中国リアルIT事情

中国でもノートPCは低価格化?

 前回の記事に続き、中国でのノートPCの低価格化に関する話。中国の大手ITニュースサイト「中関村在線」のリサーチページで、8月のノートPCの注目度に関するレポートを発表、そこでノートPCの注目度について値段別でカテゴライズしたらどうなるのっていう調査を行っている。

 これを見ると、最も安い価格帯の6000元以下(約95000円以下)が最も人気となっている。10万円以下のノートPCが人気というのは、さほど不思議な話ではない。次に以下のグラフを見てみよう。

 これを見ると7月から8月までの1ヶ月で、6000元以下のノートパソコンの注目度が、49.2%から51.9%へと、2.7%ポイントあがっている。ではさらに遡るとどうなるか。それが次のグラフだ。

 これを見ると、低価格機種(6000元以下:30.1%)への注目がさらに低いことが伺える。2007年から2008年8月にかけて6000元以下の機種が30.1%から51.9%まで注目度があがっているのだ

 以前(といっても数年前だが)は中国においてノートPCは高嶺の花で、できるだけいいものを買おうと背伸びして買っていた風潮があった。しかし「ノートは安いもので構わない」と思う人が多くなったことが意味することは、中国においてノートPCは(主に都市部の)消費者にとって身近でパーソナルなものになってきている、といえるのかもしれない。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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