中国リアルIT事情

ブルーレイが中国で結構売れてるらしい

 中国でソニーのブルーレイプレーヤーが発売されてから半年、それからパナソニックも中国でプレーヤーを販売し始めたが、中文版対応の正規版ブルーレイビデオが10本も発売されていないにもかかわらず、結構売れているようだ。

 中国のリサーチ会社AVCによれば、今年7月、DVDプレーヤーの販売額が伸びたのだが、その内訳を見ると、ハイビジョンテレビにつなげられるプレーヤーの販売額が大幅に伸びた反面、DVDレコーダーや普通のDVDプレーヤーの売れ行くは落ちているという。しかもその売れ行きの良いハイビジョン対応プレーヤーの販売量のうち、ブルーレイプレーヤーが占める割合が1割となっている。

 ハイビジョンテレビにつなげられる中国産のDVDプレーヤーが300~600元(5000円弱~1万円弱)程度、ブルーレイプレーヤーが5000元(約8万円)となっていて、値段としては10倍の差があるのだが、それにも関わらずそこそこ売れているというのは、ソニーやパナソニックの最新ハイテク製品をほしい、所持して自分のステータスをアピールしたい、という金持ちがそこそこいるということではないだろうか。

 上記はあくまでブルーレイプレーヤーの話であって、PS3やブルーレイドライブが搭載されているVAIOノートなどが加われば結構ブルーレイを持っている中国人消費者は多いのではないだろうか。特にPS3の数は馬鹿にならんのではないかと。

 最近中国の海賊版ビデオ屋に行ったときは、ブルーレイのパッケージそのままに中身はDVDという商品が陳列されていたが、今後海賊版ビデオ屋で正真正銘のブルーレイ用ソフトが出てくれば、ブルーレイは一気に普及するんじゃないだろうか。

ソニーのブルーレイ製品特設ページ

この記事へのトラックバックURL

http://blogmag.ascii.jp/admin/mt-tb.cgi/1303

           

プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

新着エントリー

カレンダー

<< 2011年05月
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

アーカイブ

RSSフィード

RSSフィード

RSS2.0 フィード
Atom
中国リアルIT事情 の更新情報はこちらをご利用ください