中国リアルIT事情

威力棒Vii、日本進出へ。その中国の反応や

 まったりと中国を斜めから見ている中国ウォッチャーにはお馴染みのWiiのまがいもの「威力棒Vii」が、日本に進出する。(ニュースリリース

 ASCII.jpでもこれについてレポートしている。 で、それを中国のメディアも、ASCII.jpの該当記事の写真を利用し、ニュースを配信している。

WiiとVii、それに絡む日中のメディアの反応などを時系列で見ると、

1.Wiiが任天堂から発売される
2.Wiiのパチモノ「威力棒Vii」が発売される。
3.上記のガワ違いのVii Sports中国版(今回発売されるモノの先行中国版)が発売される。
4.日本でネタとしてIT系メディアばかりでなく、テレビにまで扱われる
5.日本でメディアにネタとして扱われていることが、中国で報道される
6.それでも懲りずに第2の「威力棒Vii」もどきが登場する
7.また日本でネタにされる
8.Vii Sportsが日本で発売される
9.日本のメディアが紹介する
10.日本のメディアの紹介を中国メディアが紹介する。
11.日本のメディアの紹介を中国メディアが紹介したものを当ブログの記事で紹介 ←今ここ

となる。ああ、ややこしい。

 中国メディアは、たとえば大御所では、新浪とか、網易とかでも紹介されていて、結構読者の反応はあるようだ。(新浪や網易は、日本で言えば、YahooやInfoseekやGooクラスのポータルサイトと思っていただければ)

 記事の内容は、どちらかというと「あきれ系」。簡単にまとめれば「ネタが日本に上陸!老舗の任天堂らはどのように思うのだろうか」といった内容。

 Vii日本進出について、読者が肯定するか否定するかというのが、上の画像だ。上の54.0%というのがVii肯定派。つまり「日本で任天堂とシェア争いしろ」といわんばかりの肯定票である。そして下の45.0%というのが、「日本で売って恥をかくか」という「否定派」だ。肯定する記事の読者のほうが多いのが面白いところだ。

 さらにこのページでは、このニュースの生の声の感想が見れる。
「わざわざ日本に売って恥をさらすか!」という否定派の意見は当たり前すぎて新鮮味がないので、敢えて肯定派の意見を紹介すると、
「冷蔵庫だって最初は模倣からはじめて作るんだ。だから将来中国はまねた結果、すごいゲーム機ができると信じてる。がんばれ!」
「ファミコンだって、2000ものゲームのうち、わずかなタイトルが名作と呼ばれたんだ。数多く出せば中国からもすばらしいゲーム機は誕生する!」

またこんな意見もあった。
「中国では1000元以上するのに、日本では半額以下の7980円かよ!」

ごもっとも。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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