中国リアルIT事情

2009年、中国人に人気のゲームは?

 前回のエントリーで紹介した、中関村在線のレポートの中で、おもしろい統計がある。「遊戯工業」の話、すなわちゲームに関する調査である。
  
 中国でゲームとは、中国産コンテンツでは最も成功をしているオンラインゲームをいい、このレポートでもオンラインゲーム注目度ランキングが載っている。とはいえタイトルは中国のものばかりだしオンラインゲームは日本では人気ないしというわけで知る人ぞ知るタイトルばかり。なのでオンラインゲームはスルーするが、その後に中国では海賊版が浸透しているためビジネスになり得ない、ゲーム機のタイトルに関する注目度ランキングが掲載されている。それが以下の表。
  
 
 

 
 
1位  THE KING OF FIGHTERS '97(PS PS2 SS等)
2位  NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル2(PS2)
3位  Day of Defeat(PSP)
4位  リッジレーサーズ2(PSP)
5位  バイオハザード4(PS2 Wii GameCube)
6位  グランドセフトオートバイスシティ(PS2 Xbox)
7位  アサシンクリード(Xbox360 PS3)
8位  ガンダムSEED連合VS.Z.A.F.T.(PS2 PSP)
9位  エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション(PSP)
10位 牧場物語(SFC PSP PSP Wii DS等)
11位 NARUTO-ナルト-ナルティメットポータブル無幻城の巻(PSP)
12位 ゴッド・オブ・ウォーⅡ 終焉の序曲(PS2)
13位 ドラゴンボールZ 真武道会(PSP) 
14位 ファイナルファンタジーVII(PS)
15位 メタルスラッグコンプリート(PS2 PSP Wii)

 中関村在線(ZOL)の調査レポートでは、「PSPやPS2のタイトルが多数を占めたとし、この理由として中国市場などにおける海賊版問題があり、海賊版対策もクラックされている。海賊版対策が解決されない限り、ゲーム産業は中国では発展しないだろう」と分析している。
 
 そんな中関村在線(ZOL)が海賊版のゲームデータを多数アップしている。中関村在線の各商品紹介ページのアクセス数からこの統計は分析されるだけに、同サイトの海賊版ダウンロード目当てにアクセスした、そのアクセス数を統計にまとめたのかもしれない。
 
 
 


 

 

 

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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