中国リアルIT事情

中国でも0元ケータイ、さらに素敵なサービスまで

 中国最大のケータイ事業者こと「中国移動(China Mobile: チャイナモバイル)」が360元(約5400円)分の通話料を支払えば(中国はプリペイド制なのだ)、携帯電話端末を1台プレゼントというキャンペーンを行っている。たかが360元と侮るなかれ。一般的な市民なら360元を前払いすれば半年は支払わなくて済む。

 この画像のパンフレットは、中国最果ての雲南省のパンフレットであるので、中国全土的には既にやっているキャンペーンである可能性は高い。(電信会社も地方分権が進んでいて、各省毎にキャンペーンが異なるし、料金プランも異なるのだ)

 で、その360元でケータイ1台キャンペーンのパンフレットがこれ。

 パンフレットの中。モトローラの「W206」やサムスンの「C168」や中国メーカーの中興の「A37」が360元で、他、396元の通話料前払いで得られる機種、816元の前払いで得られる機種、1056元の前払いで得られる機種がある。だいたいこれで得られる機種は、中国移動のSIMしか受け入れられない仕様にしている場合が多い。


 それとは別の雲南省の中国電信のパンフレットだが、こちらは通話料を前もって200元(約3000円)を支払えば、中華圏のトップスター「周杰倫(ジェイ・チョウ:JAY)」のコンサートのチケットがもらえるというキャンペーン。コンサートは雲南省の省都、昆明で開催。

 もちろん、200元でステージ目の前に座れるわけもなく、事前に支払った通話料の額が大きければ大きいほど、ステージに近いいい席が確保できる。


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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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