コデラノブログ 3

2007年09月 の記事

みんな陰謀論が好きだなぁ

昨日ちょっと調べ物をしていて偶然たどり着いたんだけど。

僕がAV Watchでレビューしているビデオカメラの撮影法とか記事について、いろいろな憶測が飛び交っていることがわかったので、QA形式で少しまとめてお答えしてみたいと思う。

Q. サンプルの中でパンとかチルトとかズームとかあんまりしないのはなんで?

A. これにはいろいろな背景がある。僕は80年代末にNHKで編集マンとして報道とかの仕事をしていたんだけど、ちょうどそのとき、「関東甲信越小さな旅」という関東エリアの番組が全国枠に拡大するという話が持ち上がってきた。そして実際にそれが始まったんだけど、当時は「日本全国出会い旅」というタイトルだった。それが後に今の「小さな旅」になるわけである。

そのとき僕は「出会い旅」の編集担当になった。以前の「小さな旅」をご覧になったことがある人はおわかりかと思うが、これはカメラワークが普通の報道番組とはまったく違っていた。(報道制作局の番組なのである)
これがパンやチルトを使わず、写真のようにきっちりカメラを固定して、その映像の美しさをしっかり見せるというメソッドだったわけである。出会い旅もそのメソッドを引き継いでいった。

当時まだ20代だった僕は、その悠長とも思える方法に少なからず違和感を持っていたんだけど、実際に自分でフィラー映像を撮影し始めて見ると、そのメソッドの正しさを改めて実感した。また編集のことを考えると、パンやズームはどうしてもそれなりの尺を取ってしまう。約1分というサンプル映像の中に、なるべく沢山の要素を入れたいと思うと、パンやズームは撮影しても、使う余裕がないのである。

だが最近は人物カットのところで、パンナップを入れるようにしている。せめて1カットは動きのあるカットがあったほうがいいだろうと思ったわけである。今後も要望があれば、少しずつ改善して行きたいと思っている。

だが単にフィラーを繋ぐだけだろオマエ、とはいっても、編集者としてある程度のストーリー性も考慮しなければならないので、そこに存在すべき合理性のないカットは入れられない。そこはプロフェッショナルとしては、譲れないところである。そこのバランスの中で、できる限り読者のニーズに応えていきたいと思っている。

ただそれも、以前もエントリーで書いたことがあるが、匿名で騒ぐだけではこちらには伝わらない。そういうところも見れば楽しいのかもしれないけど、あいにくそこまでの時間がないので、拾い上げられないのである。

それからもう一つ、人に何かを依頼するにはそれなりのモノの言い方ってものがあるので、そのあたりは礼儀としてきちんとした文面である必要がある。なにをオマエしょんべんライターのくせにエラそうに、と思われるかもしれないが、こういう礼儀にうるさいおっさんがいないと、日本の若い人の言葉遣いや態度や礼儀とかがどんどん悪くなっていってしまうので、ここは意を決して、「礼儀にやかましいおっさん」としての立場でいることにしたい。

Q. メーカーからそこは書くなとかまずいところ削除されたりするんだろ?

A. これはレビュー記事というのがどういうメソッドで作られていくかということを、多くの人はご存じないと思うので、無理のない疑念だろう。

僕の記事に限って言うと、カメラレビューも含め製品レビューでは、記事執筆後にいちいちメーカーさんに見せたりしていない。編集部との間で校正のやりとりをしたのち、いきなり本番でアップしてしまうのである。

報道というスタンスに立っている「記事」では、基本的に掲載前に取材対象者に内容を見せたりしないというのが通例である。特に新聞社はそのあたりが徹底していて、例えば僕が取材やインタビューを受けても、仕上がった記事の内容は事前に見せてくれない。報道の公平性を保つため、というのが大義名分である。

ただこれは僕の場合はそうしているということで、他のライターさんも同じなのかは知らない。ライター同士集まっても、そういう話しないしね。ただそういうスタイルで記事を書いても、メーカーさんとは良好な関係を続けさせていただいている。

あまり評価が高くない機種のレビューでは、後日メーカーさんからご連絡をいただいて、ミーティングを持つこともある。それは怒られるということではなく、どういう具合に良くなかったのか、どう改善すればいいか、と言った意見交換をさせていただくわけである。その代わりこちらも、この機能はどれぐらい前から研究してたのか、とか、部材のコストってどれぐらいなのか、といった情報も仕入れて、今後の記事の下地的な知識として活用させていただく。

もちろんミーティングの時に、お金やモノを貰ったりということはない。まあご厚意でストラップやメモ帳みたいなノベルティグッズをおみやげでいただくこともあるが、それはワイロ(笑)のうちに入らないよね?

でもいろんなスタイルがあるけど、みんな僕の記事に対して真面目に関心を払っていただいていることがわかって、楽しかった。またどこかで疑問みたいなものを見つけたら、ここでお答えしていければ と思う。

FPD International 2007

もういろいろあって何を皆さんにインフォメーションしたか忘れがちなんだが、これも忘れないうちにお知らせしておきたい。

10月24日からパシフィコ横浜で開催されるFPD International 2007というイベント、これの「高画質2007」というセッションのPB-6という枠で、「発色」をテーマに講演することになった。

ここの26日のPB-6というところを見ていただきたい。

結構料金料が高いので、一般の方がふらりと聞きに来るようなものではないのだが、会社でお金が出るという人は起こしいただければ、面白い実演とかもする予定なので、お楽しみいただけると思う。どんな仕掛けかはまだヒミツ。すでに資料の提出は終わってしまっているのだけど、講演までまだちょっと時間があるし、今後も取材や研究など続けていい講演にしたいと思っている。

てなわけで、お知らせでした。

パターンマッチング

今ネットに欠けている技術は、画像の類似性を探すパターンマッチング技術なんじゃないかと思う。普段から著作権の話ばかりしていると、つい違法アップロードの取り締まりとかそういう風に使うのかと思われたかもしれないが、そうじゃない。

これは、「図鑑」の復権に繋がるのではないかと思うのだ。例えばデジカメで撮った花や鳥、虫、山、そういったものの名前って、今とてつもない勢いで人々の知識の中から欠落しているのではないだろうか。絵は残る。だがそれが何だかはわからない。こういうのは、言葉の長い歴史と文化をはぐくんできた民族にとっては、ある意味退化なんじゃないかと思う。

だから、撮った写真に写っている花はなんなのか、画像でマッチングさせて調べることができれば、これは「図鑑」の楽しみがもう一度味わえるのではないか。

そう、図鑑ってのは、頭から見ていくのもまた楽しいが、基本的に調べ物をするときって、現物と絵柄の似たものを人間が探すものだったと思う。それをなんかデジタルの力で、きっかけをもう一度作れたら楽しいだろう。

そして沢山のユーザーの写真を繋いでいって、大きな世界図鑑ができたら、もっと楽しいに違いない。調べた花の名前から繋がって、類似種とか同じような場所に咲いてる花とか、知識の連結性がもっと楽しめるようになったらいいのになぁ、と思うのである。

撮るならめんどくさいのがいい

普段仕事として撮影するのは、圧倒的にビデオのほうが多い。もともとWEB上でビデオカメラをレビューする人は少ないし、ましてやハイビジョンでの編集済みサンプルまで掲載しているのは僕ぐらいなので、必然的にビデオカメラのレビューの話が多く回ってくる。

ビデオの撮影ってのは、例えば花一つ撮るにしても、撮っている時間というのが長い。被写体を決めて三脚立ててアングルを決めて絞りを決めて、撮るぞぉとボタンを押してからずーっと10秒とか20秒とか撮ることになる。何か面白いことが起きれば、そのまま1分ぐらい回しっぱなしである。

今時フォーカスや露出は自動だが、光線の当たり具合とか、人が通り過ぎるのを待つとか、撮影そのものに割と時間がかかる。

そんなことに慣れてしまうと、フィルムの古いカメラでスチルを撮るときも、何からなにまでフルオートだと、つまらなく感じてしまう。なんか段取りがあっという間に終わっちゃって、「じっくり被写体に向かい合いました感」が希薄なのである。

商品撮りみたいなものは、効率よく撮るためにデジカメを使うが、なんかあっという間にキレイに撮れてしまって、自分の中にある「撮影」のオオゴト感とは何か違うような気がする。

だから趣味で写真を撮る場合は、いろんなものがめんどくさいほうがいい。まあそうは言っても限度はあるのだが、強いて上げるならば、正直距離計のないカメラがしんどい。昔のコンパクトカメラがだいたいそうなのだが、気軽なスナップということで、もう絞ってパンフォーカスでいいだろぐらいのことになっている。ファインダを覗いても距離がわからず、目測でなんとなーく数字を合わせて、みたいなアバウト感が、性格的に許せないところである。

やっぱりこう、自分の目で確かめました! 間違いないです! 失敗したらオレのせいです! みたいな責任感は求めたい。そういうことから、クラシックカメラ好きからすれば少数派だが、一眼レフは結構好きなのである。

露出に関しては、以前露出計のないカメラは面倒だと思っていたが、最近はもう露出計を使うのに慣れてしまったので、割とどっちでもいい感じになってきた。露出計連動できるのは子供撮りのスナップ、そうじゃないやつは風景撮りという具合に分けると、なんとなくカメラのキャラクターもそんな感じなんである。

今日はまた思いがけず新しい、といっても中古は中古なんだが、自分にとっては新しいカメラを手に入れた。フルオートではなく、ちょこっと助けてくれるだけ、みたいなバランス感が楽しい。これは来月のITmediaの連載で使うことにしよう。

別の視点の「コピー9」反対論

社団法人日本映像ソフト協会が、コピー9に対する反対声明を出した。

詳しくはリンク先のPDFを見ていただきたいが、DVD産業界としては、1回のコピーすらもほんとは止めてくれと思ってる、という話である。

まあポジショントークと割り切れば、そう主張せざるを得ない立場はわからないこともないが、まあさすがにこの主張は時代的にも消費者には受け入れられないだろう。iTunesがきっかけとなって、世界はすでにDRM緩和に向けて回り始めたのである。

それならば、コピー回数を緩和したことでこれだけの損害が出たというデータがなければならないが、まだ一度も緩和したことがない現状で、想像だけで現状からさらにバックせよというのは、どだい筋が通らない話だ。

だがこれは、駆け引きの話なのである。ポジショントークという点では、先の情報通信審議会で消費者代表という主婦の方が、「消費者は無制限のコピーを求めてるわけではない」とか言っちゃったもんだから、「え、なんだそうなの? そうなんだ。あ、なーんだそうならそうと早く言ってよ」的に1世代コピーがキープされてしまった。

この場合、嘘でも消費者側の希望は「コピー規制なし」であると主張しなければならなかったのだ。そしてそこと権利者側との綱引きの結果、EPNでしょうがないよね、という落としどころが妥当なところであったはずだ。

少なくとも1ジェネレーションである限り、状況は今と大して変わらないっちゅう見識がない人が、消費者の代表として審議会の席に座っちゃったことが、不幸の始まりと言えないこともない。

これで「大幅規制緩和!」というふれ込みでレコーダがまた売れるようになっちゃったりしたら、連鎖的に不幸の穴が大きくなるだけなんだけど、そうなると困っちゃうなぁ。あとで「有識者がなんにも言わなかった」とか言わないでくれヨォ。

Anonymousで言いたい放題の時代から次のフェーズへ

昨日は「DR.DAC2」のメーカー、エゴシステムズの皆さんと懇親会。さすがは韓国企業だけあって、飲み会も新大久保のディープスポットですよ。普通日本人だけではまず行きません。ええ。もう店員さんへの注文もままなりませんから。

エゴシステムズの皆さんは在日ではなく韓国生まれの韓国人だが、日本語はかなり上手で、話に困ることはなかった。いろいろ日韓の考え方や習慣の違いなど面白くお話できたのだが、その中でちょっとポイントだろうと思ったことがあるので、書く。

日韓のネット社会の違いについてである。ご存じの方もいらっしゃるかもしれないが、韓国のネットは、ログインするのに必ずIDが必要になった。つまり社会保険番号みたいな国民一人一人に割り当てられているIDがなければ、ネットにログインできないのである。

以前からネットは匿名がいいのか記名がいいのかの議論はあるわけだが、韓国のネットでは元々匿名でものを言う文化ではなかった。これはつまりネット上の発言のアイデンティティが固定化されることで、バーチャル社会ではなく、現実社会とひも付いたネット社会が発生して来たということなのである。

だから企業や放送局などは、ネチズンの集団意見を無視することができない。非難されて自殺するタレントなども多く出たそうだ。そしてそんな動きが、完全IDログイン制度へと繋がっていった。

韓国では、ネット社会が現実の社会や政治を動かす力を持っている。それは実際に人が集まることと同義だからである。

現在もテレビ放送では、ネチズンを気にして、言いたいことを言わないでぼかす発言も散見されるという。また民放の番組でも、特定企業の製品ロゴなどをドラマ中などで露出させてはいけないのだという。まあNHKみたいな感じだと想像すれば間違いないだろう。

つまりそれだけ、ネチズンが厳しく放送をを監視して批判し、制御しているという現われだと言えるかもしれないが、我々の感覚からすれば行き過ぎていると感じる。

民主主義の原型は、市民全員の意見が政治に反映されることだが、物理的にそれができないがゆえに、代議士制が生まれた。つまり全員集まれないから代表を送って整理するわけである。予選を勝ち抜いて本戦に行くリーグ戦のようなもので、その間にマイノリティな意見は濾過されてゆく。

しかしネットと社会がダイレクトに結びついてしまう韓国社会では、このような代議士制的感覚すら崩壊しかねないわけである。マイノリティの意見もきちんと公表できる場があるということはいいこともあるだろうが、不用意な発言をすればリアル社会で逮捕もあり得る。非常にシビアだ。

一方日本の場合は、かなり初期の段階から匿名性が担保されたネット社会が存在する。これはリアル社会と切り離しやすく、従って過激な発言への敷居も低いわけだが、その一方でどんなにネットで過激なことになっても、それがリアル社会に影響を及ぼすことは非常に少ない。

PSE法の騒動のときもそうだったが、最終的にはリアル社会で顔出しで人が動いて、署名を集めたり、業界団体が経産省に詰め寄ったりすることでしか、物事が変わらなかった。ネットが一つのきっかけにはなったが、最終的に社会を動かしたのは、リアル社会で活動できた人だけである。

匿名のネット社会の問題点は、ネットで騒ぐことでガス抜きされてしまい、リアル社会に対する不満や怒りが、現実の活動として表面化してこないということであろう。

日本と韓国のネット社会は、それぞれ両極端に行き過ぎたようだ。どちらにもいい面があり、悪い面があるわけだが、日韓は真逆の例をお互いが持っているということなのである。だからお互いの問題点を研究して、どこか真ん中あたりのWin-Winのポイントに落とし込んでいく必要があるんじゃないかと思った。

ネット上には韓国に対しての独特のイデオロギーが存在するため、なかなかこのような意見はバイアスなしに受け入れて貰えないのだが、もう少しアカデミックにお互いの社会現象を観察するフェーズがあってもいいのではないかと思う。

i-Morley取材

昨日は午前中からずっと津田大介氏と一緒に行動した。著作権、CC、CONTENT'S FUTURE、補償金、コピーワンスなどなど、AV機器やガジェット以外で関わってきたことの全部を1日で消化したした感じである。

これからの話もいろいろあるんだが、直近で表に出そうなのがi-Morleyの取材かもしれない。気がつけば2時間半ぐらいしゃべったことになるが、早ければ今週中には第一弾を出したいということであった。

たぶんまずいことは言っていないと思う(笑)。まあ多少何かあっても、i-Morleyってことで。いやそれが何の免罪符になるのかは知らんが。

失せもの

新型iPodの話題もちょっと落ち着いてきた昨今だが、僕はと言えばこれまでランニング時に使っていたNike+iPodのセンサーをなくしてしまった。普段は靴の表にくっつけていて、これまで2年ぐらいずっと落としたことがなかったので、すっかり油断してた。

どこからかの取材の帰りに落としたのだろうか。ランニングしようと思ってふと靴を見たら、付いていなかったんである。しかも初代機は電池がなくなったので、7月だか8月だかに買い換えたばかりだったのだ。

実はその予兆らしきものはあった。先月実家に帰省したときにも、やはり一度無くなっていたのである。だがそのときは、飼っているイタズラな猫が、ちょいちょいと遊んで外してしまったものらしく、玄関の土間のところに転がっていた。オマエかオマエかと顔をグリグリしてかわいがってやって、事なきを得たのだが。

まあランニングそのものに支障があるわけではないが、やはり記録を付けないとつまらない。3台目を買おうかどうしようか、思案中である。

ソニー ディーラーコンベンションに行ってきた

昨日は毎年恒例となったソニー ディーラーコンベンションの日。プレス向けとしては新作BDレコーダの発表会ということになっていたけど、一足早く内覧もできた。

映像機器はカメラからレコーダ、テレビと連携ができるようになってきているので、全部の製品を一度に同じ場所で見られる機会ができるというのは、今後ますます大きなポイントになってくるように思う。他のメーカーも、こういうイベントやってくれるといいのにな。

DSCF4316s.JPG全体的に面白かったのは、オーディオ系が密かに変な製品を鋭意開発中なところ。好調な映像機器に対して全社的に気を取られている隙に好き放題やってる感じがあって、なかなか期待できる。特に参考出品の筒型と、ゴルフボール大の超小型スピーカーは、製品化が待たれるところだ。

もちろん10月から発売されるイヤースピーカーも視聴してきた。ちょっと耳に入れるダクトに違和感があるが、やってることとしては斬新だ。このあたりは後日取材してみたいと思う。

Creative Commonsでも講演

書籍「CONTENT'S FUTURE」の影響も、だんだんシャレにならないぐらい広がってきている。
まず近いところで、モーリー・ロバートソン氏のi-Morleyからインタビューのオファー。これは当然受けるつもり。

またこの本はCreative Commonsのライセンスで出版したわけだが、本家Creative Commonsのセミナーからも講演のオファー。そしてその翌日が、以前から告知しているApple Store渋谷でのイベントというスケジュール。

それ以外にもまだ秘密な対談とかインタビューとか、今週から来週にかけていろいろ水面下で企画が進行している。本人が知らない間にどんどこ話が進んで、こちらはただ流されるだけみたいなパターンというのは僕の人生にはよくありがちなことである。というかこれまでほとんどそうやって生きてきた感じがする。

楽と言えば楽なんだが、目的地がわからない漂流に近い気がしてきた。たぶんキッチリ自分で目標を立てて進んでいきたい人には、受け入れられない人生かもしれない。

やっぱり全数交換みたいだ

以前のエントリーで触れたノキアのバッテリだが、どうも問答無用で全数交換しているようで、今日うちに交換バッテリが届いた。現在使っているバッテリは返送することになっている。

届いたバッテリには、ノキアからの回収のお知らせが入っていたので、製造元の松下ということではなくノキアが回収の主体となっているのは、ちょっと意外だった。というのも松下は以前、温風器の死傷事故で電安法の緊急命令が一度出ているので、それ以降製品の事故には神経質になっているはずだからだ。

まあいずれにしろ、新品バッテリに交換されて、ますます機種交換しにくくなった。もう少しこれで頑張るか。

発表会で忙しい

今日は朝からAppleの報道発表、そのあとソニー「α」の新製品発表会に移動。間違ってソニー本社に行ってしまったけど、現場は銀座のソニービルだった。あわてて再び電車に乗り、銀座に向かう。

本社の受付のお姉さん、αの発表会場はどこですかって聞いてしまったために、あちこち走り回っていた。すいません、オレが間違ってました。

どうも今日はサンディスクの発表もあったようで、隣に座った報道カメラマンの人が、メモリがいっぱいになったのか、カメラからPCに画像を吸い出していた。ゴマキが写ってたのだが、なんかゴマキの目ってメーテルに似てないか? なんか顔から目がはみ出してるっぽい感じが。その辺は発表会の写真で各自確認していただければと。

普段から原稿で急がしいんだけど、これだけ発表会が続くとさらに忙しい。それに加えて今度もうちょっと広い家に引っ越そうと思っているので、不動産やにも行かなきゃいけない。

9月中に全タスクを完了できるのだろうか。

宮崎はそのまんまでいいのか

8月半ばに実家の宮崎で法事があったため帰省したわけだが、1年ぶりに帰った故郷はエラいことになっていた。

IMG_0028s.jpg元々観光地というイメージではあるのだが、東国原知事人気の影響で、誰もが浮き足立っているように感じた。県庁には毎日観光バスが乗り付け、知事の入り待ち・出待ちでごった返す。おそらくタレントの時は、入り待ち・出待ちなどされたことがなかったのではないか。

商店街や空港など、おみやげもの屋が軒並み知事の立て看板とのぼりを立ててアピールする。しかし売っているものと言えば、これまでと中身は全く同じで、単にパッケージやシールを買えたもの、あるいはまさにそのまんまのものを売っているだけである。

短期的視点で見れば、わざわざタレント知事を担いだ効果として、結果がすぐに現われることも必要だったろう。しかし長期的に見れば、宮崎というブランディング向上のための努力、あるいは改革をしなければならない。

戦後から40年代ぐらいにかけては、新婚旅行のメッカとして南国・宮崎がクローズアップされた。だがそれはみんな、地元交通機関である宮崎交通が市街の中心部にワシントンヤシを植え、青島から日南に向かう海岸沿いすべてにハイビスカスを植える、青島にフェニックスを植林するなど、自然大改造を行なった結果生まれた、南国幻想なのである。

この作り物の南国プロジェクトは、破格にうまくいった。これに対して、その幸せが天賦のものであると勘違いした人も多かったのだろう。

宮崎に求められるのは、産業の改革よりもむしろ、県民性の改革である。ただ待っているだけで客が来た時代は、とうに終わったのだ。

本日いよいよネットラジオ

先日告知したネットラジオ、いよいよ本日の22時からです。もろもろ準備はよろしいでしょうか。

視聴の仕方は、津田さんところの音楽配信メモをご覧ください。

じゃ、また今晩な。

前の月:

2007年08月

次の月:

2007年10月