中国リアルIT事情

"zakka"という和製英語が中国で認知されてきている


 
 zakkaという日本語が中国で認知されてきている。百度中国でも、googleの簡体字検索でも「zakka」で検索すると多数の検索結果が表示される。百度中国のニュース検索すると、(店名サイト名などので固有名詞ではなく)日本語を輸入したzakkaという単語が出ている最も古い記事は2008年3月まで遡(さかのぼ)る。だから実際はもう少し前から知る人ぞ知る単語として口コミで広がっていたのではないかと。最近ではzakkaを単語として使っているニュースの頻度が増えている。

 zakkaの中国語の意味は日本の雑貨と同じかといえば微妙にニュアンスが違う。上の新聞記事を見る限り「zakkaは雑貨」と言い切れるのだが、実際学生街などを歩くと日本語でいうところの雑貨屋は2000年代前半から存在していた。ただそこで売られているものは、正直日本じゃ通用しないものだろうという、要はダサいものばかり。zakkaは横文字の輸入した言葉だけに、中国でももうちょっとそこら辺で売っているモノよりはセンスのよい、オシャレなもの、というのが、zakkaの厳密な意味だろう。

  和製英語はmangaやhentaiやkusoなど、どちらかというと男のサブカルチャーの単語ばかりが中国に輸出されてたが、zakkaはサブカルチャーでも女性向き。これが中国の女性に広がれば面白い。Francfrancとか、日本の有名どころの雑貨ブランドが中国進出とか現地でのアピール次第でそこそこいけるんじゃないの?今なら。

 


 
 

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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