中国リアルIT事情

ゴーゴーウエスト!

 1日が早い。@日本東京

 年齢を重ねたのが理由ではない。冬だからというのは少し理由に入る。

 夕方で真っ暗になるってどういうことだと。東京育ちとはいえ中国内陸で数年間過ごした身には、到底
5時に真っ暗というのは信じがたい。ライフワークはリアル時計と体内時計で調整しているから夏だろうが冬だろうがほぼ同じ時間に置き寝るが、それにしても暗くなると「あぁもう夜か」とは思う。やはりモノが充実した現代でも太陽は各人の時計としての役割も担っている。

 いや、中国の内陸って西じゃないですか。中国って北京時間で合わせているから、どんなに東にいても北京時間だし、チベットとか新疆ウイグルにいても北京時間なわけだ。もちろん与那国島でも知床でも明石時間だけど、中国ほど大きな差はないわけで。北京よりうんと西にいると、すごく夕暮れが遅いんですよ。だから「あぁもう夜か」じゃなくて「あぁ、ようやっと夜だよ」みたいな。時計があるという前提で、なんか得した感じがするのだ。

 下の写真は7月、西北に位置する新疆ウイグル地区のウルムチにて。この記事のために訪れ、その数日後にあの大騒乱。

 これで夜9時過ぎ。日が昇るのも遅ければ、日が沈むのも遅く、夜9時でもこれ。なんとなく1日が長く、人生が長く感じるのではないかとか思った。というか実際感じる。


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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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