中国リアルIT事情

2010年05月 の記事

中国の淘宝網で激安SOYJOY(本物)を買った


  

  
 
  
 中国の商店でSOYJOYが売られているのをみて、筆者はオンラインショッピングサイト「淘宝網(TAOBAO)」で中国語パッケージのSOYJOYをまとめ買いした。1本約2元、日本円にして30円もしない。

 これ、淘宝網の商品が買えるYahoo!チャイナモールが出来たらどうなるんだろうなあ。賢くて、野菜の産地を気にせず、スーパーの中国産野菜に「安くてラッキー」と思うような消費者はそっちを購入しそうだ。しかもこれは、中国産野菜じゃなくてパッケージだけが中国語だし、そういった安い日本のものとそのまんまでパッケージだけ中国語の商品は他にもあるし。

 日本のモノが売れなくて、ますますデフレになったりして。消費者は、少なくとも筆者個人は、日本でも買えて嬉しいけれど。

中国における液晶テレビの特別価格の相場(2010年春)

 4月5月に内陸の貴陽や昆明で収集したテレビ関係の安売りのチラシを貼っ付ける。

 日本ならば、安売りチラシというと、様々な製品ジャンルの製品を載せ、1ジャンル毎に各家電メーカーの商品を1点2点載せたものが掲載されるというのがよくあるスタイルだが、今回紹介するチラシは各メーカーが、家電量販店内や特設販売ブースで配布する、日本ではあまり見ない類のチラシである。

 メーカー主導の特設ブースなどで売るためだけあり、市価はおろかオンラインショッピングサイトの相場よりも安いのが特徴。なので目玉商品の値段もあわせて紹介する。1元=13.5円で計算した。
 
TCL-5月初時点 

52インチ 6990元=94500円
46インチ 4990元=67500円 
42インチ 3990元=54000円
32インチ 2590元=35000円
24インチ 1499元=20000円
 
 
  
TCL-4月時点

   
46インチ 4999元=67500円
37インチ 3499元=47200円
32インチ 2699元=36500円

 わずか1ヶ月で数百元値下がりしている。
 
 
  
長虹(CHANGHONG) 

 
42インチ 3999元=54000円
46インチ 4999元=67500円
 
 
海信(Hisense)

 
37インチ 3299元=44500円
  
 
 
康佳(KONKA) 

 
26インチ 1699元=23000円
42インチ 3999元=54000円
47インチ 4999元=67500円
55インチ 7999元=108000円
 
 

ハイアール(Haier) 

 
価格表記無し。いくら値下げ、だけ書いてある。


 西友の32インチ39800円も驚きだが、それ以上に安いとはさすが中国。
 

インドも中国的策略を使うのか

 以前中国のネットユーザーを対象にしたアンケートで、「中国を代表するIT企業は?」という質問があった。多数派はレノボではなく、華為(Huawei)という企業であった。

 華為は、「中国版ノキア+エリクソン」であり、つまりはインフラと端末(むしろインフラを重点的に)を扱う企業である。途上国、特にアフリカでは40カ国以上での携帯電話インフラ構築を行っている。

 そんな華為が中国と並ぶ人口大国のインドで足止めを受けている。5億人のモバイルユーザーがいるインドが、華為の設備にスパイ設備がある疑いがある、ということで華為の設備の輸入を禁止しているのだ。最近は、華為でニュース検索すると、華為がインドを説得する話題ばかりが紹介される。

 中国は巨大市場を餌に今まで、中国市場で商売しようとする外資企業に対して散々ゴネてきたが、中国はゴネられる立場になった。と同時に、インドだって中国同様に、中国以外にもゴネることがあるかもしれないエピソードに思えた。

iPad”もどき”あれこれ


 
 
 「中国では早くも話題になり、転売されるiPad」の記事の最後でちょっと書いたiPadもどき。正式版だか海賊版だかは不明だが、Windows7が入ったatom搭載のUMPC(タブレットPC)のほかにも、AndroidやWindows CEを搭載したもどきも深センから登場している。

 もどきのiPadは「山寨iPad」と呼ばれるが、今はまだ中国では本家iPadが発売前だというのに、既にネットメディアや深センの市場では、50種類以上が投入され、2000元(約28000円)以下でないと売れないという、価格競争に入り、もはや「成熟した段階」にまで至っている。アキバでも出ているくらいだから、中国では成熟してしかるべきだ。そんなわけで山寨iPadで検索すれば、山寨iPadの検証動画が数多く確認できる。

 山寨iPadは、大きく分けてCPUにatom、OSにWindowsのものと、Androidを搭載したものがあり、前者は2000元以下、後者が1000元前後、安いモノでは数百元からある。 淘宝網でも売っているので、Yahoo!チャイナモールで買えるようになれば、試しに買ってみるのもいいかもしれない。

 ハード普及にはソフトが不可欠だが、キラーソフトのQQは既にAndroid版とiPad版(QQ HD)がリリース済み。どちらが勝かといえば、所有欲を満たす本家が、金持ちの若者に受け入れられるんじゃないかと思う。
 
 
 

中国でパクリ告発がちょっとしたブームに


 
 
 
 上海万博のテーマ曲が岡本真夜の「そのままの君でいて」のパクリ曲ではないかと指摘されて以来、中国のネット界隈ではパクリ疑惑の告発がちょっとしたブームになっている。上の画像は、IT系紙メディアの一面記事だが、これにもサイトのパクリデザインについて検証する記事になっている。またパクリに一番近い言葉は「抄襲(発音はチャオシー)」というが、「抄襲」のつくニュースは、そのニュース以降毎日のように報じられるようになった
  
 日本人から思うに、中国人は極めて強心臓なイメージがあるが、こうした告発ブームで、パクリはいかん、ということが少しでも根付けばと思う。だが、やらかす人は、それを屁とも思わぬほど想像を上回る強心臓かもしれない。
 
 パクリといえば、BSA(ビジネス ソフトウェア アライアンス)が、5月11日に第7回(7年目となる)世界ソフトウェア違法コピー調査の調査結果を発表。海賊版利用率は中国は79%、日本は21%であった。(台湾は38%、香港は47%)

 この数字だが、昨年は80%だったので劇的な改善は見られていない。たしかに、一見電脳街から海賊版を販売する円盤屋は消えてきているが、1枚5元10元の円盤よりも、無料でダウンロードするほうが消費者としては安くてお得なんだろう。
 
 
 
参考 BSAの海賊版利用率80%は荒唐無稽だという中国の話
 
 
 
piracy2010052.jpg

中国の1新聞社が3D新聞を出してみた

3Dnewspaper1.jpg
 
 
 先月の話になるが、中国の地方新聞が十堰晩報(十堰は湖北省の市)が、3D新聞を発行した。中国の一部の新聞はデジタルアーカイブ化されているが、ありがたいことに十堰晩報もまたWEBサイトから、全ページを見ることができる。

 ということで、4月16日、1日限りの3D新聞はこちらから。ページをめくるには、ページ中央の版面導航内のF01~C06をクリック。版面PDFファイル有り(F01版PDF下載の箇所をクリック)。カラー印刷して、各ページ赤セロハンと青セロハンを貼ったメガネを自作すれば見れるかな。
 
 
 それにしても、こういう無茶を勢いやってしまおうと思って実現しちゃうのが、中国の良い面なんだよなあ。
 
  

なぜか北朝鮮にも嫌韓のとばっちり


 

 北朝鮮の金総書記の訪中が話題となったが、その前に北朝鮮版「紅楼夢」を北京で演じるため北朝鮮の「血海歌劇団」の団員198人が列車で中国入りした。これが中国のニュースで報じられ、特に血海歌劇団の若き女性団員のフォトレポート中心の記事は、中国の多数の掲示板に転載された。
 
 で、多数のコメントがついて、「美女だ」とか「中国でも美女は多いぞ」みたいなお約束のようなコメントはあるのだが、北朝鮮が中国の紅楼夢を演じることからか、「また起源主張の韓国か!」というコメントが少なからずあったことが意外だった。そのコメントの文を見るに、どうも大まじめに韓国と北朝鮮が区別できないらしい。一部のネットができるほどの環境にいる中国人でこうなのか。。。

 「いや、あの韓国じゃなくて北朝鮮だよ」と書き込みにフォローする人もいるが、北朝鮮は韓国のとばっちりを受けて少々かわいそうだ。





日本がダメだから日本人は外に出るんじゃないよ、多分

 最近、日本悲観論が出てきて、その材料として外国で安価に住む「外こもり」の日本人が急増しているとか、外国で働く日本人が急増しているとか、そういったことが引き合いに出される。
  
 中国に滞在する筆者から言わせれば、日本がダメだから外国に出たというのは2番目の理由で、それよりも何よりもインターネットの発達によって日本に近い環境が得られるようになったので外国に出やすくなったこと、これが1番じゃないかと。

 ここ数年で、タイとか中国とかシンガポールとか、いろんな国でADSLが当たり前になって、回線速度が(国内では)数メガになった。そうすると海を越えた日本のサイトでも、オンラインバンキングとか、オンライントレードとか、YouTubeやニコニコ動画で動画を見たりとか、mixiとか、ブログとか、twitterとか、オンラインショッピングサイトでソフトやデータを購入できたりとかが、遅いけれどもできるようになる。最近ではウズベキスタンのブハラというところで、デイトレで稼ぎながら世界中を旅する日本人バックパッカーと会った。(中国だと、YouTubeやtwitterやfc2などが利用できないが、それでも代替のサイトがあるから、在中日本人から大きな不満はでない)
 
 日本のテレビもソニーのロケーションフリーで見られるようになったが、いいんだか悪いんだか、最近の”テレビ離れ”の中で、テレビなんか見なくてもいいや、と精神的に割り切ることもできよう。
 
 …といった具合に、どこの国にいようがパソコンモニターの先には母国があるわけだが、最近はさらに外国語のアプリと日本語のアプリを混在して利用できるようになったiPhoneやらiPod touchが出てきたのでポータブルに持ち歩けてさらに便利に。

 中国でネットがつながらなくなるとき、仕事とか留学と称した長期滞在とかで外こもりしている日本人が途方に暮れて「ヤマヤさん、どうしましょう?」って連絡来るくらい、ネット環境は大事なのだ。モニターの先に日本があるということが、日本人を「海外に住んでみてもいいか」という気にさせるのだ。

 もちろん日本食がある環境も大事。上海やバンコクや香港は最初に「海外に行かされる」駐在員ありきで、駐在員向けに日本の味を提供するレストランとか食材を売るスーパーが出来たんで、日本人向け住環境が改善されて「海外に自発的に動こうとする」日本人が増える。(で、さらに日本人人口が増えるので日本食屋ができるというスパイラルとなる)

 日本の食事もある。日本のおかしも酒も化粧品も服も売っている。日本のコンテンツもネットを通してみれる。日本のカード類が使える。日本の過疎地よりもよっぽど日本人に会える。じゃあ海外で留学してみるか、ビジネス起こしてみるか、って人は普通にいそうじゃないか。
 
 
 …とここまで書いて、ならば日本はネット環境はご存知の通りだし、食事もうまいから、実は外国人にとって日本はその点では魅力的なのだろうか。たとえば英会話学校の教師になって短期間だけ日本で小遣い稼ぎはかなりオイシイ話だと海の外で語られたりして。


ふと思い出して追記(AM10:10) 2年前に中国からなぜかYahoo! Japanがつながらなくなって、すぐさま在中国の日本人の間でパニックになった件のリンク。 

クラスメートの話と中国の現場から考える日本人的幸福

 テレビ番組で僕の高2のときのクラスメートと、女性評論家の対談で出た「幸福論」がどうも頭にひっかかる。

 「幸せのためにカネをもっと稼ぐ必要はあるか」という疑問に、中国リアルIT事情というタイトルだけに、中国とITの話を強引にこじつけつつ書く。


 中国で文革世代以降の僕らと同じか、それより若い人々を見ると、モノの所有欲、カネへの執着心はすごい。自分よりカネがはっきり少ない人間は仲良くなれぬ、そんな雰囲気を持っている。そうでない人はすごく珍しく、珍しい故に輝いていて、すぐにその人を覚える。

 中国では少なくとも「(新)三種の神器」があったころのようにバブル世代のように、モノを持つことがステータスアップに反映する。そのため無理してもワンランク上のケータイを持とうとしたり、使えもしないデジタル一眼レフを持って自分を上に上に見せようとする。ブランド服や鞄を買ってワンランク上に見せようとする日本人も昔は今よりもっといたわけで、バブル期までの日本人もある程度似たような経験をしたんじゃないかと。

 そういう中国の陽にあたる部分が紹介され「中国は大きな市場だ」「イケイケムードだ」と日本などで報道される一方で、ネットにはまって社会復帰できない20代30代をかなり見てきた。彼らは高価なモノに執着せず、毎日1時間30円のネットカフェに通い、ひたすらオンラインゲームをやり、動画サイトを見て、チャットをしていた。オンラインゲームはしないが、ブログを書いて、チャットグループと会話して、反応があってそれで快楽を感じる中国人もゴマンといるし、知っている。

 「『主要産業がネズミ講』という都市で親がネズミ講にはまり借金まみれになったので、ネットに情報を書き込んで状況を打開したい。騙された被害者と情報を共有したい。でも検索の仕方も掲示板での書き込みの仕方もわからない。どうしよう?」という、冗談のような質問を知り合いの30代中国人から相談を受けたことがある。その中国人もその事件さえなかったら幸せだった。中国のネット廃人も、彼らは彼らで最低限のジュース飲んで炒飯食べて、ゲームやって、それで幸福だ。

 日本では、バブル崩壊して、ネットがその10年後くらいに普及して、カネがなくても幸せだと思うことが多くなった。「日本語が世界中で最も使われている」というブログをはじめ、各種人気ネットサービスで日本からの利用率は世界トップクラスだ。「コンテンツを見る」だけでなく、「テキストを配信して数百数千の人に読まれる」「書いた(ブログ)記事がアクセスランキングで上位に来る」それだけでも幸せと思う人も出てきた。

 最近マラソンが人気だが、高価な専用靴を見せびらかす人はそういないように思う。高尾山の登山が人気になったが、高価な杖や靴を買うことがメインの人はそういないように思う。あくまでメインは走ることであり登ることであり、カネを使うことがメインではない。今の中国では「金持ち=ブランド服を纏う」のが当たり前の一方で、チャットソフトのQQのチャット仲間の間で、山登りやハイキングのオフ会がよく開催されている。
 
 
 中国では、バブル期以前のモノの消費を善とした日本と、最近のモノの消費以外も楽しければOKという日本の、両方の価値観が混在している。
 
 
 
 日本で幸福か否かに、よく「閉塞感」がキーワードになっている。「閉塞感」は「変化がなく、将来に良い変化が期待できず、将来がヤバイ」と僕は解釈している。いくら働いている企業に期待が持てなくても、マラソンが趣味で「次のマラソン大会で記録を更新しよう」「42.195km走れるようにしよう」と目標を持っている人の頭の中は閉塞感だらけではないのではないか。勝間さんは自身の経験を基に「ビジネスライフ上での変革のあってカネが増えること」だけを幸せと思っているように思う。

 僕の知り合いで鉄道会社とか区役所とかで働いている人もいるけど、みな幸せそうに見えた。ちっとも不幸に見えなかった。どこかのポイントサイトの昨日のアンケートで「生まれ変わったらどこの国で生まれたいですか?」という質問で「また日本に生まれたい」が圧倒的だった。

 中国だって、閉塞感というのはあって、「収入は年々増えるけれど、それ以上にインフレでやれやれ」とか、「いつまでたってもパクリばかりでオリジナリティあって魅力ある製品は全然でない」とか、中国限定だけど「ネットがどんどん使いづらくなってい」とか、「道路工事や地下鉄工事ばかりでいつも使える道路は狭くて大渋滞」とか中国では中国での悩みがいろいろあるわけで「隣の芝生は青い」だけなんじゃないかと。
 
 
 
 当時クラスメートだった彼を思い出すに、はっきり覚えているのは、数学の時間に数学のK岡先生というおばちゃんの先生に対し、なんかのきっかけで授業中口論になったこと。そのとき先生から見て彼は不真面目だったのだろう、先生は彼に説教をはじめたところ

 「なんで数学を勉強をしなければいけないんですか?」

と彼は堂々と言い放ち、教室中の視線が彼と先生の押し問答に集中した。で、しかも彼はおばちゃん先生を言い負かしてしまった。

 微積分は必要ないかもしれないが、加減乗除は必要だろう。最低限、普通に暮らすだけのカネは幸せとリンクするが、貯蓄額を増やすだけのカネは幸せとリンクしない。

 乱文失礼。

中国でスピッツの名曲「空も飛べるはず」にもパクリ疑惑


 
 
 中国での日本の曲のパクリは岡本真夜の「そのままの君でいて」だけではない。それ以前からスピッツの名曲「空も飛べるはず」パクリ疑惑が浮上していた。

 問題の曲は1983年生の歌手にして作曲もこなす「大張偉」氏の「偏偏愛上洋葱」。これが「空も飛べるはず」にそっくりだというのだ。「そっくりだというのだ」というか、筆者が聞いた限りは「そっくり」というか、そもそも中国のレストランで聞き覚えのあるメロディーを聴いたから調べてみれば、中国人が既にネットで指摘していたわけで。

 というわけで例によって、中国各検索サイトによる結果表示のリンクを。

百度動画検索の検索結果
百度mp3検索の検索結果

(YouTubeでも検索できるはずだが、中国からは検索できないので割愛。) 
 
 
 
 日本人的にはどう聞いても「空をとべるはず」なんだが、作曲はスピッツの草野正宗氏ではなく、「jeanne, laurent」という人名となっている(作詞は大張偉氏)。

 大張偉氏は今回が初めてではなく、過去にもJ-POPだけでも他にPUFFYのK2G~キミにGO!をパクったことで問題視された前科があり、大張偉で検索するとパクリばかりする氏を非難する掲示板のスレッドが並ぶ。疑惑が出たとき、大張偉氏は「(パクリと疑う人は)音楽がわかっていない」と取材に応じている。

 前科ゆえに「作曲者jeanne, laurent」はパクリ疑惑が噴出したときの、責任逃れか時間稼ぎ目的にねつ造したといわれても仕方ないような。
 
 しかしまあ、中国人がJ-POPの曲をパクって、中国人がそれを指摘するという、小さい頃から日本のJ-POP黄金期に慣れ親しんだ人同士による構図は面白い。

中国のネット規制は ポルノ > 暴力 (≠海賊版)

 ご存じの通り、中国だと日本のインターネットとは異なる明確な中国独自ルールがインターネットのコンテンツに適用されている。いろんなネット規制ルールがあるが、それも基本的には「政府転覆」「デマの流布」「ポルノ」「暴力」が禁止条項とされている。

 エロコンテンツで人が捕まるニュース、サイト粛正のニュースはよく聞くし、たまに反政府的コンテンツで首謀者が捕まるニュースが報じられるが、暴力コンテンツはどうだろう?とふと思い、暴力的な意味で日本などで18禁指定の「マッドワールド(Wii)」や「グランド・セフト・オート」シリーズや「アサシン クリード」シリーズなどが中国のサイトにあるのかどうかチェックしてみた。
 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
 優酷網(YOUKU)をはじめとした動画サイトでゲーム動画が普通に見えるし、中関村在線をはじめとしたIT系ポータルサイトでも普通に海賊版ゲームのイメージをアップしている。グランドセフトオートのロックスター・ゲームズ社のオフィシャルサイト(英語)にも中国から普通にアクセスできる。ポルノサイトが軒並み見られないのとは大きな違いだ。

 ネットコンテンツでエロも反政府も暴力もNGというルールはあるが、少なくともゲームの暴力表現はエロや反政府よりもゆるいようだ。
 

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。

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