2009年06月12日 21時24分
今の経済じゃない経済の話
人間40を過ぎると、だんだん一つの専門家ではなくなっていって、いろんなことに手を出したりするようになる。会社を立ち上げる、転職する、趣味を始めるなど、そういう転機もまた40を過ぎたあたりで考え始めるわけである。
さらに世の中には器用な人がいて、全然別のことをやらせてもそれなりに上手くやってのけてしまうタイプの人もいる。
斉藤賢爾先生は、以前慶應義塾大学 DMC時代にMIAUのシンポジウムに出ていただいたことがある。ネットワーク技術者・研究者という立場でダウンロード違法化の問題点について語っていただいたが、今回「不思議の国のNEO」という本を出版された。
ネットワークの仕組みをわかりやすく物語りとして解説しながらも、それがグルッと回って金本位主義の今の経済じゃない経済も可能なんじゃね? というシミュレーションになっている。一見子供向けに書かれているような体裁をしているが、実は大人が読む本である。
斉藤先生はこういうことを考えていたのかー、と思うと同時に、小学校5年生ぐらいでこの本に出会う子供は、将来資本主義社会を変えてしまうかもしれないなー、などと夢想する。
おもしろい。
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