2009年12月 の記事
2009年12月31日 18時25分 [ 中国以外の話 ] [ 中国的製品 ]
紅白を生で見ようとする親日中国人が多数いるようだ
今年最後のエントリーと前回の記事で書いたことを撤回。知り合いからチャットソフト経由でこんなメッセージが送られてきた。

「NHKの紅白歌合戦をPPLiveで生放送!」的なこの内容、日本語が話せる人から送られてきて、それは日本語学習グループでメッセージが巡回されている様子。試しに百度中国で「紅白」と「PPLive」で検索したらいっぱい検索結果が出てきた。
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海賊版だって、中日友好だからいいじゃないか!という輩が中国では必ず出てくる。困ったことに中国人はいかなる理由であれ、海賊版を見ることは、日本人から中国人への評判が悪くなる、という認識がない。(そして筆者もそうだが、日本人から日本に友好的な中国人個人に面と向かってダイレクトにそう言えなかったりする)
来年は改善するかな。今度こそよいお年を!
2009年12月29日 12時07分 [ 筆者自身のこと ]
今年最後のエントリー
今年も中国のIT事情を軸にいろいろ書き続けてきたし、いろいろ中国デジモノを買ってしまった。例えば無名のネットブック、中国版HD-DVDことCBHD、正規版Windows7中文版、PCでWiiSportsっぽいゲームが遊べるコントローラー、電波出力が異常に強い無線LAN、TD-SCDMAデータカード、スピーカーイヤフォン一体機、動画共有サイトをテレビで見るための機器などなど。
記事の中では多くの人が読んでくれた記事もあったし、あまり読まれなかった記事もあった。その辺は普段、はてなブックマークや、ブログ、WEBメディアの転載、2ちゃんねるのスレッドなどいろいろフィードバックは見ている。
筆者自身、中国のまともな製品やトレンドを紹介する記事も、中国のパチモノなどネガティブな面を紹介する記事も書いているが、ランキングに登場するのはたいてい後者の記事だ。
ひとつ例を出すと、Windows7の中国の状況を書いた。オチとしては「Windows7の海賊版は売っているけど、実はWindowsXPから移行しない人間がほとんどなんだ」という話だけど、どうも「中国は海賊版天国」という前提と期待するオチが読者側にあって、「海賊版が売られていた」と文中にあると「やっぱなー、中国はひどい国だ!」で完結してしまうフィードバックが多くて、そういう人が多いことと、いかにして言いたいことを読ませるか、考えさせられた。
つまりは、記事読者全体では不明だが、フィードバックする人の中には、ある意味でのネガティブな中国らしさを期待している人の割合が高かった。これは筆者の記事に限らず、全体的に中韓のブックマークや記事リンクはネガティブ傾向にあるように思う。
中国人にもいい人はいる。ただ、抜け駆けして悪さをしようとする人の率が日本人よりもずっとずっと高いし、簡単にくじけたり妥協したりする人の割合が半端無く高い。そうしたことから、いかにも中国発の事件はおきるし、海賊版やコピー商品が次々に登場する。でもいい経営者から、劣化コピーではない改良化された模倣製品も(ずっと前から)登場している。
ダメ中国絡みの記事紹介は人を呼べるからリンクするのも気持ちはわかるし歓迎なんだけど、その一方で、ダメでない中国を紹介する記事も見ていただければと思う。
来年も、自身も伝わるように、読者が読んでくれるように、文章を書いていこうと思う。まだ不充分なところもあるかもだが、ぜひとも来年もよりおつきあいできればと。
よいお年を。
2009年12月24日 17時45分 [ 市場 ]
中国の書店で売上数が書いてあった
内陸の都市「重慶」で最も大きな書店「新華書店 重慶書城」で、12月の販売数ランキングがあった。
一番売れた本は「読点経典」という本で1058冊。次に辞典「新華字典」が333冊。各ジャンルの最も売れた本で200冊前後だ。新華字典は誰もが買う鉄板の辞書なので、単純計算だと333×12(ヶ月)で1年でこの店だけで約4000冊売れる計算だ。
重慶に限った話ではないが、店内は「座り読みの人でごった返し」&「読んだ後適当に返して元の場所に戻さないから棚はグチャグチャ」で、かつ「本の海賊版すらある」のだから、「こんなんでは売上あがったりだろう」と思うのだが、それなりに売れているようだ。
もちろん、重慶の本屋はこれだけではないので、重慶の市街地だけでもその数倍の書籍が売れていることになる。
どこかの日本の書店の一店舗が月の販売数を公開してれば比較になるのだが、どこかにないものか。
2009年12月21日 09時35分 [ 中国的製品 ] [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 著作権 ]
Windows7海賊版インストール代行業が盛況
光学ドライブが内蔵されていないネットブックにWindows7をインストールして儲かっている業者がいる--今更ながらこんな記事をたまたま発見したので紹介しよう。
中国のネットブックは、(中国で)有名なメーカー製ならWindowsXPがプリインストールされているネットブックもあるが、たいていはOSがプリインストールされていない。無名のメーカーやノンブランドのネットブックならなおさらのこと。
PCを購入するとき、顧客思いのショップであれば、海賊版WindowsからOfficeからAdobeのソフトをインストールするが、システムを1からインストールし直すとき、光学ドライブ無しのネットブックだけではヘビーユーザー以外は手も足も出ない。日本のPCショップ・家電店のPCフロアほど外付け光学ドライブは売られていない。
そこで電脳街の修理業者の出番だ。OSを1からインストールしたいというのはあるだろう、またWindowsXPからアップデートしたいという人もいるだろう、Windows7 Home Editionを1回50元から80元でインストールするサービスが人気で、1日に1000元(約1万3000円)儲かっているのだとか。
勘ぐれば、中国のOSプリインストールモデルのネットブックは、HDDにリカバリ領域を持っているPCってなさそうだということ。実際筆者は中国のそういうPCに出会ったことがない。
百度中国で「上网本(ネットブック) 安装(セットアップ) Windows7 千元」で検索すれば、該当記事が多数表示される。
2009年12月16日 11時25分 [ 筆者自身のこと ]
Google日本語入力で中国語のサービス利用規約
筆者は64bit Windows7日本語版がインストールされたPCを使い中国で作業しているが、64bit対応のGoogle日本語入力がリリースされたので、インストールしようとしたら、
中国でインストールを行おうとしたことが原因でか、中国語のサービス利用規約が出てきた。GoogleのIMEは日本語入力より早く中国語入力ソフトを開発した関係で、こういったことになったのだろう。(ちなみにGoogle中国語入力は当初はこんなトラブルも)
念のため、Googleデスクトップやツールバーなどはどうかと確認してみたら、日本語のサービス利用規約が表示された。Google日本語入力のこの些細な問題もすぐ修正されるかな。
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2009年12月15日 17時20分 [ 市井のIT ] [ 市場 ]
"zakka"という和製英語が中国で認知されてきている
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zakkaという日本語が中国で認知されてきている。百度中国でも、googleの簡体字検索でも「zakka」で検索すると多数の検索結果が表示される。百度中国のニュース検索すると、(店名サイト名などので固有名詞ではなく)日本語を輸入したzakkaという単語が出ている最も古い記事は2008年3月まで遡(さかのぼ)る。だから実際はもう少し前から知る人ぞ知る単語として口コミで広がっていたのではないかと。最近ではzakkaを単語として使っているニュースの頻度が増えている。
zakkaの中国語の意味は日本の雑貨と同じかといえば微妙にニュアンスが違う。上の新聞記事を見る限り「zakkaは雑貨」と言い切れるのだが、実際学生街などを歩くと日本語でいうところの雑貨屋は2000年代前半から存在していた。ただそこで売られているものは、正直日本じゃ通用しないものだろうという、要はダサいものばかり。zakkaは横文字の輸入した言葉だけに、中国でももうちょっとそこら辺で売っているモノよりはセンスのよい、オシャレなもの、というのが、zakkaの厳密な意味だろう。
和製英語はmangaやhentaiやkusoなど、どちらかというと男のサブカルチャーの単語ばかりが中国に輸出されてたが、zakkaはサブカルチャーでも女性向き。これが中国の女性に広がれば面白い。Francfrancとか、日本の有名どころの雑貨ブランドが中国進出とか現地でのアピール次第でそこそこいけるんじゃないの?今なら。
2009年12月14日 18時25分 [ 中国的製品 ]
中国産タフケータイ登場
QIGIというメーカーからタフなノートブックならぬ、タフなGSMケータイ「AK008」が登場した。アウトドアとかそんなヤワな用途ではなく、特警とか突撃隊とかを含めた警察向けの製品らしい。Windows mobile6を採用のスマートフォンなんだそうだが、国の機関向けならophoneでも採用すればいいのに。値段は2480元(約3万2000円)と、スペックにしては飛び抜けて高いわけではない。
2009年12月11日 13時00分 [ 筆者自身のこと ]
山谷がインタビューされた中国本本日発売
今日発売の別冊宝島「別冊宝島1670 専門家30人による“中国の論点” 2010年 日本vs中国!」で、筆者のインタビュー記事が載っている。山谷は中国の若者とネットの関係の最新の状況について語った。

どうでもいいことだが、中国に滞在しているので現物はまだ見ていないのだが、中国で大寒波があって、それを経験した直後に(自分にとっては暖かな)日本に戻ったもんだからインタビューを受けたときは薄着で「寒くないんですか!?」と聞かれたような。きっと他の専門家の方々に比べて季節外れの薄着じゃなかろうか。
2009年12月10日 11時42分 [ 中国的製品 ]
中国で無線LANのセキュリティを自動解析する無線LANアクセスポイントが登場
中国で今年、電波を強化した無線LANにDVD起動Linux+Linuxで動く無線LANパスワード解析ツールのセットというトンデモ製品が、ヘビーユーザーの間でちょっとした話題になっている。
話題の製品ということで、人気に続けとばかりにそのパクリというか模倣というか、そのたぐいの製品がかなり出たのだが、そんな中強烈なニューカマーが登場。
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Antcor螞蟻戦車(アリ戦車の意)というこの製品、感知した周辺の無線LANのセキュリティを自動的に解析、他人の無線LANを拝借できる無線LANアクセスポイントというトンデモ製品だ。WEPの成功率(パスワード解析率)は高く、WPAは低いらしい。前述の製品はアキバの一部店舗で発売されたが、この製品は発売されてほしくない。日本でも発売されることがあれば、WEPでの無線LANセキュリティを構築しているユーザーは本気で改めるべき。
2009年12月08日 11時54分 [ 著作権 ]
中国、無許可で実写版の爆丸を投入、グッズも人気
セガのバクガン(爆丸)というアニメ+玩具があり、それは日本だけでなく世界でも人気となっている。(オフィシャルサイト セガ テレビ東京)
一方中国では爆丸人気に目をつけたのか、SMG(上海広播電視台)が中心となり、全国ネットCCTV(中国中央電視台)などで、どうもても爆丸で実写版の爆丸小子なるコンテンツが登場した。(CCTVオフィシャルサイト)
しかも玩具も爆丸小子名義で、爆丸ほぼそのままの形で販売されている。
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いわく、「正規版の爆丸小子のおもちゃ」
爆丸小子の登場に、日本のアニメ浸りの中国のネット利用者が知らないわけもなく、たとえば百度の掲示板のスレッド「爆丸小子VS爆丸——||||」では、爆丸小子が爆丸のパクリ(中国語では「模倣」)であることを指摘。「版権は持っているのか?」「パクリと思いたくないが、、、パクリだった。何も言えない」「パクリ。でも中国人は版権の意識は薄い。現在問題なのはパクリかどうかではなく面白いかどうかだ」などとコメントしている。
2009年12月03日 00時09分 [ 市場 ]
中国の書店で漫画関係本が急増
中国の書店チェーン「新華書店」を見るに、以前に比べ漫画関係の売り場が広くなり、本が充実してきたように感じる。以前だと、日本の漫画の海賊版ばかりだったが、今そうした露骨な海賊版はなく、ちゃんとライセンスをとった日本の漫画の挿絵が目立つエッセイの中文版や、イラストのハウツー本、それに中国完全オリジナルの本が並ぶ。ますますアニメにおいて日本の影響が濃厚になっているように感じた。
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オーム社のマンガでわかる~シリーズも中文化されていた
2009年12月02日 12時06分 [ 中国的製品 ]
今度はiPhoneじゃなくてサイフォーン
今度のiPhoneもどきのニューフェイスは、iPhoneでなくて、まさかの漢字採用の「彩Phone」。日本語でサイフォーンだが、中国語でもツァイフォーンと原音に似てなくもない。そんな彩Phoneの商品紹介ページはこちら。
2009年12月01日 12時00分 [ 市場 ]
中国聯通(チャイナユニコム)はiPhone3GSを本気で売る様子
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中国でiPhone3G(S)を正式に販売しはじめて1ヶ月ちょっと。ここ最近iPhone3G(S)を販売する中国聯通(チャイナユニコム)が本気で同製品をPRしはじめ、ついに市街地の外れの田舎臭さが残る村にまで同製品の広告が載るようになった。バス停に広告を載せることは、全世代の消費者に製品を認識してもらうのに効果てきめん。過去のケースを見ても、バス停に広告を載せることは、つまり本気で売ろうとしていることを意味している。
最大のライバルは、水貨と呼ばれる非正規輸入品の安価なiPhone。その辺はウォークマンを売りたくても水貨のPSPが普及していてなかなか売れないソニー中国の状況に似ている。2Gゆえにそのキャリアは、2Gで人気の中国移動(チャイナモバイル)での利用になる。敢えて想定の域で勘ぐるならば、ようやっと中国聯通はiPhone 3Gを中国での正式販売にこぎ着けたのに、非正規品に足をすくわれている現状を、メンツにかけてもなんとかしたいとか思っていたりして。
とはいえ値段的には3G(Sなし)の8GBモデルで5000元(7万円弱)と、一般的な都市住民の3ヶ月分くらいの給料だし、一般的な都市住民の1ヶ月の家族収入くらいだし、かといって、0元プランの場合でも最低1ヶ月600元(8000円)弱x24ヶ月契約だしで、つまりは平均月収の半分くらいだしで、どこまで利用されるのか微妙なところだ。





