コデラノブログ 3

安心ネットづくり促進協議会

今ネットリテラシー教育関係がものすごいイキオイであちこちから立ち上がってきている。今日立ち上がった「『安心 ネットづくり』促進協議会」は、総務省が7月15日に発表した「『安心ネットづくり』促進プログラム」に端を発したもののようだ。いわば総務省お墨付きの、民間主導ポータルということになる。

記者発表会ということで、僕もジャーナリストとして取材に行ったわけだが、これだけそうそうたるメンバーを集めた割には、報道陣の数は今ひとつ。15分前に会場に着いたのだが、「あれ? もう終わっちゃった?」と焦るほど人が居なかった。発表会中でも、全部で50人ぐらいだったのではないかと思われる。会場自体は200人ぐらい入りそうなホールだったのに、もったいない限りだ。

実際の活動開始は来年4月からで、これから会員を集めて活動の枠組みなどを決めていくということである。しかし活動を開始してすぐに成果が上がるわけでもないわけだし、4月まであと半年ある。それまでに、MIAUも含めてすでに活動に着手しているところが頑張っていくしかないだろう。

MIAUの活動も、政治的なものならばおおっぴらに公表できるのだが、ダイレクトに相手が学校や生徒となると、なかなか具体的な活動の公表が難しい。リテラシー読本を発表したあと何もしていないように見えるかもしれないが、メディアに出せない部分で徐々に成果を上げつつある。まあそのうち、公表できるものも出てくるだろう。

今回の協議会の面々を見て思うことがある。たぶん今後、リテラシー教育を突き詰めていくと、ある業者にとっては不利益になる方向というのが出てくるはずである。我々のプロジェクトでも様々な試考を行なっているが、多くのサービスが今のままの業態では居られなくなるだろう。

そのときに彼らは、自社の利益と青少年育成とどちらを取るのだろうか。自社の利益を優先するのであれば、それが内部で抵抗勢力になって骨抜きになる。結局「やりました」というポーズで役所と政治家を黙らせ、何も変わらず問題が水面下に潜るだけ、ということにならないだろうか。もしくはあまりにも窮屈で、未知の可能性がほとんどないネットが出来上がるか。

これは相当に舵取りが難しい話で、今の段階でものすごく単純なゴールが描けていないと、迷走するだろうという気がする。

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