中国リアルIT事情

Pentiumという中国車と百度とGoogle

 トヨタやマツダ、それにフォルクスワーゲンと提携する第一汽車(略称一汽)という中国の車メーカーがあり、同社は奔騰という名の車をリリースしている。奔騰は英語名でBESTURNというのだが、実はかのCPUのPentiumも中国では同じく奔騰と呼ばれている。なので、一汽の店を横切ったときに奔騰の字が目に入り「げっ!中国にはPentiumって車があるのかよ!」と驚いた。ちなみに奔騰は車のほうは2006年にリリースしたものなので、車の奔騰がCPUの奔騰より10年以上後でリリースされた。


 そのPentium、もとい、BESTURNという車はどんなものか。ある中国メディアは「MAZDA6に似ているのがマイナス」と称し、ASCII編集部に見せてみると「フロントが最新のトヨタ車みたいな感じになっていてセルシオみたいな割合重厚感がある感じなのに対して、テールの部分がちょっとしょぼいというか、バランスがとれていないというかそういうバランスの悪さがあるなあ」との弁。製品のオフィシャルページで確認してみるといいかもしれない。

 さて、中国の検索市場でしのぎを削るGoogle中国と百度でPentiumをキーワードに検索をかけてみることにした。

・Google中国の結果はこちら
・百度の結果はこちら

 Google中国の結果はCPUのPentiumに関することばかりが表示され、百度の結果はCPUのPentiumよりも車のPentium、もとい、BESTURNのことばかりが表示された。検索エンジンの違いでこれほどまでに違いが出ているのは面白いが、なぜにPentiumと入力してBESTURNが出てくるのか。中国の皆さんは車の奔騰をPentiumと呼んでいるのか?それとも…?

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プロフィール

山谷剛史のプロフィール

山谷剛史
フリーランスライター。 中国などアジア地域を中心とした海外IT事情に強い。統計に頼らず現地人の目線で取材する手法で,一般ユーザーにもわかりやすいルポが好評。著書に「新しい中国人」。

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