中国リアルIT事情

もうちょっと調べてまとめたほうが。

 筆者の連載の記事「ものを考えない、中国のインターネット世代「憤青」」で、中国のインターネット利用者は、日本と比べてWEB2.0的ツールを活用できていないことを紹介した。

 筆者は日本人として(むしろ中国人からいうところの外国人として)Wikipediaを見ているからこそ、中国の百科事典サービス、いやそのコンテンツに「ほんとにそれでいいのかよ」的な感想を持ってならない。(一応書いとくけど、日本がいい、中国が悪いっていう”0か1かどちらか”ではなく、度合いってことね)

 筆者も中国の様々な事情を勉強する際、百度百科をはじめとした中国の百科事典サービスのページにたどり着くことが多々あるが、その記事を見るたびにがっかりすることはしばしば。

 その理由のひとつとして、どっかからのコピペで自分の言葉で簡潔にまとまってないことが気持ち悪いということだが、それとは別に「検証しない」というか「やっつけ仕事」というか、そういった理由もある。

 ちょっと話が漠然としているので、百度百科の東京の項目を見てみよう。リンクも用意したが、リンクしたくない読者もいるだろうから、一部の画面をここで見せる。東京についての項目その2の「行政区画」の紹介。

続き。

 いわずもがなだけど、東京の行政区画ってあきる野市と江戸川区と国立市と小平市からだけでできているわけではなくて。


 ところで冒頭で紹介した「ものを考えない、中国のインターネット世代「憤青」」で、多くの読者が「中国の言論規制があるからじゃね?」という疑問を持ったようだ。すまない、これ、完全に抜けていた。

 結論でいえば、「中国の言論規制はあんま関係ない」というのが見解。たとえば最近日本では毒米が話題になっているが、中国では毒粉ミルクが話題になっていて、日本では太田(元)農水相が辞任したのを受け、中国のネットでも「中国中央政府のトップおろし」に結びついたし。(ググる

 その件については、もうちょっと次回の連載記事で深く考えてみたい。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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