中国リアルIT事情

日本にもない無茶&豪快なPCスターターセット

 八達電脳という、重慶のみに展開する、どローカルなPCメーカーがリリースする驚愕のセット。なんと4999元(約7万円)で、安価なタワーPCとノートPCのセットという、高いんだか安いんだかわからないPCセットを販売している。コンセプトは「どちらか悩んでる?ならどっちも買ってしまえ!」というモノ。

 スペックは、タワーPCのほうが、Core2 Duo E2200、2GBメモリー、250GB HDD、19インチモニター、そしてノートPCのほうが、Eee PC 4G Surf (701)。家の中で作業するツールと、外出時に持ち運ぶツールの最適解を提供しちゃってるのだ。おまけに8GB SDHCカード、2GB USBメモリー、USB手袋、イヤフォンマイク、WEBカム、ケータイのプリペイドカード、無線LANルーター、正規版のWindows XPもついているそうだ!

 アピールは「ネットブックはDVD見られないから買いたくない?だったらデスクトップPCも買っちゃいなよ、そしたらDVDが見られるよ。おまけに作業もサクサクできるよ!」といったところだろうか。

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 日本だったらアリかもしれないが、4999元、つまりほぼ約5000元というのは、だいたい重慶の20代社会人の3ヶ月分の給料くらいになるんじゃないか?PCを買うんだったら、5000元貯まる前に、タワー型PCを買っちゃいそうな気がするが。

 うーん、日本にもない無茶っぷりのすごいセットである。
 
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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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