2009年10月05日 08時13分 [ 市井のIT ] [ 市場 ] [ 著作権 ]
コンテンツを盗んだら洗脳されたでござるの巻
中国が自国のアニメ産業を興そうとしているのはご存じの読者も多いと思う。
また中国のアニメコンテンツが教育的要素があって(劣化二番煎じもあって)つまらないと評されているのをご存じの読者もいるかと思う。
若者を「教育できる」、言い換えれば「洗脳できる」ことにアニメの意義があるとレポートする中国の学者がいる。また麻生元首相のアニメ政策に「世界の人々を洗脳して日本色に染めよう」と深刻に考える中国の学者がいる。
姜奇平氏という人は京都駅を見て、鉄腕アトムを想像したそうである。そしてこう思ったそうだ。「鉄腕アトムが最初に将来の世界観を作った。車産業のあとも日本は発展しなければいけない。そこでコンテンツ産業を立ち上げてカネを稼ぐだけでなく、洗脳させるのだ」
そして姜奇平氏はゲーム機を「洗脳機」と呼ぶ。「任天堂はWiiをリリース。任天堂のWiiやソニーのPS3などのゲーム機は中国国内の法律法規により販売できないが、中国にも非正規品が流入し、海賊版が使えるように改造され販売されている。中国で大ブレイクし、中国ゲームマニアに日本の価値観などを埋め込んだ」
氏はこうも提言している。「日本人は三国志など中国の文化を尊敬している。コンテンツ産業は大事だ。コンテンツ産業を興隆させ、外国のコンテンツはしっかりふせぎ正式な文化交易をするのだ」
一応日本語が読める中国人読者様に向けて。
・まずコンテンツを盗まず買ってください。盗んでおいて、洗脳はないと思います。ゲーム機や車が買えるのにコンテンツがお金がなくて買えないというのはないと思います。
・大部分のソフトに関して日本人は日本向けのコンテンツを、中国に売ろうとしているつもりはありません。従って洗脳するつもりもありません。
・日本のゲーム会社は中国の法を遵守しています。任天堂は国情にあった神遊機を中国でリリースしています。法を遵守せず日本からデータだけ吸い出しているのは日系企業ではありません。
以上。
洗脳目的でないと考えるのはお花畑だろうか。本当にこの人のいう通り、アニメやゲームなどのコンテンツの制作目的のひとつが洗脳ならば、ジャンプ黄金期を過ごした30代の日本人男性はモヒカンになったり最先端のバギーとか火炎放射器とか作ったり「ヒャッハー」とか口癖にしそうだが。最近の子供とかはリアルデスノート作るとか。でもリアルデスノートが流行ったってニュースは中国発(と韓国)のがあるわけで。自分の常識で文章は作られるということは中国人はコンテンツで洗脳されやすいというのを露呈した、というのは言い過ぎかな。
一応原文をはっつけておく。あまりこれを紹介する記事はWEB上ではないが、紙の書籍や研究書では、この文を引用して研究を進めているものもあるので、一応この文を気にした次第。
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タイトルは「金を払って洗脳される」……いや、消費者は金払ってないから。
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