中国リアルIT事情

ニュース の記事

iPhone、遂に中国でも販売とか


 
 
 iPhone 3G(s)が遂に中国でも発売される。値段は一番下に書いたが、安くはない。香港版よりも高いということもあり、したたかな消費者は香港版をはじめとした中国版以外を販売者に中文版にハッキングしてもらった上で安く個人輸入で入手するんじゃないかと思う。(この辺についてはダイヤモンドオンラインの記事に書いた)
 
 
 iPhoneが発売されるまで指をくわえるなんてことはなく、外国(先進国)で世界的に話題の製品が出れば、WiiだろうとPS3だろうと現地在住留学生や華僑などから個人輸入で買うのが流行に敏感な中国人の基本購入パターンだ。iPhone発売前からiPhoneが中国で広く普及していることもあり、既にiPhoneについてのムックが発売済だ。しかも筆者が見つけたこのムック、2号目だったりする。
 
 

iPhoneムック。しかもVOL.2
 
 
 

目次。ハードからビジネスソフト、ゲームソフトまで幅広い内容そうだが、ページ数で見るとゲームソフトの紹介が大半を占める。PCもゲーム目的だし、中国人はゲーム好きねえ 
 
 

普通にハッキングの話題。 
 
 

ゲームの紹介ページ。たとえばバイオハザード。DVDにインストーラーがあるとも書いてあり…… 
 
 
 

それがこちらの付属DVD
 
 
 

肝心の値段表がこちら。2年縛り。普通に日本のそれより高い。普通の中国人の収入が日本人の収入の10分の1から20分の1だけに、2年縛りでどんな人が買うのかと。……と思えば意外と現地に行くと使っている人が多いのが不思議。

静岡地震の中国ネットユーザーの反応

 静岡地震は、中国でも多くのメディアで報道された。
  
 

 
 
 そのコメント。比較的コメントの多い新浪の該ニュース掲示板QQの該ニュース掲示板のリンクを。
 
 

 
 
 
 コメントを見る限り、四川大地震で地震の痛みを知った上のコメントが多い。ちょっと想定外だったのが、「日本にも沢山同胞(華僑)がいるんだから喜ぶな」とか。あとは「こういうときは日本を恨まず日本を助けて中日関係をよくしよう」「日本人だって人の子だ」というコメントに地味に反対票が多いとか。

中国、酒井法子を報道しすぎ

 中国メディアも酒井法子に注目しまくり!かなりの頻度で、かなりのメディアが掲載している。

 とりあえず、百度新聞での「酒井法子」の検索結果ををリンクしとこう。


中国の違法コピー率は80%

 BSA(ビジネス ソフトウェア アライアンス)は、2008年のソフトウェア違法コピー調査の結果を発表した。それによれば日本はアメリカに次いで低い21%、中国は80%とのこと。
 
piracy-200905-1.jpg
 
 これにポータルサイト網易(NetEase)は、BSAのレポートを報告すると同時に、「中国の80%は本当だと思うか?」という読者アンケートを実施。ブログ執筆の時点で、「本当だと思う」と、「嘘だと思う」がほぼ半々、若干「嘘」派が多いという結果となっている。最新の結果はこちらで。

piracy-200905-2.jpg

 プレスリリースはこちら
 
 
5月13日16:45追加。

「ひょっとして、中国メディアは日本と中国の違法コピー率を紹介してんじゃないか」と調べてみたら、いろんなサイトが日中比較してた。日本好きねえ。


 
 追記。前回の428全文中訳についての記事について、「どっちにしろ泥棒だろ」みたいな意見もあるけど、必ずしも泥棒行為とは言えないのじゃないかなと思うところもある。ニコニコ動画のゲーム実況に近いものじゃないか、と。先入観から同じ事をしても日本はOK、中国はNGは不公平かな、と。


がじいん も よゃちめう にんほご

最近2ちゃんねるをきっかけに、神懸かった人間の脳について再発見された件。

なんだか自分でも読めない文章なので、テンプレ的な文章を転載させていただくと、

こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく

ってこと。(テンプレのコピーなんでこのブログに反応しないでくださいね(笑))

もちろん筆者も驚いて、次のステップで周囲の日本語のできる中国人(日本語能力検定試験1級2級レベル)の知り合いに見せてみた。

そしたら普通にこの文章読めちゃってやんの。

この話、母国語でなくてもよさそうかもしれない。

中国で"外国人は"iPhone禁止?

 昨日のブログの記事の通り、この数ヶ月で中国で本格的に3G時代到来となる。その目玉が中国でも例によってW-CDMAでの登場となる、iPhone 3Gだ。既にGSMで利用するiPhoneが、中国では未発売にも関わらず、40万台中国に入っているとかいう話(その話も随分前の話だ)も聞くから、iPhone 3Gもかなり売れるのではないだろうか。
 
 ところが、そんな中国において最近、中国人はiPhoneを所持していいが、外国人が中国でiPhoneを所持したら違法、とも捉えられる新聞記事が登場した。

 なぜにそんな話になるかというと、iPhoneには(世界中で利用できる)GPS機能が搭載されていて、これを使って地図を作成するのは困る、というのだ。もっというと、得体の知れない外国人によってiPhoneでスパイ活動され地図を作られた挙句、機密や民間の重要な施設にミサイルを落とされると困る、と具体的に新聞記事で書かれている。

 捕まらないとは思うが、今後中国に出張や旅行の際、iPhone 3Gを携えるなら、頭に入れて注意した方がいいだろう。たぶん日本人にとって、中国人は外国人ではなく中国人と呼ぶように、中国人にとっても日本人は外国人ではなく日本人なので、疑われないだろうとは思うけれど。

 当ブログの中国、地図サイトに警告の記事も、根っこは同じ話なのでご参考に。

身も蓋もない統計調査の表現

 YouTube今日も見られないよ! 
 
 
 
 
 
 …それはさておき。
 
 CNNICが、中国オンラインゲーム利用者の統計を発表。それによれば、中国のオンラインゲーム利用者人口は5550万人で、そのうちの76.5%が有料サービスの利用者であるとのこと。またリアルマネートレード(RMT)にも触れていて、全体の19.6%にあたる1088万人が利用していて、その市場規模は100億~130億元にも達しているという。日本円でいえば、RMT市場が1400億円~1820億円にあたるわけだ。おそるべし。

 で、この調査によればその利用者層というのが、「低学歴」「低収入」「低年齢」の「三低」だというのだ。いや、冗談抜きに身も蓋もない表現で書いてあるのだ。

 結構都市部ではPCが欲しい若者に行き渡った感があるし、これから農村でじわじわ普及するだろうし、そうなれば数年ペースで考えれば、今後はもっとオンラインゲーム利用者は増えそうな予感。


中国誌「レノボが富士通を買収」

 …なんてドキッとする記事が中国のニュースサイト各サイトで取り上げられている。実はこれ、富士通は富士通でも、富士通シーメンスを買収するんじゃないか、という話。

 なんでこんな話が出るかというと、レノボ自身、PC販売では世界的にかなりデカい会社なんだけれど、ヨーロッパ市場であまり根付いていないため、そこでヨーロッパ市場に強い企業を買収してワールドワイドに強い企業になりたいと。それは今に始まった話ではなくて、ヨーロッパ市場に強いパッカードベル買収でもACERと争ったのも同じ理由で

 富士通側はこれらニュース報道に対し否定している。

マジコン禁止の中国の反応

 東京地裁が、任天堂の訴えを認め、「マジコン」販売禁止命じた。

 「中国といえば海賊版だよね~」とか試しに言ってしまえば、中国人は「日本人だって海賊版使っているじゃないか。海賊版を8割の中国人が使おうが(9割9分9厘?)、2割の日本人が使おうが、使っている人がいることには変わりない」といった理屈で返してくる。

 だからこのニュースに「ほら日本人だって使ってるじゃないか!」とか言ってくるニュースがあるんじゃないかと踏んでいたが現実にはほとんど中国では報道されていない

 それよりも紹介されていた「任天堂&海賊版」のキーワードのニュースが、米国での「任天堂製品が海賊版により甚大な被害を受けている」として中国・韓国・ブラジル・メキシコ・スペイン・パラグアイの6カ国を名指しで非難したコメント。中国に対しては「中国のみならず、米国を含む全世界に海賊版機器を輸出している」と筆頭にあげ非難。米国は6~9ヶ月以内に調査、改善の要求をし、改善されない場合は貿易に絡む制裁措置をとるというニュースも。

 この話、日本では報道されていないようだが、「china korea nintendo piracy」あたりでニュース検索してみると、いろいろ出るので見てみるとイイかも。
 

中華Google Earthを作る理由

 中国政府国家測絵局がGoogle Earthにそっくりを公認する中華Google Earthを作ることを発表したが、中国メディアから中華Google Earthを作る理由が報じられた。その理由は軍事機密上の問題とかいったものではなく、非常に簡単なものだった。それは
 
 「欧米日本などの都市と比べ、中国の都市の解像度が低いから」
 
 …なんだそうだ。中国をウォッチしつづけると常々感じるある種のコンプレックスをこの理由からも感じるのだが、しかしそれは表面的な建前であり、やっぱり大事な施設が見えないのかもしれない。ひょっとしたらこれが完成したら本家Google Earthにアクセスできなくなったりして。なんて勝手な憶測を書いてみる。


日本・東京・新宿近辺


中国・上海・浦東新区東方明珠塔

中国政府、アニメ業界を減税で応援

 今年1月1日から「動漫(アニメ)企業認定管理方法」という政策が実施された。要はアニメ制作による収入が会社全体の収入の半数を占めるような、アニメ制作が主な企業に対し、3%の減税措置を行うという政策である。中国政府の文化部、財政部、国家税務総局が主体となって制定、国がアニメ制作企業を多少バックアップしているのだ。日本の事情は個人的には他のニュースを知るのみなのであんまり偉そうなことはいえないが、現場は薄給らしいし、マンガオタクな首相もこういう部分は見習った方がいいんじゃないかと思う。

グーグル対人民解放軍

 先日の新聞でおもしろいニュースを発見したので紹介。中国の「解放軍報」によれば、人民解放軍の偽装プログラム担当の王氏が「グーグルアースは軍施設が見られて、スパイに好都合なツールであり驚異」とした上で「あらゆる角度から、グーグルアースから見られないようにするための偽装を研究する」と発表。民間の技術レベルの技術はあまり高くなく、せいぜいレノボ(中国)や百度程度なのだが、政府関連の技術レベルは、場所によってはロケットが飛ばせるほど何気に技術レベルが高い。そんなわけで、グーグルアースと人民解放軍のいたちごっこが今後見られるかも。

今後の中国を占う試金石

asahi.comですごく興味深いニュースがあるので紹介。

「国営テレビは洗脳番組」 中国内の学者ら視聴拒否宣言

 この先がすっげー気になる。ネットの記事を出したままにするか、記事を隠蔽するか、学者らを処分するのか、しないのか。朝日ってネットよく利用する人の一部からは「アカヒ」とか言われて叩かれがちだけど、最近の朝日新聞の中国関連のニュースは、心臓に毛が生えているというか、尊敬するほどいろいろ特ダネを掲載していてちょっと好きだ。

 中国のソースも載せとく。消えるかもね。でも筆者の連載の記事に書いたとおり、ブワーッとブログや他サイトに全文コピペで拡散するかもね。ソースが消えても見れちゃう百度のキャッシュ対策どーすんだろうね。

中国産CPU、終わったか?

 Netbookが世界的な流行とくれば、「中国では安い中国産CPUを搭載したNetbookが出てるんじゃないの?」と思うかもしれない。

 つい先日、中国政府工業与信息化部が発表した、2008年の優秀な「中国芯(中国産コア)」の表彰によれば、そこで発表されたものにCPUはなく、マルチメディア処理専用のプロセッサとか、TD-SCDMA向けのプロセッサといった、ある製品ジャンル専用のプロセッサばかりだった。最近は新しいCPUの話題もでないし、消えてしまったのかもしれない。

 念のため、百度中国で、中国芯で検索してみると、目当てのものは出なかったが、先行者が健在でびっくり!
 
 


 
 いやー懐かしいですね。

中国で今年からHD DVD vs ブルーレイ?

 昨日中国メディアの第一財経日報発の記事で興味深い記事が掲載された。

 HD DVDのコーデックを一部中国仕様にした、中国版HD-DVDこと、CH-DVD改めCBHD(中国名は「中国藍光(中国ブルーレイ)」)。中国版HD-DVDが発表されたから、もう数年は経っているような気がするのだが、ようやっとプレーヤーの販売にこぎ着けそうなのだ。

 CBHDの発起人である、清華大学光盤(光ディスク)国家工程研究中心(国家プログラムR&Dセンター)の担当者は、「今年の12月末に、家電メーカーのTCL、EVDを引っ張った新科、第3の中国PCメーカーの清華同方から、CBHDプレーヤーが発売される。値段は2000元(3万円)強」と発表した。

 今回の発表は「中国メーカーが、年内にCBHDプレーヤーを発売します」ではあるが、プレーヤーこそ発売するとは言っていないが、HD DVDの主要メンバーのNEC(中国)がCBHDバックアップすることを発表するニュースが11月に報じられたばかり。

 一方でブルーレイ陣営も話題を出した。昨日ソニーは、新型ブルーレイプレーヤー「BDP-S350(日本では発売中)」の投入を発表。値段は3999元(約6万円。日本での販売価格は4万円から)で、それまでの同社製品「BDP-S300」よりも1000元安いことをアピールした。また同時に、ソニーピクチャーズのブルーレイビデオ35タイトルを中国市場に投入することを発表した。年内に50タイトル、来年内に100タイトルのタイトルを中国市場に投入したいと、ソニーピクチャーズアジア地区担当者は語った。

 日本では、今更ながら感があるが、中国では今年年末から年始にかけて、HD DVD(CBHD) vs ブルーレイで少しは盛り上がるかもしれない。IT系メディアが取り上げるかもしれない。ひょっとしたら、メディアによっては三国志と称して、 EVD vs HD DVD(CBHD) vs ブルーレイ とするのかもしれない。

ドイツ帰りの中国女性

 筆者のASCII.jpでの連載「日本は中国人の悪いことばかり報道する、は本当か」、結構な人が見てくれて恐縮であります。ちょっとそれ絡みの話で。

 筆者の親しい中国人の友人Aさんの、その親友(中国人)Bさんが、8年のドイツ留学生活を終え、中国の田舎町に戻ってきた。AさんとBさんは久々の再会に大変よろこんだのだそうな。Bさんはそれほど特別お金持ちの家庭に育っているわけではないが、お金をどうにかして工面して、ドイツ留学の切符を手に入れた。

 日本通のAさんとドイツ通のBさんの再会で、Bさんの口から出た言葉は、偶然にも「ドイツのメディアは中国の悪いことばかりを報道している」ということ。くしくも日本もドイツも同じ点において、よろしくないと2人は指摘している。

 アメリカのPewReserchの統計(の36P)によれば、2007年から2008年にかけて中国の印象は、所謂先進国において世界中で悪くなっている。

 まあいろんな要因があるんだろうけど、一ついえるのは、良い悪いは別として、中国の常識が先進国の常識とかなりズレていて、モラルの範疇でやった行動が先進国の住民からみればKY行動だったというのはあると思う。

 ちなみに、このレポート(サイト全体?)、中国からはアクセス禁止となっているから、まぁ、、、大変だ。

 冒頭で紹介したドイツ通のBさんは、結局ドイツ人とは付き合えないとし、ドイツで知り合った中国人と結婚し、ドイツに住み、中国の民芸品を輸入し販売するという商売を行うのだそうだ。

マクロミルがアク禁→アク禁解除

 アンケートでポイントを貯めて、景品や現金や他のポイントに交換できるマクロミルが、今月の初めあたりから中国でアクセス禁止となり、アンケートに答えられなかったのだが、昨日今日になって、急にまた中国からアクセスできるようになった。何が原因なんだろうね。

 中国によくいく身としては、航空マイルに換えられる、そうしたアンケートサイトやポイントサイトは筆者にとって必需サイト。そんなわけで筆者は陸(おか)マイラーでもある。

Google中国が音楽検索サービスに進出

 今日、Google中国がmp3検索サービスを提供することを発表した。中国でmp3検索というと、まず百度が思いつく人もいるだろうとは思うが、Google中国はこれに追随することになる。

 その方法だが、提携した巨鯨音楽網と提携し、巨鯨音楽網内のファイルを検索するという方法で、著作権問題を解決したとのこと。


[8月7日 17:00追加]
 いつまでたっても、Google中国のページで音楽検索の機能が追加されない。中国から中国語のOSでグーグル中国にアクセスしてもやはり見当たらない。(あるよ、という人がいればぜひツッコミよろしく)

 しかたないので、巨鯨音楽網で音楽ダウンロードが可能かどうかをチェック。身近な邦楽を探してみた。邦楽は「音楽地図」→「日本東京」を選ぶと、最後に和服美人と富士山の画像が登場し、そこで出る「再生ボタン」を押すと、あれやこれや邦楽が出てくる。

 各曲には「¥1」と書いてあり、一見すれば1元(約16円)払えばよさそうだが、実際はダウンロードも視聴もタダときた。これ、ヤバいと思ったコンテンツベンダーはグーグルに文句言ったほうがよさそうよ。

孫正義氏、熱く中国で語る

 孫正義氏が、浙江省杭州で開催されている第2回「APEC亜太中小企業峰会」というイベントに参加し講演を行った。(オフィシャルページ

 なんで杭州で開催かというと、ソフトバンクが大株主のアリババが中心となって開催しているイベントで、アリババの本社が杭州にあるため。

 孫氏の講演の全文はオフィシャルページで中文で読めるが、かいつまんで要点だけリストアップするとこんな感じだ。

・NTTをライバル
・孫氏自身は20歳からの50年で夢を実現させ、60歳にはバトンタッチする
・現在50歳。残りの10年でアジアナンバー1の、そして世界一のモバイルインターネット企業になりたい
・ソフトバンクモバイル設立から現在までの話
・ケータイによるインターネットが、PCによるインターネットを超える

オフィシャルページには書いていないが、
23代前の祖先は中国人
というコメントもしている。

 Wikipediaの孫氏のところで書いてないから、追記するといいかも。

 

ニュースで見る日本人と中国人の考え方のヒント

 ITのニュースってわけではないのだが、中国広東省の開平という町でレイプ事件が起きた。

 日本であればScaryBlogでそのニュースは見ることはできるが、写真付で処理済みの写真ではあるが、いかんせん社内で見てしまうとまずいかもなので、とりあえずScaryBlogの文章を引用する。

---
今月の10日、17歳の少女を同級生の男子生徒4人が輪姦(集団強姦)、そして女子生徒7人が虐待、暴行する様子を7分にも渡り撮影した映像が、最近になって頻繁にネット上にアップされていると中国のポータルサイトが挙って報じた。(以下略)
---

 というわけで、それでも見れる人はリンクをクリック。 

 で、なんでこんな話をここで書いたかというと訳がある。

続きを読む>>


百度(Baidu)の戦略

baidujpcn200806.jpg

 百度(Baidu)のスタンスについて考えた。

 百度が中国で消費者にウケてブレイクしたのは、mp3検索だ。この辺はWikipediaの記事での見解もそうだし、筆者自身の見解にしても、はじめに中国で海賊版のmp3ファイルがアップロードされはじめて、mp3プレーヤーが売れ始めて、それでmp3検索が出たのだから、海賊版mp3ファイルを探すツールとして出したんだよね、と思っている。

 一方百度が日本で消費者にウケてブレイクしたのは、イメージ検索だ。アダルトフィルタをつけたものの、デフォルトでオフにしているのがmp3検索をリリースした百度らしい。

 日本では著作権がうるさいからmp3検索をリリースしなかった。一方アダルト画像については、それほどうるさくないからか、デフォルトでフィルタリングなしのイメージ検索をリリースした。

 一方中国では著作権がうるさくないからmp3検索をリリースした(アダルト画像はそもそも中国では規制されてないようなものだからこれとは関係ないが)。mp3検索の中国での是非についてだが、中国では最高裁にあたる機関が「著作権侵害にあらず」と判断を下しているので合法サービスだ。

 ということで、スレスレの、人によっては魅力的なサービスを各国の状況に応じてリリースして客集めをしているのが、百度の戦略のひとつと筆者は判断している。

 …と、キラーサービスとは別に検索能力をひたむきに研究し向上するスタンスは全く没問題。ライブドアが百度の検索エンジンを採用するのは、全くもって面白くてよいことだ。

Alexa 百度中国
Alexa 百度日本
中国系の検索サイト「百度(Baidu)」、動画共有サイト「優酷網(Youku)」が日本でも人気上昇

中国からYahoo!Japanへのアク禁解除

 前の記事からわずか数日、中国からアク禁となったはずのYahoo!Japanがアクセスできるようになった

 中国からYahoo!Japanを利用する人(主に現地駐在員・留学生)があまりに多く、すぐに日本でも伝わって話題になったからかな。

 日本でああなったこうなった、特に中国絡みだと、すぐに中国でもニュースになるのに、中国から日本の著名サイトへのアク禁の話題だと、中国じゃ伝えられないようだ

中国からYahoo! JAPANがアク禁のようだが

 なんか今日の夜からヤフーにアクセスできないんだが。

 見えたと思ったらあっという間にNotFoundになるという、日本じゃ経験できず、中国でいつしかアク禁のサイトで見た消え方なのだが。これ、Yahoo!Japanへのアク禁じゃないか?

 ちなみにジオシティーズとか、Yahoo!Japan以外のYahooSearchを利用した日本のサイトは利用可能。USサイト(Yahoo.com)とか韓国サイトとかフランスサイトとかイギリスサイトとかは問題なくアクセスできる。日本サイトだけ見れない。これどーいうこと?

 14日9:30追記。沿岸の広東省の友人と、内陸の雲南省の友人に電話で確認したら、やはり「ほんとだ、ヤフーつながらないぞ」との声。これは確定だな。

 上海もダメなようだ。
http://yorozu.explore.ne.jp/info/view.php?r=sh&id=63747

 四川省もダメなようだ。
http://ameblo.jp/leshan/entry-10106119028.html

秋葉原通り魔事件、中国メディアも速報

中国のWEBメディアも速報で秋葉原通り魔事件を報道。素早い。(ソース

 写真はたとえばこのニュースなど豊富ではないが、そのうちたまたまいた、中国人観光客や在日中国人バイヤーの撮影したアキバの事件現場が、中国のYoukuやら、ブログやらに出るんではなかろうか。


大手ポータルサイトのひとつ網易(NetEase)はトップページのニュース写真枠で掲載。


 早速読者の感想掲示板にいろいろでてる様子。訳せる方は訳してみてはいかがか。とりあえず「ざまーみろ」的な論調でなく、地震の救援の恩がまだ影響している様子。
網易ニュース感想掲示板
QQニュース感想掲示板

中国のGoogleアク禁解除!

 中国からGoogleを利用したとき、Googleの一部サービスが利用できなかったが、それが使えるようになった。

 中国からアクセスするGoogleの「キャッシュ」「関連ページ」が以前までは、リンクこそあれ、Google中国だろうが、Google日本だろうが、クリックするとNotFoundとなっていた。また「イメージ検索」の結果も、最初の画像数枚しか見れない状況であった。

 今まで何度となくGoogle中国と百度の比較検証記事を書き、そのたびにGoogle中国の一部サービスが利用できないというのを確認していたが、たまたまチェックしたところ使えるようになってるのを確認して、えらい驚いた。上の画像キャプチャのような画面は、中国からの利用ではありえなかったのだ。

 これは一時的なものか、はたまたずっとこのままでいられるのか。。。

 とりあえず筆者は中国での中文WEBサイトの検索を、百度からGoogleに鞍替えしてみる。Googleに足かせがなくなったのだから。

四川大地震でオンラインゲームもできない

 他メディアの記事で恐縮だが、筆者が最近ITMediaで「中国シニア層がインターネットの主役になる日」という記事を書いた。

 この記事で紹介した、暇さえあればオンラインゲームをしているシニアな女性Bさんが、PCに詳しいだろうという理由である外人の筆者に相談をしてきた。「オンラインゲームできないんだけど、見てくれないかしら」

 で、その中国で人気のオンラインゲームサイトにログインすると、このような画面が。

 そう、震災のため哀悼を表し、3日間サーバー停止をしたのだ。(ものすごい大変ではあるが)WEBサイトもネットを利用したサービスも哀悼を表すというのは、学ぶ面もあるかと思うがどうか。

中国大手サイト、哀悼を表す

 中国全土で犠牲者への哀悼を表す半旗が揚げられた--ことはニュースになっているが、中国の主要サイトのトップページが今日より一斉に白黒ベースとなっている。同胞の台湾や香港の同サイトはどうなのか気になるところだが、アク禁で確認できない。すまないが読者自身で確認をしてほしい。

【検索サイト】
 
百度
baidu200805.jpg

ちょっと前ってこんな感じ。
baidu200805_2.jpg
 
 
 
Google中国
googlecn200805.jpg
 
 
 
Yahoo中国

 
 
 
捜狗
sogou200805.jpg
 
 
 
中捜 上には哀悼日版と書かれている。

 
 
 
【ポータルサイト】
 
新浪

 
 
 
捜狐

網易

 
 
 
【IT系ポータルサイト】
 
太平洋電脳網(中国No.1ITサイト)

 
 
 
CNET China

 
 

PCPOP

 
 
 

 主要ポータルサイトが揃ってデザイン変更するあたり、行動力は対したもんだと思う。また自国の多数の国民が被害にあって、このようなページがどこでもあれば、国民は一致団結するよなぁ、とふと思う。

四川省の地震

 四川省でかなり大きな地震があって、内陸在住の筆者も結構な揺れを感じた。いやー、日本にいたらさして驚かないが、どの家も耐震構造なさそうな家だから、普段とは別の意味で怖かった

 さて、日本や世界が数行の速報を流す中、地震から1時間もしないうちに、まとめニュースが登場した(下の写真)。かなり仕事が早くてビックリだ。

 今回の件、自然災害だけに(政府関連の原因ではないだけに)これから被災写真がかなり出るのではないだろうか。特に内陸最大の都市、成都が震源から100km離れてないだけに、成都の被災状況も含め、これからいろいろ写真が出そうな気がする。いまや中国でもケータイにカメラつきが当たり前だし。

一応使えそうなリンクを残しておく。
百度イメージ検索「汶川 地震」「成都 地震」「四川 地震

中国、地図サイトに警告

Google中国の地図

 
 
 
 中国政府が軍事情報漏洩を理由にグーグル中国などのネット地図を調査している。中国でも様々なメディアが報じているが、

たとえばasahi.comでは、「中国、ネット地図取り締まり グーグルなど調査対象」という記事を掲載している。

 中国語のニュースによれば、中国の地図サイトには5つの問題があるとしている。
1.中国の領土表記が誤っている
2.尖閣諸島(中国名は魚釣島)や南海諸島を非明記
3.台湾を独立国家として表示するか、台湾島を省いた全国地図を載せている
4.省界、市界の線が間違っている
5.敏感で、公開できない、国家機密に関する情報を地図に載せること

 中国では上記のなんらかの問題がある地図サイトは1万近くある、と報じられている。

 そこで百度中国とGoogleEarthとGoogle中国の地図サービスを見比べてみよう。中国の軍事施設は無数にあるが、とりあえず地図に掲載されやすいと思われる上海の市街地の軍事専用の空港2つをチェックしてみた。

【上海江湾机場(飛行場)】

[GoogleEarth]

[百度中国]

[Google中国]

 
 
 
【上海大場机場(飛行場)】

[GoogleEarth]

[百度中国]

[Google中国]


 つまり、中国の地図では軍事飛行場が見れないようで。もちろん、これをもって全てとはいえないが、参考まで。

中国で先週からWikipediaが見れるようになった


中国から見れないサイトの代表的なものとしてWikipediaがあるが、これが英語版、日本語版とも見れるようになったことが確認できた。

 このタイミングで敢えて、普段のNGサイトを開放する理由が正直よくつかめてない。

 ただしWikipediaで「チベット」と入力しても問題なく結果を表示できるが、「Tibet」ではWikipedia自体へのアクセスが数秒間できなくなる仕掛けとなっている。その辺はきびしい。


4月8日追記:
1.中国大陸からは中国版Wikipediaにはまだページが表示されない。
2.ロイターも同種の記事を掲載した。(ITMedia News)  

プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

新着エントリー

カレンダー

<< 2010年02月
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

カテゴリー

アーカイブ

RSSフィード

RSSフィード

RSS2.0 フィード
Atom
中国リアルIT事情 の更新情報はこちらをご利用ください