中国リアルIT事情

中国3G、人気が徐々に低下

 以前のASCII.jpの連載「中国IT小話」で書いた「北京・ハイテク五輪の代名詞「TD-SCDMA」の本当のところ」で、中国国産3GのTD-SCDMAがイマイチ人気がなく、出だしでつまづいていることを書いた。

 TD-SCDMAの人気のバロメータのひとつとして、CNET Chinaのアンケート結果を見ると、これが実によくわかる。多少上記の記事と重複はするが、ビジュアルで見てみよう。(時間のとりかたがばらばらでスイマセン)

7月13日
cnet-3g200807_1.jpg

これを訳すと、「どの3Gケータイが買いたいですか?」
・TD-SCDMA、当然中国の技術を支持しますよ! 30.34%
・WCDMAを支持します。iPhone使えるかも! 6.01%
・中国電信がいいね。だからCDMA2000を支持! 48.36%
・3Gは成熟してないから、まだ買いたくない 5.15%
・複数の3Gをサポートするケータイがほしいね 0.55%
・標準はなんでもいい。安ければそれを選ぶよ 9.59%

これがその後は現在に至るまでに以下のようになる。

7月23日
cnet-3g200807_2.jpg


8月1日
cnet-3g200808_1.jpg


8月18日12時現在
cnet-3g200808_2.jpg

 というわけで、TD-SCDMA、アンケート開始当初の愛国戦士の集中的投票もむなしく、後に投票した現実的な?人たちの投票により、徐々にTD-SCDMAの比率が減ってきている。アンケート開始当初はTD-SCDMAが50%以上あったというのに(画像をキャプチャしてなかったのが惜しい)。

 今後もこのアンケートを注目したい場合はCNET Chinaのトップページ右下にある、アンケート結果(「査看結果」)を見てみよう。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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