中国リアルIT事情

コンデンサーから始まる中国の日本部品採用アピール


 
 
 この広告、結構斬新。はじめてみた。タイトル通りで「9個の日系の固態電容(コンデンサー)採用!」を前面にアピールしたビデオカードの広告だ。

 中国のモノづくりビジネスは毎度安かろう悪かろうの低価格爆速リリース競争に各製品ジャンルで陥っているが、敢えて日本製のコンデンサーを採用するという、従来の低価格アピールとは違う側面をアピールしているのだ。日本製コンデンサー採用の紙媒体の広告は筆者自身見るのははじめて。ネットで「日系固態電容」で検索すると、今秋からニュース数が急増したことが確認できる。

 そんな簡単に状況が変わるとは思えないが、この製品がバカ売れすれば、ひょっとしたら中国のモノ作りのベクトルとして、爆安激速とは別ベクトルで、日本製部品搭載製品が消費者に受け入れられ、様々な製品に載ることになるだろう。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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