中国リアルIT事情

中国的製品 の記事

中国の一部ネットワーク機器に許可シール


 
 中国のネットフィルタリング・ネットの検閲がちょっと話題な最近、中国発売の多くのネットワーク機器にも「QC Pass」とは別に「進網許可(ネット利用許可)」なる青いシールが貼られていることを写真で紹介したい。

 このシール、主に電話や携帯電話や無線LANルーターや、古くはダイヤルアップモデムといった公共ネットワークとの接点的機器に主に貼られている。主にと書いてあるのは、たとえば手持ちのTD-SCDMA USBデータカードには貼られてないし、また無線LANルーターでも貼られてないものもあるのだ。また手持ちの無線LANカードにはこのシールは貼られていなかった。
 
 まさか日本から無線LANルーターを持ってきて使っていたら違法で御用だったりして。
 
 
 

ブロードバンドモデム。シール有。
 
 
 

ADSLモデム内蔵無線ブロードバンドルーター。シール無。 
 
 
 

ダイヤルアップモデム。シール有。
 
 
 

無線LANカード(奥)とTD-SCDMA データカード(手前)。シール無。 
  
 
 

モトローラ製の白黒ケータイ。シール有。
 
 
 

マイナーメーカーのキンキラキンで意匠権を侵害しまくりの怪しいケータイ。シール有。
  
 
 

5年以上前に使ったPHSこと小霊通にはシールは貼ってなかった。しかし同時期に入手したシーメンスの白黒ケータイにはシールが貼ってあった。 
  
 
 

フィリップスの電話機の底面には青いシールが貼ってあった。
  
  
 

一番上の写真の製品はこれ。なぜか額縁のようなデザインのADSLモデム内蔵無線ブロードバンドルーター。表側の写真は変えることができないどうでもいいところで困る仕様。

1499元のネットブックが登場

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 新藍という、中国では神舟に続く激安メーカーが1499元、日本円にして約2万円の激安ネットブックをリリースした。意訳すると「ノンブランドな山寨ネットブックでなく、メーカー製PCを」を売り文句に売っている。
 
 もちろん安い製品が数あるメーカーのラインアップに並ぶのはよい。が、中国人消費者の本音としては、必ずしも安ければ安いほど嬉しい、というわけではなく、「安ければ安いほど品質面で怪しい」と思うのが中国の消費者の多くが思うところで、「一番安いものは地雷。買うなら少なくとも2番目に安いものを」と考えるのが普通であり、実際下の統計調査(IT系サイト中関村在線より)の結果グラフでも、一番安い価格帯はあまり人気がないことが伺える。
 
 
  

”タイムリーさ”で変哲もないポータブルHDDを輝かせる中国企業

 広東省深セン力杰(Cenda)という2.5"HDDケースをリリースする小さなメーカーがある。最近同社は、表題の通り、タイムリーなデザインのポータブルHDDをリリース、広告をいくつかのIT系メディアに掲載している。

 そのひとつが干支の虎をモチーフにしたポータブルHDD。320GBモデルで499元(約6800円)となっている。
 

 

  
  
 この会社、数ヶ月前の国慶節には中華人民共和国建国60周年記念モデルを販売している。500GBモデルで599元(8000円強)となかなかお買い得な値段であり、限定2009台のみ販売の希少なモデルだが、まだまだ絶賛発売中のようだ。
 
 

 

梱包物も愛国仕様

中国製CPU「龍芯3号」


 
 
 ”独自開発”がウリの中国製RISC CPU「龍芯3号」がそろそろリリースされそうだ。龍芯3号はインテルやAMDのトレンドを追うように、4コアCPUとなった。65nmプロセスを採用(最新の話では32nmプロセスという話も)、トランジスタ数は4億2500万、クロックは1GHz。(龍芯の解説記事はこちら
 
 これが今までの龍芯のように「創ったという結果を残して終了」ではなく、スパコン「曙光」のロードマップでは、曙光6000に8000超の龍芯3号を載せるとしているし、また上海のお隣、江蘇省政府は15万台の龍芯3号搭載PCを購入することを約束している。後者は額にして、2009年年末に5000万元(約6億8000万円)、今年と来年でそれぞれ1億5000万元(20億円強)を支払うのだそうだ。15万台を50億円弱で購入するのなら、平均して1台あたり3万円強となる。

 中国の市場パワーを使って、今までよりも研究開発費は得ることができることになる。資金面で状況が改善されれば後は人的問題だけで、これが解決されれば、今後も技術トレンドに沿った龍芯の新モデルが開発されそうだがはてさて。

紅白を生で見ようとする親日中国人が多数いるようだ

 今年最後のエントリーと前回の記事で書いたことを撤回。知り合いからチャットソフト経由でこんなメッセージが送られてきた。
 
kohaku09121.jpg
 
 「NHKの紅白歌合戦をPPLiveで生放送!」的なこの内容、日本語が話せる人から送られてきて、それは日本語学習グループでメッセージが巡回されている様子。試しに百度中国で「紅白」と「PPLive」で検索したらいっぱい検索結果が出てきた。
  

 
 海賊版だって、中日友好だからいいじゃないか!という輩が中国では必ず出てくる。困ったことに中国人はいかなる理由であれ、海賊版を見ることは、日本人から中国人への評判が悪くなる、という認識がない。(そして筆者もそうだが、日本人から日本に友好的な中国人個人に面と向かってダイレクトにそう言えなかったりする)

 来年は改善するかな。今度こそよいお年を!

Windows7海賊版インストール代行業が盛況

 光学ドライブが内蔵されていないネットブックにWindows7をインストールして儲かっている業者がいる--今更ながらこんな記事をたまたま発見したので紹介しよう。

 中国のネットブックは、(中国で)有名なメーカー製ならWindowsXPがプリインストールされているネットブックもあるが、たいていはOSがプリインストールされていない。無名のメーカーやノンブランドのネットブックならなおさらのこと。

 PCを購入するとき、顧客思いのショップであれば、海賊版WindowsからOfficeからAdobeのソフトをインストールするが、システムを1からインストールし直すとき、光学ドライブ無しのネットブックだけではヘビーユーザー以外は手も足も出ない。日本のPCショップ・家電店のPCフロアほど外付け光学ドライブは売られていない。

 そこで電脳街の修理業者の出番だ。OSを1からインストールしたいというのはあるだろう、またWindowsXPからアップデートしたいという人もいるだろう、Windows7 Home Editionを1回50元から80元でインストールするサービスが人気で、1日に1000元(約1万3000円)儲かっているのだとか。

 勘ぐれば、中国のOSプリインストールモデルのネットブックは、HDDにリカバリ領域を持っているPCってなさそうだということ。実際筆者は中国のそういうPCに出会ったことがない。

 百度中国で「上网本(ネットブック) 安装(セットアップ) Windows7 千元」で検索すれば、該当記事が多数表示される。

中国産タフケータイ登場


 QIGIというメーカーからタフなノートブックならぬ、タフなGSMケータイ「AK008」が登場した。アウトドアとかそんなヤワな用途ではなく、特警とか突撃隊とかを含めた警察向けの製品らしい。Windows mobile6を採用のスマートフォンなんだそうだが、国の機関向けならophoneでも採用すればいいのに。値段は2480元(約3万2000円)と、スペックにしては飛び抜けて高いわけではない。

中国で無線LANのセキュリティを自動解析する無線LANアクセスポイントが登場

 中国で今年、電波を強化した無線LANにDVD起動Linux+Linuxで動く無線LANパスワード解析ツールのセットというトンデモ製品が、ヘビーユーザーの間でちょっとした話題になっている。
 
 話題の製品ということで、人気に続けとばかりにそのパクリというか模倣というか、そのたぐいの製品がかなり出たのだが、そんな中強烈なニューカマーが登場。
 


 
  Antcor螞蟻戦車(アリ戦車の意)というこの製品、感知した周辺の無線LANのセキュリティを自動的に解析、他人の無線LANを拝借できる無線LANアクセスポイントというトンデモ製品だ。WEPの成功率(パスワード解析率)は高く、WPAは低いらしい。前述の製品はアキバの一部店舗で発売されたが、この製品は発売されてほしくない。日本でも発売されることがあれば、WEPでの無線LANセキュリティを構築しているユーザーは本気で改めるべき。

 

今度はiPhoneじゃなくてサイフォーン

 今度のiPhoneもどきのニューフェイスは、iPhoneでなくて、まさかの漢字採用の「彩Phone」。日本語でサイフォーンだが、中国語でもツァイフォーンと原音に似てなくもない。そんな彩Phoneの商品紹介ページはこちら


 

デジカメのニセモノバッテリーが流通?


 
 市場調査で写真を撮りまくっていた途中、デジカメのバッテリーの残容量が僅かで赤信号が。ホテルに戻って充電する時間的余裕もなく、電脳街で調査ついでにバッテリーを購入することに。ところが電脳街を探してもデジカメメーカーやサードパーティのパッケージの電池が展示していない。困ったので、とりあえずデジカメショップに行って売ってないか相談してみた。

 筆者のデジカメはペンタックスので、ペンタックス(中国語で「賓得」)というメーカー自体、中国人にはよく認知されているけれど、あまり売られておらず、その店でもペンタックスのバッテリーはおろか、デジカメも置いてなかった。ところが店員は「没有(メイヨ~:ないよの意)」と言うことなく、「これ同じだから」と富士フィルムのデジカメのパッケージからバッテリーを抜き出して「100元でいいよ」と。

 実際それで使えちゃうものだから、いいっちゃいいんだが、ではバッテリーが欠品のデジカメ本体は売れないんじゃないという疑問が生じる。そこで前回紹介した上海JETROニセモノ展示館が再度登場。
 

 ニセモノ展示館の中で、デジカメメーカーによるバッテリーのニセモノが展示されていた。それは当然、正規品よりもずっと安い価格で販売しているという。今回のケースなら、ニセモノのバッテリーを富士フィルムのデジカメのパッケージに入れたのではないかと。いや、100元で買えたし、筆者が購入したもの自体がニセモノの粗悪な電池で、購入後に店は再度ニセモノの電池をパッケージに入れたのではないか。疑念は尽きない。

 そういう疑念がつきものの市場だからこそ、わざわざ秋葉原や日本橋で中国人観光客が、中国でも発売されているデジカメを購入していくのもうなづける。

それ(Windows7)、中国版ということじゃないですよね。

・・・・・・なんて名言もあるわけだが、いや筆者は中国版の正規版をしっかり購入した。Amazon中国で新興国限定、日本未発売のWindows7 Home Basic(家庭普通版)を399元、日本円にして購入した。
 
 

パッケージ
 
 

添付物
 
 

正規版パッケージ購入特典
 
 

特典の中身は紹介ビデオと無料のアンチウィルスソフト「Microsoft Security Essentials
 
 

Home Basicでできること、できないこと

 気になるHome Basicの機能は、Home PremiumからWindows Media Centerの機能やホームネットワークの機能を削減したものらしい。Wikipediaにはもうちょっと書いてあるが、いずれにしろ実機でちょっと検証する必要はある。

中国をイメージしたPCケース

 PCケースや電源で知られる「金河田」というメーカーが、「中国風」という中国をイメージしたPCケースをリリースした。「中国=愛国」なイメージを持っている読者も多いだろうけど、中国をイメージした製品は意外にも珍しい存在。そんな中国的PCケースはこんなデザイン。
 
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MSIが台湾でWiiっぽいPCをリリース

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台湾でMSIが、かなりWiiっぽいatom搭載ネットトップ「Wind Box DE200」を発売した。

 スペックは
 
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 こんな感じ。これに筆者が以前別媒体で紹介した、PCでWiiを再現!なガジェットを繋げば、中華なリアルWiiのできあがり…か?


中国発非公式規格「RBD(Real Blue-Ray Disc)」

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 去年のDVDの次の規格として中国の民間のなかで「Real Blue-ray Disc」、略して「RBD」という規格があるのを最近知った。去年の夏あたりから出ているらしい。

 その正体は、DVDのメディアの上に「mpeg2」ではなく圧縮率の高い「AVCHD(映像にH.264を採用)」を採用し、ハイビジョン映像をDVDメディアに記録したものである。発想としては、CDメディアにDVDクオリティの映像を詰め込んだ「SVCD」や、DVDメディアにハイビジョンを詰めこんだEVDに似ていて、既存の技術同士を単に組み合わせた中国発らしい規格である。(ただしEVDは一部コーデックを独自のものとし海賊版対策を施している)

 Blu-rayと名乗っているが、青色レーザーではなく、DVDと同様赤色レーザーである。コンテンツが真っ先に供給される先進国ではブルーレイが普及し、一方中国では「ブルーレイはハードもブランクメディアも高いから」と、パッケージは先進国のブルーレイビデオのままに、中身は中文化されRBD化された海賊版DVDが売られている。RBDは海賊版ブルーレイビデオをDVDプレーヤーで見るために誕生した民間の非公式規格なのだ。「RBD Ultra」とか「RBD Pro」という、RBDの上位規格を名乗る海賊版もある。

 中国のメディアでは、紹介した上で「海賊版はよくない」と諭す記事もあるが、誕生の経緯を説明した後でなおも「ブルーレイ陣営の暴利を破壊するために必要だ」というわけのわからない論理展開をする記事もある。

 中国では海賊版まずありきでプレーヤーは育つので、ブルーレイプレーヤーの価格帯がDVDプレーヤー、すなわち日本円で5000円くらいまで落ちないと中国人はDVDプレーヤーを所持し、ブルーレイプレーヤーに乗り換えないのじゃないか。RBDは実は次世代光ディスクメディアの中で一番普及しそうな予感。
 
 
 
RBDを紹介する新聞記事
 

 

牧場・農場ブームの次は漁場!…だと?

 何かと話題の「サンシャイン牧場(サン牧)」や「みんなの農園」をリリースしてきた中国。中国でも「仕事中や家に帰ってずっとやっていてそれ問題じゃね?」とメディアが注意喚起する記事が続々と出るほど大人気だ。

 そんな中国では、そっくりなWiiやiPhoneなどが登場するのと同様に、こうしたオンラインゲームの人気にあやかろうと、今度は漁場モノゲームが登場した。その名も「開心魚塘」。
 
 

 
 
 まだ開心魚塘が人気というニュースは見かけないが、日本でもオンライン養殖ゲーが流行るのだろうか。

iPhone、遂に中国でも販売とか


 
 
 iPhone 3G(s)が遂に中国でも発売される。値段は一番下に書いたが、安くはない。香港版よりも高いということもあり、したたかな消費者は香港版をはじめとした中国版以外を販売者に中文版にハッキングしてもらった上で安く個人輸入で入手するんじゃないかと思う。(この辺についてはダイヤモンドオンラインの記事に書いた)
 
 
 iPhoneが発売されるまで指をくわえるなんてことはなく、外国(先進国)で世界的に話題の製品が出れば、WiiだろうとPS3だろうと現地在住留学生や華僑などから個人輸入で買うのが流行に敏感な中国人の基本購入パターンだ。iPhone発売前からiPhoneが中国で広く普及していることもあり、既にiPhoneについてのムックが発売済だ。しかも筆者が見つけたこのムック、2号目だったりする。
 
 

iPhoneムック。しかもVOL.2
 
 
 

目次。ハードからビジネスソフト、ゲームソフトまで幅広い内容そうだが、ページ数で見るとゲームソフトの紹介が大半を占める。PCもゲーム目的だし、中国人はゲーム好きねえ 
 
 

普通にハッキングの話題。 
 
 

ゲームの紹介ページ。たとえばバイオハザード。DVDにインストーラーがあるとも書いてあり…… 
 
 
 

それがこちらの付属DVD
 
 
 

肝心の値段表がこちら。2年縛り。普通に日本のそれより高い。普通の中国人の収入が日本人の収入の10分の1から20分の1だけに、2年縛りでどんな人が買うのかと。……と思えば意外と現地に行くと使っている人が多いのが不思議。

愛国が旗印のデジカメキャンペーン

 アピールポイントが性能ではなく愛国だという希少なデジカメキャンペーンが、愛国者(aigo)より実施中。(キャンペーンページのリンク
 
 製品自体は、スマイルシャッターや高感度ISOやVGA動画などトレンドを後追いしたと感じるスペックだ。(製品スペックリンク その1 その2

 PC Onlineの記事でも書いたけど、現場では愛国だけじゃうウケが悪いように感じた。 
 
 
 
 
 

どっこいEVDは名前だけ生き残る

 フランス系スーパーのカルフールの電器売り場で怪しいDVDプレーヤーを発見した。それがこちら。


 

 

 
 
「国際品質を世界で共有」というキャッチフレーズのこのDVDプレーヤー、ロゴだけは未来っぽいロゴを先取りしている。ロゴのひとつはブルーレイもどきのBLUE-LIGHT、もうひとつのロゴはEVDの花のロゴはそのままに茎をつけて「EDVD」を名乗っている(EDVDなんて規格はないのだけれど)。DVDプレーヤーだけに藍光科技(ブルーレイテクノロジー)も真っ赤な嘘だ。
 
 
 
 ただ、ここでEVDがロゴだけでも生きているのが興味深い。そこで街中の家電量販店や家電市場にいくと、EVDを自称した次世代機っぽいDVDがいくつもあった。
 

 

 

中国発、電話のできるiPodなど

 iPhoneもどきのlPhoneを前回の記事で紹介したが、これを発売する通販サイト「楽到家」の商品はよく見ると、lPhone以外にもキワモノが目立つ。
 
 
 まず気になったのが、電話のできるiPodなる代物
 

 
 
 つまり見た目がiPodな携帯電話なわけだ。ただ折りたたみ式なので開けたら普通のGSMケータイになってしまう。
 
 で、次に気になった商品が、ロゴがもろNECなケータイ。またもろロゴがNECな会社も実在しているようで。
 
ipod_ke-tai2009102.jpg
 
 

 
 
 気になった商品3点目、これが最後になるが、PSPケータイ(手机)なる商品。「ええっ?PSPケータイが中国からリリースしたのか?あるかも!?」と見てみれば
 

全然PSPな感じはしない
 
 
ipod_ke-tai2009105.jpg
PSPじゃなくてファミコンエミュレータじゃないか、嘘つき!
 
 
 
 以上3点、ネタ狙いとしてどうぞ。今回紹介した3点は前回紹介したlPhoneのような限定特価ではないので、値上がりすることはないと思う、たぶん。

iPhoneではなくてlphone発売

 中国で、iPhoneではなくlPhoneが登場した。しかも第2世代らしく、二代lPhoneなんだという。9月30日までなら、599元(約8000円)で購入できるとか。GSMオンリーなんだそうで、外国旅行のお供に買ってみてはいかが?(サイトのリンク
 

  
  
  

写真
 

  

lPhoneの本物と偽物の区別方法。お前が(略)

中国産ニュースページジェネレーターにビビる

 中国では中秋節が迫り月餅の季節。そんな季節に合わせ、面白いページが登場した(リンクはこちら(中文))。「お母さんが家に帰って月餅食えって」なるニュースページである。

 元ネタは「ネトゲ掲示板で「お母さんが食事だから家に帰れだって」(日本語)
 
 

 
 
 筆者が記事のネタとなって弄られているように見えるが、実は、一番下に入力窓があって、中国語簡体字4文字まで入力可能な入力窓に文字を入力することで、画像やニュース本文にその文字を入れてあたかもその人のニュースのように見せるページであり、すなわちこれ、ニュースページジェネレーターなのである。



こういうオチ。中国語では「家族団らんで国慶節(建国記念日)、中秋節おめでとう!」というオチ
 
 
 

「ASCII.jp」と入れればこの通り
 
 
 「面白いページが登場した」とは書いたが、本当のところ、中国の友人から「おまえ記事になってるぞ」とばかりにこのURLが送られて、中国でも名前が出ているだけに、「中国で祭られちゃっているのか…!!」と本気でビビる。
 
 
 ASCII.jpでもどこのニュースサイトでもいいけど、こういうニュース記事ジェネレーターがあると面白いかも。いや、これ、素直に面白いよ。心臓に悪いけど。

WindowsXP中文版を買った

 中国でもWindowsXPは2008年6月30日で出荷停止となったが、正規版の販売がよろしくないからか、未だAmazon中国で余裕で購入できる。そこでWindowsXPを購入した。
 

Amazon中国の該当ページ。Windows XP Home Edition中文版は399元(約5400円)。発売予定のWindows7 HomeBasicも同額だ。 
 

さっそくAmazonな袋で届く 
 
 

長城計算機というところが代理販売しているらしい。



正規版推進版という安価な、「正規版が高いから海賊版を買っているんだ!」と言い続ける中国人のごね得な特別パッケージである。
 
 
 

紙のパッケージに2枚の光ディスクがある 
 
 

1枚はセットアップディスク、もう1枚は……
 
 

Microsoft GB18030 Supportというもの。エンコード絡みか

中国でAmazonより人気の当当網

 中国で最も人気のオンラインショッピングサイトは「淘宝網」だが、これは個人対個人取引(C2C)であり、要はヤフオクのようなサービスである。

 では楽天やAmazonのような企業対個人取引(B2C)で人気のサイトは?楽天は中国に進出予定という話もまだ未進出(一応楽天国際配送ってモノもあるが)。ではAmazonか。Amazonは中国に進出済みだが、Amazonよりも人気のサイトがある。

 中国のリサーチ会社「易観国際(Analysys International)」の中国B2Cサイトに関するレポートによれば、Amazon中国はB2Cサイト全体の34.8%で2位。1位は当当網というサイトだ。

b2c200901.jpg
易観国際の中国B2Cサイトに関するグラフ(2009Q2)


当当網

 日本関連コンテンツのものにリンクをはっておく。また海賊版が売られてたりして。。。

漫画 首頁 → 図書 → 青春 → 日韓漫画
映画 影視 → 電影 → 日本影片
ドラマ 影観 → 電視劇 → 日劇
アニメ 影観 → 卡通 →日韓
ゲーム 数碼家電 → 電脳産品 → 電脳軟件 → 遊戯軟件

 不思議なのは、PlayStation3が中国に進出していないにもかかわらず、同ハード向け中文版ソフトが売っていること。真三国無双5中文版? 光栄台湾でも4なのに5中文版?定価69元(約950円)が58元(約800円)?もともと950円?
 
怪しいモノ売ってるかもですなあ。


キティちゃんグッズでエミュレータってどうなのかと

 中国ではハローキティグッズが人気だ。サンリオのキャラクター全体というよりもキティちゃんが突出して人気だ。もちろんニセモノも流通しているけれど、一方で中国全土の大都市の繁華街のショッピングセンターではサンリオショップがあり、現地人の給料では高いながら販売されている。ネットでも公認のグッズが売られている。


 
 
 
 そんな公認グッズの1つがこちらのマルチメディアプレーヤーのK10。

 ざっくりスペックはこんな感じ。赤線部分はファミコン(NES)、ゲームボーイカラー(GBC)に対応ということで、要はエミュレーター機能もあるということだ。
 

 ハローキティのポータブルメディアプレーヤーはいいけれど、エミュレーターってどうよと思う。男女問わず中国人にとってのファミコン普及の名作は「魂斗羅」だから、キティちゃんハードウェアでムキムキマッチョが暴れ回るのか。どうなんだろう。

激安MS Office2007が正直ウザい


Amazon中国で3000円弱で購入した正規版Office2007中文版
 
  
  
 中国では、海賊版がひどいこともあり、「正規版が安ければ俺たちは買うんだ!」という声が高々に上がっていることもあり、Microsoft Office 2007が、なんと3000円弱(定価199元、Aamzon中国では197元)で購入できる。筆者はAmazon中国で購入したが、Amazon中国でソフト販売といえば現在進行形で海賊版も販売されている(たとえばこれとか)が、これはれっきとした本物だ。

 Wood2007、Excel2007、PowerPoint2007、OneNote2007が入っているこのパッケージ。アップグレードパッケージでもないこの製品には、使用にひとつ条件がある。「ファミリーユース」ないし「学生向け」であり、「非商業用途」であるというのが条件だ。パッケージの表面にはご丁寧に2箇所にその旨が書かれている。

 ウザいと書いたのは、各アプリケーションを起動すると、窓にいちいち「非商業用途向け」と書かれていること。「んなこといちいち言わなくでも、知ってますよ。ホームユースで買ったんだからここで書かなくてもいいだろう?」と思っても、それでも書かないといけないのが中国市場ってやつだろうか。
 
 
各ソフトの起動画面。上には、非商業用途と書かれている。 
 





起動画面には非商業用途とは書かれていない。
 


中国著名MP3プレーヤーメーカーのWEBがヤバい

 前回紹介したmp3プレーヤー、そのメーカーはOPPOというメーカーで、中国国内ではそれなりに支持されているmp3プレーヤー専業メーカーだ。簡単にOPPOを紹介したが、中国のMP3プレーヤー市場の競争っぷりは半端でなく、メーカーだけでなく、無名の工場まで参入してパクリデザインのMP3プレーヤーを出しているほどだから、それでも生き残ったOPPOは相当なものといえるのではなかろうか。

 OPPO人気の原動力となっているのか見えないが、OPPOのWEBがヤバイ。なんたって、WEBサイトで海賊版音楽を配信しているのだ。プレーヤーメーカーが自ら海賊版配信というケースは筆者も初めての遭遇だ。ならば、他の中国のMP3メーカーのWEBサイトは?と見てみたが、OPPOだけのケースだった。
 
 
 

OPPOのWEBサイトの製品ページ
 
 
 

例えば日本の歌手で検索してもこの通り。

中国の標準的なMP3プレーヤーを購入した

 昔アキバで買ったノンブランドのMP3プレーヤが壊れたから、(中国では)著名メーカーでFMラジオも聞けるMP3プレーヤーを買おうと考え、(中国では)MP3メーカーとして知られるOPPOというメーカーのMP3プレーヤー「D37」を購入した。
2GBモデルで299元(約4200円)。299元という価格は、iPodはもとより、ソニーやサムスンのより安いが、しかし他の著名な中国メーカーのMP3プレーヤーよりは高い価格だ。

 このOPPOのD37をビジュアル中心に紹介しよう。


愛国者のデジカメは生きていた

 中国大陸唯一のデジカメメーカーとなってしまった周辺機器メーカーの「愛国者」。2008年には中国メーカー初のデジイチを出す!と宣言しながら結局出せずじまいだった「愛国者」。

 そんな愛国者が、7月29日、デジカメ新製品の発表会を開催した。愛国者のデジカメは生きていた。
 

aigo2009082.jpg

 
 新製品のF100の基本スペックは1/2.3インチCCD採用、1020万画素、3倍光学ズーム。写真は顔認識やスマイルシャッターを搭載、動画はMotionJPEGでVGA画質、30fpsで撮れるという、イマドキな機能も備えた。

 気になる値段はメーカー直販価格999元(約14,000円)。日本と違って、店頭での3割4割値引くことはなく、実売価格でもこれくらいだろう。にしても、人柱覚悟で買っちゃってもいい価格である。

メーカースペック&価格ページ

日本にはないロゴ

 8月1日。中国では8月1日というと、中国人民解放軍の建軍記念日として「八一」の名で知られている。なので、8月1日の百度中国のロゴはそれだった。

baidu2009082.jpg

 なかなか日本人から見ると、国情が違うな-、と思わされる。ちなみにグーグル中国のロゴは平常通り。
 

いつの間にか中国から百度日本がアクセスできる件

 百度日本のサービスが開始されるや、アダルトな画像が見られる!と中国からアクセスが殺到し、中国からアクセス禁止となったのは早いモノで2年前の2007年4月のこと(中国当局、「百度日本」への中国からのアクセスを遮断かInternet Watch記事))。

 いつの間にか百度日本がアクセスできるようになっていた。当時の記事を振り返ると、Alexaによれば、日本向けの日本語のサイトにも関わらず中国からのアクセスが61.4%、日本からのアクセスが32.4%と逆転していて、その用途は画像検索が76%だというあたりがすごいのだが、今はどうなっているのか、Alexaでチェックしてみると、、、

 用途は画像検索が59%、動画検索が24.9%、WEB検索が15.3%となっており、アクセスは日本からが89.4%、中国からが8.1%となっている。

 ところで、百度日本のキャッシュを利用する人も0.3%いる。中国からでは、グーグル(日本含む)のキャッシュが使えないのだが、百度日本のキャッシュは…ほっほー、使えるんですか。こりゃいいね。

プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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