コデラノブログ 3

2008年12月 の記事

潰れる会社の空気

年末にふさわしい話題なのかどうかわからないが、夜逃げや倒産の話題がぽつぽつと聞こえてきている。僕もフリーランスになって10余年、ものすごくたくさんの会社と付き合ってきたわけだが、過去つきあいのあった会社の倒産を目の当たりにしたことは何度もある。何せバブル後の大不況をフリーランスで経験したのだから。

こういうことを繰り返していると、なんとなく倒産する会社の雰囲気というのがわかるようになる。会社側がいくら外部に隠そうとしても、わかってしまうのだ。

やばい会社というのは、まずいつも行く雰囲気に比べて、なんとなく上の空というか、浮ついた感じが出てくる。次に、普段見たことのない背広を着た若手が、現場をうろうろし始める。彼らは銀行から出向してきた人間で、業務のてこ入れというよりも、事業として芽がなさそうかをチェックしに来ている。

社員に比べてフリーランスは時たましか行かないので、そのあたりの雰囲気を敏感に察知して、早めに手を引く必要がある。倒産するときは、予告もなく一気に来るものである。

年の瀬になると思い出すのは、あるマンション編集室の倒産だ。12月25日の支払日にギャラが振り込まれず、いくら電話しても貸事務所のおばちゃんが「社長は外出中なので折り返し連絡します」という具合にらちがあかない。27日ぐらいに編集室に行ったら、社員編集マンにも給料が支払われず、社長はどこにいったのかわからないという。

これはやばいと思い、そこから会社宛に電話。電話はすべて貸事務所に転送されているので、相変わらず貸事務所のおばちゃんが同じことを繰り返す。

「何言ってるんですか、オレはその会社で働いてる者です。社長が金持って逃げた。このまま連絡取れないと、あんたたちも取りっぱぐれますよ!」

というと、さすがに貸事務所のおばちゃんもやばいと思ったのか、速攻で社長の携帯に繋いでくれた。こうして年の暮れにようやく社長をとっ捕まえて、振り込みさせたのを今もよく覚えている。今考えればずいぶん無茶だったが、まあビデオ業界というのは、社長が夜逃げ同然に逃げるのはよくある話だったのである。

出版社が潰れたのも、2件遭遇した。そこも直接乗り込んで、その場で社長から現金でギャラを払ってもらった。

これから初めてそういう修羅場を迎える人は不安だと思うが、あきらめないで考え得る方法を全部やったほうがいい。派遣も社員もアルバイトも、もらえるべきものがもらえないというのは、経営者の責任なのである。

会社を思いやって、自分が我慢すれば、と思う人もあるかもしれない。でもその我慢は、結果的に誰もありがたいとも思わない。会社が倒産するというのは、そういうことなのである。

ウェットなアメリカ

ITmediaに載っていたウォールストリートジャーナル発の記事が、なかなか興味深かった。

「絶交ってこと?」——SNSで友達削除の難しさ

米国でSNSの友達削除が問題になっているというが、それが今ごろ記事になる点がいかにもである。友達が何百人いるというのがある種のステータスになるというのは、人間関係のポジティブ面だけ見ればそうだろう。

しかし、友達削除がいずれナーバスな問題に発展するだろうということは、日本ではSNSなるものが輸入された時点からすでに多くの人が想像していたことだ。狭い環境での限られた人間関係のリスクというものは、日本で暮らすうちに自然に身につくものである。

メリットとデメリットを天秤にかけて、メリットが大きければ突っ込んでいくという能力は、現状打破に必要とされる。一方メリットとデメリットがあることを認識して、デメリットを極力回避しようとする能力は、現状維持に必要である。

僕もMixiやFacebookにアカウントがあるが、疎遠になった人をわざわざ削除したりしない。その代わりに、僕自身はほとんど日記などを書き込まなくなっている。ただ、気の利いたことを書く友人の日記を読むのは楽しいし、そこにコメントを残すというのは日常的におこなっている。どちらかといえば、こちらの気の向いたときにちょっかいを出すツールとして、折り合いを付けている。

デメリットがあるのに気づかなかったり、知っていても見えないフリをして無視する楽天性は、のちに行き詰まったときがキツい。この問題をメンタルな成長の糧とするのであれば、今後米国発のコミュニティサービスは、変化していくかもしれない。

Windows Liveは一体何がしたいのか

Microsoftのオンラインサービスとしてはほぼ唯一と言っていい使えるサービスであった「Folder Share」が、「Windows Live Sync」としてリニューアルした。これまでバラバラのストレージサービスを一緒に集めて、全体で容量が増えたのはいいんだけど、Mac用のクライアントソフトがいつまでたっても出てこない。

僕の使い方としては、Vista機にいろんなストレージを接続して写真や動画を吸い上げ、それをFolder ShareでMacと同期するという使い方をしていた。これでデータはVista、オンライン、Macと3カ所にバックアップされたことになる。ある程度期間が経過したものは、NASに移動、という感じだった。それができなくなったのは痛い。

いや言われるまでもなく、DropBoxは便利に使ってますよ。あたしゃ有料会員ですよ。これはこれで、仕事用の原稿や写真、請求書などのデータを全マシンで同期している。SDDのノートPCは容量が少ないので、仕事で必要かつ頻繁に更新するものだけに限定しているのだ。ノートPCにまで同期する必要のないものを、Floder Shareで同期していたのである。

そしてその一体化したWindows Liveだが、以前からオンラインストレージのSkyDriveも利用していた。しかしWindows Live Syncとは、一体化したように見えて中身は共通ではない。なんかこう、アップロードの仕方が違うだけで所詮はオンラインストレージなので、SkyDrive側からもWindows Live Syncのフォルダが見られればいいのに。

あと「知り合い」(英語名 People)機能に飛ぶと、それ以降メニューが英語になっちゃうんですけど、なんとかならないですかね、こういうの。それから「Windows Live スペース」ってなに? これはFlickrみたいなことをさせたいのだろうか。

なんかそれぞれが、どういう目的のものなのかよくわからないというか、棲み分けできないままに一緒くたになっていて、全体でなにがどうなってんのかさっぱり理解できない。

オレが歳とったんかなぁ。

メールのココロ

友人でもある林信行氏がメールで嘆いてる。愛が欲しいって嘆いてるぜ!(違います)

林さんはすごくイイヒトなので、メールの返信もたぶんすごく個別に丁寧なのだろう。かく言うオレはワルイヒトなので、メールの返事は大変素っ気ない。おそらく多くの人が面食らっているのは容易に想像できるが、僕にとってメールとは、内線電話のようなものとなっている。

内線電話とは、おなじ受話器を通して話をするものではあっても、時候の挨拶とかは入れず、名前を名乗って用件を伝えるのみである。切るときに素っ気なくても、特に問題になることはない。言い忘れたことがあったら、もう一回笑いながらかけ直すのみである。

このあたりの、もう細かい気持ちの問題はもはや共有していて、フレンドリーな雰囲気で素早く用件こなしていきましょう的雰囲気を文字で出せるかが、ポイントになるのであろう。それにはある程度いつもの挨拶っぽい個性的な書き出しや終わりの定型文があるというのは、強みになると思う。

今僕はいろんなOSで仕事をするので、メーラーは共通のThunderbirdを使っている。おおむね不満はないのだが、Becky!にあって良かったなと思う機能は、メールをすぐに送信しない機能である。送信ボタンを押すといったん送信待ちのフォルダに入り、次のメールを読み込むタイミングで送信される。

そうしておくことで、何か言葉が足りなかったと思ったたら、フォルダから掘り起こして追記できた。この機能は、いったん自分のタスクとしては終了したんだけど、ちょっとココロにひっかかるものがあった場合になんとかできる、という点で、大変優れた機能であった。まさに気を遣う人向けの機能であろう。

Thunderbirdにはそういうアドオンはないのだろうか。ちょっと探してみようか。

YouTubeという「技術」は上手く使えないのか

ロイター発のニュースなど複数のソースによれば、ワーナー・ミュージックとYouTubeとの交渉が決裂、数十万件の公式ビデオクリップを引き上げることになったそうである。どうも収益配分の金額が破格に低すぎたようだ。

元々YouTubeの収益性の低さは、Googleの中でも問題になっていたと聴いたことがある。そもそもただで盗みみられるよりはちっとはまし程度に収益があればいいという話ではなく、ちゃんとアーティストまで配分が測定できないぐらいまでに安い金額しか出てこなかったということだろう。権利者にとっては、元々積極的というよりは消極的理由で容認してきたYouTubeであるから、これを期に他のレコード会社の追従もあるかもしれない。

技術に罪があるわけではないが、P2PやYouTubeは、ビジネスとしてはなかなか上手く使えない技術のようだ。というより、広告による収益モデルとの組み合わせとして、その利用され具合とのバランスが取れなくなっているということだろう。

広告収益モデルは、それが発明された当初はなかなかいいアイデアだったが、それも実はどこかで使い方を間違えたのかもしれない。

徹夜がデフォは変えられるか

以前ITmediaのコラムだったと思うが、昔のポストプロダクション時代の話を書いたことがある。そのとき、出勤するたびに徹夜で睡眠は二日に一度だったと書いたら、はてなブックマークで「まあそれは大げさにしても~」と軽くいなされて、驚いたことがある。

今の人は、ちゃんとした会社業務を徹夜で行なうような職種があるということが、信じられないようだ。それはそれで、まあ平和なことである。

モノを作る、特に既製品ではなく、世の中に一つしかないことを求められる超カスタムメイドの「番組」を作るという仕事は、「デフォルトが徹夜」である。アイデアを形にするのに、ものすごく時間がかかるものなのだ。しかし制作に当てられる日数は、限られている。

放送日から逆算すれば、おのずと制作にかけられる日数が割り出される。押せばその後に控えている作業の誰かが死ぬだけで、オンエアー日は変えられない。

今はもの書きの現場に身を置いているが、「締め切り」という感性がテレビ業界とは全然違うことにいつも驚く。文章の場合は、最悪誰かが一定の面積を埋めることができるのかもしれない。しかし放送では、同じ穴を埋めるに足ものを作っておく余裕などない。テレビにおける締め切りとは、文字通りデッドラインなのである。

たぶんこういう仕事だから、テレビの現場仕事は他人からはうらやましいとも思われないし、若い人のなり手もない。多くのポストプロダクションでは、新人は毎年入るが、そのほとんどが1年足らずで辞めて行ってしまうのだという。

僕が新人の頃は、オンラインの編集マンが現役でやれるのは35歳ぐらいまでと言われていた。それ以上年をとると体力的について行けず、課長などになってスケジュール管理などの事務方に回るのが普通であった。

だが、今でも僕と同年の人間が、未だに現場をやっている。昔はディレクターより編集マンの方が若いのが普通であったが、今はそれが逆転している。番組制作を実際に回していくスタッフはいつまでも若い人に変わることができず、業界全体が老朽化している。

放送局の広告収入下落が本格的な問題となっており、すでに現場では制作費一律カットの通達を受けている。そのしわ寄せは、実際に制作を回すスタッフの人件費削減で埋め合わせされる。

歳をとっても給料が上がらないのでは、家族を持つことも、養うことも難しい。現場が好きだから、では続けられなくなっていくというのは、筆者らが若いときに横目で見ていた、かつての映画のスタッフの姿と同じだ。

デジタルコンテンツ流通の政策議論の中で僕に課せられたミッションは、現場をいかに生き返らせるかということになる。これまではそもそも、それらの現場が政治の場に乗ることすらなかった。タレコミで労働監査が入るほど、キツい仕事だったのである。

それを変えるには、破壊的な構造改革が必要になる。それが果たして、できるのだろうか。

焼酎のお湯割り

九州の家庭に育つと、夜は大抵オヤジが焼酎のお湯割りを飲む匂いと付き合うことになる。子供の頃は、なんであんなくさいものをわざわざさらに匂いが飛ぶようにして飲むのか、まったく理解できなかったのだが、最近は僕自身がこのようなオヤジ化しているわけである。

お湯割りで飲むメリットとしては、飲んでる割にはあんまり酔わないということがある。25度ぐらいのアルコールを半分ぐらいに割るわけだから、だいたい12〜3度ぐらい。ワインよりちょっと弱いぐらいだろうか。

しかし匂いは強烈にするわけだから、ものすごく沢山飲んでるような気になる。たぶんそのあたりの効率の良さが、働くオヤジにとっては楽なのだ。

また寒い夜には、体が温まるという効果が大きい。世の中にはホットで飲んでうまい酒というのは、それほど多くない。そんなものの一つが身近にあって、ラッキーである。

HDDで陰ながらツクモを応援する

民事再生手続きを申請することとなった九十九電機だが、店舗およびネット通販は営業を再開している。以前も応援のエントリーを書いたことがあるが、それだけでは、言うだけ書くだけのネット民と何ら変わりがない。

そこで思い立って、以前から増量したかったノートPC用2.5インチHDDを、ツクモ オンラインで購入することにした。320GBで7000千円強である。ネットではもう少し安いところもあったが、値段が問題ではない。しかし今キャンペーン期間中で送料無料だったで、結果的には一番安いことになった。ショップへの連絡欄には、再建を心より願っておりますと書いた。

在庫があったようで、注文した翌日にはもう届いた。

今回のキャンペーンは14日まで。それ以降は、5000円以上の買い物は送料・代引き手数料無料のキャンペーンが新たに始まるそうである。

注文して大丈夫かということは各自が判断することで、僕はなんの保証もしない。しかし口だけのがんばれではなく、何か貢献することはできたような気がする。後日ショップのほうも、覗いてみたいと思っている。

非モテの祭典? my-music style Vol.6

オーディオ業界に3日で絶望した男でお馴染みのイベント、「my-music style」の第6回目がいよいよ間近に迫ってきた。

今回はクリスマス・イブイブとなる12月23日のみという、チャレンジングな日程だ。天皇誕生日ということで、祭日である。これはもうどうせイブの準備など必要のない、非モテの非モテによる非モテのための祭典と言っても過言ではない。むしろ前日から待ってろってか、どうせヒマなら搬入手伝えぐらいの魂のシャウトを感じさせる日程とも言えるだろう。

いやいやそんなこと言うと女性がどん引きする可能性があるな。場所は原宿「EX'REALM&Ex'cafe」となっている。たぶん場所的にオシャレなところっぽいので、勝ち組の人はイブの買い物にかこつけたデートコースとして、いい感じのオーディオ聴きに行くのもいいだろう。非モテはそれを見ても、その辺のスピーカーケーブルで首を吊ってはならない。

どんなイベントだよ。

いや、結構イイ感じのイベントですよ。ちょっと「いい音」に興味のある人は、iPodやCD持参で参加してみて欲しい。入場無料、事前登録不要。

30年以上前からお騒がせ

テクノバーンの記事によれば、ドイツのバンド「スコーピオンズ」のジャケットを巡って、英国のWikipediaが揉めているそうである。問題のジャケットは76年発売の4枚目、「Virgin Killer」である。

実はこのアルバム発売当時の事を、筆者は記憶している。当時中学1年生で、Bay City Rollers旋風は未だ田舎町では吹き荒れ続け、Queen、Kiss、Aerosmithといったバンドが華やかに活動していた時期であった。スコーピオンズは、これらの産業ロックブームののちに台頭することになるH.Mバンドの一つで、ほぼ同時期にジューダス・プリーストやAC/DCらがデビューし、話題となっていた。アイアン・メイデンやメタリカのデビューは、それよりも少し後のことである。

「Virgin Killer」は、絵柄が冒涜的ということで、英国では別ジャケットで発売されたようである。しかし日本ではそのまま発売された。

当時はは「エロくて発売禁止」と聞いて、レコード店で一生懸命妄想を膨らましながら眺めていたものだが、所詮は子供の裸なので、何がエロいのかさっぱりわからなかった。中一のニキビ面の小僧にとっては、ガキの裸よりも大人の裸が見たかったわけである。

それ以降、結構スコーピオンズは目を付けられたようで、出るアルバムがことごとく難癖を付けられて、いろんな国でジャケット変更させられていた。5枚目の「Taken By Force」も、男が墓場で撃ち合いをしているジャケットが不謹慎だということで、これまたキリスト教圏の国で発禁を食らったのを覚えている。

その点日本が偉かったのは、すべてオリジナルジャケットで発売を続けたことだ。おそらく警察からいろいろ言われただろうが、ちゃんと文化・芸術を尊重する意識がレコード会社に強かったのだろう。その点を我々は、誇りに思っていい。オリジナルジャケットが見たい人は、スコーピオンズのオフィシャルサイトで確認できる。

70年代の名盤とされているので、おそらく現在CDでも再発されていると思われるが、ジャケットはオリジナルとメンバーの顔写真のものと、いろいろあるようだ。だが現役で70年代ロックを聴いてきたおっさんからすれば、「Virgin Killer」と言えばあのジャケットなので、30年以上たって今更アレはダメですと言われても、受け入れられるものではない。

日本ではそんなバカなことにならないように、誰かよろしく頼む。

存在そのものを隔離した例

今日も今日とて大麻汚染に関するニュースが報道されているが、以前の議論でちょっと気になることを思い出したので、書いてみる。

大学生だったか自宅警備員だったか忘れたが、自宅すなわち親元で大麻を栽培していて逮捕された例があったと思う。そのときに、親がなぜ気づかない、という指摘がなされたのには、違和感を感じた。

というのも、ほとんどの日本人は、大麻草が自生している姿など見たことがないだろう、ということである。僕自身も葉っぱの形状などはイラストなどで見たことぐらいはあったが、どんな感じでその葉っぱが成るのか、といった植物総体としての形というのは、自分で調べるまで知らなかった。また、「独特の匂いがする」ともいわれているが、その匂いで大麻であると判断できる人が、日本にどれだけいるものなのか。

それを、「親がわからないのか」は無理だろう。規制に関して云々の議論は、ここでは行なわないが、規制されるのであれば、それがどういう姿のものであるかという情報提供は、誰でもが知る形で行なわれるべきである。

今年に入って突然盛り上がった、未成年者に対するネット有害情報規制の行く先というのは、この大麻問題に被るような気がする。

Dual OSの時代

昨日のエントリに対して、栗原さんからテクニックをご紹介いただいた。

なるほどね。そういえばサンフランシスコの空港に、妙に日系のおばちゃんばかりがいる免税店があって、そこでいつも変な香水とか買わされそうになるのだけど、あそこで使ってみようかなw

ところで今日のお題だが、gOSがネットブック用のブラウザ統合型OS「Cloud」を発表するそうである。

詳細は実際に製品が発売されてからわかるだろうが、これがメインOSというものではなく、使いたいなと思ったときにぱっとディスプレイを開けるとすばやくこれが起動して、まあそこそこの用事が済ませられる、というものである。込み入った仕事の場合はメインOSを起動するという使い分けであろう。

実際このようなコンセプトはすでに実用化されており、メーカー製ノートPCなどでOSの起動を待たずにDVDが見られるとか、そういう用途で組み込み型Linuxが使われている。それをAV用途ではなく、ネット接続とブラウジングに特化したらこうなる、ということだろう。

実際にWindowsマシンのノートを休止状態から起動すると、20秒近くは待たされることになる。それぐらい待てよ、って話もあるわけだが、それが待てないからポメラのような需要があるわけだ。

もし多くのマシンにCloudのようなサブOSが乗ったら、あるいはあとからでもそのようなOSが追加できるのであれば、ほとんどの人はモバイル時の用事はそれでが事足りるのではないか。

たとえば我々のような物書きの場合、サブOSでイーモバイルが使えれば、アイデアメモなどはブラウザを使ってON書きできるわけだ。これならばあとでメインOSと同期する必要がない。

来年のPCのトレンドは、ライトなサブOSというのがポイントになるのではないかという気がする。

効率的なCentの処理

来年早々のCESに備えてパスポート番号を確認する必要があったのだが、一緒に大量のcentコインが出てきた。今年NABの取材で渡米したのが米国行きの最後だったのだが、米ドル用の小銭入れを忘れてあらゆる買い物で紙幣を出していたので、結果的にものすごい量のおつりを貰うことになったのを思い出した。そういえばいつもは、ABCマートなどでの支払いでは小銭を一生懸命出して減らしていたんだった。

日本だと、どんな支払いシーンでも結構小銭を出す習慣があると思うんだけど、米国ってなんかカード払いじゃなくてもあんまり小銭を出している人って見かけないよな。貰った小銭は、一体どうしているのだろうか。瓶にでも貯めて、まとめて銀行などに持っていったりしているのだろうか。

かと思えばジュースの自動販売機が25セントしか受け付けなくて、何個25セント玉入れりゃいいんだよってことになるよな。あの国って不思議だ。

日本での換金はコインは受け付けていないし、なんかこう、合理的に処理する方法はないものかなぁ。

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