中国リアルIT事情

世界にさらに拡大してそうな山寨機

 ノンブランド製品の集積地、広東省深センに少し前に行ったときのこと。

 深センの山寨機市場は相変わらず年々拡大していて、かつ売り場は相変わらず信じがたい混み方(特に携帯電話)をしている。いったい山寨機どれだけニーズがあるんだ。
 
まず読んでほしいのが↓の2009年年末の過去記事。
山寨機の聖地にして世界最大の“電子街”「深セン」
 
 この中の2P目にこのような写真がある。


 
 「外国にノンブランド製品を送り出しているようだ。実際中東系の外国人客も多い」と当時書いた。その認識は今も変わっていない。「山寨機ビルにようこそ」との内容に付加された国旗が意味するものは、その国のお客様はお得意様、というわけだ。もちろん相変わらずガラケー真っ盛りな日本はない。

 それが今年はこうなった。
  

  
 明らかに国旗の数が増えている。
 
 
 

  

  
  
 実際に深センの山寨機市場の中でも、「こんなにあったっけ?」と思うほど、外国語にローカライズした山寨機を販売する海外バイヤー向けショップがあった。あごひげを蓄えたバイヤーさんも多く見かけた。
  
 

 

  
 
 ショップや看板を見る限りはインドを通り越して中東に山寨機が送り出されているようだ。ドバイには山寨機市場があるという話を聞く。まだまだ山寨機の勢いは衰えないようだ。
  
  

深センの比較的静かめの山寨機市場
 
 

ひどいところはこれくらいの混みっぷり

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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