中国リアルIT事情

2010年06月 の記事

「中国のネットは充分開放的で、ネットの言論は充分アクティブ」…だってさ(失笑)、の声

 今月、中国政府国務院新聞バン公室から中国インターネット白書(中国互聯網状況)が発表された。

 内容はCNNICの定例調査報告(最新版)を踏襲したものとなっており、そんなに驚くべき数字が新たに出たというわけではない。敢えていえば、将来的にはインターネット利用率は45%、13億人の人口の6億人弱まではインターネット利用者は増えるのではないかという憶測があるくらいか。

 実はこのニュースを知って本題となる過去の件を知った。

 さかのぼること昨年12月にも中国政府国務院新聞バン公室がインターネット白書を発表した。白書というくらいだから、本文はそれなりの長さになるのだが、中国新聞社のニュースサイト「中国新聞社」は、「中国のネットは充分開放的で、ネットの言論は充分アクティブ(互聯網充分開放 網上言論非常活躍)」という部分を引用してタイトルとして、記事に書いた。

 中国では、新聞社やポータルサイトなどのニュースサイト同士が、本文を全文コピーするという商習慣があることから、そのニュースも、そのタイトル、つまり「中国のネットは充分開放的で、ネットの言論は充分アクティブ」という記事が他のメディアからも出た。

 割と若者の消費者目線で編集する人気のポータルサイト「網易(NetEase)」のニュースサイトもその文章を掲示した。網易はまた、ニュースに対するコメント数が多いが、このニュースでも「ネットの言論は充分アクティブ(笑)」「新しい和諧用語だね!」など、皮肉に満ちた一見肯定的なコメントが並んだ。

 各メディア企業のイメージから推測するに、ニュース元の「中国新聞社」は大まじめに編集し掲載したと思うのだ。一方で、「網易」もきっと多くのインターネット規制を鬱陶しく思う読者が読んでくれるだろうと皮肉たっぷりのこの記事を転載したのだと思うのだ。

 メディアもすんでのところで、読者の味方になっているのかな、とうがった見方もできる。

山寨機(ノンブランドケータイ)潰しに中国政府が動き出す

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 「中国政府の複数のセクションで、山寨機の取り締まりに動き出した」というニュースが6月25日に中国メディアで報道された。
 
 山寨機(発音はシャンジャイジ)とは「ノンブランドケータイ」のことで、これにはよくわからないメーカーの「ニセモノケータイ」も含まれる。筆者自身の過去記事を読んでいただければ雰囲気はわかるが、最近ではいろんなメディアが山寨機について書いているので、グーグルでニュース検索をすれば、最新の機種の状況も含めて多少知ることができる。

 ニュースによれば、政府当局のターゲットは、山寨機な携帯電話全体ではなく、携帯電話のメニュー画面で何かサブメニューにいけば勝手に有料サービスに繋がる携帯電話や、外国のブランドにそっくりな携帯電話であり、これらを2ヶ月間にわたって”整頓”しているのだという。

 この背景として、山寨機がインド・パキスタン・エジプトなど多くの国で、山寨機を使えなくするという処置をとられている。その世界的不振から、山寨機製造を泳がせていた政府が動き出した、と記事は推測している。

 中国国内向けだけで年間1億5000万~2億5000万台を生産(随分とレンジが広いが)しているのだそうで、さらに世界で流通する携帯電話の4台に1台が深セン製だという。とりあえず無難なところから突いていくのだろうが、しかし重要な産業であることも事実で、どこまで”整頓”できるか。

【参考】山寨機の聖地にして世界最大の“電子街”「深セン」

ワールドカップで日本を素直に応援する中国ネットユーザー

にわかですみませんが、まずは16強入りおめでとうございます!
 
 
 
 で、中国なブログとしては、中国のネットメディアは公平に紹介しているが、読者であるネットユーザーがどう思っているのかを紹介したい。(表題でオチは出ているのだが)

網易(NetEase)

 
 
 
新浪

QQ

 
 
 
で、読者の反応が見られる上記のポータルサイト特設ページでは、網易(NetEase)の掲示板と、QQのアンケート。網易(NetEase)の掲示板のリンクはこちらとして、ぱっと見でわかるQQのを紹介。(丹麦=デンマーク)


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 普通に日本はアジアの代表の1国として応援されている。頑張れ!! ニッポン!!
 
 
 
 余談だけど、日本の反応を見るに、最近インターネットの普及で、多趣味化して、作られた流行に嫌気がさされている中で、久々に一体感があったんじゃないかと思う。流行じゃないけど、一体感っていいよね。中国にいる身、参加したかった。正直。

 

中国の少年律動体操こと幼児園広播体操

 日本でも一時期一世を風靡した(?)「少年律動体操」の音楽を思い出したように口ずさんでいたら、知人の中国人が「何だその音楽は、日本の?」と聞いてきたので、「北朝鮮の体操だよ」といえば、「なんだ中国にもそっくりなのがあるぞ」と教えてくれたのが、「幼児園広播体操(幼稚園ラジオ体操)」。

 幼児園広播体操(幼稚園ラジオ体操)は、少年律動体操に負けず劣らず素敵な体操なので、興味がある人は、Googleの動画検索か、百度の動画検索で、手本の動画「第二套全国幼児広播体操 世界真美好(完整示範) 」をキーに捜してみるといいだろう。優酷(YOUKU)や土豆(TUDOU)などの日本からのアクセスを拒む中国の動画サイトもあるが、一方でそうでないサイトもまたあるので調べてみよう。

Googleの動画検索結果
百度の動画検索結果

 ラジオ体操に相当する「広播体操」で動画検索すると、笑ってくれと言わんばかりの大学生のオフザケ的な動画コンテンツがあるが、やはり少年律動体操同様、大まじめにやるという点が、幼児園広播体操の魅力といえよう。

 ちなみに筆者自身、幼児園広播体操(幼稚園ラジオ体操)の音楽を聴いて、「おおっ、これ聞いたことがある!」というのが第一印象。なにせ、多くの幼稚園で実際朝この音楽を大音量で流して、体操しているのだ。

 ラジオ体操第2とか、外国人が見れば興味津々に見えるのだろうか。
  
  
 

 
 

中国産のオシャレなポータブルスピーカー

 朗琴(ROYQUEEN)というメーカーから、マウスのような形状のオシャレなポータブルスピーカー「XPORT X3」が99元(約1350円)という訴える価格で登場した。この製品、ポータブルスピーカーだけにAUX端子を持つが、SDカードスロット端子もあり、ポータブルプレーヤーにもなる。この製品、アウトドアで使われることを想定した製品だとか。ついでにいうと、アウトドア用のポータブルプレーヤーも製品ジャンルのひとつになりつつある。

 見た目重視志向が強い中国向けに、5色のカラーリングを用意するのは鉄板かなと。インパクトのある値段とともに、少しは売れそうな予感。Yahoo!チャイナモールだと、XPORT X3の最安値は2000円前後から
  
 
 
 
 

  
 

 
 

中国産フリーのフォトレタッチソフトが結構すごい

 中国ではフォトレタッチ、ないしはフォトレタッチすることを「PS」という。これはPhotoshopが貧しい地域のネットカフェまで全国的に普及している現実ゆえなのが、そんな(中国では)無料同然のPhotoshopを切り崩す、中国産のフォトレタッチソフト「光影魔術手」がかなりいいので紹介しよう。



 
 
 
 光影魔術手の良さを一言で言えば、「フォトレタッチって何?」って人でも、右側の各種エフェクト結果のサムネイル表示により、より直感的に、気軽に写真がいじれる点だ。
 
 
   

 

 日本人に比べれば、プライバシーにうるさくなく、かつ自己アピールが強く、自分の顔を積極的にネットに晒す中国人のニーズを酌み取ってか、2クリックで美肌になる機能も搭載。
 
 


 インストーラーは中国語のみ対応で日本語Windowsでインストールしようとすると文字化けする。インストールする場合は、コントロールパネルの「地域と言語」の「Unicode対応ではないプログラムの言語」を日本語から簡体字中国語に変更することでインストールができる。
 
  

 
 
 このソフト、QQなどのネット経由の口コミや、社内や大学内での口づてでじわじわと人気が広がっているようだ。こうした例があると、今でこそ中国のWindowsの海賊版の普及率はどうしようもないものがあるが、Windows完全互換のフリーのOSなんぞ仮にも出た日には、パワーユーザーから口コミでじわじわと広がっていくんではないかと。
 
 
 
NeoImaging 光影魔術手

百度(中国)で日本語の文字を入力してみると

 Googleが撤退し、ますます中国本土第1位の検索サービスを不動のものにしている百度(Baidu)。そんな百度も、GoogleのGoogleサジェストなどと同様に、検索キーワードの候補を先読み表示する機能がある。日本に対する関心が大変高い中国人だからこそ、ひらがなやカタカナなど日本語独自の文字を入力すると、その文字に対する予測結果も表示される。

 たとえば「あ」を入力すると、


 
 となる。リストで表示された「~意志」というのは、どういう意味ですか?の意。もちろん同じ発音のカタカナを入力すれば、先読みリストも変わる。


  
  
  
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「そ」を入力すると、「そのときは かのじょう よろしく」なんてのも。ブロガーは他人のエントリーまるまるコピーすることが普通だから「そのときは かのじょう よろしく」のセンテンスが中国のネット内だけで伝播するという大変な事態に。


 
 
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全体的に18禁なワードばかり出るのが、中国のインターネット利用者がどんなコンテンツを日本に求めているかわかるというもの。

CBHDの行く末


 
 
 前回のエントリーに続き、CBHDの話。CBHDは新科(Shinco)というメーカーが旗振り役をしていて、この企業は、以前にはEVDだのEVD2だのをリリースし、ユーザーに投げっぱなしで放置プレイをした過去がある。

 で、その後はEVDはひっそりと消え、代わりに次世代技術を謳い、DVDの上位機種を名乗る自称EVD(実はDVD)が登場した。


 
 EVDをキーワードにニュース検索すると、新疆ウイグル自治区で自称EVD中身DVDを2000台押収したとか、同じくウイグルで、EVDのガワ(ケース)に覚せい剤を詰めて運搬していたのがバレたとか、どうしようもないニュースばかりが並ぶ。

 ウイグルでなんちゃってEVDがたくさんあったのは、シルクロードの中央アジア諸国で売るからだろう。実際、キルギスウズベキスタンの青空市場などでなんちゃってEVDを確認した。
 

 

 
 
 蛇足になるが、中国語が読める人ならば、「オランダでEVDがああだこうだ」と書いてあって「おっ?」となるが、オランダにEVDを輸出しているわけではなく、EVDとはオランダ外国貿易庁の略。

 せっかく精魂こめられて作られた技術であるHD DVDの末路が、EVDのような「なんちゃって上位機種のためのガワ」や、覚せい剤の運搬道具にならなければといいが。
 
 
■関連記事 中国発独自光メディア技術が羽ばたかない理由

CBHDの現状

 
 
 中国に身売りしたHD-DVDはCH_DVDに名を変え、さらに「中国独自開発ブランド」を色濃くしたCBHDとして中国で販売しはじめ、ついでに中国独自規格の象徴のひとつとして、今もごく稀に日本のメディアに取り上げられる(らしい)が、その最新状況について。

 CBHDの目的は、大目的として「中国独自規格の普及」、「日系メーカーを中心としたDVDフォーラムに金を流さず中国国内で金を巡回させる」ことが挙げられるが、「正規版推進、海賊版撲滅」もまた小目的となっている。

 海賊版撲滅、正規版推進となるためには、今まで散々「コンテンツが高い」と文句をたれる消費者を黙らせなければならないわけで、ハイビジョン正規版コンテンツを安価に提供した。

 CBHDが絡む最近のニュースは随分と少なくなったが、数少ないCBHDを扱う「中国藍光将瓦解?CBHD※片售価僅28元(※は石へんに葉)」という4月末の記事では、以前に比べ、ディスクは半額になり、より手頃な価格になった、という話が紹介されている。

 筆者自身、体を張ってCBHDを買ったはいいものの、最初に付属していたコンテンツパックのほかは、インドのスラムドッグミリオネアしか購入しなかった。というのも、CBHDを支持するワーナー(中国)のCBHD特設サイトを見る限り、2009年5月にまさにスラムドッグミリオネアなどを出したのを最後に、その後のタイトルがリリースされてないのである。
 
  

 
 
 ちなみにワーナー(ワーナー中国=中録華納)は、ブルーレイのページも用意している。「CBHDは短命に終わり、ブルーレイのタイトルはまだ出ているだろう」と思いきや、どっこいブルーレイのタイトルも2009年5月を最後にリリースしていない。
  
 

 
 
 ではワーナーは中国から撤退したのかというとそうでもなく、ワーナーの中国語のWEBサイトを見るに、DVDタイトルは継続的にリリースしている。13億市場だろうが、ブルーレイもCBHDも売れず、DVDでないとビジネスできないんだろうな、きっと。
 
 

 
 
 CBHDでニュース検索すると5月17日に「高清播放設備:BD前途明朗」という記事もあり、これによればブルーレイは多くのメーカーの賛同が得られる反面、CBHDはメーカーの賛同が得られず、ブルーレイとの差は広まるばかり、と解説している。

 CBHDの1ユーザーとして言わせれば、新科(Shinco)のCBHDプレーヤー、EVDプレーヤーもそうだけど、日本人の感覚からいえば信じられないほど壊れやすすぎ。EVDプレーヤーのときからぜんぜん製品クオリティの改善がみられない。新科のサポセンの人は「壊れたらサポートセンターに持ってきなよ、新品と交換してあげるよ!」というし実際何度も交換してもらっているけど、そういう問題ではなくて。

淘日本ファーストインプレッション


 


 
 前回のエントリーで、中国の出品物を日本から購入するYahoo!チャイナモールのファーストインプレッションを書いたが、本エントリーでは、日本のYahoo!ショッピングの商品を中国から購入する淘日本のファーストインプレッションを書く。

 やはり、機械翻訳なだけに、日本の商品紹介の中国語訳は、モノによりかなりおかしなモノもある。しかし原文も載せているあたりがYahoo!チャイナモールよりも、個人的にはいいように思える。

 次に気になる値段である。

 既存の日本での購入輸入代行サービスよりも安いように思う。安かろうと高かろうと明朗会計なのが大事と感じる筆者としては、1元を何円で換算して、輸入手続き料がいくらで合計がいくら、というのは大変よろしいかと思う。
 
taojapan2010063.jpg

 

 

  
 あくまで筆者のファーストインプレッションであり、中国人はこの明朗会計システムをどう思っているかは、(あれば)別の機会に。
 
 URLは、Yahoo!ショッピングと淘日本で共通する部分があり、以下のようになる。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/(※shopname/itemnumber).html
http://www.taojapan.com/item/(※shopname/itemnumber).htm
Yahoo!ショッピングで、同一商品が中国でいくらでどう売られているか気になれば、URLの類推が可能で、すぐに調べることができる。
 
 日本のソフトバンクと中国のアリババの提携に、個人的には過剰とも思える「中国人消費者すげえ」「中国消費者救世主論」なマスコミ論調下、中国での消費者に日本のモノが気軽に売れるようになるということが今回のサイト開始で期待されているところだが、サイトやサービスの出来を見るに、その過剰な期待に多少なり応えているのではと感じた。
 
 ただ、気になるのは、6月1日からしばらく淘宝網に淘日本のリンクがわかりやすくはられていたが、数日経って淘宝網への最初のリンクが早くも消え、右上の「公告」のところで若干紹介されているだけである。この意図やいかに。

Yahoo!チャイナモールファーストインプレッション


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 Yahoo!チャイナモールがオープンした。以前「日中間のショッピングは魅力!? ヤフーと「淘宝」の連携」という記事を執筆したが、サービスがリリースされたということで、タイトルの通り第一印象だけをレビュー。

 各商品の商品名を見ると、機械翻訳しているだけに、2ちゃんねるで「面白い商品名を挙げるスレ」なんかできそうな感じではある。機械翻訳なのは出品総数も出品の勢いも半端ないので致し方ないところだが、機械翻訳の精度を翻訳精度を高めて欲しいところ。

 それよりも何よりも高い

 2つ前の記事で、SOYJOYを淘宝網で1個あたり約2元(27円)で買ったことを書いた。これをYahoo!チャイナモールでSOYJOYで検索するとどうなるかというと、
 

 
 高い。2元(27円)のものが550円になって販売されている。さらに気になるようなら同一製品名をキーワードに淘宝網とYahoo!チャイナモールで検索し、値段を比べてみよう。

 いくら中間業者がいるからとはいえ、いくらポイント10倍キャンペーンをやっていたって、値段に魅力はないんじゃないか。筆者自身、過去にいろんな中国のガジェットを淘宝網で購入し紹介したが、日本にいるときに中国のガジェットを購入する機会があっても、今の料金体系のままなら淘宝網を直接利用するだろう。

 例えば中国でしか手に入らないレアアイテム、レアガジェットを値段を気にせず確実に入手したいときに役に立つか。

中国メーカー発「なんとかPad」あれこれ

 早くも作られたニセモノのiPodを以前紹介したが、今度はメーカー品による「なんとかpad」と命名された自称iPad対抗馬を紹介しよう。

aigopad 製品ページ
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 「アイゴパッド」。字余りなのにこの迫力(のネーミング)。ARM搭載、Android採用。同社は様々なPC周辺機器をリリースしているが、そのうちのひとつ。この製品も社運をかけているほど本気ではなく、うまく便乗できればよい程度だろう。名前からしてすごい。名前がスゴイ。
 

TouchPad 製品ページ

chinapad2010062.jpg
 
 たとえるなら中国のWACOM、つまりタブレットに特化したメーカー「漢王」のTouchPadは、同社が以前ミニノートブームのときに手書き文字認識に特化した製品のようになるだろう。IA+Windowsであり、Androidは採用していない。

 この製品も社運をかけた感じはしないが、製品発表会ではリンゴをハンマーで破壊し、動画公開(日本からはアクセスできない動画サイトKu6にあり)。しかし消費者からは「口先だけ」「頭悪すぎ」と散々馬鹿にされる。
 

 
 
 
LifePad 製品ページ

仮に「中国のiPad対抗製品を挙げよ」と言われれば、やむなくこれを挙げるだろう。3キャリアのひとつ、CDMA2000を持つ中国電信(China Telecom)によるAndroid搭載ガジェット。機能的には多分他のと似たり寄ったりかもだが、なんたって、通話料支払いで値引きするだろうし、下手すれば通話料1,2年分でタダでガジェットがもらえるかもしれないのが魅力的。

chinapad2010064.jpg
 
 
 他にもMP3プレーヤーメーカーで、過去にiPod似のプレーヤーをリリースした「魅族」が「MPad」をリリースするという話もある。
 
 iPadは意外や盛り上がってない。iPod touchもiPhoneも、おしゃれ感覚で持っている人ばかり。中国のコンシューマーITは、WEB、Flashゲーム、FlashアニメなどFlashなしには語れない。Flash非対応はかなりマイナスだ。

 そこにAndroidはつけいる隙がある。ただガジェットに尖ったモノがないし、売れたらラッキー程度に商品投入するメーカーばかりなのが難。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。

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