中国リアルIT事情

中国最安値の3万円PCが登場

 中国のPC市場で2008年に最も期待されている製品は、オリンピックに絡む新技術の製品でなく、1999元(3万円)の激安ノートPCである。

 この激安ノートPCのメーカーはプライスリーダーである神舟電脳(Hasee)という会社で、日本でいえば、コンパックショックを引き起こしたコンパックのような存在なのだ。

hasee_logo.jpg

 その神舟電脳が早速やってくれた。1999元(約3万円)の中国最安値となる”デスクトップPC”をリリースしたのだ。ノートPCはまだおあずけだが、新年早々神舟は中国市場にアピールした。

1999desktop2.jpg

 スペックだが、さすが激安PCだけあり今のご時勢では貧弱そのもので(貧弱でも仕方ないんだ、安いのだから)、メモリーは256MB、ハードディスクは40GB、CPUは『AMD処理器 1.6G”以上”』と書いてある。
 
 ”以上”とかいうと、実にアジアンというかアバウトな表記でほほえましいのだが、これっていったいなんだろう。これを1.6GHz+とかすれば一瞬「なるほど」と理解できる。だが1.6GHz+なんてモデルナンバーのCPUなんてないぞ。あれか、実クロックが1.6HzのSempron 3000+かSempron 2800+かSempron 2600+あたりか?

 17インチ液晶モニタ付で、DVDドライブ内蔵で、OS無というあたりは、中国PCのお約束。

 
 
P.S. 読者の皆様、明けましておめでとうございます。本年も当ブログをなにとぞよろしくお願いいたします。

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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