中国リアルIT事情

上海万博に合わせた中国の本気アニメ

 上海万博に合わせ、マスコットキャラクター「海宝」をテーマにしたアニメがいくつも登場した。北京オリンピックのマスコットキャラクターの5人戦隊「福娃(Fuwa)」をテーマにしたアニメと同様だ。
 
 評判としては少林海宝のほうがいいらしい。そこで正規版も多く扱っている中国全土に展開する書店チェーン「新華書店」で、海宝ネタアニメでは最もいいと評判の「少林海宝」を購入することに。
 

 


 
 売っているのはVCD版、それにDVD版だった。いまだにVCDが現役というところに驚き。CBHDやEVDやBlu-ray版は売っていなかった。
 
 ネットで調べてもHDコンテンツのアニメは海宝ネタのアニメどころか、中国国産のアニメはメディアを問わずまったくなかった。そういえばCBHDやEVDにバンドルされていたアニメは「僕の孫悟空」「銀河鉄道の夜」「ハッピーフィート」「TMNT」など、外国のものばかりだった。映画館では「黒猫警長」という中国クラシックアニメのリマスター版が放映中だがHDかどうかはわからない。中国はアニメ産業に力を入れてはいるが、地デジが既に開始されている中でHDコンテンツのアニメがないのはどういう考えだろう。

 

淘宝網を見てもまったく中国産HDアニメはなし 
 

 ちなみに少林海宝の内容的は、少林拳法を使って妖怪・怪物を海宝らが協力してやっつけるというもの。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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