誕生日ぐらいまでにはなんとか手に入れたいなーとこんなところで妻に向かって主張してみる。

Symbian再び

Symbian OSが、ネットブックに載せることと計画しているようである。

Symbian OSと言えば、昨今は携帯電話OSとして知ってる人は知ってるという存在だが、かつてはPsionやNetBookといったPDAのOSとして知られていた。これがまたあらためてネットブック(話がややこしいが)に載るというのは、なかなか興味深い。

Psionユーザーだった筆者が期待するのは、OS純正のスケジューリングソフト「Agenda」をそのまま載せてくれないかなぁということである。あれは本当によくできたソフトで、海外に行ってタイムゾーンが変わっても、日本で入力した現地時間の約束時間がむちゃくちゃにならないという、実に優れた特性を持っていた。あれを移植するだけで十分売り物になるぐらいだと思っている。

あとはやっぱり、日本語が通るかどうかだなぁ。かつてPsionも日本語が通る以前から使っていた強者もいるのだけど、アポイントを入力する時には、人の名前や住所など、どうしても漢字がわからないと困るケースもある。

まあいったん出てしまえば、腕に覚えのある剛の者がわらわらと集まってなんとかしてしまうのだろう。筆者はそういう人たちのあとからくっついて便利に利用させていただくだけしかできない情けない立場だが、そういうお祭り騒ぎに参加できるのが、今から楽しみだ。

うまくリリースまで漕ぎ着けてくれればいいのだけど。

Windows 7の64bitはイカス

手持ちのVAIO Type TZ93NSに、Windows 7を入れてテスト運用している。最初は32bit版をいれたのだが、どうも再起動間際にブルースクリーンに落ちて、正常終了できないという問題があったので、64bit版を入れてみた。

いやもうさすがにWindowsと言えども、もうそろそろ64bitになっていい時代かもしれない。メモリーも安いし。

しばらく使ってみているが、再起動時の不調は特にないようである。難点と言えば、タッチパッドの専用ドライバがないので、パッドの端っこをこすってスクロールするという機能が使えないのが難点か。まあブラウザだけなら、Firefoxに適当なアドオンを入れてしのげるので、すごく困ったというわけでもない。

もう一つ不具合と言えるのかどうかわからないが、休止から復帰するときに、途中で止まってしまうことがある。以前なら面倒な事態だが、Windows 7の場合は電源長押しで強制電源OFFしても、次に電源を入れると、復帰シーケンスを続行するか、それともクリアして起動し直すかを選択することができる。このときシーケンス続行を選ぶと、うまく復帰できる。

さすが生え抜きのチームが作ったOSだけあって、エラーのカバーも抜け目ない。Vistaはまったく期待はずれだったが、Windows 7は正規版が出るのが楽しみだ。

Windows 7 RC

VAIO TZのデスクトップアイコンが、米国取材中になんか真っ黒になってしまった。無線LANの繋がり具合も変で、昨日まで順調に繋がっていたかと思うと、翌朝には全部のアクセスポイントを見失ったりする。

なんかいろいろ面倒なので、Windows7のRCに入れ替えようかと思ってなにげにアクセスしたら、すでに日本語版も落とせるようになっていた。日本向けには7日からという話だったが、もう公開されているようだ。

23時頃に落としたところ、それほど混んでいる様子もなく落とすことができた。もっともこれから混むのかもしれないが。

とりあえず今日はイメージファイルからディスクだけ作成して、明日インストールすることにしよう。

新しくなったUbuntuとKDE

以前から予定されていたUbuntu 9.04が、4月24日にリリースされた。ほぼ同時に、xubuntu、kubuntuも公開された。

僕がLinuxをいじくっていた10年前は、どちらかといえばKDEのほうが完成されていて、Gnomeはどちらかといえば新進気鋭、でもちょっと不安定、といった感じだった。そのうちKDEはQTとのライセンスがこじれて開発が停滞し、そうこうしているうちにGnomeが追い越してしまったように記憶している。

kubuntu 9.04を入れてみて久しぶりにKDEを触ってみたのだが、やはりGUIのデザインセンスなどはgnomeよりもしっくりくる。ただubuntuと違ってkubuntuの日本語Remixバージョンは出ないので、日本語対応は十分ではない。日本語の表示ぐらいはできるのだが、そのままではSCIMもないので、日本語の入力もできない。そこでJapanese Teamのパッケージを追加した。

DropBoxもインストールしようとしたが、どうもうまくNautilusが起動できない。じゃあ逆をやるか、ということで、まずubuntuをインストールしたのち、KDEをインストールした。

いろいろ調べたところ、DropBoxはパッケージでインストールするよりも、リポジトリを設定してコマンドでインストールしたほうがいいらしい。

apt-get install nautilus-dropbox

でインストールしたのち、いったんログアウト、ログインしたのち、コマンドで

dropbox start -i

とやってDropBoxの本体をインストール。そして

dropbox start

でようやく起動することができた。KDE環境では、イーモバイルの接続がkpppを使って簡単にできるので、便利である。今のところうまく移行できたようだ。しばらくこのまま使って様子を見ることにしよう。

DVDレコーダ修理ブームが来てる?

先日、娘用のDVDレコーダでDVDが焼けないというので見てみたら、DVDの再生もできなくなっていた。どうもDVDドライブが壊れているようである。

東芝RD-XS41は、それまでPanasonic製ドライブだったものを自社製ドライブに変えた時期にあたる。ネットで調べてみると、けっこうな量の載せ替え修理をしている人がいる。

情報が集まっているのは、2chやその派生Wikiは相変わらずだが、意外なことにカカクコムにも載せ替え情報が多い。たぶん機種別の掲示板がいつまでも残っていて、まさにピンポイントで話ができるからだろう。どうやらかつてパソコン自作でならした強者が、既製品修理というところに果敢に挑んでいるという流れになっているようだ。

ファームウェアを上げると、ドライブ交換もやりやすいということだが、これがむずかしい。まず本体をネットに繋いでアップデートを試みたが、ドライブが壊れていることがエラーになっているのか、アップデータへのアクセス段階で失敗する。

ファームをCD-Rに焼いてブートしようとしたが、そもそもDVDが読めないのにCD-Rが読めるはずもなく、全くの無反応。これは困った。

古いPCに付いていたドライブを付けてみたら、DVDは読めるのだが、書けない。またCD-Rは読めないので、これもブート失敗である。

どうしようかなぁ。古いファームでも動くドライブを探すか。CD-Rさえ読めればなぁ。

「出張」というハードル

日頃から全国を飛び回っている方には適わないが、最近僕も少し旅慣れてきた。いや単に観光の旅ではなく、仕事を抱えての旅である。

以前は出張するという機会がほとんどなかったので、今仕事している環境をなるべく現地で再現すべく、いろいろなモノを詰め込んでいた。キーボードとかマウス、はてはノートPC用のクーラーまで持っていったりしていた。実際には使わないかもしれないのだけど、ないと困るかもしれない、上手く書けないかもしれないと思うと、心配だったのである。

それが今はほとんど小物類は何にもない状況である。ノートPCは予備として2台持って行くが、トランクの中身は着替えを入れても半分ぐらいしかないので、以前よりも荷物が半分になったわけである。

なんでそんなにモノを持って行かなくなったかというと、数年前に移動中の車の中で、ノートPCだけで原稿を仕上げたのがきっかけだったような気がする。サンフランシスコからグラスバレーまで、10時間ぐらいの車移動だったのだ。

揺れるわ狭いわだったのだが、ノートPC一つあればどこでも仕事できるものだということがわかったと共に、環境が変わることを楽しむ余裕ができたということなのかもしれない。

明日からNAB取材でラスベガスに出張である。イベントの初日は遅いネットとの戦いなのだが、それも一つの恒例イベントである。まあ、行きゃあなんとかなるでしょ。

湯たんぽさんパねえっす

三寒四温とは良く言ったもので、春めいた日よりで桜も咲くかと思ったら、ここ数日は妙に冷え込んでいる。暖房を付けるほどでもないが、足下から伝わってくる冷気に身震いする。

そんなときにちょっとイイ感じなのが、湯たんぽである。たぶん湯たんぽの実物を見たことがある人は、もう少なくなっているかもしれない。昔僕が子供の頃に見たのは、金属製のカメのような格好のものだった。今でもちゃんと売っている。

最近ドラッグストアなどで売られている湯たんぽは、ジェル状のものがビニールに入ったタイプのもので、「ゆたぽん」という。電子レンジで数分暖めると、7時間ほど暖かさが持続する。

実は昨年これを買ったのだが、今年使ってみると、暖かさが3時間程度しか持続しない。1年も経つと、特性が落ちてしまうのかもしれない。

そこで今年は、お湯を入れるタイプの、本物の湯たんぽを買ってみた。金属製ではなく、ポリ容器のようなタイプである。

お湯といのは、シンプルだが大した保温力である。ヤカンで10分ほど湧かせば、7時間ほどは暖かい。これに足を乗せているだけで、全身あったかだ。寝るときはあらかじめ布団に入れておく。

ぬるくなったら、また水をヤカンに戻して沸騰させる。今度は冷たい水ではないので、10分もかからずに沸騰する。使わなくなったお湯は、お風呂に入れることで、無駄なく利用できる。

熱エネルギーをやりとりするのだという概念で考えれば、かなり効率のいい暖房器具である。熱湯を使うので、今の目線で見れば安全性には多少問題があるのかもしれない。だがこういうシンプルで高効率なものは、長く残るべき知恵の一つである。

JISキーボードという喜劇

鳴り物入りで登場の世界最薄ノートPC、DELL「Adamo」の日本向けモデルは、やっぱりJISキーボード仕様なんだそうである。

なんでこうも日本仕様にこだわるのか不思議なのだが、学校の先生から興味深い話を聞いた。今小学校では、文科省の学習指導要領に基づいて、パソコンを取り入れた授業が展開されている。だいたい中学年から、早いところでは低学年から、キーボードを使っての入力を授業の一環として行なうことになる。

ところが、「ローマ字」を学習するのは小学校高学年なので、子供たちには日本語キーボードを使ったかな入力を教えざるを得ないんだそうである。そんなわけで、キーボードをJISにしないと学校案件が通らないので、日本で売られるPCはJISキーボードにしてしまうらしい。

しかし、だ。早くからIT教育は立派なことであるが、この子たちが大人になる頃は、ネット社会も成熟して国境がなくなることだろう。国際社会の一員ともなれば、英語でメールやメッセージのやりとりを行なう機会も、今よりもっと多くなる。

そうなったとき、その子供たちは英文をタイプするために、もう一度キーボードの英語配列を覚え直すことになるのだろうか。欧米に留学するときに、日本からキーボードだけ持って行くのだろうか。なんかそれって、すげえ無駄なハードルを作っているだけのような気がするのだが。

元々ローマ字入力の人は、英語キーボードかJISキーボードかは、記号の位置が多少違うぐらいで、慣れればそれですんでしまう。しかしかな入力しかできない人は、英語キーボードでの入力は難しい。

何をもってバイリンガルとするのか。僕は英語環境でも普通にやっていけるやり方のほうが、メリットがあるんじゃないかと思うんだけど。下の子もたぶん、JISキーボードの洗礼を受けることになると思うが、小学校のうちにローマ字入力を覚えさせようと思っている。

Automatorすげえ

auto.jpg

昨日、PDFファイルの全ページをJPGに書き出す必要があって、いろいろツールを探したんだけど、どうも無料でしっくりくるものが見つからない。ファイル数、ページ数が結構あるので、自動化したいのだが。

一端風呂に入って作戦を練ったところ、そういえば以前Mac OSX付属のAutomatorをいじくったことがあったのを思い出した。2年ぐらい前だったか、そのときは確かファイルの連番処理をしようとしたのだが、OSごと落ちてしまったりして全然ダメだったので、それ以来触ってなかったのである。

改めて使ってみると、結構簡単に自動化することができた。このスクリプトは、書類の中から複数のPDFファイルを選択すると、ユーザーのtempフォルダ内に連番のJPEGに書き出すものである。参考までに画面を上げておく。そのままだと拡張子が.jpegになってWindows系では使いにくいので、最後に.jpgにリネームしている。

OS標準ユーティリティながらいろいろなバッチ処理できるので、Windowsでいちいちツールを探すより便利かもしれない。

縦方向を1行節約する

WindowsとMacOSでは操作の作法も含めて違いが多いのだが、たぶんWindowsからMacOXに乗り換えた人の多くが戸惑うのが、常時メニューバーが上に一つだけしか出ていないということだろう。

Windowsの場合は、各アプリケーションウィンドウの上部にそれぞれのメニューバーが出ているので、複数のアプリケーションを切り替えながらの作業はしやすい。MacOXの場合は、一端使いたいアプリケーションのウインドウをクリックしてアクティブにしてからじゃないとメニューバーが切り替わらないので、その辺を気がつかずに「印刷」とかすると、全然違うものがプリンタから出てきたりして慌てることになる。

また2モニターで作業する場合も、セカンドモニタに移動したアプリケーションでもメニューバーはメインウインドウにしか出ないので、移動距離が多くなるというデメリットがある。

しかしネットブックのような縦方向の解像度が低いウインドウの場合は、Mac方式のようにOSのメニューバーも含めて共通化した方が、スペースを有効に使えるはずだ。たぶんMacOSで基本になっているこの方式は、昔9インチとかの小さいスクリーンを有効に使う手段だったのだろう。

現在Ubuntuなどでも広く使われているGnomeのウインドウマネージャーの場合、上からOS用のメニューバー、続いて亜アプリケーションウインドウのタイトル行、アプリケーションのメニューバーと3段必要になる。Mac方式を取り入れると、OSとアプリケーション行が共通化できるので、1段分節約できるはずだ。

まあOS用のパネルをなくしてCairo Dockか何かに全部まとめてしまうというのもいいのだけど、なにか標準でそういうウインドウマネージャはないのかな。

本日発覚した失敗

小学館「DIME」今月号の特集で、僕と元麻布さん、古瀬絵理さんとの鼎談が掲載されている。

実はこの収録日はCESから帰った翌日でいろいろへろへろだったのである。今日見本誌が来たので改めて見てみると、古瀬絵理さんって元NHKスタッフで、独立したとき「スイカップ」って話題になった方なのだった。

いや鼎談してるときに全然気がつかなかったなー。なにせ対談者の名前を知ったのが前日とかで、全然下調べとかしてるヒマがなかったので、初めてお会いしてこんにちわーとか言いながらいきなり写真撮って鼎談収録になったのである。なんか23〜4歳の若手タレントさんかと思ってたよー。いや若い割にはしっかりしたお嬢さんだなーぐらいのことで。_| ̄|○

なんだーそれだったらもうちょっとジャーナリストっぽい話を振ればよかったなー。たぶんもうお会いする機会はないと思うけど、申し訳ないことをした。

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OSの完結度

Windows7をクリーンインストールしなおして、WEBアプリケーションを中心に使っている。IMEも標準ので頑張ってみようと思ったのだが、原稿の書き出しで「知財政策」を変換するだけで疲れてしまったので、ATOKさんに出動願うことに。

ほとんどの作業はネットにさえ繋がればできるのだが、送られてくる資料やなんかを開くのが案外大変だったりする。Wordの書類はGoogle Documentで開けるが、箇条書きの数字が変になったりするのが残念。MSのソフトなんだから、OSに専用ビューワーぐらい付けたらどうかと思う。おそらくほとんどの人は、Wordの書類を書く側の人ではなく、読む側の人なのだから。

あとPDFのリーダーぐらいは、OS標準でなんか開発してもいいんじゃないかと思ったなぁ。その点Mac OSは、標準のマルチフォーマットビューワーでPDFも読めるので、導入して最初に読むことになるドキュメントに困らない。そこはメリットがあると思う。

Linuxの場合も、ディストリビューターが気を利かせて最初からOpenOfficeとかAdobe Readerとかを組み込んでいる場合が多い。もちろん市販のPCを買えば、Windowsマシンでもそれらが組み込まれている場合も多いが、OSとしてクリーンで導入したケースで比較すると、Windowsというのは案外テキスト周りが自己完結していないよなぁと思う。

そのあたりが正式リリースでどのような方向になるのか、興味あるところだ。

EeePCとWindows7

EeePC 901にWindows 7を入れようとして挫折した件だが、その後無事SSDの交換にも成功し、しばらく使ってみた。

メモリーは1GBしか積んでいないが、7割ほど消費しながらも、まあまあの速度で動くことが確認できた。ただ、EeePC 901特有の問題で、画面のブラックアウト問題というのがある。Windows 7起動直後に画面がブラックアウトして、ログインできないという問題である。

解決策は2つあって、一端モニターを閉じてスタンバイに入ったあと、もう一度電源を入れると復帰するというもの。もう一つはBIOSを1101以前に戻すことである。

両方ともやってみたが、どういうわけか普通の使用中にもブラックアウトしてしまうようになってしまって、困った。こうなるともう強制終了して再起動するしかないので、ちょっとテストで使うにしても辛い。

もう一点の問題は、ウィルスバスター2009とものすごく相性が悪いということである。ファイヤウォールが動かないし、アンインストールにも失敗して身動きが取れなくなった。

もう一回クリーンインストールして、WEBツールを中心にどこまで行けるか、テストしてみよう。

EeePC 901xにWindows7βを入れようとしたら

入らなかった。8GBドライブのほうを選択したんだけど、実際には7.数GBしかないわけだ。今配布されているβは8GB必要ということで、ものすごく微妙な差で蹴られてしまった。Preβは入ったという話や、リカバリディスクを作って入れたという話は聞くが、やはりメインのストレージが4GBってのがそもそもいろいろ実験に使うには厳しいわけで。

ついバッファローの16GB SSDを発注してしまった。いや3,800円ぐらいだったのでいいかなと。カカクコムで調べたところイートレンドが最安だったのでポチッとしたのだが、支払いにEdyが使えるのは画期的である。実はこないだの渡米分のマイルを、ANA/Edyカードにて現金化したばかりだったのだ。

実用的かはともかくとして、次にUbuntuインストールするときも1ストレージで済むし、手頃な無茶ぶりマシンとして、まだまだ活躍してくれそうだ。

HDDで陰ながらツクモを応援する

民事再生手続きを申請することとなった九十九電機だが、店舗およびネット通販は営業を再開している。以前も応援のエントリーを書いたことがあるが、それだけでは、言うだけ書くだけのネット民と何ら変わりがない。

そこで思い立って、以前から増量したかったノートPC用2.5インチHDDを、ツクモ オンラインで購入することにした。320GBで7000千円強である。ネットではもう少し安いところもあったが、値段が問題ではない。しかし今キャンペーン期間中で送料無料だったで、結果的には一番安いことになった。ショップへの連絡欄には、再建を心より願っておりますと書いた。

在庫があったようで、注文した翌日にはもう届いた。

今回のキャンペーンは14日まで。それ以降は、5000円以上の買い物は送料・代引き手数料無料のキャンペーンが新たに始まるそうである。

注文して大丈夫かということは各自が判断することで、僕はなんの保証もしない。しかし口だけのがんばれではなく、何か貢献することはできたような気がする。後日ショップのほうも、覗いてみたいと思っている。

30年以上前からお騒がせ

テクノバーンの記事によれば、ドイツのバンド「スコーピオンズ」のジャケットを巡って、英国のWikipediaが揉めているそうである。問題のジャケットは76年発売の4枚目、「Virgin Killer」である。

実はこのアルバム発売当時の事を、筆者は記憶している。当時中学1年生で、Bay City Rollers旋風は未だ田舎町では吹き荒れ続け、Queen、Kiss、Aerosmithといったバンドが華やかに活動していた時期であった。スコーピオンズは、これらの産業ロックブームののちに台頭することになるH.Mバンドの一つで、ほぼ同時期にジューダス・プリーストやAC/DCらがデビューし、話題となっていた。アイアン・メイデンやメタリカのデビューは、それよりも少し後のことである。

「Virgin Killer」は、絵柄が冒涜的ということで、英国では別ジャケットで発売されたようである。しかし日本ではそのまま発売された。

当時はは「エロくて発売禁止」と聞いて、レコード店で一生懸命妄想を膨らましながら眺めていたものだが、所詮は子供の裸なので、何がエロいのかさっぱりわからなかった。中一のニキビ面の小僧にとっては、ガキの裸よりも大人の裸が見たかったわけである。

それ以降、結構スコーピオンズは目を付けられたようで、出るアルバムがことごとく難癖を付けられて、いろんな国でジャケット変更させられていた。5枚目の「Taken By Force」も、男が墓場で撃ち合いをしているジャケットが不謹慎だということで、これまたキリスト教圏の国で発禁を食らったのを覚えている。

その点日本が偉かったのは、すべてオリジナルジャケットで発売を続けたことだ。おそらく警察からいろいろ言われただろうが、ちゃんと文化・芸術を尊重する意識がレコード会社に強かったのだろう。その点を我々は、誇りに思っていい。オリジナルジャケットが見たい人は、スコーピオンズのオフィシャルサイトで確認できる。

70年代の名盤とされているので、おそらく現在CDでも再発されていると思われるが、ジャケットはオリジナルとメンバーの顔写真のものと、いろいろあるようだ。だが現役で70年代ロックを聴いてきたおっさんからすれば、「Virgin Killer」と言えばあのジャケットなので、30年以上たって今更アレはダメですと言われても、受け入れられるものではない。

日本ではそんなバカなことにならないように、誰かよろしく頼む。

Dual OSの時代

昨日のエントリに対して、栗原さんからテクニックをご紹介いただいた。

なるほどね。そういえばサンフランシスコの空港に、妙に日系のおばちゃんばかりがいる免税店があって、そこでいつも変な香水とか買わされそうになるのだけど、あそこで使ってみようかなw

ところで今日のお題だが、gOSがネットブック用のブラウザ統合型OS「Cloud」を発表するそうである。

詳細は実際に製品が発売されてからわかるだろうが、これがメインOSというものではなく、使いたいなと思ったときにぱっとディスプレイを開けるとすばやくこれが起動して、まあそこそこの用事が済ませられる、というものである。込み入った仕事の場合はメインOSを起動するという使い分けであろう。

実際このようなコンセプトはすでに実用化されており、メーカー製ノートPCなどでOSの起動を待たずにDVDが見られるとか、そういう用途で組み込み型Linuxが使われている。それをAV用途ではなく、ネット接続とブラウジングに特化したらこうなる、ということだろう。

実際にWindowsマシンのノートを休止状態から起動すると、20秒近くは待たされることになる。それぐらい待てよ、って話もあるわけだが、それが待てないからポメラのような需要があるわけだ。

もし多くのマシンにCloudのようなサブOSが乗ったら、あるいはあとからでもそのようなOSが追加できるのであれば、ほとんどの人はモバイル時の用事はそれでが事足りるのではないか。

たとえば我々のような物書きの場合、サブOSでイーモバイルが使えれば、アイデアメモなどはブラウザを使ってON書きできるわけだ。これならばあとでメインOSと同期する必要がない。

来年のPCのトレンドは、ライトなサブOSというのがポイントになるのではないかという気がする。

持ち歩く情報ツール

持ち歩く情報機器ということでは、過去いろいろ試行錯誤が続いている。

多くの人にとって携帯電話は、その位置に座っていることだろう。僕も昨年Softbankの「インターネットマシン」に機種変したのだが、確かに横表示は見やすいものの、PC向けニュースサイトへのアクセスは、ちょっといらいらする。速度的にはまあまあなところまで来たとは思うが、タブを開いていくとメモリー不足でままならなかったりするあたりは、PDA時代と同じ悩みが繰り返されている。

もう一つモバイルPCとしては、VAIO TZも持っている。ただこれは、とことんまで軽量化しようと思ってSバッテリにしたのが良くなかった。どんなに節約しても、外では2時間半ぐらいしか保たない。5年ぐらい前ならこれぐらい保てば十分だったのだが、今は外でネットにアクセスする機会が増えたこともあって、これぐらいでは足りなくなった。

実は昨日、追加でLバッテリを購入した。一応これでバッテリ持続時間は、EeePCと同等になったわけである。

パワフルなノートPCで画面も広く、軽量、バッテリも保つというのがもちろん理想だが、そこにかかるコストを考えると、どこでバランスを取るかという点は、モバイルユーザーの永遠の課題である。

UMPCは、モバイルマシンとして結構いいポジションにあると思う。イーモバイルとの組み合わせでは、速度的には納得できる。ただバッテリの保ちに関しては、納得できるのは6セルぐらいが標準搭載のものしか、満足できないだろう。まあ持ち歩くものというのは、とかく落としたりぶつけたりするものだから、あまり高いものは気が引ける。機器そのものの値段を考えると、おそらくケータイよりEeePCのほうが安い。

不満点ということでは、ちょっと縦方向の解像度が足りないと思う。縦600ピクセルというのは、ブラウザでサイトを見る場合、メニューやツールバー、タブ、ステータスバーなどを積み重ねていくと、中身が表示できる部分が少なすぎである。

実はバッテリを購入している隣のレジで、新たにUMPCと外付けDVDドライブを購入する初老の紳士がいらした。UMPCは、氏の期待する性能を発揮するのだろうか。

文科省がネットいじめ対策マニュアル作成

今日夕方5時のNTV「NNN Newsリアルタイム」でも小特集になっていたが、11月12日の報道発表によれば、文科省がネットいじめに特化した対策マニュアルを教員向けに作成、配布するようである。

青少年と携帯電話にまつわる問題はいろいろあり、様々な試みが行なわれているところであるが、「ネットいじめ」だけに絞った対策というのは、比較的珍しいかもしれない。ただ、現場の先生からの声を聴くと、すでに学校裏サイトは縮小化の傾向にあり、腰を上げるのが遅すぎたという気がする。

いろんなところが、いろんな取り組みをするというのはいいことではある。ただちょっと気になるのは、この手のネットと青少年にまつわる問題を統括的に対応しようとしている総務省とはまったく関係なく、いったい誰にどういう監修のもとに作られたのか。この問題に取り組んでいる多くのネット・通信事業者が全くあずかり知らぬところから、突然出てきたという印象が強い。

番組内では内容にも少し触れていたが、個人情報の削除請求の出し方とかが書いてあるようだ。だがネットの特性として、一次情報を消しても全く意味がない。そのあたりのいかんともしがたい「浅さ」がさすが文科省マターというべきか。

一方で政府の教育再生懇談会では、小学生に携帯電話を持たせないという提言を年内にまとめ、麻生総理大臣に提出するという。この中には、NTTに公衆電話を復活させろという提言もあるそうだが、マジか。

すべてをクリーンにとか、昔のほうが良かったとか、どうして子供のことになるとそんなあり得ない方向で話がまとまるのだろうか。というか今どきの子供の親は、ちゃんとこういう場に居る?

SDHCがえらいことになってる

カカクコムの情報によれば、SDHCの16GBが今もう3000円を切っている。

動画ストレージとしてはもう十分実用的だし、写真をRAWで撮る人ももう十分だろう。そうなると次の利用方法としては、PC用のメインストレージとして、もうこれでいいじゃん、ということになるのではないだろうか。特に低価格PCは、もうストレージなしでSDカードスロット2つあります、ぐらいのことで十分のような気がする。

今のところubuntuはSDカードからの起動はなかなか難しいようだが、リムーバブルストレージとしてではなく固定ストレージとして認識させるようなドライバがあれば、行けるのかもしれない。
SDHCカードを入れ替えて起動すればOSも入れ替わるようなことができたら、いろんなディストリビューションを楽しみたい人には面白いだろう。

というか、オレがそうやって遊びたいだけなんだけど。

ubuntu 8.10でイーモバイル接続

10月の末にubuntu 8.10がリリースされたので、さっそく僕もEeePC901に入れてみた。インストール自体はなんということもないが、ネットワーク周りが結構大きく変わっていたので、またあれこれと試行錯誤することになった。

無線LANが使えないというのはもはやお約束なので、Array.orgが出しているカーネルに置き換えた。無線LANはこれで繋がるようになったのだが、イーモバイルでのモデム接続がなかなかできなかった。

ベータ版では成功したという報告があるものの、正式リリース版ではその手順通りではエラーしてしまう。いろいろ試したところ、KPPPを使うと上手くいくことがわかった。おそらくもっと詳しい人が解説してくれた方がわかりやすいと思うが、まずは困っている人のためにヒントになればと思い、エントリーを上げておく。なお使用端末はD02HWである。

KPPPは、KDE系のダイアルアップツールである。ubuntuでは一応正式サポートされているようなので、[システム管理]-[Synapticパッケージマネージャ]を使ってKPPPを検索、インストールする。cap001.jpg

起動は[アプリケーション]-[インターネット]-[KPPP]から行なう。ここでPPPDのパーミッションもしくはSUIDのエラーが出るかもしれない。僕の場合はここで躓いたのだが、この場合は

sudo chmod u+s /usr/sbin/pppd

でパーミッションの設定を行なう。エラーが出なかった人はそのまま普通にKPPPが起動するはずである。

KPPPが起動すると、左のような画面になる。このキャプチャにはすでに設定が入っているが、起動直後は各項目がグレーアウトして何も入っていない。

Screenshot-Edit%20Account%3A%20%20%20em%20-%20KPPP.jpg1.「Configure」をクリックして、順に設定していく。まず「Accounts」タブのところで「New」をクリック、接続情報を入力する。「Connection Name」は適当に、「Phone number」に「*99***1#」と入力。それ以外は特に設定の必要はなく、デフォルトのままである。「OK」をクリックして設定画面を閉じる。


Screenshot-Edit%20Modem%3A%20em%20-%20KPPP.jpg2.続いて「Modems」タブへ移動する。ここも「New」で新しい設定を作る。「Modem name」は適当に、「Modem device」はプルダウンから「/dev/ttyUSB0」を選択。 「/dev/usn/ttyUSB0」という選択もあるが、こちらではないので間違えないように。「Connection speed」は最高速度に設定。あとはデフォルトのままでOK。

3.設定はほぼこれで完了である。メイン画面の「Connect to」で設定したConnection Nameを選択。Ligin IDは「em」、Passwordも「em」を入力。「Show log window」のチェックはお好みで。

あとは「Connect」をクリックすれば繋がるはずだ。本筋ではシステムの「Network Configuration」で一括管理するのが望ましいと思われるが、その方法論が確立するまでの繋ぎとしては、有効だろう。


がんばれ九十九電機

秋葉原に複数の店舗を構える九十九電機が、民事再生手続きの申し立てを行なったようである。店舗はまだ通常通り営業を続けているとのことだが、今の景気状況とPCのありようを見れば、自力での再建はなかなか難しいだろう。

九十九電機といえば、大型店の中でもパーツ販売は小さなショップと同水準の価格を維持しており、買い物には便利だった。ケース専門店など、これまでパーツ屋として一緒くたに扱っていたものをセグメント分けしたというのは、新しい試みだった。

また各種専門店も見所があった。映像のプロ用ショップで安定した人気を誇っていたし、ロボット専門店を出店したときは「まだ早いだろう」とは思ったものの、アンテナとしては正しい方向であった。

目端が利くのが売りだった九十九電機も、現在のアニオタ文化への転身は難しかったようだ。やはりPC/エレクトロニクス分野とオタク/同人分野は相容れないものなのだろうか。楽しむ側の人間には境目はなくても、商売をする側には境目があるのかもしれない。

以前、末広町に移転した若松通商に行ってみたが、昔ほどの混雑ぶりはないものの、需要は確実にある部分で手堅く商売している印象を持った。得意分野のある店は、メインストリームを新しい分野に譲って、秋葉原のある一定レイヤーに収まっていくという構造なのかもしれない。

九十九電機も、店舗を整理するなどしてコンパクト化することになるだろう。しかしどこかで我々PC世代のよりどころとして、営業を続けて欲しいと思う。

テキスト入力にかけるコスト

11月に発売されるキングジムの「ポメラ」が注目を集めているようである。

出来るのはテキスト入力だけ、乾電池駆動、ネット接続機能なし。 考えうる限り必要最小限の機能に絞り込んだあたり、さすがに事務器メーカーの製品である。小型ながらフルサイズのキーボードを搭載し、ATOKを積んだたところがミソであろう。

効率的なメモ書きを目的としているそうだが、ターゲットはもちろん、ケータイの文字入力に馴染めないPCユーザーである。なぜならばそもそもメモ書き程度なら、ケータイで十分という層は相当にあるだろうからである。

価格的な事を言えば、3万円弱という値段に躊躇する人も相当あるだろう。あと2万円出せば、フル機能を積んだミニノートPCが買える。テキストを書くだけで拡張性もなしという単機能に、どれだけコストがかけられるかというのが、一種の踏み絵となっている。

おそらく物凄く限られた層にしか受け入れられないと思うが、事務器というのはもともとそういうものである。この価格設定も、量産効果がなくてギリギリという線であろう。

ただ、書くのが商売である我々モノカキの評価は、あまり当てにはならない。なにせ2万円以上の「キーボード」を買っても、元が取れる商売なのである。普通のビジネスマンが、モバイルノートじゃなくてこれだ、という使用シーンを描けてこそ、本当の評価が始まるモノだろう。

B-CASカード、戻る

ソニー全社をあげて(この辺脚色してます)探していただいたB-CASカードが、本日無事返送されて参りましたー。いえー。

で、さっそくテレビに突っ込んでみたところ、問題なく映りましたー。ええー?

個人的には、映らなくなっているというのが本来の意味からすると正解のような気がしていたのだけど、どうもただの紛失の場合は、カードの再発行はされても元カード情報はそのままスルーのようである。

いやしかしこれ、実際にカードを個別にリモートで停止できるシステムになっているのだろうか、という疑問も湧く。もし停止できるとしたら、BSの放送波にカード個別の停止信号を乗せるしかない。ネットを使うという手もないこともないが、中にはモデム接続だったり、あるいはそもそもネットワークに接続していないテレビもあるだろうから、それは無理だろう。

ただの紛失にはいちいち対応しないということは考えられるが、もし盗難など緊急性の高い場合は、果たして対応できるのだろうか。いや仮にできたとしても、そういう個別対応を公共の電波に乗せて日本全国に放送するというというのは、放送倫理的に結構大胆な話だと思うが、どうなんだろうか。

PC用キーボードをMacで

最近原稿を書くのに、WindowsよりもMacの方を使っている。理由は以前も書いたかもしれないが、スクリーンフォントが見やすいので、目が疲れないのである。

それはそれでいいのだが、Macで使えるいいキーボードが少ないというのが難点であった。以前売っていた純正の白いメンブレンのやつも買ったが、どうもキーの戻りの力が弱いようで、長時間タイプすると指にしびれるような疲労感が残った。最近新しくなった平たいキーボードは購入していないのは、ライター仲間の間ではあまり評判がよろしくないので躊躇しているからである。

以前ITmediaの記事にもしたことがあるが、うちにはMacの古いキーボードが2つあって、このタッチが気に入ってはいる。だが時には東プレのも使いたいし、なんとかキーボードが供用できるようにならんものかと思っていた。

そんな折知ったのが、PC Keyboard Hackというソフトウェア。PCのキーボードをMacに繋ぐと、文字は打てるのだが、Ctrlなどのキーアサインが合わないので、ショートカットを使うときが不便だ。そのアサインを修正してくれるソフトである。

Macの利点はもう一つあって、英語キーボードと日本語キーボードのつなぎ替えも、再起動しなくていい。つまり気まぐれにあれこれキーボードをつなぎ替えるには便利な環境なのだが、キーボード自体に選択肢がない、というのが問題だったわけだ。

今この文章は、MacBookProに外部モニタを繋ぎ、東プレの業務用キーボード、「キャパシティブ・コンパクトキーボード」で入力している。LEDが点かないという問題はあるが、とりあえず字を書くぶんには問題なく動いている。

長らく「無理」と言われていたことが少しずつ可能になるというのは、誰かが気にしてこっそり頑張ってくれているということなのだろう。こういう世界が、好きだなぁ。

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Linuxに必要なのは見た目か

最近注目しているサイト「ライフハッカー」に、「Linuxに今必要なのは美しい見栄えなのか?」というエントリーが上がっていて、昨日もUbuntuの話を書いたばかりだし、ちょっと考えさせられた。

筆者がLinuxをいじっていたのは98年前後だから、かれこれ10年ぶりに再びLinuxの門を叩いたことになる。当時はTurboLinuxが一世を風靡していて、多くの出版社が便乗書籍を出していたものだ。かく言う僕も、生まれて初めて単独で書いた本というのが、「使える! 遊べる! TurboLinux」という本だった。

思えばこれも色々繋がっていて、このときDTPしてくれた友人が、今度MIAUの教科書のDTPを引き受けてくれることになっている。まあこれは余談。

Ubuntuというディストリビューションは、ある資産家が大量に資本投下して、サポート体制を整えている。元々はDebian系だそうだ。いや、詳しくはまだあんまり調べてないのだけど。

昔のコミュニティに比べれば、Ubuntuの初心者サポートというのは、良くやっていると思う。常に初心者は製造され続けているのだから、これをサポートしなければ広がるものも広がらない。10年前のディストリビューションにもそういうことを言う人も居たが、実際には「manって知ってますか?」みたいな答えしか返ってこなかったものである。

さて、LinuxにMacOSのような見栄えが必要かと言えば、うーんまあ今ぐらい頑張ってればいんじゃない? と思う。実際に使うのはアプリケーションだったりオンライン上のサービスだったりするわけだから、デスクトップやファイルのアイコンなどは、既存OSのいいとこ取りをして使い勝手が良ければ、それで十分だろう。

それよりも、ちょっと使い勝手を変えたり、ツールを入れたりするときに、やっぱり10年経ってもsudoしてコマンド打ち込んだり、エディタで設定ファイル開いて書き直すみたいなことになっている。多くの人を取り込もうと思うのならば、この辺をGUIで何とかした方がいい。

GUIによる設定変更、つまりWindowsのコントロールパネルで設定できるような方法は、とりあえず何かしたかったら、そこからそれらしいものを探せばいいし、設定もウインドウの説明をよく読んで試してみれば、とりあえずなんとかなる。そのあたりの「探していけばなんとかなる」ところが大事なんじゃないかな。

一方コマンドも優れている面もあって、ちょっと便利なコマンドを知ってれば全部自動でやってくれたりもするし、教えたりする場合も「とりあえずこれ打ち込んでみろ」と教えられる点で、サポートは便利だ。なくすには惜しいのだけど、自力で解決が難しい点で、この方法は敷居が高いのだと思う。

OSの動き全体をコーディネートする人がいて、その人のポリシーを実現しようとするような集団が後ろについているような状態、つまり会社内の命令系統のような形でチームが固定化されないと、なかなかすべてをGUIでデザインするのは難しい。

そのあたりが、多くの推進力を有志のプログラマ集団に依存しているGNU/Linuxというものが構造的に抱え続けている問題だと思う。

EeePCとUbuntu

EeePC901を買って、Ubuntuを入れて試験的に使ってみている。元々はWindowsXPが入っていたのだが、まあ使い慣れてはいるものの、あまりおもしろみがなかったので、最近話題のUbuntuはどんなんだろうと思ったわけだ。

7月頭ぐらいまでは、一応OSとしては入るものの、LAN環境が全然ダメだった。特に無線LANがドライバ周りが難しくて、なかなか繋がらなかった。しかし「ライブCDの部屋」の管理人さんらが頑張ってくれて、EeePC901向けのディストリビューションができた。今から挑む人は、単にインストールするだけで無線LANまで使えるはずである。

バッテリの省電力機能がWindowsほどは上手くないので、動作時間はやや短くなるが、まめにアップデートするOSはなかなか面白い。E-Mobileの接続がそのままでは上手くいかなかったのだが、Gnome-PPPで繋ぐことができた。

メモリは1GBだが、ネットとテキストをいじるぐらいなら、十分使えている。動画ファイルもまあまあ見られるようだ。朝起きて一通りネットをチェックしたり、録画したテレビ番組を消化したり、メモ取りの多い取材に持っていったりと、色々使える。特にメモは、単にテキストだけでなく、時にはマインドマップの方がいいときもあるし、そういう柔軟さはケータイにはない点だ。

最近はLinux用のATOKもあるようだし、本格的なテキスト入力にも耐えるだろう。ただ、そこまでコストをかけるかどうかは、判断が分かれるところである。

必要以上のスキル

Open OfficeやStar Suiteなど、Microsoft Office互換のソフトウェア群は無料あるいは廉価で手に入るようになった。しかしそれで爆発的にユーザーが増えたかと言えば、案外そうでもないように思う。

これはたぶん、自分だけで完結するわけにいかないからではないだろうか。最終出力がプリントアウトというなら、それでいいだろうが、今は大抵メール添付などで文章をやりとりする。そんなときに、相手側が開けないとか読めないとか言ってくるのが、めんどくさいのである。

先日はすごい経験をした。あるところから依頼を受けて原稿を寄稿したのだが、メール添付したプレーンテキストが読めないと言ってきた人がいた。

僕は最近、Macで原稿を書いている。スクリーンフォントが見やすいので、作業が楽なのだ。しかしこちらとしては、そんなに変なものを送ったつもりはない。ShiftJISでWindows改行コードのテキストである。読めないとはいっても、所詮はプレーンテキストなんだから、それなりのエディタを使うなりして漢字コードや改行コードを変換してやれば済む話だと思うのだが、そういうスキルがないらしいのだ。

いちいちそんなことを指南するのもめんどくさいので、Windowsマシンから送り直した。標準以外のものに対する退勢のなさは、加速度的に進んできている。そんな中、Open OfficeやStar Suiteを使うのは、必要以上にめんどくさいことに巻き込まれることを覚悟しなければならない。

そのうちPDFにしないと読んでもらえないようなことにならないよう、願うばかりである。

HDDは恋よりも重要?

シマンテックの調査によれば、PCのクラッシュは失恋のショックよりも大きいそうである。いや価値観て人それぞれやなー、と髭男爵ならつっこむところであるが、なかなか趣深いアンケートだ。

「PCがクラッシュして使用不能になる」と「PCに保存してあったファイルをすべて損失」はあんまり変わらないように思うのだが、前者はCPUやマザボが焦げたりして使い物にならなくなることを指しているのだろうか。でもクラッシュと言えば普通HDDを指すように思うが。後者は間違って消してしまったとかそういうことだろうか。しかし「すべて」というからには、やはりなんらかの物理破損を指しているような気がするし、その辺はなかなか表現が難しい。

さらにアンケートの対象が、そもそもどれぐらい普通に恋愛している人なのかというのも考えどころだ。失恋して死のうと思った人は過去沢山いたわけだが、自殺の原因がHDDのクラッシュというのは例があるのだろうか。

失恋というからには告白して断わられたり、付き合っていて別れたという状況だろうが、どちらにも至らないままだったら失恋は成立しないわけで。二次元には失恋しないだろうし。これ以上突っ込むと泣く人も出てきそうなので辞めておく。

もう少し若い層になると、ケータイ逆折りと失恋とどっちが悲しいかが問題となるのかもしれない。たぶんケータイのデータは意識してバックアップしている人はほとんどいないと思うので、ダメージは相当デカいように思うなぁ。