中国リアルIT事情

2008年10月 の記事

山谷(さんや)感想

 山谷(さんや)は日雇い労働者が集まる安宿街で、物価は安そうだが、実は特別安いわけでもなく、似たもの同士が集まった結果、ゆるい雰囲気を出している、たとえて言うならば巣鴨を「おばあちゃんの原宿」、新橋を「サラリーマンの街」というように、日雇い労働者が集まることで、日雇い労働者が隅においやられない雰囲気ができていて、日雇い労働者にとってはそういった意味で過ごしやすい街なのかなとウォッチしていて感じた。

 「じゃあ巣鴨に長期滞在するか」というと、「場違いでなんか落ち着かないのでは」と思う人には、周りの日雇い労働者のパワーが強くて落ち着けないと思う。一度「ほていや」などの宿に入って籠もってしまいさえすれば、駅はそんな遠くないし、食事は自炊できるし、近所にスーパーが何軒もあるので運がよければ半額4割引3割引の総菜や刺身や弁当も買えるし、小包も届くし、布団もなにげにいいしぐっすり寝られる。

 興味があれば1日でも泊まってみることをオススメする。結構新鮮な経験が得られる。ついでに下町観光もいいかも。

 1ヶ月の通信費はイーモバイル4千円+宿代75000円(2500×30日)で8万円弱。この値段、どう見る?

山谷(さんや)の名店

 安宿街ではあるが、元々はお隣吉原に続くところだけに、昔から食堂や料亭が集う場所だった。その名残で歴史ある名店もある。たとえば山谷のはじの吉原大門にある天丼屋の伊勢屋は平日だというのに行列。

山谷は下町歩きの拠点としても魅力的。単に安いだけじゃないのだ。


山谷(さんや)の宿の通信環境

 山谷(さんや)の宿の通信環境はまだあまり整っているとは言い難い。国内外の旅行者が安宿を求めて着く先々の宿は、たとえば今回泊まった「ほていや」しかり、ネットができますよ、ということがアピールされているが、他の場所に関しては、高齢の日雇い労働者向けの宿ばかりで、ネットができることをアピールしているところはない。

 「ほていや」では、各部屋にLANポートがあるわけではなく、
1.共同の休憩室でFREESPOTのIDを貸してもらい、FREESPOTを利用してインターネットを利用する
2.100円で15分利用できるネット端末(PCというよりまさにネット以外できないネット端末)
のいずれかを利用する。


 なので、部屋の中にカンヅメになった状態で、ネット環境も!というと、イーモバイル(7.2Mbps)とノートPCの組み合わせしかない。さらにハードウェア面でも、コンセントの数が最低限しかないので、周辺機器についてもUSBのバスパワーでどうにかなるものでまかなわなければならない。

 とかいうと、結構準備のためのお金の話で、結構つきそうと思いがちだが、たとえばソフマップで、イーモバイルを契約すると、中古ノートPCが数万円引きで購入できたりするので、「Eee PCは小さすぎて手に馴染まない!スペック不足!」といった不安を持つ人にも大丈夫。

 周辺機器ったって、プリンタは前の記事のように、セブンイレブンが近所にあって、シールに印刷したいとかのニーズ以外は応えてくれるし、ストレージっだって最近のUSBメモリは数GBが数千円で買える時代なわけで、そんなに金がかかることはないはずだ。

 ちなみにネットカフェは山谷界隈にはないが、南千住駅まで行けばある。

山谷のホテルほていや

 筆者か行き着いた宿「エコノミーホテルほていや」を紹介しよう。

ほていや。


こちらが洋室。

こちらが大部屋


キッチンとランドリー

 観光客向けに日本語英語中国語韓国語の案内も充実。旅行者に配慮しているが、長期滞在者、それも女性が結構多いとか。

 ほていやの外でも結構便利で、場所柄コインランドリーやコインロッカーも結構あるし、ネットカフェはどうだかわからないけれど、ある程度長期滞在をしていれば小包とかを受け取ることもできる。この辺がネットカフェで寝泊まりするのと違うところか。

山谷(さんや)2日目

 2日目にして、すっかり自分の城ができあがった。布団が実はよく、ぐっすり眠れた。筆者のような東京以外で働くSOHOな人間が、ここで泊まるのもいいかもしれない。人によるが、ハマる人はハマる。


山谷(さんや)の風呂は悪くない

 実は山谷(さんや)安宿街の宿はバブル期のころに、風呂に投資をしていて浴場が普通に大浴場だ。安宿なのに。安宿街のある種の住民にとっては宿の評判は風呂が大事な要素のひとつとか。ネットカフェでは味わえない、ちょっとした夜のお楽しみなのだ。

山谷(さんや)の印刷環境はアリ!

 ノートPCを持って山谷(さんや)に行って、印刷を必要としたとき、さてどこで印刷しようかという話になる。プリンタを携えるわけにもいかんし、かといってビジネス街とはいえない、この地域ではKinko'sが近所にあるわけでもなく、またネットカフェも山谷界隈ではどうもなさそうだ。

 しかし山谷の中心である泪橋(なみだばし)交差点の一角にセブンイレブンがある。セブンイレブンの店内には、ネットプリントというネットサービスに転送したイメージを白黒で、ないしカラーで印刷してくれるサービスを実行する端末機がある。ということで、印刷したいときは、ネット環境のあるPCを持っていれば問題ないわけだ。


山谷(さんや)のホテルで落ち着く

あれこれ探しているうちに、若い世代の人でも泊まれそうな安宿「ビジネスホテルほていや」を見つけたのでそこに泊まることにした。

3畳ちょいだが、れっきとした部屋であり城だ。ちゃぶだいに持ってきた仕事道具を広げてみる。

 見事に収まった!…が、ちゃぶだいでPC広げて仕事するのはつらいので、物書きの人とかプログラマーとかの人が缶詰するなら、折りたたみの椅子とか机を持ってきた方がいいかも。

山谷(さんや)は安くない

 山谷は安宿地域ではあるが、スーパーとか見る限りは意外と安くない。総菜にしても、普通のスーパーの値段とそう変わらない。日雇い労働者は炊き出しなどの習慣というか環境がため、タダ飯が食べれてお酒が飲めるからこそここに集まり、いると聞く。


 ごはん(小。120円)にシュウマイ(155縁。4ヶ)にほうれんそうのおひたし(120円)を買ったら400円近くなってしまった。

 サイゼリヤはあるけど、100円ショップはないし、食堂だって特別抜きんでて安いところはない。とはいえ、食事の面に魅力がないかというと、実はある面ですごく魅力だということもわかったのだが、それはまた後ほど。

山谷(さんや)のホテル

 山谷地区はさすが安宿街だけあり、たくさんの安宿が連なる。大通りから裏路地まで年配の方が歩いて、人口密度は普通の住宅街よりも多く感じる。休憩のつもりで止まると、年配の方から話しかけられることも。

 値段の相場でいうと、だいたい2000円強というのがよく見かける旅館の個室の値段で、2000円を切ると安い部類。あとは一部屋に6人だの8人だのベッドがある共同部屋だと、1ベッド1000円なんてのもある。

 雰囲気がいかんせん年配の方の街といった感じなので、若い人が気楽に泊まれそうなホテルが極めて少ない。だから「若者はネットカフェに行かずに山谷に行けば?」という意見はあったとしても、ちょっと馴染めないからネットカフェの方がいいや、と思う人も少なくないだろうなと思う。

 

南千住駅

山谷の最寄りの南千住駅はJRと地下鉄とつくばエクスプレスの3線が利用可能だ。では南千住駅から都内各駅までいくらかかるのか。各線の乗車賃の値段はというとつくばエクスプレスは秋葉原まで240円とちょっと高いが東京メトロだと山手線の中の東側で190円、西側で230円あればどこでもいける。JRは場所にもよるがちょっと高め。


駅前の地図にも安宿の案内があった。結構客(ニューカマー)はいるかも。


駅前にマクドナルドあり。中は結構落ち着いた雰囲気。ここからとりあえず報告でした。


山谷(さんや)の位置

 東京屈指の安宿街の山谷(さんや)の最寄り駅は南千住駅。東京の一大ターミナル駅の北千住のお隣の駅だ。たぶん東京スカイツリーができると、それがすぐ近くに見えるかもしれない。JRもあるし、アキバに直結の地下鉄日比谷線もアキバに直結のつくばエクスプレスもある。隣の北千住駅に行けばとりあえず何でも揃いそうだ。そういう意味ではかなり便利かもしれない。

 さて山谷(さんや)。山谷という地名はなく、南千住駅から南に少し行った清川とか日本堤という住所がそれにあたる。そこはグーグルストリートビューで散策が可能だ。

Wikipedia 山谷(東京都)


山谷(さんや)に山谷(やまや)

 石原都知事の発言から、東京の安宿街の山谷(さんや)がちょっと話題になっている。同じ漢字姓(山谷と書いて「やまや」と読むよ)の筆者としては、ちょっと気になっている。

 山谷を扱うレポートというと、何かと、そこに住む人々の生活にフォーカスが当たりがちだが、ネットカフェでの暮らしと比べて、仕事と生活の基点として結構アリなのかどうかを調べてみようと思う。

 そんなわけでノートPCを持って行ってまいります。

中国でDS iさっそく予約販売してるよ(苦笑)

 最新の(日本で)話題の製品を、いちはやく入手したい中国人は結構いるようで、今回も(今回というのはWiiPS3のときがあったため)中国商人がNintendo DS iを中国一のオンラインショッピングサイト「淘宝網」で「予約販売」という形で既に売りに出している。これは、また全国のヨドバシとかビックとかに中国人が多数並んで、欲しい日本人がゆっくり店に行ったら買えなくてガッカリなんてことがあるのかな。

 一応直接ブラウザで見るためのリンクもはっておくよ。

 相場は予約のための頭金が100元~200元(1400円~2800円)、ないしは1280元(1万8000円)~2000(2万8000円)元と幅広いけれど、1万8000円でマージンつけて中国で売るなんてずいぶん強気の店もあるもんだ。金券ショップとか銀聯割引とか外国人ならではのDutyFreeとか使って、安くするんだろうか。

今なら中国産のパーツも安いかも

 急激な円高で、アキバで円高還元セールがありそうな今日この頃。今なら中国にいって、現地でパーツを買い込んでも安く済みそうだ(保証面とか品質面とかの心配は抜きにしてね)。

 たとえばこれ。

 台電科技という、大容量のUSBメモリでは中国においては先駆者的なメーカーが出した16GBメモリーが、中国ベンダーの正規版セキュリティソフトをつけて199元。円高のお陰で、1ヶ月前は日本円にして3000円以上したものが(それでも安いんだけど)、今や2700円ちょいで買うことができる。

 中国買い出しツアーなんてあってもいいかも、なんて思うけど、今のご時世、行きたくないだろうねえ。旅行代理店のパンフレット置き場を見ると、中国行きツアーはびっくりするほどなくなってるし。そういう時代だからこそ、自称ひねくれ者の人がいれば行ってみてほしいものだ。

中国MS VS 中国人消費者

 中国マイクロソフトが中国人の海賊版Windows利用者を対象に、中国限定で海賊版対策プログラムを実行しているようだ。

 中国人には中国人の、「高いから使ってもしょうがない」という中国で通じる道理(建前)があって、そうした道理(建前)を盾に、海賊版を利用することを(合法とは言わないものの)是か非かといえば是とする、そんな論調が当たり前となっている。

 まぁ、マイクロソフトも海賊版対策やるのはいいんだけどさ。まず筆者が購入した正規版Windows Vista Home Basic中国語版が初期不良で送っても、いつまでたっても本物の製品を送り返さないという、そのマイクロソフト中国の社内におけるサービス精神からたたき直した方がいいよ。超個人的にはね。まっとうに正規版ソフトを購入した人間が馬鹿を見るのはおかしいよ。未だにあれからマイクロソフト中国から連絡ないんですよ。

 ここも参考に。「中国最大手のWindows“作者”が逮捕された

中国の偽携帯についての高度なギャグ

 今、ノンブランドケータイが中国でブレイクしている。安価な値段と、その割に”一見”多機能な機能からちょっと経済的に余裕のない人々、特に若者を中心にブレイクしている。その辺はASCII.jpでの連載の記事「中国で話題を集める自作ケータイ&デジカメ「山寨機」」とか、別のメディアでの連載で恐縮だが、この辺とかこの辺を見ていただきたい。

 さて、ニセモノケーアイのメッカ、広東省のケータイ市場にいったときのこと。その市場では、正規メーカー品と、ノンブランドメーカーがごっちゃで売られていたのだが、そこのガラスショーケースにこんなことが書かれていた。

「ニセモノ、非正規流通品発見者には10000元(約15万円強)の賞」

 …いや、ニセモノはそのショーケースの警告のすぐ下にあるんですが。「すいません、見つけたので1万元ください」とかジョークを真に受けたら、市場事務所送りにされて、迷彩服の人に小一時間問い詰められるだろう。これは高度なギャグととらえなければならない。

中国深センにメイドカフェ登場?

 中国広東省は深センにいたときに、メイドカフェを発見した。聞けば最近オープンしたとのこと。中国でメイドカフェといえば、以前筆者の連載記事で上海のメイドカフェを紹介したが、ちょっとそれとは違うテイストで、ひねりのない普通の食事が食べれて、カフェとしても機能していて、漫画や雑誌も読めるところで、店員がとりあえずメイドのコスプレという店だ。

 こんな感じのとりあえずいろんなものをミックスしてみましたよ的な店で、店員さんは日本語が話せるわけでもなければ「おかえりなさいませ♪ ご主人さま♪」も言ってくれるわけでもない。ともかく興味があれば行ってみてもいいかもしれない。日本人がいっぱい行って、いろんな要望をいうことで変わるかもしれない。場所は深センの歩行者天国のある「老街」エリア。地下鉄駅があるのでアクセスも便利。

試行錯誤の日本での仕事環境

 今筆者は日本に戻ってきている。

 もし筆者に用事・相談事などあればぜひ筆者のページより、メールでコンタクトをとっていただければ。
 
 
 
 さて、現在のところ1年のうち10ヶ月を中国、2ヶ月を日本で滞在している筆者、今や中国の方がメインの職場であり、中国の方が仕事用のPCのスペックがよい。日本の職場はというと要は帰省であり、実家であり、そんな実家には20世紀末のタワー型PCがでんと鎮座している。しかもソイツは元々Pentium Pro(死語) DualのPC9821(死語)Rv20にPentiumII OverDriveプロセッサ (死語)を2基装着したPCにWindows 2000という、なんかもう死語の固まりというか、生きた化石のようなPCしかない。

 日本にいるのが年に数ヶ月のために、日本でPCを買うのもためらい、化石のようなタワーPCを使っていたけど、なかなか厳しく、それからしばらくは、パナソニックの堅牢ノート「Let's note R2」を使って、テキストを打っていたが、しかししかし、読者の方はひょっとしたら知っているかもしれないけれど、一昨年よりも去年よりもさらに多忙になっていて、「ノートPCのキーボードなんてやってらんねぇ!」と、今回の帰国では中国の仕事場に持って行った東プレのRealForceを日本に持って帰ってきたのだった。

 ノートPCにはVAIO TYPE U(キーボードがない小さなノートPCとして話題になったやつだ)という、これまた懐かしいPCを日本に持ってきて、そのクレードルに外部モニターだのUSB接続のキーボード(RealForce)だのマウスだのをつなげ、モバイル、デスクワークともにこなしている。

 比較するPCがなければ、気にしなければ、劇遅PCと呼ばれるようなPCでもあまり不満はないし、そこそこ仕事ができる。

 毎度毎度日本へ持って行く仕事道具(PC)の組み合わせを変え、試行錯誤しているが、今度(ミニノート+キーボード)の組み合わせに満足するか。


ドイツ帰りの中国女性

 筆者のASCII.jpでの連載「日本は中国人の悪いことばかり報道する、は本当か」、結構な人が見てくれて恐縮であります。ちょっとそれ絡みの話で。

 筆者の親しい中国人の友人Aさんの、その親友(中国人)Bさんが、8年のドイツ留学生活を終え、中国の田舎町に戻ってきた。AさんとBさんは久々の再会に大変よろこんだのだそうな。Bさんはそれほど特別お金持ちの家庭に育っているわけではないが、お金をどうにかして工面して、ドイツ留学の切符を手に入れた。

 日本通のAさんとドイツ通のBさんの再会で、Bさんの口から出た言葉は、偶然にも「ドイツのメディアは中国の悪いことばかりを報道している」ということ。くしくも日本もドイツも同じ点において、よろしくないと2人は指摘している。

 アメリカのPewReserchの統計(の36P)によれば、2007年から2008年にかけて中国の印象は、所謂先進国において世界中で悪くなっている。

 まあいろんな要因があるんだろうけど、一ついえるのは、良い悪いは別として、中国の常識が先進国の常識とかなりズレていて、モラルの範疇でやった行動が先進国の住民からみればKY行動だったというのはあると思う。

 ちなみに、このレポート(サイト全体?)、中国からはアクセス禁止となっているから、まぁ、、、大変だ。

 冒頭で紹介したドイツ通のBさんは、結局ドイツ人とは付き合えないとし、ドイツで知り合った中国人と結婚し、ドイツに住み、中国の民芸品を輸入し販売するという商売を行うのだそうだ。

深センの街中のPCショップはちょっと違う

 中国でもっとも住民が高所得な水準の上海並か、それ以上に住民が高所得の都市、深セン。深センには、というよりどこの都市でもそうだが、電脳街とは別に単店舗でのパソコンショップがある。他に近所にパソコンショップはなく、なんとか町何丁目のレベルで地元に根付いているわけだ。

 中国においてこうした店では、メディアとかキーボードとかサプライ品とか海賊版ソフトばかりが売られているのが常だが、さすが金持ちの深セン。ノートPCや、液晶モニタがこうした店で売られていた。近所の企業が、ちょっとパソコン一台至急必要としたときに、こういうところでサクッと一台買ってしまうのだろうか。

 中国の金持ち都市はこんなレベルまで来ている。こんなにもノートPCは身近な存在になっている。

上から電球が半分落ちてきた

 中国の滞在先で、食卓に食事を並べ食べていたところ、いきなり上から電球が落ちてきた。しかも半分(白熱電球のガラスの球殻の部分)。

 最初は「なんのこっちゃ!?」と驚くばかりだったが、上に眼をやると、半分ガラスの球殻以外の部分がついたままだった。

 こういうのは生まれて初めてなんで、びっくりした。こういっちゃ失礼だが、中国製品の中でも粗悪品をつけちゃったかな。


MS中国、駄目すぎる。

 日経PC Onlineで、Windows Vistaを買ったんだけれど、製品出荷時にディスクに大きな傷がついていて、でも人のせいにした挙句、修理をしようとしないという、サポート精神のかけらもないマイクロソフト中国の話を書いたが、その後日談。

 実はまだマイクロソフトからの進捗はきかない。まず、最初に送ったヘルプメールのマイクロソフト中国からの返信を貼り付ける。


↑クリックで拡大

翻訳するとこんな感じ。
「私は担当のJackyです。あなたのメールから購入状況、ディスクの現状は理解しました。販売店も協力する必要があるようですね。サイトを見るか電話をかけてください」

 で、それからマイクロソフトなのか販売店なのか代理店なのかどこが問題なのか責任のなすりつけあいがあって。

 その後に、メールも電話も来ていないから、再度メールを投げてみた。そうしたらマイクロソフト中国がサポートのページで書いてあるとおり、24時間以内にメールで返信が来た。それがこれだ。


↑クリックで拡大

「私は担当のMarryです。あなたのメールから購入状況、ディスクの現状は理解しました。問題は複雑なので、マイクロソフトの技術サポートホットラインに電話してください」

 その翌日またマイクロソフト中国のサポートからメールがきた。


↑クリックで拡大

「私は担当のMichelleです。あなたのメールから購入状況、ディスクの現状は理解しました。問題は複雑なので、マイクロソフトの技術サポートホットラインに電話してください」

 Michelleの文章はMarryの文章と同一文章。言い換えればコピペだ。電話してもいいが、堂々巡りだけは御勘弁。MichelleでもMarryでもJackyでもいいから、早くまっとうな対応をしてくれ。サポート要員がまっとうなサポートをするよう、マイクロソフト中国はしっかり社員教育してくれ。頼む。

Wikipediaのジミー・ウェールズ氏に中国メディアが取材だって?

 中国の大手ポータルサイト「QQ」が、Wikipediaの創始者のジミー・ウェールズ氏に取材を行った。

 あれ、Wikipediaって中国語版と英語版がアク禁になっているというニュースがあったような。アク禁だけど、中国人は興味があるサービスだから取材するというダブルスタンダートなんだろうか、とか思って、中国からWikipediaにアクセスしたら普通に中国語版が見れた。いつの間にWikipediaのアク禁が解除されているんだ?

 いつの間にかアク禁が解除され、それまでのアク禁がなかったかのようになるのがなんとももどかしい。アク禁のサイトは毎日巡回してチェックしないと駄目ということか。


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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。

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