中国リアルIT事情

中国レッドレイ(NVD)

 痛いニュースでも話題になっているが、青色レーザーが今後の光ディスクプレーヤーのトレンドとなっていく中で、中国はDVD以前(中国ではEVD)で採用していた赤色レーザーを使用した次世代DVD規格「NVD(Next-generationVersatileDisc)」が話題になっている。。で、その初の対応プレーヤーとして中国レッドレイこと「九州高清(九州ハイビジョン)」ブランドのプレーヤーが販売されたことを中国メディアが報じている。

 DVDは下位互換で動きつつも、ディスク容量は12GB強というのが興味深い。過去に失敗したEVDは、ハイビジョンな規格であったがDVDと全く同じメディアを使っていたため(つまりPCのDVDドライブで何も細工せずに読めて、コーデックさえあればPC上でEVDコンテンツがみれる)、コンテンツの供給は高値でなくできた。が、NVDはそうもいかんのではないか、と思ってならない。1本も対応ディスクがでなかったなんてオチになったりして。

 例によって中国の掲示板では「中国支持!」の書込みもあるけれど、さすがにEVDでの失敗からか、「どうせEVDの2の舞だろ」というコメントもかなり多い。

 プレーヤーの発売が開始されたとはいえ、オンラインショッピングサイトでも「NVD」で検索しても、該NVDプレーヤーの販売は確認できず。代わりに普通にNVDで検索すれば、NVIDIAの略として使う人が多数。

 とりあえず中国での動向をチェックしたい人は、百度新聞(ニュース)で「NVD」で真実のほどを知るべく検索するといいかも。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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