市場 の記事
2010年02月03日 02時22分 [ 市場 ]
旧正月が近づき、干支がらみの広告が登場
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中国人は伝統的なイベントをとても重視する。大事に思っている、のほうが意味は近いかもしれない。たとえば商戦だって、北京五輪をトリガーには商戦にはならなく家電量販店店内は閑散としていたが、その2008年の伝統商戦期である旧正月と国慶節は例年通りたくさんの人でごった返した。
広告だってそうだ。国慶節には中華人民共和国成立何十何周年おめでとう!と書いた広告が誌面を埋めるし、旧正月には新しい干支が描かれた広告がいくつも登場する。中国の干支は、新年の1月1日から変わるといえば変わるのだが、実際のところは旧正月を迎えて初めて干支が変わる。少なくとも人々の心は旧正月を越えたときに干支が変わったと実感する。
というわけで、写真はIT系新聞に掲載されたHPの広告。赤をバックに今年の干支の虎が大きく描かれている。
2010年01月25日 22時30分 [ 市場 ]
中国で、アク禁サイトを紹介することは問題ない
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「グーグルも、中国から、twitterやFacebook同様にアクセスできなくなるかもしれない」
グーグルが中国撤退をにおわせてから、こんな書き込みが多くの感想掲示板で見るようになった。ITライターというからにはFacebookやtwitterを触るべきなのだが、中国からはアクセスできない(裏技を使えばアクセスできないこともないが、非実用的なほど遅い)ために、日本に戻ったときにしか使うことができない。日本人外国人問わず、知り合いから誘われていても何の返答もできないことには、申し訳なさと歯がゆさを感じる。27日の講演で日本に戻る際はすぐにこれらサイトにアクセスしたい。
アクセスが禁止されているサイトだろうが、それらを「世界で大人気のサイト」と、紹介する記事は紙の雑誌の記事、ネットの記事を問わずよく見る。まさに表題の通りである。それは「海外のゲーム機は販売禁止」というルールがありながら、海外のテレビゲームについての月刊誌が販売されている(しかも海賊版CDが付録としてついている)のによく似ている。中国のネット掲示板のやりとりを見る限り、どうしても世界の流行を感じたい中国のインターネット利用者も、ゲーム機と同様に、(テレビゲームで遊ぶ以上に)ゴリ押しで中国からこれらのサイトを利用しているようだ。
たとえグーグルが中国から撤退をしても、中国流ジャーナリズムから海外でのグーグル人気や新動向、新サービスは紹介され続けるだろう。
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米国の人気サイトについての統計だって普通に出ている
2010年01月20日 10時48分 [ 市場 ]
2009年の中国市場でのメーカー別注目度ランキング。日系メーカーは眼中に入っているか
中国の大手IT系ニュースサイト中関村在線(ZOL)が去年のメーカー別注目度ランキングを発表した。そのPCパーツについては、ASCII.jpの去年中国で最も人気のパーツでPCを組むとハウマッチ?で紹介したが、日系メーカーが強そうな製品ジャンルの注目度ランキングを紹介しよう。
デジタルカメラ
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コンパクトデジカメでは、「キヤノン」が37.4%で首位、以下「ソニー(18.1%)」「ニコン(14.5%)」「富士フィルム(6.8%)」「サムスン(5.6%)」「パナソニック(5.3%)」「オリンパス(3.9%)」「コダック(2.5%)」「愛国者(1.3%)」「ペンタックス(1.2%)」「リコー(1.1%)」「カシオ(1.0%)」と続く。製品別ではキヤノンの「IXY DIGITAL 110IS」が最も人気に。
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デジタル一眼レフカメラでも「キヤノン」が44.8%で首位。以下「ニコン(36.3%)」「ソニー(11.8%)」「ペンタックス(3.8%)」「オリンパス(2.3%)」「その他(1.0%)」。
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デジタルビデオカメラでは、ソニーが47.2%がトップ。以下「キヤノン(15.6%)」「パナソニック(15.0%)」「ビクター(8.1%」」「サムスン(3.8%)」「その他(10.3%)」。製品別ではソニーの「DCR-SR65」がトップ。
携帯電話
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携帯電話では世界の4強「ノキア(53.1%)」「サムスン(10.9%)」「ソニーエリクソン(7.2%)」「モトローラ(4.4%)」がやはりトップ4(それにしてもモトローラがずいぶん落ちたが)で、あと気になりそうなところをピックアップすると「アップル」が1.8%、「ブラックベリー」が1.7%、「シャープ」が1.6%。
プリンター
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インクジェットプリンターでは、「エプソン」が44.6%で首位、以下「キヤノン(35.7%)」「HP(19.1%)」。
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インクジェット複合機では「キヤノン」が43.1%でトップ。以下「エプソン(25.8%)」「HP(22.9%)」「ブラザー(7.2%)」。
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ところがモノクロレーザープリンターになるとHPが強い。順に「HP(52.9%)」「キヤノン(18.0%)」「サムスン(7.7%)」「レノボ(6.2%)」「富士ゼロックス(5.9%)」「ブラザー(3.5%)」「コニカミノルタ(1.6%)」「レックスマーク(1.3%)」「方正(1.0%)」「エプソン(0.9%)」。
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モノクロレーザー複合機でも「HP(33.4%)」が首位。以下「キヤノン(22.5%)」「サムスン(13.6%)」「ブラザー(8.0%)」「レノボ(7.9%)」「富士ゼロックス(6.6%)」「パナソニック(5.8%)」。
液晶テレビ・プラズマテレビ
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液晶テレビでは「創維(20.9%)」「海信(13.9%)」をはじめとした中国企業の健闘が目立つ。下の円グラフに目をやると、2008年は「ソニー(18.3%)」「サムスン(11.0%)」が1位2位だったが軒並み注目度シェアを落とし(東芝もランク外になってしまった)、代わりに中国メーカーが上にあがっている。注目度シェアをキープしている日系企業は「シャープ(8.2%)」のみとなる結果に。
2010年01月13日 10時00分 [ 市場 ]
香港のPC普及率は75.8%、で日本は?
香港政府が先月21日に発表した調査結果によると、香港の全戸数の75.8%にあたる175万6300戸がPCを所有していて、そのうちの96.8%の家庭でPCをインターネットに接続しているという。
都市型の国のような香港で75.8%普及しているが、それが多いのか少ないのか、日本と比べてみる。統計局のページの平成16年全国消費実態調査 主要耐久消費財に関する結果速報にざっくり書いてあるが、全国平均では69.3%なのだそうだ。30歳以下の若年単身世代に絞れば76.0%と、これで香港とほぼ同率。
ちなみにパソコンの所有数量は関東及び近畿地方で多く、ナンバー1が東京都ではなく神奈川県なのだそうだ。

最新情報が2004年だと少々昔の感があるが、今年「平成21年全国消費実態調査」が発表され、PC関連の「主要耐久消費財に関する結果」は7月に発表されるそうだ。
2009年12月24日 17時45分 [ 市場 ]
中国の書店で売上数が書いてあった
内陸の都市「重慶」で最も大きな書店「新華書店 重慶書城」で、12月の販売数ランキングがあった。
一番売れた本は「読点経典」という本で1058冊。次に辞典「新華字典」が333冊。各ジャンルの最も売れた本で200冊前後だ。新華字典は誰もが買う鉄板の辞書なので、単純計算だと333×12(ヶ月)で1年でこの店だけで約4000冊売れる計算だ。
重慶に限った話ではないが、店内は「座り読みの人でごった返し」&「読んだ後適当に返して元の場所に戻さないから棚はグチャグチャ」で、かつ「本の海賊版すらある」のだから、「こんなんでは売上あがったりだろう」と思うのだが、それなりに売れているようだ。
もちろん、重慶の本屋はこれだけではないので、重慶の市街地だけでもその数倍の書籍が売れていることになる。
どこかの日本の書店の一店舗が月の販売数を公開してれば比較になるのだが、どこかにないものか。
2009年12月21日 09時35分 [ 中国的製品 ] [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 著作権 ]
Windows7海賊版インストール代行業が盛況
光学ドライブが内蔵されていないネットブックにWindows7をインストールして儲かっている業者がいる--今更ながらこんな記事をたまたま発見したので紹介しよう。
中国のネットブックは、(中国で)有名なメーカー製ならWindowsXPがプリインストールされているネットブックもあるが、たいていはOSがプリインストールされていない。無名のメーカーやノンブランドのネットブックならなおさらのこと。
PCを購入するとき、顧客思いのショップであれば、海賊版WindowsからOfficeからAdobeのソフトをインストールするが、システムを1からインストールし直すとき、光学ドライブ無しのネットブックだけではヘビーユーザー以外は手も足も出ない。日本のPCショップ・家電店のPCフロアほど外付け光学ドライブは売られていない。
そこで電脳街の修理業者の出番だ。OSを1からインストールしたいというのはあるだろう、またWindowsXPからアップデートしたいという人もいるだろう、Windows7 Home Editionを1回50元から80元でインストールするサービスが人気で、1日に1000元(約1万3000円)儲かっているのだとか。
勘ぐれば、中国のOSプリインストールモデルのネットブックは、HDDにリカバリ領域を持っているPCってなさそうだということ。実際筆者は中国のそういうPCに出会ったことがない。
百度中国で「上网本(ネットブック) 安装(セットアップ) Windows7 千元」で検索すれば、該当記事が多数表示される。
2009年12月15日 17時20分 [ 市井のIT ] [ 市場 ]
"zakka"という和製英語が中国で認知されてきている
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zakkaという日本語が中国で認知されてきている。百度中国でも、googleの簡体字検索でも「zakka」で検索すると多数の検索結果が表示される。百度中国のニュース検索すると、(店名サイト名などので固有名詞ではなく)日本語を輸入したzakkaという単語が出ている最も古い記事は2008年3月まで遡(さかのぼ)る。だから実際はもう少し前から知る人ぞ知る単語として口コミで広がっていたのではないかと。最近ではzakkaを単語として使っているニュースの頻度が増えている。
zakkaの中国語の意味は日本の雑貨と同じかといえば微妙にニュアンスが違う。上の新聞記事を見る限り「zakkaは雑貨」と言い切れるのだが、実際学生街などを歩くと日本語でいうところの雑貨屋は2000年代前半から存在していた。ただそこで売られているものは、正直日本じゃ通用しないものだろうという、要はダサいものばかり。zakkaは横文字の輸入した言葉だけに、中国でももうちょっとそこら辺で売っているモノよりはセンスのよい、オシャレなもの、というのが、zakkaの厳密な意味だろう。
和製英語はmangaやhentaiやkusoなど、どちらかというと男のサブカルチャーの単語ばかりが中国に輸出されてたが、zakkaはサブカルチャーでも女性向き。これが中国の女性に広がれば面白い。Francfrancとか、日本の有名どころの雑貨ブランドが中国進出とか現地でのアピール次第でそこそこいけるんじゃないの?今なら。
2009年12月03日 00時09分 [ 市場 ]
中国の書店で漫画関係本が急増
中国の書店チェーン「新華書店」を見るに、以前に比べ漫画関係の売り場が広くなり、本が充実してきたように感じる。以前だと、日本の漫画の海賊版ばかりだったが、今そうした露骨な海賊版はなく、ちゃんとライセンスをとった日本の漫画の挿絵が目立つエッセイの中文版や、イラストのハウツー本、それに中国完全オリジナルの本が並ぶ。ますますアニメにおいて日本の影響が濃厚になっているように感じた。
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オーム社のマンガでわかる~シリーズも中文化されていた
2009年12月01日 12時00分 [ 市場 ]
中国聯通(チャイナユニコム)はiPhone3GSを本気で売る様子
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中国でiPhone3G(S)を正式に販売しはじめて1ヶ月ちょっと。ここ最近iPhone3G(S)を販売する中国聯通(チャイナユニコム)が本気で同製品をPRしはじめ、ついに市街地の外れの田舎臭さが残る村にまで同製品の広告が載るようになった。バス停に広告を載せることは、全世代の消費者に製品を認識してもらうのに効果てきめん。過去のケースを見ても、バス停に広告を載せることは、つまり本気で売ろうとしていることを意味している。
最大のライバルは、水貨と呼ばれる非正規輸入品の安価なiPhone。その辺はウォークマンを売りたくても水貨のPSPが普及していてなかなか売れないソニー中国の状況に似ている。2Gゆえにそのキャリアは、2Gで人気の中国移動(チャイナモバイル)での利用になる。敢えて想定の域で勘ぐるならば、ようやっと中国聯通はiPhone 3Gを中国での正式販売にこぎ着けたのに、非正規品に足をすくわれている現状を、メンツにかけてもなんとかしたいとか思っていたりして。
とはいえ値段的には3G(Sなし)の8GBモデルで5000元(7万円弱)と、一般的な都市住民の3ヶ月分くらいの給料だし、一般的な都市住民の1ヶ月の家族収入くらいだし、かといって、0元プランの場合でも最低1ヶ月600元(8000円)弱x24ヶ月契約だしで、つまりは平均月収の半分くらいだしで、どこまで利用されるのか微妙なところだ。
2009年11月26日 00時27分 [ 中国的製品 ] [ 市場 ]
デジカメのニセモノバッテリーが流通?
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市場調査で写真を撮りまくっていた途中、デジカメのバッテリーの残容量が僅かで赤信号が。ホテルに戻って充電する時間的余裕もなく、電脳街で調査ついでにバッテリーを購入することに。ところが電脳街を探してもデジカメメーカーやサードパーティのパッケージの電池が展示していない。困ったので、とりあえずデジカメショップに行って売ってないか相談してみた。
筆者のデジカメはペンタックスので、ペンタックス(中国語で「賓得」)というメーカー自体、中国人にはよく認知されているけれど、あまり売られておらず、その店でもペンタックスのバッテリーはおろか、デジカメも置いてなかった。ところが店員は「没有(メイヨ~:ないよの意)」と言うことなく、「これ同じだから」と富士フィルムのデジカメのパッケージからバッテリーを抜き出して「100元でいいよ」と。
実際それで使えちゃうものだから、いいっちゃいいんだが、ではバッテリーが欠品のデジカメ本体は売れないんじゃないという疑問が生じる。そこで前回紹介した上海JETROニセモノ展示館が再度登場。
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ニセモノ展示館の中で、デジカメメーカーによるバッテリーのニセモノが展示されていた。それは当然、正規品よりもずっと安い価格で販売しているという。今回のケースなら、ニセモノのバッテリーを富士フィルムのデジカメのパッケージに入れたのではないかと。いや、100元で買えたし、筆者が購入したもの自体がニセモノの粗悪な電池で、購入後に店は再度ニセモノの電池をパッケージに入れたのではないか。疑念は尽きない。
そういう疑念がつきものの市場だからこそ、わざわざ秋葉原や日本橋で中国人観光客が、中国でも発売されているデジカメを購入していくのもうなづける。
2009年11月16日 00時13分 [ 市場 ]
中国ネットショッピングで中国工場直送の日本製品を買うか否か
タイトルが長くてごめん。
最近中国のネットショッピングでは、特に代表的サイト「淘宝網」などで、日本など中国国外の国の製品が多く売られている。それはASCII.jpの連載記事「中国人のオンライン転売事情」を参照してほしい。
さて日本の製品でいうと、アパレルが人気の製品ジャンルのひとつなのだが、「日本の服を購入するなら、中国の工場から出ているのだから、工場からの製品を直接購入するのが安くて通な方法」と考える中国人もいる。
工場直送の日本向けだけの製品が売られるということは、別のネットショッピング漬けの中国人いわく「そうした商品は、(必ずそうだというわけではないけれど)糸のほつれとか、片腕片足だけ長すぎるとか、何かしらの原因で日本に送れない製品」だという。
要はそうした前提を受け入れた上で、多少の問題を気にしない人は、日本向けの服を中国から購入し、日本人と同じ完璧なモノが欲しいという人は、日本向けの服を日本から購入するということだ。
2009年11月06日 01時40分 [ 中国的製品 ] [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 著作権 ]
中国発非公式規格「RBD(Real Blue-Ray Disc)」


去年のDVDの次の規格として中国の民間のなかで「Real Blue-ray Disc」、略して「RBD」という規格があるのを最近知った。去年の夏あたりから出ているらしい。
その正体は、DVDのメディアの上に「mpeg2」ではなく圧縮率の高い「AVCHD(映像にH.264を採用)」を採用し、ハイビジョン映像をDVDメディアに記録したものである。発想としては、CDメディアにDVDクオリティの映像を詰め込んだ「SVCD」や、DVDメディアにハイビジョンを詰めこんだEVDに似ていて、既存の技術同士を単に組み合わせた中国発らしい規格である。(ただしEVDは一部コーデックを独自のものとし海賊版対策を施している)
Blu-rayと名乗っているが、青色レーザーではなく、DVDと同様赤色レーザーである。コンテンツが真っ先に供給される先進国ではブルーレイが普及し、一方中国では「ブルーレイはハードもブランクメディアも高いから」と、パッケージは先進国のブルーレイビデオのままに、中身は中文化されRBD化された海賊版DVDが売られている。RBDは海賊版ブルーレイビデオをDVDプレーヤーで見るために誕生した民間の非公式規格なのだ。「RBD Ultra」とか「RBD Pro」という、RBDの上位規格を名乗る海賊版もある。
中国のメディアでは、紹介した上で「海賊版はよくない」と諭す記事もあるが、誕生の経緯を説明した後でなおも「ブルーレイ陣営の暴利を破壊するために必要だ」というわけのわからない論理展開をする記事もある。
中国では海賊版まずありきでプレーヤーは育つので、ブルーレイプレーヤーの価格帯がDVDプレーヤー、すなわち日本円で5000円くらいまで落ちないと中国人はDVDプレーヤーを所持し、ブルーレイプレーヤーに乗り換えないのじゃないか。RBDは実は次世代光ディスクメディアの中で一番普及しそうな予感。
RBDを紹介する新聞記事
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2009年11月02日 16時17分 [ 市場 ]
中国ネットショッピングは安売だけにあらず
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筆者の滞在する中国の奥地にも、芸術家の即売会が開催され、即売会会場はアジアンなイメージの中国とは思えない洒落た雰囲気に包まれていた。そこでは多くの地元芸術家が集い、地元のハイセンスな消費者が様々な作品を見て買って楽しんでいた。
芸術家たちは、それぞれの販売スペースで自身のオンラインショッピングサイトのURLを記した名刺を老いていた。今時のゲージツ家は中国最大のオンラインショッピングサイト「淘宝網(TAOBAO)」に自身の作品を販売するオンラインショッピングサイトを持つことが当たり前になっているのが興味深い。
中国のオンラインショッピングサイトというと、何かと中国国内外の激安で仕入れた製品の転売、すなわちひたすらモノを安くというベクトルしかないと思いがち(かつそれがメインではある)だが、そうではないクリエイティブな製品も結構売っているわけだ。
そういえば最近では「出品者の若き女性とのデート権」「翻訳作業」「寂しさ」「養子」など様々な商品が出品されるようになった。そう考えれば芸術家もオンラインに顧客を求めるのもしかるべくの流れだろう。
商人気質の中国人が作り上げた淘宝網をはじめとしたオンラインショッピングサイトとその莫大なコンテンツ。中国のインテリな若者は「中国のオンラインショッピングでは海外のモノでも何でも売っている!何でも手に入る!」と胸を張る。 ……ソフトウェア、日本のモノでは人気のゲームソフトの正規版とかアニメDVDの正規版を除いては。(びっくりするくらい売ってないぞ!)
2009年10月23日 12時37分 [ 市場 ]
台湾でもWindows7の夜販売イベントがあったそうだよ
台北のアキバこと光華商状で、23日夜7時7分、Windows7販売開始イベントが行われ、そのための深夜組まで現れたとか。
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これにはトリックがあって、買った人順に、より高価なお土産が記念としてつくのだとか。それにしても台湾もなかなかやる。
中国本土では……まぁ、あれだよ。察してくれ。
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中国本土の同じ内容でも「Windows7販売開始も低調」なる見出し。これいかに
2009年10月19日 10時25分 [ ニュース ] [ 中国的製品 ] [ 市場 ]
iPhone、遂に中国でも販売とか
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iPhone 3G(s)が遂に中国でも発売される。値段は一番下に書いたが、安くはない。香港版よりも高いということもあり、したたかな消費者は香港版をはじめとした中国版以外を販売者に中文版にハッキングしてもらった上で安く個人輸入で入手するんじゃないかと思う。(この辺についてはダイヤモンドオンラインの記事に書いた)
iPhoneが発売されるまで指をくわえるなんてことはなく、外国(先進国)で世界的に話題の製品が出れば、WiiだろうとPS3だろうと現地在住留学生や華僑などから個人輸入で買うのが流行に敏感な中国人の基本購入パターンだ。iPhone発売前からiPhoneが中国で広く普及していることもあり、既にiPhoneについてのムックが発売済だ。しかも筆者が見つけたこのムック、2号目だったりする。
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iPhoneムック。しかもVOL.2
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目次。ハードからビジネスソフト、ゲームソフトまで幅広い内容そうだが、ページ数で見るとゲームソフトの紹介が大半を占める。PCもゲーム目的だし、中国人はゲーム好きねえ
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普通にハッキングの話題。
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ゲームの紹介ページ。たとえばバイオハザード。DVDにインストーラーがあるとも書いてあり……
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それがこちらの付属DVD
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肝心の値段表がこちら。2年縛り。普通に日本のそれより高い。普通の中国人の収入が日本人の収入の10分の1から20分の1だけに、2年縛りでどんな人が買うのかと。……と思えば意外と現地に行くと使っている人が多いのが不思議。
2009年10月12日 18時28分 [ 市場 ]
中国人のライフスタイルを模倣するという手
ネット界隈でも最近話題となっているNHKの「クローズアップ現代 “助けて”と言えない~いま30代に何が~」。筆者は海の外だし、最近ロケーションフリーにつながらなくなったし(アク禁になったのだろうか)で、残念ながらライブでは見たくても見られなかった。サイトの情報だけを頼りに内容を知ったので多少誤解もあることを前提に書く。
中国人は所得の割にものすごい高い買い物を平然として驚かされる。金遣いがあらいことは知っていても、銀座やヨドバシアキバなどでの買い物客とか、観光地でのデジタル一眼レフユーザーとか実際見ると、この人たちはそんなに金を持っているのか、と考えるだろう。
著書「新しい中国人」でも書いているし、これがテーマでない記事でもちょろっと触れているくらい書いていて新鮮みがないかもだが、稼ぎを日本式に個人ないし核家族単位で管理するのではなく、旦那と嫁の両親2組も含めた家族単位で収入と支出を管理しているからこそ、中国人は日本人感覚では理解できないほど金遣いがあらい。
具体的に数字を出せば。平均月収は都市部でも1500元(約2万円)前後で、これでは生活すらままならない。しかし中国式年金(公務員は退職後退職前の月収を毎月年金としてもらえる…らしい。全ての公共機関でそうなっているかは未確証)があるので、夫婦と夫婦のどちらかの両親が同居すれば、1500元×4人で6000元(約8万円)の家族月収となる。これなら(中国のその土地での)生活は余裕だ。中国人はさらに親戚一同まで平気で金を貸し借りするから消費力が半端ない。
消費を激しくして日本の景気を良くしようというのが趣旨ではなく、中国人に歩み寄れとかそんな趣旨でもなく、老後の貯蓄がどうやっても不足しているとか、人様に迷惑をかけたくないから餓死するとか、そういった状況が多くの日本人にとって人ごとでない今、金を管理する枠組みを中国式(世界式?発展途上国式?どの国がやってるのだろう)の家族単位の収入にすれば少しは生活苦が改善されるのではないかという話。もう平均収入が下がっているのだから、家族単位での金管理を恥ずかしく思わない方がハッピーだと思う。
ちなみに日本も貧しいころがあったからと、団塊Jrの筆者は団塊の親に「昔って、大家族単位で金管理してた?」と聞いたら「戦前じゃないの?」と返される。ちなみに筆者も両親も東京圏出身だから、大都市の話かもしれない。地方は違ったらごめん。
2009年10月09日 01時10分 [ 中国的製品 ] [ 市場 ]
どっこいEVDは名前だけ生き残る
フランス系スーパーのカルフールの電器売り場で怪しいDVDプレーヤーを発見した。それがこちら。
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「国際品質を世界で共有」というキャッチフレーズのこのDVDプレーヤー、ロゴだけは未来っぽいロゴを先取りしている。ロゴのひとつはブルーレイもどきのBLUE-LIGHT、もうひとつのロゴはEVDの花のロゴはそのままに茎をつけて「EDVD」を名乗っている(EDVDなんて規格はないのだけれど)。DVDプレーヤーだけに藍光科技(ブルーレイテクノロジー)も真っ赤な嘘だ。
ただ、ここでEVDがロゴだけでも生きているのが興味深い。そこで街中の家電量販店や家電市場にいくと、EVDを自称した次世代機っぽいDVDがいくつもあった。
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2009年10月05日 08時13分 [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 著作権 ]
コンテンツを盗んだら洗脳されたでござるの巻
中国が自国のアニメ産業を興そうとしているのはご存じの読者も多いと思う。
また中国のアニメコンテンツが教育的要素があって(劣化二番煎じもあって)つまらないと評されているのをご存じの読者もいるかと思う。
若者を「教育できる」、言い換えれば「洗脳できる」ことにアニメの意義があるとレポートする中国の学者がいる。また麻生元首相のアニメ政策に「世界の人々を洗脳して日本色に染めよう」と深刻に考える中国の学者がいる。
姜奇平氏という人は京都駅を見て、鉄腕アトムを想像したそうである。そしてこう思ったそうだ。「鉄腕アトムが最初に将来の世界観を作った。車産業のあとも日本は発展しなければいけない。そこでコンテンツ産業を立ち上げてカネを稼ぐだけでなく、洗脳させるのだ」
そして姜奇平氏はゲーム機を「洗脳機」と呼ぶ。「任天堂はWiiをリリース。任天堂のWiiやソニーのPS3などのゲーム機は中国国内の法律法規により販売できないが、中国にも非正規品が流入し、海賊版が使えるように改造され販売されている。中国で大ブレイクし、中国ゲームマニアに日本の価値観などを埋め込んだ」
氏はこうも提言している。「日本人は三国志など中国の文化を尊敬している。コンテンツ産業は大事だ。コンテンツ産業を興隆させ、外国のコンテンツはしっかりふせぎ正式な文化交易をするのだ」
一応日本語が読める中国人読者様に向けて。
・まずコンテンツを盗まず買ってください。盗んでおいて、洗脳はないと思います。ゲーム機や車が買えるのにコンテンツがお金がなくて買えないというのはないと思います。
・大部分のソフトに関して日本人は日本向けのコンテンツを、中国に売ろうとしているつもりはありません。従って洗脳するつもりもありません。
・日本のゲーム会社は中国の法を遵守しています。任天堂は国情にあった神遊機を中国でリリースしています。法を遵守せず日本からデータだけ吸い出しているのは日系企業ではありません。
以上。
洗脳目的でないと考えるのはお花畑だろうか。本当にこの人のいう通り、アニメやゲームなどのコンテンツの制作目的のひとつが洗脳ならば、ジャンプ黄金期を過ごした30代の日本人男性はモヒカンになったり最先端のバギーとか火炎放射器とか作ったり「ヒャッハー」とか口癖にしそうだが。最近の子供とかはリアルデスノート作るとか。でもリアルデスノートが流行ったってニュースは中国発(と韓国)のがあるわけで。自分の常識で文章は作られるということは中国人はコンテンツで洗脳されやすいというのを露呈した、というのは言い過ぎかな。
一応原文をはっつけておく。あまりこれを紹介する記事はWEB上ではないが、紙の書籍や研究書では、この文を引用して研究を進めているものもあるので、一応この文を気にした次第。
2009年09月09日 00時40分 [ 市場 ]
中国の液晶テレビ、在庫余剰過ぎじゃ
某地方都市在住の筆者、その都市のヘソである繁華街の歩行者天国を歩くたびに最近みかけるのが、「創維(Skyworth)」とか「康佳(konka)」とか「海信(Hisense)」とか「TCL」といった中国テレビメーカーによる、液晶テレビ(それに若干のプラズマテレビ)の特設テントでの特価販売だ。
農村部の消費者向けの政府主体の家電普及政策「家電下郷」や、都市部の消費者向けの同じく政府主体の家電買い換え促進政策「以旧換新」で、特設テントを設けてキャンペーンをやるのはわかるが、最近になって名目なしの中国全土特価キャンペーンがあまりによく見るようになった。
「7月は以旧換新でTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
「8月は五輪1周年でTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
「9月は中国全土でTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
「10月は国がめでたくてTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
(以下略)
な感じであり、なんだかいつまでたっても「ケンちゃんラーメン新発売!」であり、消費者目線で立っても、テレビメーカーの特設特売テントにはいい加減うんざりしているのではと思ってならない。
これ、タイトルの通り、メーカーがつくりすぎて在庫を相当抱えてたりして。
2009年09月01日 12時15分 [ 中国的製品 ] [ 市場 ] [ 著作権 ]
キティちゃんグッズでエミュレータってどうなのかと
中国ではハローキティグッズが人気だ。サンリオのキャラクター全体というよりもキティちゃんが突出して人気だ。もちろんニセモノも流通しているけれど、一方で中国全土の大都市の繁華街のショッピングセンターではサンリオショップがあり、現地人の給料では高いながら販売されている。ネットでも公認のグッズが売られている。
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そんな公認グッズの1つがこちらのマルチメディアプレーヤーのK10。
ざっくりスペックはこんな感じ。赤線部分はファミコン(NES)、ゲームボーイカラー(GBC)に対応ということで、要はエミュレーター機能もあるということだ。
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ハローキティのポータブルメディアプレーヤーはいいけれど、エミュレーターってどうよと思う。男女問わず中国人にとってのファミコン普及の名作は「魂斗羅」だから、キティちゃんハードウェアでムキムキマッチョが暴れ回るのか。どうなんだろう。
2009年08月18日 10時59分 [ 中国的製品 ] [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 著作権 ]
中国著名MP3プレーヤーメーカーのWEBがヤバい
前回紹介したmp3プレーヤー、そのメーカーはOPPOというメーカーで、中国国内ではそれなりに支持されているmp3プレーヤー専業メーカーだ。簡単にOPPOを紹介したが、中国のMP3プレーヤー市場の競争っぷりは半端でなく、メーカーだけでなく、無名の工場まで参入してパクリデザインのMP3プレーヤーを出しているほどだから、それでも生き残ったOPPOは相当なものといえるのではなかろうか。
OPPO人気の原動力となっているのか見えないが、OPPOのWEBがヤバイ。なんたって、WEBサイトで海賊版音楽を配信しているのだ。プレーヤーメーカーが自ら海賊版配信というケースは筆者も初めての遭遇だ。ならば、他の中国のMP3メーカーのWEBサイトは?と見てみたが、OPPOだけのケースだった。
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OPPOのWEBサイトの製品ページ
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例えば日本の歌手で検索してもこの通り。
2009年07月21日 00時42分 [ 中国的製品 ] [ 市井のIT ] [ 市場 ]
機内誌で見える中国3Gの現状
中国の3Gは3つ方式があって、それは日本でのお馴染みのNTTドコモやソフトバンクモバイルが採用するW-CDMA(キャリアは中国聯通(チャイナユニコム))とauが採用するCDMA 2000(キャリアは中国電信(チャイナテレコム))、それに中国オリジナル(とはいっても多くの外国の特許の上に少々の独自特許を付加した)のTD-SCDMA(キャリアは中国移動(チャイナモバイル))となる。
バス停とか、バス内のテレビとか、巨大看板とか、いろんな広告スペースで3社ともアピール合戦をしている。その中でも一般庶民ではまず利用のない飛行機の機内誌を見ると、W-CDMAの中国聯通と、CDMA 2000の中国電信のみが広告を出していて面白い。
すなわち、外国産の高級そうなW-CDMAとCDMA 2000は、機内誌に広告を打ち出す価値のあるものであり、中国産の中国の人々にも高級そうにみえない庶民派の3GことTD-SCDMAは、機内誌に広告を出すだけ無駄なわけだ。
強引な解釈と読めるかもしれないが、実際中国市場ではそうなのだ。だからこそTD-SCDMAの広告がなくて「やっぱりなあ。。。」と思うわけだ。各都市の繁華街では、地方都市ではなおさらのことTD-SCDMAの広告はよく出ている。決してTD-SCDMAが失速しているということじゃあない。
中国南方航空の機内誌
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中国聯通のW-CDMAの広告
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で、機内誌にTD-SCDMAの広告はなし。
中国東方航空の機内誌
やはり機内誌にTD-SCDMAの広告は無し。
2009年07月09日 15時33分 [ 市場 ] [ 著作権 ]
中国正規版CDはうつり変わりが早い
遠方に出るので、そこの知人の外国人に何かお土産をあげようと、筆者の滞在する中国の都市の「新華書店」という書店チェーンに行き、正規版の邦楽CDを購入しに行った(正規版CD・DVDを売っているのは新華書店くらいなのだ)。日本語を勉強していて、日本に興味のある外国人ということで「宇多田ヒカルあたりのPVが入った正規版DVDでも買えばいいか、前見たことあるし」と買いにいくも、すでに宇多田ヒカルのCD・DVDはなくなっていた。
その新華書店は、その都市では最大の書店だが、外国語のCD・DVDの棚が限られているのはもちろんのこと、中国のポップの棚もまた少ないため、中国ポップのCD・DVDすら入れ替わりが激しい。過去の曲が気に入ったからといって、(広告配信などの)合法的なmp3ファイルをmp3クオリティでダウンロードできようと、正規版のCDは買うことはもはや、Amazon中国で買うくらいしか方法はない。
買う人がいないから、売り場も限定しているのだが、売り場が限定しているから、在庫のCD・DVDも非常に少ない。ニワトリが先か、タマゴが先か。日本でパソコンソフトの海賊版利用率が高かったDOS時代だって、秋葉原や池袋ビックカメラとかで正規版は多数売られていた。昔の日本と中国とは状況が違う。海賊版解決はそう簡単ではない。
2009年07月06日 16時00分 [ 市場 ]
内陸の省都では液晶テレビに売り場は完全移行
「ウォルマート」や「カルフール」などの大型スーパーや、「蘇寧電器」「国美電器」などの家電量販店では、少し前まで上海とか、沿岸部でしか、「売り場で薄型テレビしか売っていない(ブラウン管テレビは売っていない)」という状況だった。
先日、内陸のさほどリッチでもない省都のカルフールにいってみたら、テレビ売り場で売られているものは、すべて液晶テレビになっていて驚いた。しかもテレビ売り場が拡張していて2度驚いた。少し前はブラウン管テレビも売っていたのに。
これは、カルフールで買い物するような消費者(都市住民)は、「テレビを買うなら液晶テレビ」なんだろう。白物家電の売り場は変わってないから「家電を買い換えるなら液晶テレビ」なんだろう。
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以旧換新キャンペーンをテレビメーカー主導で行っているのも、テレビ市場が元気そうに見える要因のひとつだろう。
2009年06月03日 01時56分 [ 市場 ]
世界一テレビ漬。
学習塾の「世界一テレビ漬。」という題の広告。日本の中学生は世界で最も長くテレビを観ている。宿題は1日1時間で世界最短レベル、テレビ依存を脱して学力向上をしよう。。。
日本のテレビはつまらなくなったと各所で言われて久しいが、日本の中学生は世界でトップクラスのテレビ視聴時間だということは、裏を返せば日本のテレビは中学生にとっては、世界的に相当面白いものなのだろう。日本のテレビは捨てたもんじゃないかもしれない。
実は中国じゃテレビが不人気だよ、なんてことを昨日「暗雲漂う中国での地デジ化」という記事で紹介した。良かったら読んでいただければ。
とりあえず宿題はしなきゃ駄目だぞ。やるべきことをやる(今日のミッションをこなす)ことは、社会人になるための練習だから。
2009年05月23日 00時20分 [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 筆者自身のこと ]
早速新型インフル対応マスクが届く
おとといの朝オーダーしたマスクが、昨日の夕方に届いた。オーダーした店は上海、滞在先は中国国内とはいえ、2000kmは離れている。ヤフーオークションのようなC2Cサイトとはいえ、よくやった、と店の人と宅配業者にはいいたい。
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早くも届いたマ3Mのマスク40ケ
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中国の他のショップもそうだが、個人系は梱包がイマイチ。
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マスク1セット20ケx2=40ケ
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1つは中国語のマスク。しかも英語版のは説明書が入ってんのに、中国語版にはないでやんの。
微妙だがこんなもんだろ。中国のインターネットショッピングはそんなもん。こんなもんだが、日本で売ってないので致し方ない。
東京周辺で来週、中国語表記の3Mのマスクをつけていたら山谷の可能性大。
2009年05月21日 11時56分 [ 市場 ] [ 筆者自身のこと ]
日本帰国を前に中国でマスク購入
5月26日にアキバで講演を行うため日本に帰国予定。
中国内需拡大の波に乗れ 「家電下郷」に電子業界の復活の糸口を探る
それを前に、マスクを今のうち、オーダーして実家に送っとこうと思ったら、どこでも買えないようで。
マスクがヤフオクで爆売れでオークション板の住民がメシウマ状態
あー、これが原因のひとつではあるのかな。マージンついた高値で買うのもしゃくだから、Amazonや楽天を調べるも、Amazonは安いが出荷が6月以降のものが多いし、楽天は高いしで…
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試しに中国で調べてみたら、同じモノが結構安い。中国ではマスク着用の人がレアだからだろうか。ひょっとしたらアメリカやメキシコでもマスクが安く買えるかもね。もちろん「中国で売っているモノは信用できん!」と声をあげる人もいるだろう。だから、買うかつけるかは、自己責任で。個人的には、中国でマスク転売熱がない今の段階ではまだイケると思う。
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これって外国の話だから日本在住の人間には関係ない話でしょ、というわけでもない。アリババという日本で中国の製品をB2Bで大口注文する日本語サイトもあって、そこで「3M マスク」あたりで検索すると、いろいろ見つかるのだ。
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例えば、上記の店だと「3Mインフルエン対策ザマスク(原文ママ) 」が500個注文で、ひとつあたり0.46米ドル。ショップはもちろん、個人でも10家族、20家族、ないしは1行政単位で買い付けるといいんじゃないか。
2009年04月26日 12時55分 [ 市場 ]
2008年ネット通販日中市場規模比較
ぶっちゃけいえば、日経IT+PLUSで連載する肖宇生氏のコラム「急成長ネット通販は中国ウェブビジネスの大本命」に違和感を感じたという理由で、自分なりに2008年のオンラインショッピングサイトの市場規模比較をしてみる。
肖宇生氏の記事を引用すれば、
2008年の中国ネット通販市場の伸び率は前年比で130%増を記録し、1300億元(約1兆9500億円)に達した。2009年も80%増の2380億元(約3兆5700億円)と高成長が続くという予測もあり、日本市場(2008年にパソコンとモバイル計で約2兆5000億円)を逆転するのも時間の問題といっていいだろう。
と書いてある。中国のネット通販市場の「1300億元(約1兆9500億円)」というのは、例えば中国のリサーチ会社の「易観国際」の2009年3月10日に発表した、2008年ネット通販についての数字は1220億元となっており、確かに数値は誤差みたいなものだろう。違うリサーチ会社だったら1300億元(約1兆9500億円)と書いてあるかも知れないし。
で、大事なのは、ネット通販市場の定義をC2C(日本で言えば、たとえば楽天やアマゾン)とB2C(たとえばヤフーオークション)と足し算したものが1300億元くらいだ、としていること。これポイント。
一方肖宇生氏のいう日本の2兆5000億元規模というのは、富士経済の12月25日発表のレポートでは、インターネットショッピング市場が2兆1753億円、モバイルショッピング市場が3165億円なんで、合わせて約2兆5000億円となるので、このレポートを引用しているのだろう。
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で、このレポートを読む限り、日本の2兆5000億円というのは、ヤフーオークションなどのC2Cを含まないんですよ。これ重要。
ちなみにNRI(野村総研)の2008年12月17日発表の2008年の調査結果を見ると、
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これによれば、B2Cが6兆2255億円、インターネットオークション(C2C)が1兆503億円となっているので、合わせると7兆3000億円弱となる。これだと、B2CとC2Cの足した数字が出て、B2CとC2Cを足した1300億元(約1兆9500億円)規模の中国ネットショッピング市場と比べっこができる。
とはいえ、なぜに日本のB2C市場について、富士経済(2兆5000億円)と野村総研(6兆2255億円)の数字がどえらい違うのか。ヒントは、経済産業省の統計にある。ちょいと古いが平成18年の調査結果を見てみると。
デジタルコンテンツの合法有料ダウンロードの市場規模がでかいんですな。恐らく目に見えるモノの販売だけを数字に出したのが富士経済で、デジタルコンテンツも入れたのが野村総研なのかなと。
とにかく、日本のオンラインショッピング市場規模を数字の少ない富士経済ベースで考えるにしても、中国のB2C+C2Cの1300億元(約1兆9500億円)市場と比べっこするのだから、日本のB2C+C2C=2兆5000億円(富士経済)+1兆503億円(野村総研)で3兆5000億円と試算しなければ、おかしいよね。
2008年の中国ネット通販市場の伸び率は前年比で130%増を記録し、1300億元(約1兆9500億円)に達した。2009年も80%増の2380億元(約3兆5700億円)と高成長が続くという予測もあり、日本市場(2008年にパソコンとモバイル計で約2兆5000億円)を逆転するのも時間の問題といっていいだろう。
ちょっと中国を高評価しすぎな記事かなと。
文章長すぎでサーセン。
2009年03月18日 13時49分 [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 筆者自身のこと ]
中国の電気代が糞高い件
電気代が異様なまでに高い。いや、中国の滞在先への嫌がらせとかそういうのではなく、不当請求ではないのだが、しかし高い。
ある月の電気代は435元(約6000円)だった。電気湯沸かし器(一番下の写真)とか、PCを日中つけっぱなしというのは理由にあろうが、それにしても高い。なんたって、その都市の個人の平均月収が2万円くらいなのだから、つまり月収の3割が電気代って高すぎだろ、って話である。たとえるなら月収30万円の人間からみれば、9万円が電気代というトンデモない話なのだ。
最近「家電下郷」というキーワードがメーカーとかで、「これで中国にモノが売れるっ!」とにわかに話題になっているようだけど、そもそも家電製品買ってくれたところで、電気代って払えるの?と疑問視してしまう。

↑電気食いの電気温水湯沸かし器↑
2009年03月04日 09時42分 [ 市場 ]
オンラインショッピングの最新統計
中国のリサーチ会社「iReserch」が、金融危機で一層盛り上がっている中国オンラインショッピングの最新統計を発表している。
中国オンラインショッピング市場規模。2008年のオンラインショッピング市場(取引総額)は1281億8000万元。日本円で焼く1兆8000億円。

中国オンラインショッピング利用者数。2008年は8000万人。

2008年に最もよく購入した商品

服装・靴 27.5%
本CDDVD 16.6%
オンラインサービス用プリペイドカード 11.9%
化粧品 11.3%
デジタル製品 6.9%
PC・電子辞書 5.2%
家具インテリア 4.4%
携帯電話 4.1%
ベビー用品 2.6%
食品サプリメント 2.4%
おもちゃプレゼント 2.1%
炊飯器・電子レンジなど 2.0%
貴金属 1.9%
その他 0.9%
大型家電(冷蔵庫・テレビ・洗濯機) 0.2%
2008年に購入したことのある商品

服装・靴 57.1%
本CDDVD 46.0%
化粧品 40.6%
デジタル製品 35.4%
オンラインサービス用プリペイドカード 32.1%
家具インテリア 29.2%
携帯電話 27.4%
おもちゃプレゼント 24.7%
PC・電子辞書 23.0%
炊飯器・電子レンジなど 22.1%
貴金属 20.3%
食品サプリメント 19.7%
ベビー用品 11.5%
大型家電(冷蔵庫・テレビ・洗濯機) 2.9%
その他 2.0%
2007年(緑)、2008年(黄)でのオンラインショッピング回数







