中国リアルIT事情

Amazon中国、相変わらず海賊版販売、ついでに輸入盤販売で訴えられる


 
 
 2年前に「Amazon中国が多数の海賊版を販売」というエントリーをたてたが、相変わらずというか、「遊戯/娯楽 > 模似器(エミュレータ)」というカテゴリーまで新設し、堂々と売る気満々になっているAmazon中国。
 
 
 で、そのAmazon中国が消費者に訴えられている。海賊版ソフト詰め合わせDVDの販売で訴えられているのではなく、Amazon中国で売られているカシオの腕時計が「水貨」として訴えられている。(百度でのニュース検索結果

 水貨とは中国において保証の効かない輸入盤で、中国で売られているゲーム機のほぼ全てが水貨であり、iPod・iPhone・iPadではかなりを占める割合が水貨であり、ちょっと前までは日本で流通するシャープの携帯が水貨として中国で流通していた。

 なぜにカシオの腕時計が水貨だと気づいたかというと、Amazon中国内の値段が中国向け値段と比べてあまりに安いから、というのが理由。修理屋は街にいくらでもあるので壊れても安価で修理できる環境ではあるが、そういう問題ではなく、水貨だったら水貨の値段で売って欲しいし、売っているものが国内向け製品だと信じていて買って水貨だったらショックとか、周囲の中国人に聞いてみると、そういう話らしい。

 そんなわけでAmazon中国が様々なメディアで取り上げられたり、購入者が消費者センターで訴えたり、となかなか大変な事態になっている。
 
 
 

Amazon中国の国内盤を偽った輸入品販売を非難するメディア

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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