中国リアルIT事情

中国で"外国人は"iPhone禁止?

 昨日のブログの記事の通り、この数ヶ月で中国で本格的に3G時代到来となる。その目玉が中国でも例によってW-CDMAでの登場となる、iPhone 3Gだ。既にGSMで利用するiPhoneが、中国では未発売にも関わらず、40万台中国に入っているとかいう話(その話も随分前の話だ)も聞くから、iPhone 3Gもかなり売れるのではないだろうか。
 
 ところが、そんな中国において最近、中国人はiPhoneを所持していいが、外国人が中国でiPhoneを所持したら違法、とも捉えられる新聞記事が登場した。

 なぜにそんな話になるかというと、iPhoneには(世界中で利用できる)GPS機能が搭載されていて、これを使って地図を作成するのは困る、というのだ。もっというと、得体の知れない外国人によってiPhoneでスパイ活動され地図を作られた挙句、機密や民間の重要な施設にミサイルを落とされると困る、と具体的に新聞記事で書かれている。

 捕まらないとは思うが、今後中国に出張や旅行の際、iPhone 3Gを携えるなら、頭に入れて注意した方がいいだろう。たぶん日本人にとって、中国人は外国人ではなく中国人と呼ぶように、中国人にとっても日本人は外国人ではなく日本人なので、疑われないだろうとは思うけれど。

 当ブログの中国、地図サイトに警告の記事も、根っこは同じ話なのでご参考に。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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