中国リアルIT事情

愛国なら国産使えや

 最近、中国ではご存知のとおり、チベット騒動 → 聖火リレー → 反仏カルフールデモ
というコンボ
があり、注目を浴び続けている。

 当の中国でもこういった愛国系の記事は、PVを集めやすいようで、ネット上では連日、多くの記事が煽ったり、制止させたりといった状況。

 そんな中、筆者が興味を持ったのは、筆者の(尖ったという意味で)もっとも好きな中国のIT系メディア「PCPOP」が掲載した記事「愛国なら国産のOS使えや」。

 そのタイトル通り、いかにも中国らしい名前の「紅旗Linux(RedFlagLinux)」をプリインストールした神舟(Hasee)というメーカーのノートPC(当記事トップの画像)をOS中心にレビューしている。中国ではLinuxプリインストールのメーカー製PCというと、安価に海賊版Windowsを入れるための隠れ蓑であり、中国IT系メディアがLinux搭載PCのレビューをしたところでハードウェア中心なわけだが、そうした状況で本当にLinuxをレビューするとは漢(おとこ)な記事といわざるを得ない。しかも挑発的なタイトルだし。

 で、その記事感想コメント欄には、「愛国」という言葉につられてか、コメント多数。「愛国だけど、紅旗Linuxを使うのは別の話」なんだそうだ。個人的にはテンプレ通りな感じの反応にがっかり。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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