中国リアルIT事情

中国の液晶テレビ、在庫余剰過ぎじゃ

 某地方都市在住の筆者、その都市のヘソである繁華街の歩行者天国を歩くたびに最近みかけるのが、「創維(Skyworth)」とか「康佳(konka)」とか「海信(Hisense)」とか「TCL」といった中国テレビメーカーによる、液晶テレビ(それに若干のプラズマテレビ)の特設テントでの特価販売だ。

 農村部の消費者向けの政府主体の家電普及政策「家電下郷」や、都市部の消費者向けの同じく政府主体の家電買い換え促進政策「以旧換新」で、特設テントを設けてキャンペーンをやるのはわかるが、最近になって名目なしの中国全土特価キャンペーンがあまりによく見るようになった。

「7月は以旧換新でTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
「8月は五輪1周年でTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
「9月は中国全土でTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
「10月は国がめでたくてTVが安いぞー、安い安い安いぞ、TVが安いぞ~♪」
(以下略)

 な感じであり、なんだかいつまでたっても「ケンちゃんラーメン新発売!」であり、消費者目線で立っても、テレビメーカーの特設特売テントにはいい加減うんざりしているのではと思ってならない。

 これ、タイトルの通り、メーカーがつくりすぎて在庫を相当抱えてたりして。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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