中国リアルIT事情

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香港空港はイイ!




 ASCII.jpの連載記事「香港電脳街へのいざない」で香港を紹介したが、香港空港も紹介したい。香港空港は相変わらず、成田・関空・中部と比べても比較にならないくらい素晴らしい。

 香港空港は例えるなら、出国ゲートの先、パスポートチェックの先の免税ゾーンがまるごと「ららぽーと」、日本を代表する空港は「知名度がイマイチな観光地の土産物屋の並び」といったところ。さらには無線LAN経由でインターネットがタダで利用できるのだ。すごすぎ!
 
 香港フェチでも香港万歳でもなく、むしろガンバレ日本であり日本びいきなのだが、それでも日本の空港がショボイことは否めない。ここでは香港の空港のすばらしさをネット環境を中心に紹介。今は外国人が日本にやってくるタイミングではないのだから、予算が復興にいっているのは承知の上で、リニューアル工事を行ってみればどうだろう。せめて修復が必要な仙台空港だけでも無料インターネットの実現を。
 
 
 

フードコートもあり、外と同じ値段で食事もできる。
 
 

高級なデコレーションモバイル「vertu」も
 
 

ソファがある文字通りの休憩スペースはいたるところに
 
 

無料インターネットは端末でも公衆無線LANでも提供 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

無料で使える電源もあるが特殊なプラグであることに注意

日本通信の世界初050モバイルIPフォンは海外勤務族に必須!

 日本通信は、世界初となる携帯網上の050モバイルIPフォンを発表した。で、これが個人的ユーザー視点でかなりすんごいものだと思っている。(プレスリリース ASCII.jp 紹介記事

ざっくりと特徴を紹介すると
    
■NTTドコモの携帯網で、050電話番号が使える
■Android搭載スマートフォンを利用(中国の華為(Huawei製))
■基本通話料も通話料も大手キャリアの半額
■海外だろうと無線LANが使える環境なら同じ番号が同じ値段で利用可能(これ大事!)

 
となっている。
    
 日本通信いわく、「月額換算2,128円のデータ通信とモバイルIPフォン基本料490円の合わせて2,618円、これに通話超過料を支払っても、月額およそ3,000円でスマートフォンが持てるようになります。まさに「軽自動車型スマートフォン」の誕生です。」」。これスゴくない?個人的にはもう名刺も既存の番号も捨てて乗り換える気マンマン。

 このサービスで利用する華為のスマートフォンは「IDEOS」なる製品。中国の華為にはIDEOS S7という機種が紹介されているが、中国の大手ポータルサイトを見ると、IDEOS Xシリーズというのもあるようだ。
 
 

 

  
 
 華為は世界クラスの企業なので、「TD-SCDMA」といったチャイナスタンダード(のひとつ)はさておき、しっかり「WCDMA」と「GSM」に対応しているという。ということでは、旅先で現地のSIMカードを挿して利用できるのはまず間違いない(あの日本通信がSIMロックをかけるとは考えづらい)。

 ただおそらくこれ、W-CDMAとGSMに対応とはいえ、SIMカードを挿す場所が2箇所でなく、すなわちデュアルスロットではないのではと思われる。これで日本のSIMカードと海外出張・旅行・留学先のSIMカードの2枚挿しが出来れば感涙ものなんだが。華為さん、出して。でもって日本通信さん、採用して。

本気で使える中国製オンライン日中辞典「滬江小D」

※読者さんからの指摘により、滬江小Dのコンテンツは小学館日中辞典の○コピーとのこと。失礼いたしました。
 
 日中、中日オンライン辞典、何使ってますか?Yahoo!翻訳エキサイト辞書、それとも楽訳中国語

 ヤマヤが使っているのは、中国のサイト「滬江小D」(※リンク外しました)。「中国語が出来るヤツが利用できるサイトだろ?」--いやいや、中国語の知識ゼロでも非常に使えるサイトなのだ。(※後記 使うのやめます、スイマセン)

 持ち運べる程度のサイズの辞書に載ってそうな単語をカバーしているのはもちろん、日本発のサイトでは載っていない、「愛国」と双璧をなす現代中国の代名詞「パクリ(抄襲)」や、「ガンダム」「クレヨンしんちゃん」「山手線」など、日本人の誰もが聞いたことがある固有名詞についても載っている。
 
  


 
 

  
  

意外にもこの程度の単語をカバーしていない日本の日中辞典サイトは多い
 
 
 この滬江小Dがソフトも出しているというので、PC版を利用してみることにした。ダウンロードサイトは”こちら(リンク消しました)”の日語詞典から。たぶん緑色版がダウンロードの手間がかからない。ファイル形式がrarなのは中国におけるダウンロードファイルの標準的形式(pdfもrarで圧縮することが基本)。合理主義でPC普及から間もない中国だからこそだろう。
 
 若干の文字化けもしつつ、構わずインストールしてみた。基本的な単語はフォローしているが、単語数はWEB版のほうが充実しているが、日本語Windows上でも動作し、軽いのが魅力。中国絡みの仕事人は導入、中国をネタ取りのひとつとするならWEB版で十分だろう。

 
 

中国とベトナム、日本への回線速度比較

 中国とベトナムに近い日程で滞在する機会があったので(それも中国では、ベトナムからそう遠くない都市だったので)、いい機会だと日本の回線速度測定サイトで回線速度を計測してみた。(上が中国、下がベトナム)

 結果を見ると計測サイトによって、中国が優勢だったりベトナムが優勢だったりとまちまち。中国で長期間滞在している身としては、中国からはアクセスするサーバーによって速度が別物といっていいほど異なり、体感としてはベトナムでのネットの利用のほうがおおむね快適に思える。

 脱中国とかチャイナプラス1と言われる中で、データのやりとりだけの作業であれば、ベトナムという選択肢もあるのではないか。例えばASCII.jpでは(筆者執筆の記事ではないが)ベトナムのアニメ産業の紹介で、

「グレンラガン」「アイシールド21」──日本のアニメはベトナムでも作られていたっ!!
いつかはガンダムを作りたい!──ベトナム人アニメ制作スタッフが語る夢
 
なんて記事もあることだし。
 
  
 
【Goo Broadband Speedtest】
中国 

 
  
ベトナム

 
 
 
【USENスピードテスト】
中国

 
 
ベトナム

 
 
 
【ブロードバンドスピードテスト】
中国

 
 
ベトナム

 
 
 
【Radish Network Speed Testing(東京)】
中国

 
 
ベトナム

 
 
 
【価格.com プロバイダ ブロードバンドスピードテスト】
中国

 
 
ベトナム

 
 
 

【BNRスピードテスト】
中国
cnvnspeed20101211.jpg
 
  
ベトナム
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【速度.jp スピードテスト】
中国
cnvnspeed20101213.jpg
 
 
ベトナム
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中国の自作PCの相場がわかるサイト

 中国のIT系サイトでは最も知名度のあるサイトのひとつ「中関村在線(ZOL)」で、自作PCを組むといくらになるか自動計算してくれる「模擬攅机」というサイトがある。どのIT系サイトでも、各パーツ・各ガジェットがいくらになるかという価格比較サイトはあるが、自作PCを組んでいくら、というのはここくらいかもしれない。

 選択必須パーツはマザーボード(主板)・CPU・HDD(硬盤)・メモリー(内存)・ケース(机箱)。加えてビデオカード(顕ka。kaは上と下を合成した文字)・サウンドカード(声ka)・光学ドライブ(光駆)・モニター(CRT・LCD)・電源・マウス(鼠標)・キーボード(鍵盤)・スピーカー(音箱)・ファン(散熱機)・OS(操作系統)・ban公軟件(ソフト)が選択可能だ。AMDチップセットのマザーボードを選択したら、CPUはしっかりAMDのもののみとなっていて、とりあえずパーツを足し算しましたよ、という仕様ではないようだ。

 良い点としては、サービス利用者によるサンプルを見ることで情報が共有でき、さらにそれを良くも悪くも評価し、投稿順やアクセス数順や評価順に並び替えることができる。

 悪い点というほどでもないが、SSDの選択肢がないのがちょっと残念。

 価格.comの自作PC(BTOパソコン)のページASCII.jpの価格比較などのIT系ポータルサイト内の価格比較サイトでも、自作PCを作ると目安はどれくらいといったのができたら便利だろうなあと思うのは筆者だけだろうか?日本人は模倣しさらにサービスを昇華させる得意技があるだけに、例えば各種ベンチマークの数値目安とかそういうのもあるといいだろうなあとか勝手に想像を膨らませてみる。
 
 中国では今も自作PCが人気で、電脳街のパーツショップを見れば、カップル連れがパーツを選んでショップと商談している姿を普通に見ることができる。レアだがタワー型ケースを抱えるきゃしゃな女の子も。知識ある人も知識無い人も利用するために、こういったサービスは重宝されるのではないか。
 
  
 

 
 

 
 


参考記事 去年中国で最も人気のパーツでPCを組むとハウマッチ?

中国ではオンラインショッピングにも色仕掛けが必要?

 中国でぶっちぎりナンバー1オンラインショッピングサイトは淘宝網(TAOBAO)であり、「淘宝網での売買システムがイコール、中国オンラインショッピングの作法」となる。では「中国オンラインショッピングの特徴=淘宝網らしさ」は何かというと、「チャットソフトを利用した客と店員との値引き交渉システム」が挙げられよう。逆にチャットソフトのないオンラインショッピングサイトは利用者にとっては物足りないわけだ。
 
 

 

 上記は淘宝網のショップのひとつだが、ほぼ全てのショップで店員とチャットソフト「淘宝旺旺」で交渉できるアイコンがあり、これをクリックすると淘宝旺旺がインストールされていれば、それを利用しての交渉や質問が開始される。
 
 
 
 最近筆者が見つけて「うーむ」と唸ったとある淘宝網のショップは、カスタマーサービス対応のチャット要員複数名の顔写真が公開されていて、全て若い女性だというもの。カスタマーサービスの一環で「店で商品を買うお客様にはもれなく当店の若い女性とチャットできますよ」ということだろうか。
 
 

 

 

 中国のオンラインショップでは、他国ではおそらく例のない「美人スタッフを集めた色仕掛け」というベクトルの企業努力が行われ、実を結んでいくのかも知れない。

中国からAmazon日本に雑誌を注文してみた


 
  
 日中間のオンラインショッピングの提携は、ヤフー&淘宝網の「淘日本」「Yahoo!チャイナモール」に続き、楽天&百度の「楽酷天」も登場、日本のモノが中国でも入手しやすくなったが、海外配送の原点はAmazonだろう。 
 
 外務省発行の海外在留邦人数統計最新版によれば、中国には12万7000人もの日本人がいることだし、Amazon日本から中国に雑誌を送るとどうなるかを改めて試してみた。ちなみに上の写真の通り、梱包の段ボールは多少ツブレはあるが中身は新品そのもの。11月1日発売の雑誌が今日(11月6日)届いた。配送業者はFedEx。配送料は高いが、高いなりに早く商品が到着する。筆者は内陸の奥地に滞在しているが、上海・北京・大連・広東省ならばもっと早く到着するのではないか。

 最初に「内陸奥地だろうと無事届いた」という結果を書いたが、ここには3つの壁が存在する。

3つの壁とは
1.料金の壁(高すぎない?)
2.税関の壁(ひっかからない?)
3.英語表記のみ対応の言葉の壁(アルファベット読める?)

 あと中国大批判的な過激な内容だとさらに「出版・思想の自由の壁」も加わるが、とりあえずはこれは問題切り分けのため、今回はどうみても中国にとって毒にならなそうな雑誌とした。

  
 
 1に関しては、基本配送料1900円(アジアに本の場合。アジアにCD・DVDの場合は1400円)に加え、商品1点あたり300円が加算される。本1冊なら2200円、本2冊なら2500円となる。

 これがAmazonマーケットプレイスになると送り先がアジアの場合1点ごとに800円が加算される。だから1円の本を複数冊買おうとすると、同じ店だろうが違う店だろうが、801円x冊数となるわけだ。1冊買う場合は、Amazonマーケットプレイスで買う方がAmazonから買うよりも安く済む。ただしこれは販売業者がどうやって送るかわからないので、いつ届くかわからない。そのうちブックオフあたりで何か買ってみて中国まで送ってみようと思う。
 
 



 
 
 2に関しては、淘宝網をはじめとした中国オンラインショッピングサイトの隆盛により、日本を含む在外中国人と中国本土の中国人の個人取引・個人輸入が活発となったことによる中国の税関の対策で、価値の安い配送物でも税関のチェック対象とするようになったため、たとえ雑誌数冊でもひっかかるのではないかと懸念した。結果としては税関から何か言われることはなく、問題なく届いた。
 
 
 3に関しては、Amazon日本の海外配送の仕様として、配送先住所は日本語を受け付けずアルファベットしか受け付けない。中国人はアルファベット表記、ピンイン表記が読めない人も多く、日本語の漢字のほうがよほどすらすらと読めるので、名前も住所もアルファベットゆえに届かないのではないかと危惧したわけだ。
 
 

 
 
 個人的には、素早く届き、配送番号控えももらえた(淘日本は控えすらもらえなかった)こともあり、心理的にも安心なことからAmazon日本の海外配送に満足。値段ゆえにしょっちゅう使うことはないだろうが、でも淘日本よりも使うことはあるだろう。ただ中国の消費者が使うかというと、値段優先ゆえに使われることはないんじゃないかと。

百度よ、これはマズいんじゃないか?

 中国ナンバー1の検索サイト百度(Baidu)が新しくリリースした動画共有サービスならぬ文書共有サービス「百度文庫」がちょっとどころでなくマズい。それは下の写真を見ればわかる。
   
 

1Q84にPDFアイコン
   
 

史上最強日本史なるファイル
 
  

Amazon中国で「史上最強日本史」。要は商用本がアップされちゃっているのだ
 
   
 百度文庫は名前から見ると、Googleブックスの対抗馬のように思えるが違う。百度文庫では優酷(Youku)などの中国の動画共有サイトで海賊版の動画がアップされるように、著作権的に問題ない文書と明らかに著作権的に問題のある文書がごっちゃにアップされ、かつ海賊版を容易に見つけることができるのだ。

 百度文庫では、中国語の書籍の海賊版が配信されるだけでなく、日本を含む海外の人気書籍も、中国で正規に販売される翻訳版の書籍も、ここでアップされる。その対処としては、動画や音楽のように訴えるしかない。訴えるためには、現地でコンテンツをやりとりする出版社と提携するしかない。(この辺はJETROの中国コンテンツビジネスレポート(2008年6月〜8月分)のP19以降が詳しい)
 
 Googleと百度は同じ検索サイトであり、両社はしばしば訴えられることが多いが、百度は海賊版配信で訴えられることが多く、Googleが訴えられる内容とベクトルが異なるんだなと。でもって、そうした海賊版コンテンツをばらまいた上で、mp3プレーヤーもゲーム機も電子ブックリーダーも魅力的になってハードウェアが普及するんだろうなと。

 百度中国といえば百度mp3捜索抜きには語れない。百度mp3捜索に関する最新の裁判所の判断は「我々百度はネットに落ちているファイルをリンクして、視聴しやすくしているだけのサイトだ」という意見が受け入れられ、合法となっている(2010年1月22日、北京市第一中級人民法院)。 

 このサービスは、百度はインフラを提供しているだけというかもしれないが、百度のサーバー上に上がっているために、百度mp3捜索と同じ道理ではない。若者に人気そうな書籍とか、ベストセラーの書籍を抱える出版社さんは、百度文庫で検索してみて、もし海賊版があればしっかり対応すべし。
 
 
参考記事:中国にアニメを売る方法というか実例

中国でネットが繋がらないときのダイアルアップ

16300-1.jpg

 中国では、アナログモデムに電話線繋げて、電話番号16300、ユーザーネーム16300、パスワード16300と入れるだけでインターネットに繋げられる。ホテルからでももちろん可能。

 中国ではもはやインターネットといえばADSLであり、ADSLよりtwitterなりYouTubeなりFacebookなりFC2なりが接続できないが、ダイアルアップで同NGサイトを試しもやはりNGでがっかり。

 最近、月に2回くらいネットが繋がらなくなったり、水が出なくなったりとインフラで面倒続き。繁華街までバスで30分ばかり乗って無線LANの利用できるカフェを利用しようかと思ったら「そういや昔利用したダイアルアップの方法があったな」と急に思い出した次第。

淘日本ファーストインプレッション


 


 
 前回のエントリーで、中国の出品物を日本から購入するYahoo!チャイナモールのファーストインプレッションを書いたが、本エントリーでは、日本のYahoo!ショッピングの商品を中国から購入する淘日本のファーストインプレッションを書く。

 やはり、機械翻訳なだけに、日本の商品紹介の中国語訳は、モノによりかなりおかしなモノもある。しかし原文も載せているあたりがYahoo!チャイナモールよりも、個人的にはいいように思える。

 次に気になる値段である。

 既存の日本での購入輸入代行サービスよりも安いように思う。安かろうと高かろうと明朗会計なのが大事と感じる筆者としては、1元を何円で換算して、輸入手続き料がいくらで合計がいくら、というのは大変よろしいかと思う。
 
taojapan2010063.jpg

 

 

  
 あくまで筆者のファーストインプレッションであり、中国人はこの明朗会計システムをどう思っているかは、(あれば)別の機会に。
 
 URLは、Yahoo!ショッピングと淘日本で共通する部分があり、以下のようになる。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/(※shopname/itemnumber).html
http://www.taojapan.com/item/(※shopname/itemnumber).htm
Yahoo!ショッピングで、同一商品が中国でいくらでどう売られているか気になれば、URLの類推が可能で、すぐに調べることができる。
 
 日本のソフトバンクと中国のアリババの提携に、個人的には過剰とも思える「中国人消費者すげえ」「中国消費者救世主論」なマスコミ論調下、中国での消費者に日本のモノが気軽に売れるようになるということが今回のサイト開始で期待されているところだが、サイトやサービスの出来を見るに、その過剰な期待に多少なり応えているのではと感じた。
 
 ただ、気になるのは、6月1日からしばらく淘宝網に淘日本のリンクがわかりやすくはられていたが、数日経って淘宝網への最初のリンクが早くも消え、右上の「公告」のところで若干紹介されているだけである。この意図やいかに。

Yahoo!チャイナモールファーストインプレッション


yahoochinamall2010063.jpg
 
 
 
 Yahoo!チャイナモールがオープンした。以前「日中間のショッピングは魅力!? ヤフーと「淘宝」の連携」という記事を執筆したが、サービスがリリースされたということで、タイトルの通り第一印象だけをレビュー。

 各商品の商品名を見ると、機械翻訳しているだけに、2ちゃんねるで「面白い商品名を挙げるスレ」なんかできそうな感じではある。機械翻訳なのは出品総数も出品の勢いも半端ないので致し方ないところだが、機械翻訳の精度を翻訳精度を高めて欲しいところ。

 それよりも何よりも高い

 2つ前の記事で、SOYJOYを淘宝網で1個あたり約2元(27円)で買ったことを書いた。これをYahoo!チャイナモールでSOYJOYで検索するとどうなるかというと、
 

 
 高い。2元(27円)のものが550円になって販売されている。さらに気になるようなら同一製品名をキーワードに淘宝網とYahoo!チャイナモールで検索し、値段を比べてみよう。

 いくら中間業者がいるからとはいえ、いくらポイント10倍キャンペーンをやっていたって、値段に魅力はないんじゃないか。筆者自身、過去にいろんな中国のガジェットを淘宝網で購入し紹介したが、日本にいるときに中国のガジェットを購入する機会があっても、今の料金体系のままなら淘宝網を直接利用するだろう。

 例えば中国でしか手に入らないレアアイテム、レアガジェットを値段を気にせず確実に入手したいときに役に立つか。

中国からネットを利用するときに覚えておきたい「aguse」


 
 
 aguseが提供するaguse gatewayを通して、中国から、twitterなどいろんなサイトがアクセス可能になることを発見。同サイトの用途はサイトチェックだが、ゲートウェイを利用することから、ひょっとしたら裏技的な方法で中国から見えないサイトが見えるかなーと思ったら、やはり!と。

 ただ全ての見られなかったサイトが見られるようになるわけではなく、たちえばFacebookやYouTubeにはアクセスできない。この辺は中国側のゲートウェイでURLではなく単語自身をフィルタリングしてるかもしれない。
 
 過去に、Yahoo! Japanが見られなくなるといった、中国在住日本人からすれば中国の情報規制が人ごとでなくなる一件もあったので、このサイトはいざというときのためにブックマークすることをお勧めする。

ECナビケータイの魅力


 日本と中国、日本と外国を行き来する筆者が気になるのがECナビケータイ。(関連記事 ECナビ、auの回線を用いた携帯電話事業をスタート

 ASCIIの記事によれば、
  
具体的には月ごとの利用料金に対してポイントが付き、月額3000円以上のユーザーには6%、また8月中に契約したユーザーにはキャンペーンとして、2年間に限って10%のポイントが還元されるサービスが予定されている。さらに購入時の特典として端末の金額に応じて、4万~5万ポイント(4000~5000円相当)が付与される。
 
 とのこと。これ、4万~5万ポイントを4000~5000円相当と解釈するのは惜しい。個人的にはJAL、ANAの航空会社のマイルとの交換がかなりお得なのでお勧めしたい。

 50000ポイントをJAL、ANAの換えると……

(ポイント変換のルート検索サイト「ポイ探」より)

ANAは2500マイルに

JALは3000マイルに

 それぞれ交換できる。で、JALもANAも国際線をマイレージでタダ券を予約すると、単に成田・関空・中部など←→アジア・ヨーロッパ・アメリカなど しか取れないわけだけではなくて、日本の地方の各空港から成田/羽田・関空・中部などへの国内線往復航空券も無料でつけられるのだ。

 中国ネタでいったら、成田←→上海(浦東)は安いチケットはいっぱいあるので交換してもお得感はないけれど、高くて便利な羽田←→上海(虹橋)も交換できるのがうれしい。あとは行きは日本から厦門へ、帰りは大連から日本へなんて変則的というか格安航空券ではなかなか見つからないチケットも無料で予約できるし。


 そんなわけで、個人的には日本に長く滞在するようになったら、ぜひともECナビケータイを確保しようと思う。航空券、高いからね。

JAL必要マイル早見表
ANA国際航空券

中国3G時代到来


中国移動(チャイナモバイル)によるTD-SCDMAの3G広告 
 
 

中国電信(チャイナテレコム)によるCDMA2000の3G広告


 いよいよ中国で3Gの時代が本格到来する。4月にCDMA2000が、5月にW-CDMAが開始される予定だ。筆者が滞在する都市は、日本人が誰もが耳にしたことのある大都市ではないのだが、そんなおらが都市にも、3G商戦が始まった。現在のところ、北京五輪前にサービスを開始したTD-SCDMAとCDMA2000の広告を街中で見ることができる。

 AQUOSケータイから見た中国ビジネスという記事にも書いているが、中国では密かに日本ケータイが人気で、GSM対応のケータイはもれなく転売されている状況だが、W-CDMAとCDMA2000がスタートすれば、日本ケータイの転売に拍車が掛かり、今の状況どころじゃなくなるんじゃないかと予想。

 日本の各キャリアは、そのXデーまでに、端末管理システム?端末追尾システム?みたいなのを完成させたほうがいいんじゃないかー、と思う。

 


Google中国も音楽検索サービス

 「中国の検索サイトといえば百度(バイドゥ)」「百度といえばmp3検索」かと思うのだが、Google中国(中国名「谷歌」)もまた先月末にmp3検索サービスを開始した。URLはこちら


Google中国
 
 
 
 
 

Google中国音楽捜索 
 
 
  
  
  

 
 
 
 
 
 

 
 
 
  
  


 誰もが気になる(かもしれない)「海賊版率」だが、ワーナー、ユニバーサル、EMI、ソニーミュージックの4大レーベルと提携していて、検索結果で表示される音楽には、日本の音楽も含め、どのレーベルのものかを明記しているものが多い、というか明記してない音楽はざっと見た限り確認できなかった。意外と海賊版は少ないのだ。喝を入れるつもりが、あっぱれだった。あっぱれ~

百度日本の窓(ニッセン中国)

 百度中国と提携したニッセンの中国オンラインショッピングサイト「百度日本の窓」、実は日本からアクセスすると、筆者の記憶では、トップページから先が見えなかったような記憶がある。なので、ニッセン中国オンラインショッピングサイトこと、百度日本の窓をちょっと紹介しよう。


トップページ。ここまではみれる。
 
 
 
 
  

トップページの上のほうの画像をクリックすると、このページに。
右のほうの「SPECIL SALE」とか誤植を書いちゃう詰めの甘さが、やっぱり中国なんだよなあ。 
 
 
 
 

トップページの下のほうの画像をクリックすると、このページに。
 
 
 
 
 


商品の画面。サイズとか色とかを選ぶ。
 
 
 
 
 

各商品は、百度の下ではなく、即尚網(Jshoppers)というページ内にある。 画面は即尚網(Jshoppers)のトップページ。
 
 
 
 



即尚網(Jshoppers)のページ。

中国国営テレビ「CCTV」で海賊版を配信?

 中国国営テレビ「CCTV」でどうも海賊版を配信しているようだ。正確にはテレビでなく、同社の無料VODのWEBサイトであるが。

 疑惑のサイトはCCTVのサイト配下の「動画社区」

cctv200902-1.jpg

 同サイトの下のほうを見ると、なんだか見たことのある絵が並んでいる。

 たとえばその中の、いかにも「中国のアニメ産業推進の下に作られた中華アニメですよ」な感じの絵をクリックしてみると、そこで再生される動画の左上に「CCTV小児」右上に「CCTV」のロゴが出る。

 一方で、日本でもお馴染みのアニメの絵をクリックして、動画を再生すると、動画には「CCTV」ではなく、「優酷(YOUKU)」と書かれている。

 メニューに戻り、絵の一覧の少し上のテキストの部分を見ると、中国語を読める人ならすぐにわかるのだが、「CCTV」ロゴのあるアニメ(たとえば「ハウルの動く城」)もあるが、「CCTV」ロゴのないアニメ(たとえば「スラムダンク」)があるのがわかる。仮に海賊版配信だったとすれば、中国国営テレビCCTVは、正規版の中に海賊版を忍ばせておればバレないから、海賊版を配信しても大丈夫と算段したのだろうか。

 以前紹介したAmazon中国での海賊版販売も酷いが、中国のNHKことCCTVでもまた海賊版配信であれば、中国では大企業ですら海賊版配信は怪しめってことでしょうねえ。

《追記》いつの間にか海賊版コンテンツは消えていた。CCTVの人、見てました?

中国の動画共有サイト、YOUKUが1億人超えでNo1

 中国のリサーチ会社「易観国際(Analysys International)」は、中国の動画共有サイトの利用者数の最新統計を発表。

 それによれば各動画共有サイトの利用者数は、「YOUKU(優酷網)」が唯一の1億人超えとなる1億1500万人でトップ。ランキングは以下に。

優酷(YOUKU) 1億1500万人
土豆 9560万人
酷6網 9000万人
PPSTREAM 4990万人
PPLIVE 4570万人
QQLIVE 4110万人
UUSEE 3890万人
新浪視頻 3290万人
捜狐視頻 2200万人
六間房 1090万人

 日本でもグレーなサービスが好きな人々に人気だったYOUKU(優酷)が1億人超えとなったのはニュースなのだが、他に気になったことは、日本からのアクセスが封鎖されたYOUKU(優酷)と土豆がトップ2であること、それに六間房が随分と人気が下がったこと。ちょっと前はYOUKU、土豆、酷6と並んで4天王的存在だったのだが、金融危機の影響をモロに受けて、六間房の金銭的支援元だった米国投資会社が撤退しちゃって、ボロボロになってしまった経緯がある。

 中国では、億のオーダーで動画共有サイトのコンテンツが視られているのだ。

<参考>動画共有サイト市場規模の推移

中国でも0元ケータイ、さらに素敵なサービスまで

 中国最大のケータイ事業者こと「中国移動(China Mobile: チャイナモバイル)」が360元(約5400円)分の通話料を支払えば(中国はプリペイド制なのだ)、携帯電話端末を1台プレゼントというキャンペーンを行っている。たかが360元と侮るなかれ。一般的な市民なら360元を前払いすれば半年は支払わなくて済む。

 この画像のパンフレットは、中国最果ての雲南省のパンフレットであるので、中国全土的には既にやっているキャンペーンである可能性は高い。(電信会社も地方分権が進んでいて、各省毎にキャンペーンが異なるし、料金プランも異なるのだ)

 で、その360元でケータイ1台キャンペーンのパンフレットがこれ。

 パンフレットの中。モトローラの「W206」やサムスンの「C168」や中国メーカーの中興の「A37」が360元で、他、396元の通話料前払いで得られる機種、816元の前払いで得られる機種、1056元の前払いで得られる機種がある。だいたいこれで得られる機種は、中国移動のSIMしか受け入れられない仕様にしている場合が多い。


 それとは別の雲南省の中国電信のパンフレットだが、こちらは通話料を前もって200元(約3000円)を支払えば、中華圏のトップスター「周杰倫(ジェイ・チョウ:JAY)」のコンサートのチケットがもらえるというキャンペーン。コンサートは雲南省の省都、昆明で開催。

 もちろん、200元でステージ目の前に座れるわけもなく、事前に支払った通話料の額が大きければ大きいほど、ステージに近いいい席が確保できる。


中国深センにメイドカフェ登場?

 中国広東省は深センにいたときに、メイドカフェを発見した。聞けば最近オープンしたとのこと。中国でメイドカフェといえば、以前筆者の連載記事で上海のメイドカフェを紹介したが、ちょっとそれとは違うテイストで、ひねりのない普通の食事が食べれて、カフェとしても機能していて、漫画や雑誌も読めるところで、店員がとりあえずメイドのコスプレという店だ。

 こんな感じのとりあえずいろんなものをミックスしてみましたよ的な店で、店員さんは日本語が話せるわけでもなければ「おかえりなさいませ♪ ご主人さま♪」も言ってくれるわけでもない。ともかく興味があれば行ってみてもいいかもしれない。日本人がいっぱい行って、いろんな要望をいうことで変わるかもしれない。場所は深センの歩行者天国のある「老街」エリア。地下鉄駅があるのでアクセスも便利。

MS中国、駄目すぎる。

 日経PC Onlineで、Windows Vistaを買ったんだけれど、製品出荷時にディスクに大きな傷がついていて、でも人のせいにした挙句、修理をしようとしないという、サポート精神のかけらもないマイクロソフト中国の話を書いたが、その後日談。

 実はまだマイクロソフトからの進捗はきかない。まず、最初に送ったヘルプメールのマイクロソフト中国からの返信を貼り付ける。


↑クリックで拡大

翻訳するとこんな感じ。
「私は担当のJackyです。あなたのメールから購入状況、ディスクの現状は理解しました。販売店も協力する必要があるようですね。サイトを見るか電話をかけてください」

 で、それからマイクロソフトなのか販売店なのか代理店なのかどこが問題なのか責任のなすりつけあいがあって。

 その後に、メールも電話も来ていないから、再度メールを投げてみた。そうしたらマイクロソフト中国がサポートのページで書いてあるとおり、24時間以内にメールで返信が来た。それがこれだ。


↑クリックで拡大

「私は担当のMarryです。あなたのメールから購入状況、ディスクの現状は理解しました。問題は複雑なので、マイクロソフトの技術サポートホットラインに電話してください」

 その翌日またマイクロソフト中国のサポートからメールがきた。


↑クリックで拡大

「私は担当のMichelleです。あなたのメールから購入状況、ディスクの現状は理解しました。問題は複雑なので、マイクロソフトの技術サポートホットラインに電話してください」

 Michelleの文章はMarryの文章と同一文章。言い換えればコピペだ。電話してもいいが、堂々巡りだけは御勘弁。MichelleでもMarryでもJackyでもいいから、早くまっとうな対応をしてくれ。サポート要員がまっとうなサポートをするよう、マイクロソフト中国はしっかり社員教育してくれ。頼む。

五輪期間中のNGサイト接続状況

 …だが、結局繋がらないサイトは、オリンピック期間中もやはり繋がらなかった。政治的なことは到底語りそうにないユルいブログですら、見れないサイトは見れないままだった。見れるようにするはずじゃなかったっけ?

北京の公衆無線LANスポット

 北京で公衆無線LANスポット網を急いで作るらしい。オリンピックのときは無料で、その後、在中国の中国人外国人に向け、有料サービスをはじめるらしい。

 無線LANスポットのカバーするエリアは地図でいうとこんな感じ

北京に精通している人はこっちのほうが分かりやすいかもしれない。

 地下鉄の環状線の上では使えそうで、また北京のアキバ「中関村」でも使えそう。日系企業をはじめとした外国企業が集中する商業地でも使えるそうだ。

 記事では、採用される無線LAN規格はWiFiとWiMaxらしい。また記事によれば

ユーザー名 wxbj1/wxbj2/wxbj3
パスワード wicity

で無料でお試し使用ができるそうだ。

 ところで中国無線LAN規格というと、同国の独自開発規格WAPIという規格があったが、中国製CPUが搭載されたネットワーククライアントやLinuxすら北京市は採用したのに、WAPIを採用しないということは、WAPIは完全に頓挫したのかな、と勘ぐってみる。

中国、Googleアク禁解除で、エロ画像対処は?

 中国のGoogleアク禁解除の話は前回した。

 そこでふと気になったのは、Googleでエロ画像が見れるか、ということ。様々なニュースで言われていることだが、中国はネットにおいても中央政府批判には非常に厳しいスタンスを取っている。そしてそれと同様にエロにも結構厳しいスタンスをとっている。それゆえに、中国にはダイレクトなエロ画像というのは存在してはいけない。あるかもしれないけど。

 Googleのアクセス禁止が解除されたので、英語版Googleに設定し、フィルタリング解除を行い、日本語に設定を戻し、あれこれ、アレな検索ワードを入れて画像サーチする。(もちろん中国から)
 
 するとアレな画像が見れた(中国から)。見れちゃった(中国から)。やばくないか、これ。

 筆者自身も書いてるし、CNET Japanのインタビュー記事で百度のスタッフも言っていたが、中国にはそもそもエロ画像禁止ルールがあるので、フィルタリングの必要がないとのこと。だからこそ、百度日本ベータ版サービスが開始したときに、中国から人海が百度日本を利用しエロ画像を閲覧してウハウハという状況になった。

 その結果は、中国から百度日本をアクセス禁止にするという結果となった。なんたって中国人は日本のエロ画像が好きな人が多い。ならばやっぱり、Googleアク禁解除は一時の夢となるのだろうか。

 

中国のGoogleアク禁解除!

 中国からGoogleを利用したとき、Googleの一部サービスが利用できなかったが、それが使えるようになった。

 中国からアクセスするGoogleの「キャッシュ」「関連ページ」が以前までは、リンクこそあれ、Google中国だろうが、Google日本だろうが、クリックするとNotFoundとなっていた。また「イメージ検索」の結果も、最初の画像数枚しか見れない状況であった。

 今まで何度となくGoogle中国と百度の比較検証記事を書き、そのたびにGoogle中国の一部サービスが利用できないというのを確認していたが、たまたまチェックしたところ使えるようになってるのを確認して、えらい驚いた。上の画像キャプチャのような画面は、中国からの利用ではありえなかったのだ。

 これは一時的なものか、はたまたずっとこのままでいられるのか。。。

 とりあえず筆者は中国での中文WEBサイトの検索を、百度からGoogleに鞍替えしてみる。Googleに足かせがなくなったのだから。

この地図うざくないか?

 百度中国の地図をよく使うのだが、最近これが結構うざくて困っている。

 本来地図サイトの地図は無駄のない白地図のようなデザインがためいいのに、聖火リレーのルートを書いたものだから、うっとうしくて仕方がない。押し付けられている感じがして嫌だ。大震災を考慮し「聖火リレー中止論」を唱えている一部の中国の人も嫌悪感を示すんじゃないか、これ。

 百度の地図はMapbarというところから使っているのだが、そのMapbarにしたって、聖火リレーの地図をデフォルト地図にはしていない。

 なんだかなぁ。。。

中国のモノづくりが日本のそれに迫るかも!と感じるWEBサービス

[E都市]

[都市圏]

これは見た目が斬新な、中国のクォータービューの地図サイトの「E都市」と「都市圏」。見ていただければわかるとおり、建物ひとつひとつがCGで描かれている。しかもおそらく手作業で。

 すごいなと思うのは、各建物建物を忠実に再現し手抜きがないこと。中国の建物は個々が個性をもたそうとしているがそれらを見事に再現している。工事中の区画や、工事がストップしている建物までも再現している。

都市圏のCG

 
上記のリアルの建物

 現在のところいくつかの省都クラスの大都市をサポートしている。都市によってまちまちだけれど、街の中心部が表示できる。

 こういう無駄なまでに精巧なこだわりというのは、日本製品の専売特許かと思ったが、このサイトもしかりなわけで、中国のモノづくりは「たいしたことはない」と一概に馬鹿にはできない。これでほとんどの大都市の地図をつくり、市街地全体をサポートし、地図を継続的にアップデートできたら中国のモノづくりスピリッツもたいしたもんだと思う。逆にそこで途中でギブアップしたら、中国のモノづくりの粘る力はその程度なんだね、と判断できる。つまりは企画倒れか、最後まで作り通すか、どの程度までがんばれるかで、中国のモノづくりに対する粘りというか踏ん張りというか頑張りがものさしとして計れるんじゃないかと思うのだ。

 筆者はこれら2サイトの今後をこれからも見守っていきたい。
 
 
 
 そんな斬新なサイトらがまとまって紹介された記事が、本日発売の週刊アスキーに掲載されている。中国だけじゃなく、世界の面白サイトをまとめているという。筆者は中国担当で、中国に今いるので確認する術はないが、興味があれば書店で手にとっていただければと思う。

Wiiウェアと中国ゲーマー考

wiiware.jpg

 Wiiウェアが今月25日に登場する。

 筆者的に気になるのが、日本のゲーム・アニメなどをいち早く”タダで”欲しい中国のヘビーゲーマーはどうするのか、というところ。

 筆者は自身が日本で購入したWiiを中国に持っていっているが(もちろん、遊ぶのは日本から持っていった正規版ですよ)、バーチャルコンソールをはじめとして、各種サービスを利用するための回線速度がとにかく遅い。比較的ネット利用者の少ない時間帯である白昼で、ようやっと時間をかけてファミコンのタイトルがダウンロードできる。そんなレベルだ。

 その背景として、バックボーンを増強していないから、ではなく、バックボーンの増強のスピード以上に、ネット人口が急増しているというのがある。前の記事にも書いたが、先日2億を超える世界一のネット人口を中国は抱えるようになったが、1億人から2億人へはわずか3年弱で達成しているのである。その一方でバックボーンは3年前の2倍にはなっていないわけで。加えて日本の動画コンテンツの隆盛やら、日中間のビジネスでのファイルのやりとりとか、Skypeとかいろんな理由でバックボーンを使っているのか、とにかく日中間の回線が細い。中国から日本のサイトを見るのに時間を要してしまう。

 で、Wiiウェアだ。新作ソフトを「有料で」「ダウンロードでの配信」となると、今まで「ハードだけ買えばソフトはタダ」の環境が当たり前だった中国のヘビーユーザーはもうWiiウェアの新作タイトルに手が出ないんじゃないかと思う。個人的には、願わくば「えー、このタイトルがWiiウェアだけで出るのかよ、まじかよ~」と海の向こうの海賊版利用者が嘆くような、ナツゲーのリメイクタイトルを投入して欲しい。魂斗羅とかさ。

 嫌がらせみたいな話だが、そうやって中国版のWiiが欲しくなるようなバックボーンを今のうち作っておく必要はあると思う。たとえば中国版のWiiを購入したら中国版のWiiウェアが楽しめますよとか。

 それともやっぱり有料のWiiウェアが詰まった海賊版DVDみたいなのが発売されちゃうのだろうか。Wiiウェアの中国での非公式での動向が気になるところだ。

 ちなみに現在のところ、ネットで見る限り、中国人が一番気になるWiiウェアのタイトルはテトリスらしいよ。

マイクロソフトのストレージサービス「SkyDrive」は中国ではまだNG

 マイクロソフトのオンラインストレージサービス「SkyDrive」が日本でも利用できるようになった。そこで中国在住の筆者が「日本語OSのPCで」「日本で取得したアカウントで」利用できるか試してみた。


 結果はNG。まあ、中国ではサービスが開始されていないのだから妥当なところ。

 「おおっ!これで中国出張のときにファイルをUSBメモリに入れて持ち歩く必要はないぞぉ!!」と少しでも思った人(筆者含む)。それは残念ながら今のところ無理。

無法地帯(?)の中国動画共有サイト

 Impress WatchのInternet Watchで「中国の動画共有サイト「Youku.com」、視聴数が1日1億本を突破」というニュースがあって、「それってぶっちゃけ日本のコンテンツのお陰なんでしょ」ということが2ちゃんねるで話題となっている。

 「このYouke.comとやら、すげーなー、中国のYouTubeなんかな」と思ったアナタ、それは正解でもあり間違いでもある。

 百度が中国で発表したインターネット利用者の動画検索に関しての調査結果によれば、このYouke.comは検索ワードとされた動画共有サイトで第3位となっていて、Youke.comよりもさらに人気のサイトが2つもあるのだ。

 実のところ、その上の2つのサイトも、Youke.comの下のサイトもやはり海賊版コンテンツが蔓延している状態で。ほんと、どうにかこの無法状態はどうにか改善できないのだろうか。北京オリンピックの年だし、ちゃんとしないとまずいぞ、中国。

1月17日10:45追記
一応1位と2位のサイトについてもアドレスと日本語名を紹介しておく。
1位:土豆網(www.tudou.com/) 2位:我楽網(www.56.com) 
早く何とかしないといかんよ、ほんとに。

プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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